パワハラを行う人間を排除し、居場所を作らせないことが社会や組織のためになる

常軌を逸したパワハラを日常的に行う人間が権力を持ったら、ふんぞり返ってまわりを見くだすようになっていく。まわりよりも自分が優位であることを意識し、強調し、相手を見くだすような言動を取って権力に酔いしれる。こうした人間は徹底排除するのが合理的な判断といえる。(鈴木傾城)

株価低迷…米ファイザーは買いの好機か?年間2000万人が新たにがんになってしまう世の中で注目に値する企業だ=鈴木傾城

最近になってがん治療薬の分野で大きな賭けに出て注目されているのがファイザーだ。2023年3月4日、ファイザーはがん治療薬を強みとする製薬企業シージェンを約430億ドルで買収した。シージェンは副作用の少ないがん治療薬の開発・研究をリードしている企業であった。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。 […]

日本の復活は半導体と共にあり。今後は半導体に国運を賭けるのが正しい戦略だ

半導体セクターは日本経済が真の意味で復活できるかどうかの重要な「国家戦略セクター」であるといっても過言ではない。半導体を制する国が次の時代を制するのだ。それがわかっているからこそ、世界は半導体に莫大な投資をしている。日本が国運を賭ける分野がここにある。(鈴木傾城)

「無能な政治家たちの悪影響」がなるべく自分に及ばないように準備しておく方法

今の政治家は与党も野党も含めて30年以上も日本を成長させることができなかった人たちの集まりなので、今後もどの政党が政権を担っても、あるいはどの人物が首相になっても、抜本的な変革は起きないと見るのが自然だ。 それはつまり、日本は何も変わらず、このまま無為無策で弱体化し、ほとんどの人が貧困化する可能性が非常に高いことを意味する。 それでも、こうした政治を変えていかなければならないのだが、その一方で「無 […]

貧困層の持つ資産は富裕層に移動し、悪い意味での「富の再分配」が行われる理由

外国人がインバウンドで日本にやってくると「日本は安い」と驚嘆する。しかし、物価は「高いほう」に調整されるのが自然なので、為替レートがどうであれ、日本の物価はおのずと上昇してバランスを取ることになるはずだ。こんな社会では、誰が有利で誰が不利なのか?(鈴木傾城)

キャッシュレス化否定の声があるが、国の未来のために全力でキャッシュレスを進めよ

キャッシュレス化には「効率化を促進する」という大きなメリットがある。当たり前のことだが、社会は効率化されればされるほど進化し、成長していく。低成長の日本を高度成長させて豊かな国にするためには、こうした効率化の追求が重要になってくる。これを否定してはいけない。(鈴木傾城)

円安は良いのか悪いのかよく議論になる。さまざまな見解があるが答えはこうだ!

岸田首相は2024年3月28日、X(旧Twitter)にて次のような発言をしている。 『物価と賃金の好循環を回し、新たな経済ステージに移行する上で、最大のカギは全従業員の7割の方が働く中小企業の「賃上げと稼ぐ力」の強化です。このために、様々な方策を用い、あらゆる手段を講じて、総合的・多面的な対策を全力で行ってまいります』 岸田政権が何を考えているのかというと、以下のサイクル(成長と分配の好循環)を […]

リニア開業を遅らせた大罪。中国かぶれの知事ひとりが反対して日本復活をも遅らせていた=鈴木傾城

超電導リニアの技術は大きなイノベーションである。三大都市圏は相互に約1時間で結ばれれば、生産性の向上はより加速して、その経済的効果は計り知れないものになる。それを中国かぶれの静岡県知事である川勝平太ひとりに反対されていたことに日本の悲劇がある。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分 […]

日本が時代遅れの国からふたたび最先端技術の国へとなるチャンスが目の前にある

日本がふたたび「最先端技術の国」へとなるチャンスが見えてきている。それが日本が半導体セクターの世界的拠点となることである。日本は地の利で追い風が吹いているうちにチャンスをつかむ必要がある。すべての日本人はそれを理解して、半導体に目を向けよ。(鈴木傾城)

