koheiのおもちゃ修理記録

宇部おもちゃ病院 毎月第2土曜日 13:00~16:00
宇部新天町の西の端、市民活動センターで開院してます。

4/13 宇部定期開院

2024-04-16 | おもちゃ
宇部おもちゃ病院の4月度定期開院でした。
この日はこの日から入会の新人さんと見学の人が来てました。来院は12件でいろいろバタバタして忙しかった。

1件目、仮面ライダービルドの「ハザードトリガー」というおもちゃです。(写真撮り忘れた…)

4~5年生ぐらいの男の子とお母さんが持ってきたのだけど、「プレミアついて高かったのをメルカリでやっと買ったのに、音が出ない!」との事。分解したら、フィルムコーンスピーカのフィルムが外れてました。ボイスコイルは断線してなかったのですが、φ29mmスピーカ取り替えました。
「やったー!!!」と大感激して帰っていきました。やりがい出ます!

2件目、これも仮面ライダーで、ギーツの「デザイアドライバー」っぽいです。

そこそこ動くようなんですが、左右のパーツ(ゴーストバックルとか)を「ガシャン」とはめた時のギミックが起動する時と起動しない時がある。これは、BANDAIヒーロー物おもちゃで頻発する、ディテクタスイッチの作動不良だな。(写真撮り忘れたけど、3個×左右で6個付いてる。)
導通自体はあっても、チャッタリングだけでちゃんと認識しなくなるらしい。「接点復活剤でチャッタリング良くなる」という修理記事があったので接点復活剤を吹きたいのだけど、金属ケースでほぼ密閉されてて吹きにくい…。仕方なく隙間に少し吹いてみる。
「ちょっと良くなったんじゃない?」と思ったのだけど、50%ぐらいで外れがある様だったので、入院とさせて貰った。
しかし、翌日動作確認すると、90%以上ぐらいで成功するっぽい。接点復活剤が時間差で効いてきたのかも。ハンダ付け外して分解しようかと思ってのだけど、このままで返却にしよう。

3件目、同じ子のIWAYAの犬。

動作確認すると、これもそこそこ動く。しかし、右側の足の動きが悪い様でくるくる回っちゃうし、鳴き笛も全く鳴らない。これは入院ですな。

分解前に外から触って分かった、首の骨(頭蓋を固定してる部分)が折れてますね。

いつもと同じところで折損してます。ここ、強度の出る繋ぎ方がしにくいのよね…。下に、大阪のドクターから頂いたここの補修用部品を並べてる、これを使ってみようと思いますが、どうやって付けようか…。あと、鳴き笛は見た事ないぐらいボロボロです…。

首は切りこみを入れて挟み込んでみました。

これで、周囲をエポキシで盛って首は終了。鳴き笛はいつも通りトレペで作り直して増え部分をホットボンドで固定。
あと、右前足が…これは「ヒビ」ぐらいでしょうか…。

ちゃんと歩けなかったのは、右前足クランクストッパーの「キャップ」が外れてたせいですが、この「ヒビ」も放置は出来ませんね…。右側の灰色のは、これも頂いた光造形の右前足です。
「取り替えよう」と思って並べて写真撮ったのだけど、比較的直しやすそうな「ヒビ」。補修でいってみます。

リブの所に穴をあけてクリップ針金を輪っかにしてはめ込み。これをエポキシでぐるり盛って補修。これでエポキシが固まってから組み戻して終了です。

4件目、「CareBears」と書いてある、しゃべるクマのぬいぐるみ。

「液漏れを吹いてみたけど動かない」との事。まずは電池BOX確認。

ケース下側の端子が3個ともだいぶ傷んでます。ルーターで磨いて導通的にはOKにしたけど、音は出ず。液漏れが下に降りたようなので、スイッチもダメだろうね…。とりあえず分解。

スピーカが…端子部がモゲてます。こりゃダメだ。しかし、途中で継いでビニールテープ巻きしてある。テープはがすと、よじってるだけだった。φ27mmSPだけど、ケース側はφ29mmがちょうど。ハンダごてを持ってない人が、配線がハンダ付けしてある適当なスピーカを使ったんでしょう。1件目のビルドで「直せばまだ使える」φ29mmのスピーカがあるので、それに取り替え。しかしまだ鳴らない…。やっぱスイッチだね。

2回路3接点で、おもちゃではよく見るスイッチなのだけど、国内ではあまり売ってない…。分解して整備を試みたのだけど、傷みがヒドくて相当磨いたけど復活しない…。
SWは「PLAY-OFF-DEMO」の3位置で、短絡すれば音は出る。PLAYとDEMOは、ポート線をHにするとPLAY、HI-ZだとDEMOになるようにSWが結線されてたので、普通の1回路2接点のスライドSWでON-OFFだけして、ポート線はHに固定でPLAYだけとした。(DEMO状態とPLAY状態との動作を比べたのだけど、差が分からなかったし…)
これで一応動くようになったっぽいので、これで返却。

2,3件目の子が泣く泣く(まあ「渋々」程度かな)入院だったので、出来るだけ早く返したかったし、今度の日曜日には資格試験がある。(IPAの「応用情報処理」で、難易度は相当高いしほぼ1日潰れるw)
入院3件を日曜日には全部終わらせて、月曜日にはセンターに返却しました。
コメント (3)
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4/7 ノータッチハンドソープ修理

2024-04-09 | おもちゃ
ウチの奥さんの知り合い(ボクも知り合いですが)からの依頼で、手をかざすとハンドソープの泡が出てくる、ミッキーの「ノータッチハンドソープ」の修理です。

「お気に入りなのに、手をかざしても出なくなった…」との事。「おおかたセンサー部の汚れぐらいじゃないの~」と思ったのだけど、甘かった…、苦労しました…。

底の電池入れる所は、非常に単純な構造。O-リングの付いた蓋をはめてるだけ。

ネジ4本を外せば、内部ケーシングの底板も外れて中が見れる。

とにかく、どこもかしこもハンドソープでヌルヌル…。(まあいいにおいがするんでさほど苦痛ではないけどw)
真ん中に、多分回転を検出する為のマイクロスイッチ(マウスに使われてるのと同じタイプ)が付いてる。
基板も相当傷んでるみたいで、とりあえず外してシャカシャカ洗いたいんだけど、上部をバラしてハンドソープ出口横に付いてるLEDを外さないと基板が抜けない…。
それが、ソープのボトルを止める上の爪の下にネジが2つあって、ケーシングに爪で固定されてるその爪(w)を外さないと上部が分解できない。この爪が固くて外すのにだいぶかかった…。
下側からでっかいマイナスドライバーで相当力掛けて押して、なんとか外れた。

基板表はこんな。

電源スイッチ付け根部にソープの濃くなった結晶みたいなのが付いてる。配線はみんな、PHのコネクタで繋がってる。基板裏、

相当にメタメタ…。やっぱりこりゃ、シャカシャカしないと埒明かない。コネクタ外して洗いたいけど、どうやってもコネクタが外れない…。やむなし、ハンダ吸い取って、怪しいスイッチとコネクタを外して、蛇口で水流しながら歯ブラシでシャカシャカしたら、レジストがポロポロはげ落ちた…。

