鎌倉の海

一人暮らしの母に関する覚書き。タイトルおよび記事中の写真は内容とは関係ありません

墓参り

5日に施餓鬼会が済んだため、お寺に卒塔婆を受け取りに行く。ちょうど別の方が住職さまと話をしているところで、外で待つ。

卒塔婆を受け取り、近況報告。住職さまは長くわが家のことを知ってくださっている方なので、こういう時は「檀那」というのは悪くないものだと思う。今年はお盆の家庭訪問を復活する(新型コロナ感染拡大防止のため、ここ二年中止していた)とのことだが、うちは対象から外してくださるよう、改めて依頼。*1玄関を出たところで別の方とすれ違う。皆さん、こうして取りに来るわけだな。

お寺に自動車を置かせてもらい、いったん家に行く。郵便受けの中を確認し、窓を開けて家の中に風を通し、母から指示のあった切手帳を取り出す。切手がたくさん残っているから、好きに使えと言われていたのだ。ありがたくいただくことに。

お寺へ戻って自動車に乗り、墓参りに行く。花は霊園の中で売っているものを購入することに。初めから水桶に入っているため、桶を取りに行ったり水を汲んだりしなくて済むのは楽でよい。線香は持参している。

種々の都合で平日に行くことにしたため、自分一人。が、一人で墓参りはかなりつらいことを実感。塔婆と、水桶を持つと、両手がふさがる。この状態で、自動車の鍵を取り出すには……どの手を使えばいいのだろうか?

お墓には雑草がかなりの勢いで生育している。予想通りではあるが、炎天下の草取りは体力を消耗する。線香を置く台や花を挿す筒など、洗うべきものも多い。一人で全部やるのはなかなかツライ。

墓参りのあと、ヒマワリに寄り、乾電池を預ける。前回訪問した時に、時計が電池切れで止まっていたため、電池を差し入れる必要があったが、電池だけを送るのにはどうしたらいいか、迷っていた。いっそのこと持参してしまえ、というわけだ。

帰宅後、墓参りを済ませたことを母へ手紙に書き、投函した。
(2022-07-28 記)



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*1:この記事を書いている7月28日現在、第七波は洒落にならない規模で拡大している。今年も家庭訪問はやめた方がよいと思うが、どうなるだろう。

また電話

また母から電話。

私が自分の戸籍を意識するようになった時には、本籍地は現住所と同じだった。この家は私が生れる前に両親が建てたもの。だからずっと昔から本籍地は変わっていないのだと思い込んでいた。

最近、親の戸籍を取る必要があって初めて知ったのだが、両親が結婚したあとも、長男が生まれたあとも、家を建てた後も、ずっと本籍地は父の実家になっていた。ずいぶんあと、父が死ぬ直前に、ようやく現住所に移していた。

ちょうどいい機会だと思い、なぜ結婚しても、家を建てても、戸籍をそこに移さなかったのかを訊いてみた。答えは簡単――「そういうものだと思っていたから」。ではなぜ籍を移したのか。いろいろ面倒になったから。

何かきっかけがあったと思うのだが、電話でそこまで訊くのは無理か。



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面会

面会日。

担当の介護士の人が、若くてイケメンだった。妻が興奮して、自分も年取ったらあんなイケメンに介護されたいと言っていた。

面会終了後、相談員の方にいくつか相談を。微妙な内容を含むのでここには書かないが、いろいろ話を聞けてよかった。

間もなく参院選だが、投票ができるらしい。ありがたい。



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面会日が決まる

ヒマワリから電話がある。熱が出た人は新型コロナではなかったことが判明し、封鎖が介助されたとのこと。次の面会はどうなさきますかというので、最短でお願いしたい、明日はどうでしょう? と訊くと大丈夫とのこと。一週間ずれただけで済んだ。ホッ。

ツツジ叔母さんから電話あり。珍しい。日頃のお礼だとのことで短く終わった。

入れ替わりに母から電話あり。手紙が届いたとのこと。明日行くことになったから、と伝え、持っていくものを確認。飴は甘露飴のようなものかと思っていたら、のど飴がほしかったのだそうだ。甘露飴って言ったじゃんよー。明日、行く途中で買えるかな?

いろいろと疲れる話

母が口座を持っている証券会社へ行く。事前に電話で口座の内容を教えてほしいと伝えたところ、本人が同席していないとダメとのことだった。事情を説明したところ、「原則としては」「ルールでは」一切お話しできないと強調しつつ、「それでもよければいらしてください」とのこと。実際に訪問したらそれなりにいろいろ話をしてくれた。内容を知りたいだけで、今すぐこれを現金化しろ、などとごねているわけではないことがわかって安心してもらえた、ということもあったかも知れない。入院費が払えないから株を全部売ってくれ、などと言われることがあるらしい。

母が口座を持っている銀行へ行く。ここでは強硬に、本人が同席していないとダメとの一点張り。一年くらい前に尋ねた時も同じ回答だったから、支店として、銀行全体として、そういう姿勢なのだろう。それにしても、「申し訳ありません、事情はわかるのですが……」といった態度が一切なく、そんなことできるわけないでしょう、と高圧的に感じられたのは私の僻みゆえか?

さらに市役所へ行き、住民票を取る。取ろうとした。が、戸籍は本人でなくても取れるが、住民票は本人でないと取れないとのこと。どうしても本人が来られない場合は委任状が必要だとのこと。仕方ない、そのうち委任状を買いてもらうか。



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今日も電話あり

今日も母から電話があった。用件は、次回の面会の時にビスケットと飴がほしいというものだった。が、用を伝えるというより、昨日電話した時に自分と話ができなかったから、改めて話がしたかったのかな、とも思う。

「ここからいつまでも出られないんじゃないかという気がしてきた」と言う。これを言われるのが一番つらい。気のせいじゃないんだよ……



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電話あり

母から電話があった。ちょうど風呂に入っていた時で、電話には妻が出た。

ズボンが届いたという連絡だった。15日に手配をしたもので、17日(金)に届いたはずだから、月曜日の今日に母の手許に届いたのであれば、いいスケジュールだと思う。