2024年5月10日金曜日

国会図書館デジタルコレクションで読みたい本

(この記事、これからもっと育てます。)


1.吉田健一著作集 集英社 1978.10

2.森有正全集 1 モリ, アリマサ 筑摩書房 1978.6

3.新輯内田百間全集

4.ツヴァイク全集 みすず書房 1973

5.トーマス・マン全集 新潮社 1972

6.漱石詩集全釈 : 共同研究 佐古純一郎 [ほか] 二松学舎大学佐古研究室

7.荷風全集 永井荷風 中央公論社 1949

8.荷風全集 永井荷風 岩波書店 1971

9.カフカ全集 新潮社 1980.11

10.モンテーニュ全集 1 (モンテーニュ随想録 1) 関根秀雄 訳 セキネ, ヒデオ 白水社 1982.11

11.渡辺一夫著作集 1 (ラブレー雑考 上巻) 増補版 ワタナベ, カズオ 筑摩書房 1976

12.辰野隆随想全集 1 (忘れ得ぬ人々) タツノ, ユタカ 福武書店 1983.


13.文体の発見 : 本居宣長から中島敦まで 増補版 粟津則雄 著 アワズ, ノリオ 青土社 1983.2


14.サン=テグジュペリ著作集 1 Saint-Exupery, Antoine de みすず書房 1983.10


15.革命的半ズボン主義宣言 橋本治 著 ハシモト, オサム, 1948-2019 冬樹社 1984.12 など11冊


16.ボーヴォワールとサガン 書誌情報 著者 朝吹登水子 著 出版者 読売新聞社 出版年月日 1967 https://dl.ndl.go.jp/pid/1698573/1/8


17.『ヴァルター・ベンヤミン著作集』1 (暴力批判論),晶文社,1969. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12587505 (参照 2024-05-04)


18.『古川ロッパ昭和日記』戦前篇 (昭和9年~昭和15年),晶文社,1987.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12436173 (参照 2024-05-04)


19.『鶴見俊輔著作集』5 (時論・エッセイ),筑摩書房,1976. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12407802 (参照 2024-05-04)


20.岡本好古 著『仰ぎ見れば蒼い空』,集英社,1975. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12547561 (参照 2024-05-04)


21.ディック・フランシス 著 ほか『査問』,早川書房,1977.5. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12584978 (参照 2024-05-04)


22.内田百間 著『定本阿房列車』,六興出版,1984.10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12566776 (参照 2024-05-04)


23.I.アシモフ 著 ほか『天文学入門 : 宇宙はここまで解明された』,光文社,1977.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12621227 (参照 2024-05-04)


24.『井伏鱒二全集』第1巻,筑摩書房,1964. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1667125 (参照 2024-05-04)


25.『定本西脇順三郎全詩集』,筑摩書房,1981.1. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12545152 (参照 2024-05-05)


26.新倉俊一 著『西脇順三郎全詩引喩集成』,筑摩書房,1982.9. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12463877 (参照 2024-05-05)


27.鍵谷幸信 著『詩人西脇順三郎』,筑摩書房,1983.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12463887 (参照 2024-05-05)


28.植草甚一, 鍵谷幸信 編『コルトレーンの世界』,白水社,1978.1. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12434071 (参照 2024-05-05)


29.『サリンジャー選集』第1,荒地出版社,1968. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1699087 (参照 2024-05-05)


30.山西英一 訳『ノーマン・メイラー全集』第1 (裸者と死者 第1),新潮社,1969. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12586458 (参照 2024-05-05)

2023年6月1日木曜日

現在の積読本

『ニジンスキーは銀橋で踊らない』(かげはら史帆 さんのサイン本)

『弱さの思想』

『思考の取引 』

後ろの2冊は、いつか読書する日 さんから選書していただいたもの。



2023年2月18日土曜日

『感情を引き出す小説の技巧 読者と登場人物を結びつける執筆術』(フィルムアート社)を使った勉強会を開始しました

 「引き出す会」を開始しました。ALL REVIEWS友の会の「執筆研究部」内の勉強会です。テキストは『感情を引き出す小説の技巧 読者と登場人物を結びつける執筆術』(*)です。

(*)(フィルムアート社)、ドナルド・マース (著), 佐藤弥生 (翻訳), 茂木靖枝 (翻訳)