コネクタは、外したら抜けた。

こんな作りだったんだ…。ハンダづけしたらもう抜けない構造なのね…。

ここまでしたら、電池繋いで電源入れると基板表の赤色LEDが点滅し始めた。しめた!デバイスは死んでないかも、直るかもw。しかし、ここからもまだ長かったんだな~w。

結論は、コネクタ直近のランドでパターンの断線2箇所。そこを繋いだら直ったのでした。
シャカシャカ洗浄・スイッチ・コネクタ再ハンダ付け後の基板の写真。

結論は、a~a’が上部の赤外LEDの駆動ライン、b~b’が回転検出のリミットスイッチに繋がるライン。(コネクタ部が…もう1個ずつ上の2つかも)

電源が入ったら基板に付いてる赤色LEDが1秒2回周期で点滅したので、「フォトリフレクタ」の構造かなぁ…と思ったのだけど、この赤色LEDは単なるインジケーターで、注ぎ口横の赤外LED→(多分)フォトトランジスタの「遮光」を検知する構造の様ですね。
最初に「赤外LEDが点灯してない…」でLED駆動ラインを直したら、何故か2回は「遮光」を検知してモーターが回る様になったけど、何故か2回終わった所で赤色LEDが点滅になって、3回目は起動しなくなる…。こんときの赤色LEDの点滅は1秒1回の周期で、先の1秒2回周期の点滅とは違う…。
調査・検討の結果、赤色LEDの1秒1回周期での点滅は、何らかのエラーの表示らしい。
今回は、「モーターに電圧かけたのに、ポンプが回ったリミットを蹴らなかった」が2回続いて「ダメっぽいですよ」という表示だったっぽい。
(1秒2回の点滅の方は、多分上の赤外LEDからの信号検知待ちの状態と思われる。)

そんなこんなで、a~a’・b~b’の切れた所をビニール線で繋いで、無事ちゃんと動くに様になりました。
プリモプエルの修理が一段落してて、「なにしよっかな~」と思ってた日曜の午後が全部潰れましたw。

「中までソープでベトベト」は、上から入ったとしか思えない。下のシールは簡易的ながらそれなりだし、下から上に液は流れないでしょう。ソープのボトルを抜き差しする時とかに上から入ったんだろうなぁ。ボトルを抜き差しする時には、ひっくり返してボトルの口を上に向けた状態でやった方がいいかも、と思うのでした。


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3/9 宇部定期開院

2024-04-06 | おもちゃ
3月度の宇部おもちゃ病院定期開院時の対応おもちゃ報告です。(もう4月ですがw)
ドクター7名で受付12件、当日完治4、不能1、入院7、でした。まあ12件も来るとちょっと忙しく、ボクの入院も増えてしまいますが、このぐらいの件数が今の所ちょうどいいぐらいかな。

1件目、夢の子ネルルです。

以前にボクが左手を1回修理したらしいですが、今回は右手が効かなくなって設定が出来ないとの事。入院覚悟で来院したそうですが、「1時間ぐらいで直します!入院無しで」と気合でいきますw。
作業は、BOX周りの結束バンドを外して、綿を抜いてひっくり返して両手のスイッチを修理して、仕戻し・結束バンドの止め直しをするだけなのですが、「結束バンド外し・仕戻し」が大変なのよね…。
右手はいつもの「太くて硬い熱収縮チューブ」の出口の所で断線でした。
前回やったらしい左手も、…たしかスイッチのクリック感がなくなってて確認・取替しておきます。

継いだ所は…とりあえずOKでしょうね。両手ともタクトスイッチ取り替え、右手も途中で継いで熱収縮チューブ掛け&ビニールテープ巻き。
外した結束バンドを延長(これが面倒…)して仕戻して終了です。(頭のセンサーの作動に違和感があって、全体的に動作がちょっとおかしい気がするのですが…依頼者さんが違和感を感じてない様だったので、今回はとりあえずこれで終了にします。)

ここからは入院対応。2件目、よく来るアンパンマンのクレーンゲーム。

当日、別のドクターが対応してて、横行(前後の動き)駆動ギアの割れだったのですが、手持ちのm=0.6のギアよりもうちょっと大きい…。預かって帰って3Dプリンターで製作にしました。
9Tなので直径が測りにくいですが、8mm弱ぐらい。m=0.7で歯先外径7.7mmでしょう。
ギアの3Dデータは、以前に八尾おもちゃ病院(大阪)のドクターに教えて頂いたサイト「Gear Model For 3D Printer」というサイトでアッという間に出来ますw。

フィラメントはこないだ買ったASA(ABSの対紫外線性能を向上させた材質)を使って製作。

左が割れたギア、念の為&ついでに4個作っておきます。
これで下穴加工だけして簡単に取りつけて終了ですが、形状精度が…ASAで作ると下の方が少し潰れ気味で、少し「末広がり」になる…。PLAで作った方がキレイな形に出来るのよね…。(しかし、プラとしては長年の実績があるABSの方が確かな気がして…)
ベッド温度を少し下げるとか、ちょっと調整したら良くなるかもしれませんが、低速ギアならこの程度でも問題ないので、今のところはこれでヨシとしておこう…。

これで終了のはずなのですが、横行手前側位置検出リミットのボタンが無い…。開院時に担当したドクターが入院の為の仮仕戻ししてる段階で「ここに赤いボタンがあったはず!無いと困る、探して!」と言ってあったのだけど、結局見つからなかったのだろうか…。仕方ないので、適当な寸法でこれも3Dプリンターで製作。

相当いまいちだ…。「末広がり」ではなく3Dデータ書いたのだけど、めっちゃ末広がりになってる…。まあ動作には問題ないし見えない所でもあるので、これでヨシとしよう…。

3件目、トイザラスの携帯型おもちゃ。

「一番下(写真左側)のボタンを押すとLEDが光るけど、音がしない。1~4のボタンは無反応」との事。他のドクターが対応してて、小さいけど音は鳴ってる、スピーカや配線に異常は無し、という状態で、「BTLの出力不良かしら…」とボクの入院になりました。分解の状態。

スピーカへのラインあたり、基板・部品の腐食がだいぶみられて、これ以上破壊されない様に触りたくない…。写真上の方に鉄板リミットが付いてるのだけど、これがどう働くのか分からない…。
しかし、何度も動作確認してると、このリミットをONにすると普通に大きな音が出る事が分かった。(スピーカラインに抵抗が入れてあって、リミットONで抵抗短絡させて音が大きくなる回路と思われる。)
ケーシング内にこのリミットを蹴る様な構造は無く、ただケース裏側に細長い穴があり、その穴から何か薄板状の物を差し込むと音が大きくなる、といった構造に思われる。例えば、三輪車や歩行器のような「台」にセットすると音が大きくなるような作りだったのかもしれないけど、定かではない…。あまり必要性は無いと思われるので、常時短絡で常時大きな音が出るように改造。
あと「1~4のボタン無反応」は、写真左下でコモンラインのパターン腐食断線のせい。パターン断線部をバイパス接続して解決。

