小著『物理数学散歩』(国土社)の目次をここに挙げておこう。
1. 単振動の合成
2. 立体角
3. 自然対数の底eの近似値
4. arcsin x+arccos x=n/2を理解する
5. 微分をして、積分を求める
6. 母関数の方法
7. 関数の定義
8. ラプラス演算子の極座標表示
9. Legendre変換
10. 分岐点の定義
11. 積分公式の場合分けはいらない?
12. ベクトル積の成分表示
13. ベクトルの3重積の公式の導出
14. rot rot A=grad divA-ΔAの導出
15. テンソル解析の学習における問題点
16. 「Levi-Civita」再論
17. 「Levi-Civitaの記号の縮約」再々論
2. 立体角
3. 自然対数の底eの近似値
4. arcsin x+arccos x=n/2を理解する
5. 微分をして、積分を求める
6. 母関数の方法
7. 関数の定義
8. ラプラス演算子の極座標表示
9. Legendre変換
10. 分岐点の定義
11. 積分公式の場合分けはいらない?
12. ベクトル積の成分表示
13. ベクトルの3重積の公式の導出
14. rot rot A=grad divA-ΔAの導出
15. テンソル解析の学習における問題点
16. 「Levi-Civita」再論
17. 「Levi-Civitaの記号の縮約」再々論
である。次第にこれらの項目の中身についても紹介をして行くことにしよう。
この本はアマゾンコムでもAmazonのマーケットプレイスに出品されているものであるが、自著でもある。委託して販売をお願いしたのであるが、本当はとても役立つ本だと思う。
出版社との関係からうまく売り出せていない。まずはお披露目したいと思っている。定価2,000円は安いと思っている。安いと価値がないと思われるのが、残念だが値段以上の価値があると思っている。
ベクトル解析のベクトル代数関係には「Levi-Civitaの記号の縮約」再論とか再々論とかが役立つし、その前の「テンソル解析の学習における問題点」なども大いに役立つ。
古本で一時14,000円などという高値がついていたこともある。そういう高い値段がつくのは著者としては心外であるが、「安かろう、悪かろう」の本ではないのだ。
(注)日本人は自分を自慢するのはいけない、慎むべきこととなっている。私自身も日本人だからそういうことも思わないではない。しかし、外国人にとっては自己PRは普通のことである。そういう観点から自己PRすることにした。鼻につくと思う方はそう思えばいい。その覚悟はある。むしろ控えめであって他の人に役立たないよりは。
(2023.7.26付記) 実はこの本『物理数学散歩』と『数学散歩』にはかなり多くのpdf文書を無料配布するというサイトができた。これは自慢しているわけではなく、事実を述べているだけである。
3,000円もしない本の無料pdf配布のサイトができたのはなぜなのか。多分、大学での数学のある分野に役立つからと思われたからであろう。そのときに著者の私のところには数百部の本が在庫していたというのに。これははっきり言って流通の問題であった。だれが価値がない本を誰がそのpdf資料を配布したりするだろうか。
昔、外国で出版された書籍を国内で闇で印刷して売るという海賊版があった。これはその当時日本円はとても弱くてそういう外国で出版された本など購入することが普通の日本人にはできなかったからである。いまでは私たちも外国の書籍をちょっと無理すれば、購入できる時代になった。だが、国内で『物理数学散歩』のような安価な書籍の海賊版が横行するとは信じられなかった。
(2023.7.27付記) ご注意を頂いたので付記しておく。『物理数学散歩』がインターネットで14,000円もの高値がつくのなら、2.000円で何冊かを買い占めてそれを14,000円で売ることを考える人がいるのではないかという心配である。もっともなご心配だが、そういうよからぬことを考える人は成功しないことを知っておいてほしい。私は買っていただくことには反対はしないが。
ちょっと考えたらわかることだが、いくらいい本だと言っても、これは値段との相談であって、14,000円も出して買う人はいない。2,000円ならお買い得品であるが、そこを間違えてはいけない。私は14,000円という値段をつけた人がいたとは言ったが、それが売れたとは思わない。私だってたとえ喉から手が出るほど欲しくても値段を考えてやめにするからである。