日銀は円安阻止に「あらゆる手段を排除しない」というが、私はこう考えている

2024年3月19日、日銀はマイナス金利の解除を決めた。それと同時に、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の廃止や上場投資信託(ETF)の新規購入の停止も決定した。 植田総裁は「賃金と物価の好循環を確認し、2%の物価安定の目標が持続的安定的に実現していくことが見通せる状況に至ったと判断した」と説明した。 本当に賃金と物価が2%で持続的にあがっていくのかどうか、どこを見て判断したのかさ […]

奨学金で二流大学以下に通うのはコスパ最悪。「自己投資」と割り切っても、低賃金の不安定就労者となって借金地獄へ=鈴木傾城

奨学金…。社会に出た時、300万円以上の借金がのしかかり、借金の返済で押しつぶされそうになって死をも考えるような学生も出てきている。これを「自己投資」という人もいる。それは非常に乱暴な話であるし、当事者のことを何も分かっていない人間の言うことだろう。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・ […]

AI時代は半導体の時代。今後、半導体に賭けている投資家が金持ちになっていく

人工知能のイノベーションはまだはじまったばかりであり、懐疑論者も多いが、私自身はAIは「本物のイノベーション」だと確信している。おそらく、私以上にAIに確信を持って半導体セクターに果敢に賭けている投資家が、次の金持ちになっていくのだろう。(鈴木傾城)

資産「ゼロで死ぬ」は本当に幸せか?大多数の日本人にとって悲惨な結末を招く理由=鈴木傾城

ほとんどの人は「死んだときにカネが余っていたらもったいない」と考えなければならないほど余計なカネを持てない。資産をゼロにして死ぬことは考えなくてもいい。むしろ「途中でカネが足りなくなるかもしれない」ことをリアルに心配すべきなのだ。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様 […]

水原一平が落ちたギャンブル依存。すべて失っても止まらないのがギャンブル依存だ

野球選手の通訳という立場がありながら、ギャンブル依存で人生を棒に振った水原一平を見て「著名人の通訳といういい仕事をしているのだから、ギャンブルなんかしなければいいのに」と普通の人は思う。しかし、そういう常識や理性が働かないのがギャンブル依存症だ。(鈴木傾城)

バブルに乗って大儲けを考えるよりも「これ」をやっておくのが結局は勝ちになる

政府が「貯蓄から投資へ」といいながら株式投資を煽り、メディアが競って「次に上がるのはこの株」とか特集をはじめ、いろんな人が「私はこの方法で億の金をつかんだ」と自慢しはじめ、著名人の顔写真や名前を勝手に使った投資詐欺が広がり、爆上げした株を「もっと上がる」と分析するアナリストが出てきている。 こういう株式投資に対する過熱感が出てくると警戒感を抱く人が増えていくのかと思いきや、「バスに乗り遅れたくない […]

適正価格の商品が消えて、超高級品かすぐに壊れる安物だけになる社会に向かう?

日本人が低価格の商品だけしか買わなくなったので、あとから低賃金というしっぺ返しがやってきた。低価格を実現するためには最大のコストである人件費を削らなければならないのだから、人々が低価格に群がれば群がるほど、仕事はどんどん低賃金にシフトしていくのは当然だった。(鈴木傾城)

二度とない中国の復活。いま起こっているのは実質的なバブル崩壊、人口がどんどん減っていく中国に勝ち目はない=鈴木傾城

中国の不動産市場はGDPの約20〜30%に影響を与えるものであり、ここが崩壊していくというのは中国経済が崩壊していくも同然である。中国の時代は、もうやって来ない。終わった。実質的にバブル崩壊が起こっていると見てもいい。今後、世界はそれを確信することになる。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。 […]

次の時代を生き残りたかったら、斜に構えていないで人工知能に思いきり飛び込め

アメリカ経済は底堅く推移している。ダウジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数であるS&P500を見ても高値圏にあるのがわかる。アメリカ経済は強い状態にある。 この株高の理由は、人工知能(AI)によるイノベーションに投資家が勝機を見出しているからだ。今後、AIは社会を激変させる。AIは生産性を劇的に向上させるパラダイムシフトとなる。 社会全体の生産性の向上が起きたと […]

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