4件目、乗用の「レクサス」。

依頼者さん曰く「充電出来ない。充電器繋いでアクセル踏むとモータは回るけど、空回り」との事。まあバッテリーは注文・取り替えでしょうから入院で対応。

「モータ回っても空回り」の状況ですが、結論は…小さくし過ぎて写真では分かりにくいですが、右後輪に黄色いシールで矢印と「電動/足蹴り」の記載がある。要は、電動で遊びたい時はホイール部分を回してロックして、「電池が切れてもまだ足蹴り人動で遊びたい」時には逆にホイールを回せばフリーになって足蹴りで遊べる、という作りなんですな。
それに気づかず、ギアボックスの不具合?→タイヤを外さないとギアボックスが分解できない…タイヤがどうしても外れない…と、だいぶ悩んでしまいました…。なんとかタイヤが外せないかと四苦八苦してる時に「電動/足蹴り」の切り替えに気付きましたw。
(その後、一旦外したモータの取付が悪くて空回りしてたのに気づかず、また時間を食いました…)
結局、少し値上がりしたけどやっぱり他より安い秋月でバッテリー買って、取り替えただけで終了です。

5件目(この辺から手を食ったヤツ達w)、アンパンマンの「スポーツ育脳マット」の再来院です。

前回:1月度の定期開院時に持って来られて、「電源を入れてもすぐ落ちてしまう→ネットで調べて、電源保持のコンデンサの不良を取り替えたら直る」まで調べて貰って、当日で電源落ちは直してお返ししたのですが、会場でTVに繋いで動作確認は出来なかったので、「マットのスイッチの動作不良等があったらまた持って来て下さい」と言ってあったのですが、動かしてみたら「緑が効かない」という状態らしく、再来院。

前回「このコンデンサーを取り替えなさい」という参考にした「はしもとおもちゃ病院」の記事では、コメント欄にさらに「緑のボタンが効かない→プルダウン追加で直せる」というやりとりが書いてあったのですが、同様に抵抗値を測定してみる。

一番左が少し離れてたので、なんとなくそれがコモンかと思ったのだけど、一番右のP1がコモンで、残り一番左からが「ピンク・青・緑・赤」の順です。基板との接続部を外してテスターで当たって抵抗値測定すると、ピンク190kΩ、青290kΩ、赤:460kΩ、緑:76kΩで、やはり緑の抵抗が低くなってる。(基板に繋いでON/OFF時の電圧も測定したんだけど、だいぶ日が経ってメモがはっきりしなくなったので、結果は割愛…)

先ほどのブログコメント通り「C31に並列に抵抗追加」で直せるんでしょうけど、絶縁低下をプルダウン抵抗で誤魔化し調整すると、絶縁低下が進行してまた動作しなくなる可能性がある。マット側に絶縁低下の要因があるなら解消しておきたいし、「マット内部の接続は不明のまま」とあったので、後学・皆様の参考の為にも分解して確認しておこう。

とはいえ、最小限のほどきで済ませたいので、緑ボタンの下側辺りを20cmぐらいほどいて、内部を確認。一番表をめくると、その下はこんな状態。

先のブログコメント通り「櫛形導電印刷」のパターンです。もう1枚めくるとクッション材。

その下はメッシュ状に全体的に導電塗料が印刷されてる。

要は、リモコンや電卓の導電ゴムSWと同じ作りですな。全部分解して確認はしてないけど、1枚目の「櫛形導電印刷」のパターンを書くと、おそらくこんな感じ。(櫛の数は、実際より少し減らしてます。)

(各ボタンへの配線をぐるりと外を回してるせいで、ボタンの位置と基板接続部とで、ボタンの並びが逆になってる。基板ではさらに表・裏引っ張りまわしてボタンと同じ配置に引き直してる…。コモンを一番左で外・下側を回して、各ボタンへの配線は上を通せば、位置が左右で反転せずにもっとシンプルに取りまわせるのに…)

導電塗料のマトリックスでよくある、パターンの上に絶縁塗料を塗ってその上にさらに導電塗料を印刷する「跨ぎ」みたいな箇所があって、そこで絶縁が低下してる様な状況を想像してたのだけど、導電パターンは単純で「跨ぎ」もない。
上の写真の様に、「ON」を導通させる「メッシュシート」を完全に浮かせた状態でも絶縁が良化しないので、「クッション材のヘタリで常時導通気味」という訳でもない…。
先のブログの記事でも同じく「緑」の絶縁低下だったので、本質的に緑ボタンに絶縁低下が起きやすい本質的問題がありそうなのだけど、確かに緑はCOMに一番近いけど、「櫛形」部分ではどれも各配線とCOMはどうせすぐ近くにあるので、緑だけ不良になるのも解せない…。
めくってよく見ると、櫛型パターン間に傷の様な導電塗料の糸引きの様な何か?があるので、そこをちょっと切ってみたりしたけど、抵抗値アップしない…。
不本意ながら基板への抵抗追加で誤魔化そう…。

はしもとおもちゃ病院さんのコメント通り、C31に抵抗追加。

(ちゃんと電圧計算したつもりだったのだけど、最初12kΩ付けて×、18kΩに付け変えました。)
これでON/OFF時の電圧もボチボチになって、TVに繋いで動作確認もOKになって、終了。

6件目、これは簡単だったけど、次の大変だったIWAYAの犬と同じ人の依頼で、合わせての入院。電池で動く小さなトーマス。

電池を入れても最初は動かなかったけど、次は動いた。電池BOXマイナス端子側が潰れ気味で接触が悪いだけっぽい。少し曲げておいた。あと、連結器が折損してたのでエポキシで固定して終了。

最後7件目、あちこち壊れて何度も組んでは再分解して苦労した、いつものIWAYAの犬。

最初の症状は、SW入れても「ウイン」とロックして全く動かない。分解して確認すると、右前足のクランク駆動部分がズレて軸の曲がり部で固着してた。

あと、鳴き笛が鳴らなかった。ふいごから笛が脱落気味なのとふいご部分に少し穴が明いてたので、トレペでパッチ当てとホットボンドで笛の固定し直し。
軸部がズレた原因は…定かではないけど、ここを正常に組み戻して「楽勝~」と思ったのだけど、ぬいぐるみ被せ直して試運転すると…足が「伏せ」状態のままで地面を叩くような感じで歩く状態…。これは何かおかしい。「伏せ/歩きの前足の位置変更の為のバネの折損」に違いない。再度分解。

やっぱりっす。本来矢印の位置にバネが掛けてあって、前足の位置変更のクランク軸を引っ張ってるのですが、バネ先端が折損して外れてます。以前に火で炙ってなまして整形しようとしたら、炙りすぎて折れちゃった事があったので、今回はなまさずになんとか引っ掛けられる様に整形し直しました。

これで再度ぬいぐるみ被せて動作確認…「伏せ」動作の時に、なにやら「ガクン」となる…。これは「伏せ位置のまま歩く」時にも気にはなってたのだけど、多分どこかのギアの欠けがあると思う。やはり放置はできない…。また分解。