小著『四元数の発見』(海鳴社)もpdf版が出回ったことがあった。いまは出まわってはいないと思うが。いまどき2,000円で買える本などあまりない。税込みでも2,200円である。それだのに無料のpdf版が出回るとはどういうことだろうか。日本の文化のために嘆かわしいことである。
安ければ価値がないと思わないでほしい。価値のあることを安くても提供していることもあるのだから。
(2023.9.2付記) 以前にaoyamaまで寄せられたコメントをここに添付する。ご参考にしてください。
amazon 高い (jogi.akatuy)
2019-11-07 02:44:51
偶々このサイトに出会い『四元数の発見』をアマゾンで購入。さらに『物理数学散歩』も読みたいと思ったが、なんと古書で29、000円の値付け。 隠居には手がでない。
Unknown (aoyama)
2019-11-08 13:09:07
『四元数の発見』の購入を御礼申し上げます。
まずはこれについて御礼を申し上げなくてはいけなかったですね。
一日おいてからそのことを思いつくなんてちょっとずれていますね。
まずはこれについて御礼を申し上げなくてはいけなかったですね。
一日おいてからそのことを思いつくなんてちょっとずれていますね。
『物理数学散歩』購入希望 (TJ)
2019-12-04 22:45:02
私も『四元数の発見』を購入しました。
数学の本でこんなにわかりやすかったのはこの本がはじめてでしたので、『物理数学散歩』も是非読みたいと思いました。アマゾンで古書で購入しようか迷っておりましたが、「送料込み1,000円でお分けできます」に驚きました。入手方法を教えていただければ幸いです。
数学の本でこんなにわかりやすかったのはこの本がはじめてでしたので、『物理数学散歩』も是非読みたいと思いました。アマゾンで古書で購入しようか迷っておりましたが、「送料込み1,000円でお分けできます」に驚きました。入手方法を教えていただければ幸いです。
Unknown (並木伸爾)
2020-03-05 00:39:58
webでLevi-civitaの記号で「ベクトル解析の初歩を1.」を読みました。大学で落第した物理を3.11を機に学び始めています。Weinbergの宇宙論が理解できればと相対論を勉強し始めています。ベクトル解析で引っかかり、先に進めません。初歩1を読みもしかしたらきっかけができると矢野先生の論考に興味を持ちました。四元数は中古がありましたので発注しました。物理数学を購入させていただきたいと思います。
物理数学散歩購入希望 (英治)
2020-03-14 11:49:34
物理数学散歩を購入したく存じます。お手数ですが手続きについてご教示くださいませ。
Unknown (aoyama)
2020-03-16 11:50:12
2回続けて『物理数学散歩』を購入したいという意向を表明された方がおられたが、どうも私の個人情報をこのコメントにさらすことを意図されておられるようなので、不信感を抱いている。
それでコメントとして私のコメントを3日で削除することにした。
本当に当該の書を購入したいのかもしれないが、どうもそうとも思われない。人の心をもてあそぶのはいい加減にしてもらいたい。
それでコメントとして私のコメントを3日で削除することにした。
本当に当該の書を購入したいのかもしれないが、どうもそうとも思われない。人の心をもてあそぶのはいい加減にしてもらいたい。
『物理数学散歩』購入希望 (へいさん)
2020-04-10 08:58:11
大昔に教育学部で物理を勉強して以来,中学教員を定年から再任用。仕事をリタイヤしたら,もう一度物理をふりかえってみようと思います。本の購入希望と,もうひとつ「数学・物理通信」の購読方法を教えてください。
(2023.9.7付記)
一番最後の方、平さんから尋ねられた「数学・物理通信」の購読方法だが、これは無料でメール配布している。それに現在までのバックナンバーは名古屋大学の谷村先生のサイトにありますので、「数学・物理通信」で検索してみてください。
「数学・物理通信」はまったくのボランティアの仕事です。これで購読料を取るといったことがどこかであるなら、編集・発行人までご連絡ください。