ロックンロールのみならず今に連なるポップ音楽史においてもっとも偉大な作家の生涯を追ったこのドキュメンタリー映画を撮ったのが、アフロ・アメリカンの女性作家だということ。この映画の中で彼について語る人々の>>続きを読む
デヴィッド・リンチ映画の楽しみ方というのがいまだにわからないままではあるんですが、この映画だけは日本公開時直後に京都三条のガラガラの映画館でほぼたった1人で観て以来、数年に一度は繰り返し観ています。理>>続きを読む
死ぬほど綺麗な絵がまるでスクリーンセーバーみたいに大した必然もないままひたすらずっーと同じようなテンポで繋がってて、「あれ? 俺、映画観に来てたんじゃなかったっけ?」と、考えちゃいけない疑問が脳裏をよ>>続きを読む
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本当に不快な瞬間が次から次へとスクリーンに映し出されるとんでもなく醜悪な映画。これまでは自分もそれなりにジェームズ・ガンが撮る映画のファンだったつもりだけど、もう二度と彼の撮る映画は観たくないと思うに>>続きを読む
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北米圏のメジャースタジオが得意とするファンタジー設定の、終始コメディタッチの、美術、撮影、編集という点からも特筆すべきところも特にない、そこそこよく出来たブロックバスター映画。テーマ的には、コミュニテ>>続きを読む
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そもそもトム・クルーズ主演映画の大半は取り敢えず必ず観に行くことにしているし、世の中、特に日本語ネイティブ圏における本作の盛り上がりに水を差したくはないんですが、正直これはひたすら眠たい映画。爆音で飛>>続きを読む
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映画冒頭、アラナ・ハイムとクーパー・ホフマンの出会いを、カメラがゆったりとした横移動で捉える素敵なショット。ここでの二人の台詞のやり取りがご丁寧にもこの映画の主題をごく明確に提示してくれます。曰く、こ>>続きを読む
TVシリーズ三作品がどれも帯に短し襷に長し(Netflix時代のTVシリーズは『デアデビル』筆頭にオーセンティックな佳作もたくさんあったのに…)で、毎エピソードすっかり退屈してしまっていたせいか、十二>>続きを読む
いまだ消え残っていた「アメリカ最後の煌めき」をキャプチャーした絶望的なまでのノスタルジア。正しさも悪も何もかもがごくありきたりで、どこまでも些細なく、絶望的なまでに無邪気な光景。ただ同時に、やがてそれ>>続きを読む