やっぱり歯の欠けがありました。(ここのギアは以前にもやった気がするなぁ)
12T-28Tの2段ギアでピニオン側も少し長くて、そのままで使える予備品は持ってない。28T側はそのまま使って、12T側を補修しよう。

元のギアから12T部分を切除して、下穴あけて0.55mmのSUS番線を差し込んで「足」を作る。

これで左側の12Tピニオン既製品を合体させて、エポキシでそこそこ盛って固定。(動作状況を確認すると、ピニオンは先端部分しか使ってないので、根元に多少エポキシ盛っても大丈夫。まあ、先端しか使ってないから先端が欠けるんだけどなw)

あと、しっぽの駆動ロッドが今にも折れそうになってたので、折れる前にエポキシ盛って補強しておいた。
これでやっとちゃんと動作するようになって、ぬいぐるみ被せ直してホットボンドで固定して終了です。
(こういった「機械的力業修理」は、ボク以外のドクターも出来るようになって欲しいのですが、今の所宇部おもちゃ病院内に他に任せられるドクターがいなくて…。誰かに教えてもらったわけではなくて自分で試行錯誤して直してきただけですが、技能伝承していかないと将来困りますね…)
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3/24 コプエルA通信回路確認

2024-03-24 | おもちゃ
プリモメンテに全身洗濯フルメンテで入院のタイプAコプエル「メロンコちゃん(右の黄緑の子)」ですが、

修理終わって動作確認すると、通信がいまいち…。
ウチのタイプAの子と通信すると、メロンコちゃん側から送信すると、受け側は信号を受けておしゃべり開始するけど、メロンコちゃんの方はスタートせず、受信側の子だけのおしゃべりになる。
逆にウチの子側から送信すると、どちらもおしゃべりスタートできない、といった状況。
メロンコちゃん側、送信は出来てるけど受信が出来てない、といった状況に見受けられる。

タイプA・タイプB共に、通信の回路・信号はまだ解析できてない。もうちょっと調査を進めたい。
タイプAコプエルの基板(表)はこんな。

トランジスタは、左のQ1は、たしか2SA1950…だったと思う。向かい合って付いてる2つは、2つともS8050。
タイプBコプエルは、通信用コイルのハイサイド・ローサイド両方にトランジスタが入ってると思うけど、このタイプAコプエルは、通信用にはローサイドにS8050を1個使ってるだけっぽい。(残り2つは…サーミスタの上下限検出ではなかろうか…)

以前にタイプBコプエルの通信回路を調べようとしたときは、「74HC02を外さないと回路の確認が出来ない…。ダメージなくSOP14チップを外すのは無理…」でしたが、今回はリワークステーションがある。74HC02を一旦外して回路の確認をしよう!

その前に、正常動作のウチの子で、電源入れて何も起きてない時の各ゲート出力を確認しておく。

これで、各ゲートのIN・OUTに論理的矛盾は無いでしょう。
今回修理品の方はこんな。

う~ん、ちょっと違いますね…。ただ、論理的に矛盾はありませんね。

74HC02を外した状態。

この基板ですが、誰かが触った跡がある…。32.786kHz発振用のコンデンサの片方:C4が変な位置に付け替えられてる。溶かす前の74HC02の足も、ハンダを盛り足した跡があった。

さておき、裏・表行ったり来たりしながら、なんとか回路を起こしてみると…

多分こうなってると思う。これは…回路を間違えてなければ「RSフリップフロップ」ですな。
1個目のゲートは波形整形用、4個目のゲートは多分不使用。
RSフリップフロップという事は、1個目のゲート出力が変わるたびに、デバイスからリセットを入れてやらないとちゃんと信号出力しないという事だろうか…。

通信時の各ゲートの入力・出力信号を観測しようと、10時から用事の有る日曜の午前中に、まず正常動作品のウチの子に苦労してリード線をハンダ付けしてオシロを繋いだのだけど、よく分からない…。
はっきりしないまま何度も通信してると、全く通信できないと思われたものが、時々通信成功する。
ウチのタイプB・タイプAと通信チャレンジしてみると、成功率低いものの、しっかりコイルを接触させたらボチボチ通信できるっぽい。
時間にも気持ちにもあまり余裕がない。正常動作品は常時家にあるので、調査未完だけどまた余裕のある時に調べる事にして、今回は退院にしよう…。
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3/17 おもちゃ修理2件

2024-03-17 | おもちゃ
知り合いから乗用のベンツを預かってた。まあ結論は「6Vバッテリー×2:取替」だけなので、もう一つ話題で、ウチの子のPSVita修理の記事も載せておきますw。

症状は、
・USB刺すとオレンジは点灯する。(充電フルだと点灯しないけど)
・電源SW押しても無反応…。
・電源SW:30秒長押しとか、1分長押しとか2分長押しとか、セーフモード起動とかはやってみたけど、状態変わらない…。

症状からすると「電源SW(orフレキ)不良?」と思うけど、お椀型スイッチめくって短絡しても起動はしないし、ミニミニなコネクタにマチ針当てて確認すると、電源SWは押すとちゃんとONされてる。これだと電源SWフレキを取り替えても多分状況変わらない…。

同じ状況の修理で動画を上げてる人が居て、その人は基板に少し怪しい所があったのでホットガン(200度?)で炙ってみたら起動するようになった、けど、コネクタに怪しい所があったのでそのせいだったかもしれない…(原因はっきりしない)という動画。PSVitaは、裏面カメラ・内カメ・背面タッチ等が全部繋がってないと起動しないという理解らしい。(10分×5ぐらいの動画で、見るのが大変だった…w)

コネクタ4個ぐらい外してマザーボード一旦外して、フレキをアルコールで拭いて刺し直して組み戻したけど、やはり起動せず…。
もう一度マザーボード外して、リワークステーションで控えめに300度で全体的に炙ってみた。
これで組み戻したら…起動した!!!

という、写真も何も撮ってない修理でしたw。300度で炙ったのが効いたでしょうか…w。
(これでダメなら次は380度で炙ろうと思ってましたw。)

続いて本題、知り合いから預かったベンツです。

「今から持って行きます」→「充電器も一緒に持って来てね」と言ったのですが、「充電器…?ありません」との事。充電しないと動く訳ないべ~w。

まあどうせバッテリーはダメでしょうね。持って来てもらってとりあえずシートを外して「これ取り替えます」と説明しようと思ったら、あけてビックリ!

いつもの縦長の6Vバッテリーが2個乗ってる!ビックリです。

とりあえず預かって、バッテリーは4.5Vぐらいまで低下してる。7.5Vぐらい掛けても電流が全く流れず、やっぱりバッテリー死亡の判断。
しかし、手作りの電流も表示できる可変電源で8.5Vぐらい掛けたら0.01A出た!→しばらく見てるとじわっと電流が上がっていく。0.2Aぐらいを上限に電圧を下げながら充電。2つともそこそこになったので、あとは直列にして車用の12Vバッテリーチャージャーで充電。これで2つとも6.5Vぐらいまでは回復。
しかし…次の日にはまた4.5Vぐらいまで下がってしまった…。

とりあえず12V用の充電器を買わないといけないのでAmazonで探してたら、「パルス充電で性能低下したバッテリーを復活出来る!」という充電器がタイムセールで格安(2,200円)で出てた。自分の車のバッテリー充電にも使えそうなので、これを買ってみよう!

