外国映画

『バティモン5 望まれざる者』 追いつめられて

パリ郊外(バンリュー)。ここに立ち並ぶいくつもの団地には労働者階級の移民家族たちが多く暮らしている。再開発計画があるこのエリアの一画=バティモン5では、老朽化が進んだ団地の取り壊し計画が進められていた。
外国映画

『関心領域』 壁の向こうに耳をすませば

アウシュビッツ収容所の隣で幸せに暮らす家族がいた。一家の大黒柱はルドルフ・ヘスというアウシュビッツの所長で、彼は妻と子供たちとアウシュビッツの隣に住んでいたのだ。
日本映画

『ミッシング』 狂った世界を生き抜く

とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま3ケ月が過ぎていた。娘・美羽の帰りを待ち続ける母・沙織里は、唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だった。
日本映画

『碁盤斬り』 時代劇らしい画づくり

柳田格之進は故郷を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。ある日、格之進は囲碁仲間から盗みの疑いをかけられることになり……。
外国映画

『フューチャー・ウォーズ』 映画で遊ぼう

2555年――地球は終末の危機に瀕していた。人類を救うため、一人のタイムトラベラーが立ち上がる。彼に課せられた使命は2022年に戻り、世界を変えた“ある事件”を阻止し、歴史を変えること。
日本映画

『不死身ラヴァーズ』 見上愛を全肯定する

長谷部りのは、幼い頃に“運命の相手”甲野じゅんに出逢い、忘れられないでいた。中学生になったりのは、遂にじゅんと再会する。後輩で陸上選手の彼に「好き」と想いをぶつけ続け、やっと両想いになった。でも、その瞬間、彼は消えてしまった。
外国映画

『恋するプリテンダー』 オフビートか? 失敗か?

出会いは最高だったけれど、失言と勘違いで険悪になってしまったビーとベン。二人は友人の結婚式で再会する。険悪な二人を周囲はくっつけようとし、二人はその策略に乗っかることになるのだが……。
外国映画

『殺人鬼の存在証明』 そこがロシアだから?

1991年、負傷した女性が森の近くで保護される。女性の証言から、10年以上殺人を続けていた連続殺人犯の手口に酷似していることが明らかになり、既に1988年に捕まっていた犯人は誤認逮捕だったことが判明するのだが……。
外国映画

『人間の境界』 人間兵器の実像とは

「ベラルーシを経由してポーランド国境を渡れば、安全にヨーロッパに入ることができる」という情報を信じて祖国を離れたシリア人家族。しかし、亡命を求め国境の森までたどり着いた彼らを待ち受けていたのは、武装した国境警備隊だった…。
日本映画

『悪は存在しない』 主人公は自然そのもの?

自然が豊かな高原に位置し、東京からも近い長野県水挽町。代々そこで暮らす巧と、その娘・花の暮らしは、水を汲み、薪を割るような、自然に囲まれた慎ましいものだ。しかしある日、彼らの住む近くにグランピング場を作る計画が持ち上がり……。
外国映画

『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』 どちらの立場から?

1858年、ボローニャのユダヤ人街で、教皇から派遣された兵士たちがモルターラ家に押し入る。枢機卿の命令で、何者かに洗礼を受けたとされる7歳になる息子エドガルドを連れ去りに来たというのだが……。
日本映画

『陰陽師0』 「雅なもの」に囲まれた世界

呪いや祟りから都を守る陰陽師の学校であり省庁――《陰陽寮》。学生の安倍晴明は、呪術の天才ながらも陰陽師に興味を示すことがなかった。ところがある学生の変死をきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き出し……。