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日経COMEMO

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日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEM … もっと読む
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日経COMEMOはじめての方へ

はじめまして、日経COMEMO(コメモ)運営チームです。 私たちは、日本経済新聞社がnote上で運営している投稿マガジン【日経COMEMO】の運営チームです。現在のメンバーは6名。日経の中で、新規事業にチャレンジする部門として、日々、試行錯誤を繰り返しながら活動しています。 ◇ ◇ ◇ まずは、日経COMEMOについて簡単に自己紹介させてください。 日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のビジネスリーダーたちから、毎月約200本

カラーはコンセプトの構成要素か?ーミラノデザインウィークに関するメモ 1

「コンセプト」という言葉はよく使われますが、コンセプトが指すイメージには結構、文化差があるものです。 のっけからやや難しいことを言えば、装飾的であることが「単なる外面」のことなのか、装飾こそがコトのエッセンスに投影される「レトリック」なのか。例えば、カラーはコンセプトに付随的なものなのか、カラーは身体感覚の一部にあり、コンセプトそのものを構成するものなのか、というのが今回の記事のテーマです。 4月6-21日の6日間に渡り実施されたミラノサローネ国際家具見本市とデザインウィ

ドル高は世界経済のテーマになるか?

ドル円相場は遂に155円を突破しました。色々な思惑や議論が浮上しているようですが、通貨政策はあくまで政治マターだと思いますので筆者から何かか所感を述べることはいたしません ※今回は時間軸が短く、カレントなテーマでもありますので全文お読み頂けるようしてあります: 「技あり」の日米韓声明 ただ、先週は通貨政策という政治の世界において少し驚きを覚える動きがありました。それはワシントンで4月17日から始まったG20財務相・中央銀行総裁会議にあわせて開催された日米韓財務相会合です。同

「再説明を惜しまない」だけで コミュニケーションが変わる!

10年以上オフィスを持たずフルリモートワークで仕事をしてきたナラティブベースのノウハウをまとめたパターン・ランゲージ『自律的・主体的なコミュニケーション・パターン』から、すぐに実践に移せるコミュニケーションのコツをピックアップしてご紹介していきます! 【コツ2】 再説明を惜しまないメーリングリストやチャットなどで、一度書いたことを省略したり、相手が分かっている、もしくは分かっていなくても、前の文章を探して読み返す前提で話を進めるのは逆に非効率です。 大量のテキストが行き交う

「10倍の夢」が生み出す未来の道しるべ【コミュニティ思考を語ろう②】

 Potage代表、コミュニティ・アクセラレーターの河原あずさです。コミュニティづくりの専門家として、ファンコミュニティづくり、組織づくりのお手伝いをしています。  前回のCOMEMO記事から「コミュニティ思考」について語っています。(あわせて、Voicyで音声コンテンツも公開しているので、もしご興味ありましたらそちらも聴いてみて下さい!)  複雑性を増す現代社会においては、つながりや共感が新たな価値を生み出す原動力となっていることに異を唱える人はあまりいないかと思います

自信を持てない私とあなたに捧げる、慰めとエール

私いい大人ですが、しくじるとすぐ凹むし、なかなか自分に自信が持てないんです。でもこの記事を読んで衝撃を受けました。 ええええ。すでに強い人が。そんなに勝っている人が。self confidence(英語で言ってみる)のためにここまでやってたの?いやそこまでやったから王者だったのか。 心を支えるこのようなスペシャリストが存在すること、また記事には「ありったけの感情を込めて叫び続けると、言っていることを人は信じ始める」など科学に裏打ちされていても、やり方は案外泥臭くてさらに驚く

新入社員の定着のために、配属ガチャ対策だけで本当に十分なのか。直面する人材不足時代に備える。

皆さん、こんにちは。今回は「新入社員の定着」について書かせていただきます。 コロナ禍を経て、今年の入社式は、完全に対面スタイルで実施する企業が増えましたが、中には従来のような形式的な入社式ではなく、一風変わった形で新入社員の入社を歓迎する企業も増えてきました。社員との交流を促進したり、会社への愛着を深めるための工夫をするなど、新たな試みも多く見られました。それだけ新入社員の満足度を高め、働き続けたいと思えるような環境を提供することの重要性が増しているのです。早い人だと入社式

令和の浦島太郎は玉手箱を開けたらあかん—浦島太郎ニッポン(下)