早速これで「修復充電」をやってみる。

「PUL」の表示がパルスの「修復充電」中の表示。どんな電圧掛けてるんでしょう。

1秒周期の小さな電圧変動ですが、微妙に時々「ヒゲ」があるようです。「ノイズ?」とも思ったのですが、故意のヒゲかもしれない…。(こんなのでほんとに効くのかねぇ…)

これで結構長時間修復充電掛けてみたのですが、バッテリー完全には復活せず…。結局いつも通り秋月からバッテリー2個購入となりました。
前は確か700円だったと思うのですが、さすがに最近の物価高騰で950円に値上がりしてました。それでも他よりは安いのですが、ちょっと痛手だなぁ…。

充電器は、6Vなら1,000円しないのですが、12Vだと1,600円ぐらい出さないと使えそうなのが無い…。車用でクリップの付いたものを購入して、クリップからプラグに取り替え。
結局、充電器買ってプラグを付けて、バッテリー購入して取り替えただけ。昨日返却しました。
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2/10 宇部定期開院

2024-02-17 | おもちゃ
2月度の宇部おもちゃ病院定期開院でした。
この日は最初来院者が誰も来ず、「何か講習でもしてくれ~」と言われたので、10年ほど前に資料作って説明した「トランジスタとは」の講習会をやってたんだけど、開始から1時間半ぐらいしてやっと一人目が来院。
サンタさんがゆっくりと梯子を上ったり下りたりするおもしろいおもちゃで、あーだこーだ言いながらみんなで修理。(珍しいおもちゃだったので、写真撮っとくんだった…)
そのうちあと2組・4件来て、その1個が組み戻しに難航して、時間外まで粘った末に、結局ボクの持ち帰りになって、最終的にはとても疲れましたw。

ボクの対応は、同じ人が持ってきた3個。1個目、ガシャット。(ネットから写真拝借)

仮面ライダーエグゼイドらしいです。これは以前にも診た事がありますね。「説明書通りの動き(セリフ)にならない」との事。2個のリミットの動作不良・不確実が原因と思われます。分解して確認。

写真下の方の灰色の斜めにカットされた2つの部品の中に、BANDAIおもちゃでよく使われる小さなリミットSWが入ってるのだけど、この基板が何故かどうしても外れない…。
外してちゃんとテスターで当たったりしたかったのだけど、仕方なく隙間から接点復活剤をプシュっだけして組み戻し。多分正常動作に戻ったと思うので終了。

2個目、PSVita。

症状は「USBコネクタ刺すと橙が点灯して充電は出来てるっぽいけど、電源SW押しても橙点滅するだけで起動しない」という状態。
「橙点滅はどういう時のサイン?」と聞くと、携帯で検索して「充電不足で起動できない時」という回答だったので、充電池がダメになったんじゃないかと判断。
現場で他のドクターが分解したので、電池端子電圧を測ったら、一応3.7Vあるようだったけど、預かってボクが充電池購入して取り替える算段で入院。

最安探すと1,500円ぐらいだったけど、ちょっと疑問が…。
充電池がヘタっただけなら、コネクタ刺してる間だけでも電源ONできるはず。電池端測定でも3.7Vあるっぽかったし。現場ではアナログテスターで測っただけだけど、DMMでちゃんと測って、別電源で強制充電掛けてみようと思って持って帰って来たのだけど、充電池の不良じゃないかも…?

ネットでもうちょっと調べると「電源SWを30秒長押しすると、電源が完全に落ちてリセットできる。これで直る。」という記事があった。試しにそれをしてみたけど、やっぱり橙点滅で起動しない。何度かやってみた後「長めに充電掛けてみよう」と1時間ほど充電してから電源入れてみたら、普通に起動して日時設定が始まった。どうやらリセットできたんでしょう。
プログラムが全然動いてなくて、コネクタ刺して橙点灯するも実は充電は出来てなくて、電源SW長押しでリセットした後やっと充電が出来て橙点滅状態を通り過ぎる事が出来たのかも。

ネットでは「橙点滅→充電池交換して直った!」という記事があったけど、それはもしかしたら、一旦電池を外したことで電源が完全に落ちて、新しい充電池を刺して復帰しただけで、充電池を取り替える必要はなかったケースもあったんじゃなかろうか…。
必要のない充電池取替をせずに済んで良かったw。

3個目、依頼者さんは名前を正確に知らない様でしたが、何かヒーロー物の剣。(これもネットから写真拝借)

帰って起動時のセリフから調べたら、「魔弾戦記リュウケンドー」の「DXゲキリュウケン」というおもちゃでした。
「光はするけど音が出ない」との事で、他のドクターにお願いしてφ27mmスピーカ取替で音が出るまではやってもらったのだけど、組み戻しがどうもうまくいかず、PSVitaと合わせてボクの持ち帰りにしました。

持ち手の所が上下できて、上に動かすと龍の顔の部分が上に上がると同時に、鍵穴の部分が下に下がって出てくる。その動きの為に、持ち手の軸の部分にギアが入ってて、龍の顔の下あたりで、持ち手を上に動かすと上に動く部品と逆に下に動く部品とがあって、なにやら複雑な動きになってる。
蓋を閉める時に龍の顔・鍵穴部分をどこにセットするかで期待通りの動きにならないっぽい。

家にて何度か閉め・開けして確認してると、なんか中でカラカラ音がする…。と思ったら、ガイドの片側が外れて、外れたフリー歯車がカラカラ言ってたw。

他のドクター2人がかりでSP取替するのに、なかなか外せなくて「それ外してみたら?」と外して貰ってやっとスピーカ取り替えた後、一旦取り付けて「あ、左右がズレた、やり直しましょう」という会話が聞こえてたので、てっきりちゃんと仕戻したと思ってのですが、途中だった様です…。

このガイド・部品を固定し戻してから組み戻して、ボチボチな気がするけどはっきりしない。
ネットで動作状況の動画を確認したら、剣の部分が光る時に、下から3番目の発光体が光ってない…。見ると、上記のガイドを付ける際に線を1本噛んでしまってる…。
全体的に非常に込み入ってて、断線してるか当たりづらかったので、とりあえず1本引き直してみたけど、結局断線はせずに済んでたみたい。無駄な仕事をした…。

発光部分は、ネットの動画によると白・赤・青・黄と色が変わるらしい。だったらRGBフルカラーLEDだろうと思ったら、白は電球、青は多分同じ電球に青色の拡散キャップを被せた物、赤と黄色だけがLEDの様でした。(鍵の種類を変えると色が変わるのだけど、鍵を1個しか預からなかったので、白以外の発行状況は分からない…)
リードタイプの小さな電球で、いわゆる「麦球」よりはだいぶ大きい。入手は…多分困難だろうなぁ…。今回は依頼はされてないので、不具合に気づきはしたけど放置としよう…。
(電圧が足りてるなら白色LEDで代用する手もあるだろうけど、他と色が変わるので他も全部やり替える必要がある。電圧が足りてなければもっと困難になる…。)