昨年は『文体の舵をとれ』をやったのですが、練習問題は今回のもののほうがずっと高度です。実際に小説を書いている人向けらしいです。私のような「読むだけ」の人には無理なのですが、持ち前のずうずうしさで参加しています。1回めの演習の題材に『トニオ・クレーゲル』を使うという暴挙をあえて行いました。いろいろ「書き直し(!)」をしてみた結果、やはりトーマス・マンは偉大だと納得しました。今回トーマス・マンの偉大さの理由が少しだけ分かり、喜んでいます。

ドナルド・マースはエライ編集者なのです。そして、最近読んだ『伝説の編集者 坂本一亀とその時代』を思わせて感慨深いです。

『感情を引き出す小説の技巧 読者と登場人物を結びつける執筆術』は、編集者がいかにして小説家に「書き直し」をさせるかを具体的に語っているので読むだけでもとてもおもしろい。



2023年2月14日火曜日

田邊園子『伝説の編集者 坂本一亀とその時代』(河出文庫)読了

田邊園子『伝説の編集者 坂本一亀とその時代』(河出文庫)を読みました。
作家を叱咤激励する鬼編集者のイメージは坂本一亀(かずき)によって作られた……わけではないでしょうが、ピッタリしすぎと思います。

辻邦生も『夏の砦』の原稿を3度書き直しさせられたとこの中に書いてあります。



2023年2月7日火曜日

野崎まど『タイタン』、筒井康隆『モナドの領域』他

 最近読んだ本


野崎まど『タイタン』(講談社)

AIが意識を持つというテーマには興味があったので読みました。今年のALL REVIEWS友の会執筆研究部の勉強会の例題回答作成の参考にします。


筒井康隆『モナドの領域』(新潮社)

痛快!次はやっと『虚航船団』を読みます。


(以下は、国会図書館デジタルコレクションで流し読み)

日本放送協会『新ラジオ技術教科書 基礎編 増補改定版』(日本放送出版協会)

1960年出版、この当時のラジオは内部構造がわかりやすかったです。今は素人にとっては中身がブラックボックス化していて、知ろうという気がおきないのが困ります。

『滴る雫 : 寿岳文章随筆集』(河原書店)

高遠弘美先生のご示唆のおかげで読みました。

2023年1月31日火曜日

筒井康隆『聖痕』(新潮文庫)など

 筒井康隆『聖痕』(新潮文庫)を2日間で読み終えました。久しぶりに夢中になれる本でした。


筒井康隆さんの本は、初期のSFしか読んでいなかったのですが、昨年末に『美藝公』を読んで、印象が変わりました。なるべく最近のものを手に入れてもっと読んでみたいです。

手元にはしばらく(10年以上)積んでおいた『虚航船団』もあるのですが、これも読みます。





2023年1月30日月曜日

『加賀乙彦自伝』(集英社)

2日間で読み終えました。実は図書館で借りてきています。(スミマセン。) 

写真のページがあり、注も豊富、年譜もしっかりして、著書目録も人名索引も付いている。模範的な自伝本です。『宣告』以降の大作も読んでみようか、でも、エッセンスはこの本で十分かしら、いや文学作品で重要なのはニュアンス……などと楽しく悩むことができる本です。


ところで、この素晴らしい装幀は菊地信義によるものです。


2023年1月27日金曜日

堀辰雄『妻への手紙』

「あとがき 晩年の辰雄」で 堀多恵子が以下のようなことを書いています。

病気に触るといけないので、寝室から本棚を外に出してしまったら、好きな本が眺められず、堀辰雄が寂しそうにしていた。

涙なしには読めません。

堀辰雄 著 ほか『妻への手紙』,新潮社,1959. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1669238 (参照 2023-01-27)

なお、書簡もこの「晩年の辰雄」も筑摩書房の『堀辰雄全集』および『別巻』に収録されています。しかし、一冊に「妻への手紙」と堀多恵子の回想がまとまっているところに、この本の良さがあると思います。




2023年1月26日木曜日

『頭医者留学記』を読みました

 本日読んだ本。(大和市立図書館で借り出した本。)

加賀乙彦『頭医者留学記』(毎日新聞社)

https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000001602296-00