ノスタルジーにふけることは、時にはあってもいい。かつてを懐かしむ時も、あってもいい。瞬間、刹那はいいが、それを「過去から未来につながる基本潮流」だと考えてはいけない。それを時代の本質だと認識してはいけない 現在の私たちは、過去に生きているのではない。未来は、まだ生きてはいない。現在に生きている。現在に息づく「過去と現在と未来の流れ」を発見して、3つの時間軸をつなぐ人が、未来を切り拓けることができる 3年間過ごした竜宮城から、現在地に戻った浦島太郎。乙姫から「玉手箱をあけて

GAFAなどの巨大テック企業やtiktokなど国内巨大テック企業に対する中国の対応を整理する

アメリカからの中国への規制が強化されているニュースは、日本でも報道されたりSNSでたくさん投稿されていますね。一方で、中国がアメリカを中心とした巨大テック企業に対してどういう姿勢をとっているかは中国以外ではほとんど報道されないので、意外と知らない人が多いのではないかと思います。 最近日本でもGAFAなどに対して規制を強化しようという姿勢があります。個人的にはもっと前から行うべきだと思ってました。 アメリカの影響力が大きすぎる日本は難しい立場なのでしょうが、市場の独占や詐欺

なぜ自らが生み出したKPIに追われるのか?古くて新しいマーケティングの話

改善と指標マーケティング施策を効率化し続けるために「改善サイクル」をブンブンぶん回すことは、ビジネスに不可欠な活動だと筆者は考えています。もちろんイノベーションを起こすことは重要だけど、それは効率化自体を否定しません。両方やるべきです。 いろんな会社でいろんな改善方法があると思うのですが、筆者は「改善サイクル」を以下のように「実施→計測→比較→改善→実施…」というステップで定義しています。 1. 実施: 施策の実行 施策を企画し、着実に「実施」することから改善は始まりま

「はじめに宣言する」だけで コミュニケーションが変わる!

10年以上オフィスを持たずフルリモートワークで仕事をしてきたナラティブベースのノウハウをまとめたパターン・ランゲージ『自律的・主体的なコミュニケーション・パターン』から、すぐに実践に移せるコミュニケーションのコツをピックアップしてご紹介していきます! 【コツ1】 はじめに宣言する チャットやコールなどコミュニケーション開始の際に、それが何の目的のコミュニケーションなのかを宣言します。今から話すことは、報告なのか?確認なのか?質問なのか?相談なのか?提案なのか?普段メールなど

#苦手な仕事克服のコツ は?日経電子版が皆さんの意見募集します

お題は「#苦手な仕事克服のコツ」スタッフの橋本です。 4月~5月のお題企画、テーマは「#苦手な仕事克服のコツ」です! 電話やメール、商談、プレゼンなど、仕事にはさまざまな業務がありますが、得意・不得意は人によって異なります。本音では得意な業務ばかりしていたいけれど、どうしても逃げられない苦手なものもあるのが現実。 みなさんは、そんな「苦手な業務」とどう向き合い、どう克服していますか? こんな投稿を募集します苦手な仕事とどう向き合っていますか? 苦手意識を克服し、「得意」

矢澤麻里子さん(日経COMEMO KOL)の投稿が日経朝刊「私見卓見」に掲載されました。

日経COMEMOのキーオピニオンリーダー(KOL)として活躍しているYazawa Ventures代表パートナー・矢澤麻里子さんの投稿が日本経済新聞に掲載されました! ▼公開された紙面はこちらです。 ◇  ◇  ◇ シード特化ファンド「Yazawa Ventures」で代表パートナーを務める矢澤麻理子さん。日経COMEMOでは、VC目線でスタートアップ起業に対する考えや意見を発信しています。 矢澤麻理子さんのnoteをフォローし、今後の投稿もぜひ楽しみにしていて下さい

即レスはビジネスを制す。1日100件のSlackを返す経営者が教える「即レスのプロ」になる3つのコツ

皆さんは、自分が1日に何件のメッセージをやりとりしているのか、意識したことはありますか? 日々忙しく過ごすビジネスパーソンの皆さんのなかには「連絡を返しているだけで1日が終わっている」「返信しなければならないものが溜まっていて、心が折れそうになる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、1日約100件ものレスを返す僕が、SlackやMessenger、メールなどの連絡・返信を溜めないためのコツについてお話しします。 僕は、「即レス」はビジネスを制すと考えて