預かった時に「仮面ライダーじゃなくて戦隊物の方かな?」と尋ねたら、「いや~、ちょっと違う…」みたいな事を言ってたのだけど、仮面ライダー/戦隊物がいつもBANDAI製なのに対して、これはタカラトミーでした。
wikiで調べると、こういったヒーロー物は「玩具メーカとタイアップして製作」というよりも、玩具メーカが主導で作ってくみたいですね。「10年以上特撮キャラクター玩具をやってなかったタカラが久しぶりに取り組んだ」という2006年放送の作品だったそうな。(今なら、色を変化させるにはフルカラーLEDを使うだろうけどなぁ。)
BANDAIのヒーロー物は、ガワを分解するネジがほぼ1種類に統一されてるのに対し、今回のおもちゃは細いの太いの4種類ぐらい使われててめんどくさかった。
基板へのアクセスも複雑(結局、メインの基板がどこにあるかも分からないまま終了w)で、全体的に「洗練されてない」感じがしたのは、タカラトミーが「久しぶりに取り組んだ」せいなのかもしれない。いや~wikipedia、勉強になるなぁw。

今回はこの3件。誰も来なくてどうなるかと思ったけど、充実した定期開院でしたw。
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1/13 宇部定期開院

2024-02-15 | おもちゃ
1月度の宇部おもちゃ病院定期開院日でしたが、来院多く24件、入院を10個も持って帰って、そのうち1個は2月度の定期開院の日の午前中までかかってやっと終了したので、ブログ遅くなりました。
苦労したし見た事ないおもちゃも多かったので、挫けそうだけどせっかくだから記事にしておきます。

1件目、アンパンマンの「スポーツ育脳マット」という、TVに繋いで遊ぶおもちゃです。

「電源がを入れてもすぐ落ちてしまう」との事で「電源SWの不良ぐらいかなぁ…」と思ったのですが、依頼者さんがネットで調べて、「同じ故障の修理が載ってた、ほおっておくと5分位で電源が落ちる回路の部品の不具合で電源が落ちるらしい」とブログを出してくれた。ここまで調べてくれてればすぐ修理できます。

写真の「C38」の不良との事。これを10uFに取り替えるのだけど、サイズが随分小さい…。知らなければこれを10uFに取り替えようとは思わないなぁ…。
SMDの10uFは持ってはいるのだけど、手持ちのはサイズがだいぶ大きい。隣に何故かあいたランドがあるので、そっちも使って付けよう。

これで、TVに繋いでの動作確認は出来なかったけど、そこそこ電源がキープされるのを確認して返却。

2個目、アンパンマンの…何か音の出るおもちゃ。

何かのおもちゃの一部かな…。確かスピーカ不良で取替。

3個目、SWITCHジョイコンのSR/SRフレキ取替、写真撮ってないw。

以降は入院、4個目、Disneyのアイスクリーム販売機(?)

「音がしない」との事でしたが、電源SWの不良でした。接点復活剤吹いただけじゃ復活せず、多接点(多足)でしたが吸い取り機で何とか外せて、分解整備。

#2000のヤスリで軽く磨いて付け直して終了。

5個目、ボイスレコードの猿。

確か…電池入れたら動いた。電池BOX端子のクスミを少し磨いておいた。

6・7個目、クネクネ動くサボテンとボイスレコードのゴリラ。

ゴリラの方は、左足の先のスイッチ線の外れでした。

「切れた」というより「外れた」感じです。再ハンダ付けして終了。
サボテンの方は…「基板不良」の判断で諦めました…。

放熱板の付いた3端子素子がてっきり3端子レギュレータかと思ったのですが、モータON/OFFのトランジスタの様です。ボイスレコードだけなら作り替えられるのですが、ボイスレコード機能と音楽を鳴らしてそれに合わせてクネクネするモードと2つある様で、PICで換装はやめておきました…(忙しすぎるし…)

8個目、FisherPriceのスマホ型のおもちゃ。

「おしゃべりバイリンガルスマートフォン」というおもちゃらしい。ネジが…1個もない…。おもちゃドクター皆さん苦労したようで、何個も記事が出てた。総合すると「接着部を狙って裏から穴をあける」のが一番良さそうだったので、その作戦で行ってみた。

右の真ん中は、ちょっと位置をミスって2個開ける事になったけど、ボチボチ分解できた。

症状は、どうも一番上の1列(1・2・3)が効かないっぽい。分解すると、端から湿気が侵入して来て導電塗料がやられてきたんでしょう。細線並み縫いで生きてる所を繋ぎます。

これでなんとか導通。仕戻しして終了ですが、穴をあけたままではマズい…。プラモデル端材をハンダごてで溶かして埋めて、削って整形してみた。

う~ん…色の選択がマズかったか、いまいちな出来だ…。「表から無理矢理隙間をあけて薄刃のノコで切断する」の方がよかったかなぁ…。「切断しようとしたらマトリックスシートまで切っちゃった」という記事があったので「裏から穴あけ」にしてみたのですが…。(こんな出来ではモデラーにはなれそうにないなぁw)

9個目、はぐたんのぬいぐるみ。

電源SW不良で、スライドSW分解整備でした。

10個目、アルパカのボイスレコードおもちゃ。

SW~基板の赤線断線、再接続。

11個目、アンパンマンのことばずかん(のペン)。

これも電源のスライドSW不良。やっぱり接点復活剤では復活出来ず、スルーホール基板で厳しいけど何とか外して分解整備。外す時にやっぱり少し基板に損傷が…。あまり重要じゃないOFF側の放電ラインだったけど、一応細線で繋いでおいた。

ここから苦労した物、12個目、赤外リモコンで動く犬のロボット。

「ガキガキ」と鳴るだけで動かない。分解していきます。

真ん中から半分に割った所。足も外せば2分割に出来ます。右前足を動かす軸の6角穴部が割れてました。

欠片もあったので、欠片も含めて番線でくくって締め付けてみた。これでOKっぽい。
頭部の線が3本ほど切れてた。ついでに繋いでおこう。

説明書に「充電中はLEDが点灯する」と書いてあったのに点灯しないなぁ、と思ったら、断線でした。繋いだらちゃんと充電中に目が光るようになりました。

これで動作確認すると…どうもリモコンからの指示通りに動かない…。後ろ脚の動きが悪いっぽい。分解しよう。
めっちゃ汚かった…。動きがそう怪しくなかった方も分解して掃除。こんな状態。

動きが悪かった方は、やっぱりギアが割れてた。

10T-26Tの2段ギア、探しても手持ちは無かった…。元のギアに10Tピニオンをぶっさしてみよう。

0.5M10Tなので理論上は歯先の外径6mm。実測は5.9mmぐらい。キリは5.5と6.0ぐらいしかないので、5.5mmで平歯車側に穴をあけたら、ちょうど圧入できた。
耐久性は…不安…。滑ったり抜けたりしないだろうか…。
とりあえずこれで、ちゃんとリモコン通りに動くようになった。

最後13個目、いつものIWAYAで、今回は猫です。

分解すると、右側の前足-後ろ足のリンクの、後ろ足をひっかける輪っか部の折損でした。
以前ならクリップ針金で輪っかを作ってなんとかエポキシで固定して…とするところですが、3Dプリンターで作ってみましょう。
「少ししなりが出るかな」と思い、持ってた透明のPETで作ってみた。

一番左は、大阪のドクターが送ってくれた光造形の見本、その隣が試しに作ってみたPET品。
右の上が折れてたリンク、その下が作ったPET品。後ろのわっかは2つあるけど、近い方だけ使う。(「犬」の方は遠い方を使うのかな…)
これで組み戻すのだけど、右の軸穴部、少しきついのを無理につっこもうとしたら軸部がモゲた~…。それでもそこそこ動きそうだったのでそのままにしたけど、後述、後でもう一度作り直すことになる…。

「鳴かなくなった」との事なので泣き笛を確認。フイゴは特に破れては無い…。組み戻して動かしてみると、やっぱり鳴かない…。「犬」と比べて「猫」は、鳴き笛が犬よりゆっくり押されるので厳しい…。ごく小さな穴があいてる様な気もしたので一部パッチ当てしてみたけど、変わらない…。仕方ない、作り替えてみよう。

そこそこ面倒なのですが、トレペでキレイに作り直し。これで組んで、ちゃんと鳴くようになった。

「これで終了」かと思ったのですが、組んで動かすと「ガガガガガ」となってちゃんと歩けない…。ギアに不具合があると思われる。分解しましょう。

これは…厳しい壊れ方です…。クランクで軸が曲げてあるので、ぴったりのギアを圧入出来ない。なんとか軸を真っすぐにしても多分無理でしょう…。とりあえず開いた所を番線でくくってみよう。

う~ん、いまいち…。やっぱり、無負荷ならそこそこ動くけど、床に置くと空回りする…。
「作り直すしかないか」と思ったけど、もう一度「締める」作戦で行ってみる。
ワッシャを中・外ちょうどに削って圧入。

しかしこれでも状況変わらず、負荷が掛かると空回り。歯がだいぶ傷んでるせいもあるだろうなぁ。やっぱり作り直しましょう。
元のギアのボス部を残した状態なら、軸径3mmに対して外径が3.8mmあるので、曲がり部があっても差し込めて、かつ圧入も出来るでしょう。

しかし、ここのピニオンが16Tで微妙…。18T以上と14T以下なら手持ちがあるのだけど、16Tは無い…。これも3Dプリンターで作ってみましょう。

最初ASAで作ってみたけど、歯が潰れた…。材質が悪かった訳ではなく、両ボスの為に歯がプレートに密着せずに浮いてるのが良くないのかも。ボスは片側にして、念のため材質はPLAにしてみた。(3Dプリンタ購入時についてきたサンプル用のPLAがまだ少しだけあった。)

真っ白のフィラメントなんだけど、その前の紺色のASAが溶け込んで、ちょうどいい感じの水色に出来てしまったw。

これで、軸穴をヤスリでけずって何とか3.8mmに加工。元のギアのはノコで落としてから、出っ張った部分をカッターで削って加工。キレイに圧入できた!

これで負荷が掛かってもバッチリ動くようになった!

これでガワまで全部仕戻ししたけど、右後ろ脚の動きが悪くて、まっすぐ歩かない…。多分、リンクの軸部がモゲて遊びが出来た分、動きが悪くなってるんだろうなぁ…。仕方ない、作り直そう。

3Dモデルをぐるぐる回して確認したら、軸の部分の肉厚が何故か削ってあって薄くなってた。そこに部材を追加して肉厚を確保して、今度はASAで作ってみた。
無理を掛けない様に軸にスポっとはまるまで穴をヤスリで広げてから差し込み。これでどこも不具合無くばっちりすべて直った!

長いブログになりました。あまり多くない2月分の入院を片付けようw。
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1/21 タイプAプリモプエル:明るさ検知回路修理

2024-01-21 | おもちゃ
プリモメンテでの全身洗濯フルメンテでの入院ですが、洗濯中のBOX単体での動作確認中に「寝言(真っ暗にすると「むにゃむにゃ」が止まらなくなる)」が確認されて、いつもの様に修理しようとしたのですが何故か難航して長い入院になってました…。専門的になるので、詳細はこちらのブログに掲載します。

いつもの明るさ検知回路掲載。

今まで「寝言」の修理は、回路図の「C10」を1uFのSMDで取り替えて直せてきました。いつも「おでこ」の方の動作不具合が多いのですが、今回はどちらかはっきりしなかったので、両方ともベースのコンデンサ(C10)を取り替え。
しかし直らず…。C8の方も0.1uFで取り替え。しかしそれでも誤反応収まらず…。というか、真っ暗じゃなくても誤反応し始めてしまった…。おでこの方の明るさ検知回路部分掲載。

上記回路図はタイプCから写したものですが、タイプAだとトランジスタはSMDでMarking:M6のS9015です。どうにも思ったように動いてくれないので、トランジスタも取り替えてみました。
基板で言うと、C18・C9・TR2を取り替えたけど、状況良くならず…。夜の反応も悪い…。
C9は適当に0.1uFに取り替えたのだけど、0.1uFじゃダメかしら…。仕方ない、ブレッドボードで仮組して確認してみます。

まず、C9=0.1uFのCdS分圧点の電圧とVcの状況。

「明るい→暗い」でちゃんとVcが上がってるけど、立ち上がりが鈍い。次、0.01uFに変更。

立ち上がりも急峻で5Vまできっちり上がってて、こっちのほうがいいねぇ。次、C9を外してみた状態。

立ち上がりは0.01uF付きより少しだけ早そうだけど、CdSの抵抗値が揺らいでる所でVcが一旦下がってます。敏感になりすぎてるのかもしれません。結局C9=0.01uFが一番良さそうです。
0.01uFはSMDの手持ちが無かったので、リードタイプの積層コンデンサを無理矢理取付。

これで良くなったと思ったのですが…通常は「明るい→暗い」で反応するのに「暗い→明るい」でしか反応しなくなってる…。
これは経験がある、Trのベースにオシロのプローブを繋ぐとこの動きになる。という事は…ベースで周囲への電流のリークがあるんだろうか…。
アルコール付けた綿棒でかなりしつこくこすってみたけど良くならず、触った所の部品を一旦全部外して、その状態で綿棒でゴシゴシ、シリコンリムーバまでつけてゴシゴシして再取り付けして、やっと普通の動きに戻った。

これで今度こそ良くなったかしら?…何回か誤作動あったものの、ぼちぼち良くなったかな?と思ったのだけど、「明るい→暗い」で反応せず「暗い→明るい」でしか反応しないのが再発してる…。もうダメだ…誤作動が起きないのならこれで完了とさせて貰おう…。

…と、一旦挫けたのだけど、やっぱりもう1回チャレンジ。C9をまた外して綿棒で基板ゴシゴシして、1回熱かけたコンデンサはやめて新品の0.1uFを再取り付け。これで…とりあえずまた正しい動作になって誤作動もなくなった。っぽい…。

先週の日曜日に作業して動作確認して問題なく、月曜の朝に「さあ梱包して発送しよう!」と思ったら、また連続誤反応が始まってしまった…。もうどうしたらいいのか分からない。

誤動作は、やはりベースからの電流のリークと思う。基板をがんばってきれいにしてもリークが止まらないという事は…例えばレジストが変質して絶縁が低下したりしてるのだろうか…。もう別に基板を作ってやりかえてしまおう。
SMDのトランジスタを使うとどうしても下が怪しくなるので、ブレッドボードで動作を確認したTO-92のS8550を使って基板を製作。元の基板の明るさ検知回路の部分は全部部品を撤去して、代わりに作った基板を装着。

「これなら絶対完璧だ!」と思ったのだけど、「暗い→明るい」で反応する反対動作が収まってない。意図しない所での誤反応も起きてる…。もうどうすりゃいいの…。

状態をよく観察すると、少し暗くなると誤反応が出始める。上記回路図のCdSの分圧点:点Aの電圧がある程度まで下がるとベースラインのリークが増えて、反対動作に変わってしまうんだろう。ちょうどその閾値付近だと、少しの電源電圧変動等でトランジスタがONしたりOFFしたりするんだろう。
C10の1uFはSMDを使ってたのだけど、安物なので本質的に漏れ電流が多いのかもしれない…。あとやはり下が見えなくて怪しくなるので、リードタイプのアルミ電解コンデンサに取り替えた。やっとこれで誤反応も反対動作もなくなった。

苦労しました…、なぜ1uFの取替ですんなり直らなかったのでしょう…。
以前にこの「明るさ検知回路」の件で相談した先輩が、「アナログ回路をカット&トライで調整するのはしんどい。PICに判断させた方が確実!」と、プログラムまでテスト製作してくれたのだけど、こうも難航するとそれもいいかな…と思ってしまう。けど、やっぱり何となく抵抗がある…。
トランジスタ1石で済む回路に、トランジスタが何百個(何千個?)も入ってるマイコンを使う事に抵抗があるのかなぁ。(消費電流で言うと、ポーリング動作にしたマイコンの方が少なくて済むかも?)
土曜日の午前中に最終の作業して、夜寝かし付けも出来て日曜の午後まで動作確認して誤動作もせず、いつもの全身洗濯フルメンテより1週間長い入院になりましたが、今日退院としました。
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1/8 ダッキー修理

2024-01-08 | おもちゃ
またもや、近所の施設に入居してるおばあさんからダッキーの修理依頼です。

多分2体お持ちと思いますが、今回は2体とも。右の子は「昼夜逆転してる」、左の子は「目が下向きのままで動かない」との事。
昼夜逆転は「時間設定がズレてるだけでしょう」と、お伺いしてその場で修正しようとしたのだけど、頭のなでなでセンサーの効きがめっちゃ悪くて設定が進まず、結局2体とも持ち帰り。

昼夜逆転の子の方から。昼の13時頃お伺いしたのだけど、「ADJ」押して確認すると夜中の3時になってました。昼夜逆転はやっぱり時間設定の問題だけでしょう。背中~後頭部の手縫いを開いて、頭の圧電センサを確認します。

ダッキーの圧電センサーを診たのは初めてな気がします。ネルルと違って、プラスチックのケースに裸(アルミのカバー無し)の圧電センサが入ってました。経年劣化による感度の低下と判断して、手持ち品に取り替えました。(ネルルに使うカバー付き圧電センサはケースに入らなかったので、アルミのカバーを除去して使いました。)
相変わらず圧電センサへのハンダ付けは難しい…。なんとか付けて仕戻ししたら、かるく「チョイ」と触るぐらいで反応するようになりました。

次、目が動かないの子。
ネルルは、モーター正・逆でまぶたの開・閉ですが、ダッキーはモーター正転でまぶたの開閉、逆転で目の上下、という構造になってます。まぶたはちゃんと開閉するのに目はモータ音がするだけで動かない、という状態でした。
やはり背中の手縫いを開いて分解して確認します。分解前に少しつついたら動くようになったのですが、やっぱり少し抵抗があるので、ギアボックスまで分解します。

(頭部分解のネジが一つなめて回らず、外すのに苦労しました…。ドリルで頭を落として抜きました。)
ウォームも見た目に問題ないなぁ…と思ったのですが、右側の大きな平歯車を手回ししてみると、1か所太い糸くずが引っかかってる所がありました。回転不能はそれのせいでしょう。除去して組み戻し、いつもの「結束バンド延長」をして、縫い戻しまでして終了。2体とも同日中に退院しました。
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12/31 2023年を振り返って~修理実績集計

2023-12-31 | 集計

年末恒例の、2023年一年間の修理実績まとめです。
今年は、去年までやってた「すくすくプラザプレイルームでの預かり修理」が1月からは終了に加え、数年やってた「宇部市こども用品リース譲渡会」での出張開院も4月からなくなったので、「だいぶ減るかなぁ…」と思ってたのですが、最終的には年間100件ちょいの例年ぐらいの数になりました。

件数 完治 修理不可 後遺症あり 治癒率
2012年(4ヶ月)~2013年 65件 56 8 1 88%
2014年 81件 73 2 6 98%
2015年 104件 96 5 3 95%
2016年 119件 110 8 1 93%
2017年 94件 88 5 1 95%
2018年 98件 98 0 0 100%
2019年 106件 102 3 1 97%
2020年 103件 102 0 1 100% プリモメンテ
2021年 118件 117 0 1 100% 132
2022年 151件 141 10 0 93% 150
2023年 111件 105 5 1 95% 139
1,150件 1,088 46 16 96%

(「後遺症あり」は治癒に含めて、治癒率にカウント)
宇部おもちゃ病院、ベテランドクターがどんどん引退したり闘病中だったりして、メンバーが相当入れ替わり、定期開院に5~6人は出てくれてるけど入院はボクがほとんど持って帰ってる都合かな。
「×:修理不能」の5個は
・ポート1個死亡で入力認識できないライダーベルト
・モータ取り替えても満足に動かなかった防水4WDラジコン
・イメージセンサ不良のアンパンマンことばずかん
・液晶不良で「1,200円ぐらいかかりそう」と言ったら却下されたトイデジカメ
・SDカード不良でソフトが起動しないコナンのタブレット
といった感じ。
プリモプエルの修理が忙しすぎて、長らくつけてた「修理実績一覧」のリストをとうとう断念したw。この際だから「全件ブログ記事化」も見直して、他の人に参考になる記事だけにしようかとも思ったけど、まだ惰性で全件記事にしてる…。

プリモメンテはほぼコンスタント(若干少ない?)なペースですが、12月に想像を絶する「メールのやりとりトラブル」が起きて、現在「新規受付停止中」となってます…。
元々自分で勝手に始めた活動なんだけど、自分の中での「活動意義」を見失って存続の危機っす…。再開できたら、プリモメンテサイトの「当院について(院長あいさつ)」にでも書きましょう…。

今年の年末年始は、とりあえず溜まってるものもなくちょっとのんびりしてますが、プリモメンテの受付を再開するか(いつ再開できるか)、考えないといけませんね…。

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