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Haserumioさんのレビュー一覧

投稿者:Haserumio

490 件中 1 件~ 15 件を表示

第4回(文月悠光さん担当)は、評者的にはけっこう神回でした。

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評者のイチ推しは、レビュータイトルの通り。同郷の文月悠光さん(本買ってますよ!)をゲスト・スピーカーとして、石垣りんの作品が心に染み入るとともに、「詩を書く」ことの意味ないし効用について、なるほどと感じ入りました。(番組も繰り返し視聴しました。)今後は、茨木のり子さんも取り上げてほしいなと。

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SATAの登場っていうのはどうなのか・・・

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相変わらずの面白さで瞬く間に読み終えてしまったが、それはさておき、SATAの登場ってどうなのよ。物語の先が見えてしまった感もあるし、島崎の生存本能のギリギリを試すかの如きハードボイルド感がこれまでのオキニ・ポイントだったのだが・・・ ちょっと残念な一巻ではある。

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著者の作品はすべて読んでいますが、本書も上々の一作。ただ読むべし。

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山崎豊子『大地の子』や辺見じゅん『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』、安部公房『けものたちは故郷をめざす』といった作品を彷彿とさせる主人公のトヨタ入社前を描いた暗澹たる前半を過ぎると、一気に視界が拡がり、「トヨタ最大の秘密」(帯より)が語られる後半へとなだれ込む傑作企業ノンフィクションでした。一気読みでした。

「中国人同士で殺し合えばいい。トヨタには無関係なこと」(271頁、天津汽車救済スキームにおいて、第一汽車と広州汽車を手玉に取って競わせる交渉戦術の見事さ!)
「章男ちゃんは章男ちゃんで、複雑なんだよ。奥田さんは章男ちゃんのことを、『章男はコンプレックスの塊だ』と話していたけれど・・・・・・。まあ、章男ちゃんはね・・・・・・複雑な子なんだよ。章一郎の育て方が問題だったんじゃないのかな」(304頁)

それにしても、奥田碩がかの小糸製作所買収防衛事案において最前線で仕事をし、米国流ガバナンス(あるいは資本の論理)について深い経験を積んでいたというのは目うろでした。

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迫真の臨場感

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宮古湾海戦(回天 vs 甲鉄)について初めて多くを知ったとともに、海戦シーンの迫力に圧倒された一巻。読後感も半端なく、文句なしの星5つ。

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シャレにもならない

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「経営にインフルエンスを」って、今回薬害事象を引き起こした企業の法務責任者として、この著者は経営に真っ当な「インフルエンス」を与えてきたんだろうか? はなはだ疑問。噴飯物の一冊で、買う気もしない。

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樋口憲法学=「ひとつの時代を生きた痕跡」(268頁)

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氏が自らの憲法学の歩みを回顧した第一部「あゆんで来た道」は、登場する人物群の描写と相俟って、大変面白かった。が、自らの学問の一貫性(変わらない部分)と変遷(それなりの変化)を振り返りつつ剖解した第二部の「何を・なぜ・どう・問題にしてきたか」は、相当に難解。(樋口憲法学そのものとその論争史を含む周辺事象について、かなりの知識がないと読解困難。)この辺は、蟻川氏のフォローが不十分というか、読者へのつなぎ役としてのミッションをまったく果たしていない。

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「私の遺書でもある」(203頁)

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インパクトがあったのは、やはり第3章と第4章。JAL123便を墜落に持っていった(あるいは、第4エンジンにミサイルを撃ち込んで撃墜した)その理由について、「もし、123便が無事に着陸したら、本当は何が起きたのか、完全にわかってしまうからだ」(155頁)との一文に戦慄。(まったく、早くブラックボックス公開しろよ。)併せて、今後の日本が生き延びる最後の道(ラスト・チャンス)は、敗戦直後と同様に、タブーを破壊するわれわれ日本国民の行動と言論・メディアの覚醒にあることを実感。また、文章表現はさておき、誤植の無いていねいな校正が素晴らしい。(最近の、大手出版社の書籍の誤植の多さには、ほんと辟易しているので・・・)

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紙の本戦艦武蔵の最期

2024/02/17 22:55

『戦艦大和ノ最期』と対をなす、凄惨な戦闘現場を描いた一書

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書店でたまたま見つけ、『戦艦大和ノ最期』を読んだ評者としては、読み比べてみようと思い、昨日購入して本日読了。一気読みというか、怒涛の二日読みでした。

「直撃弾を受けたというならまだしも、水線下にくった魚雷一本の振動ぐらいで、あっけなく故障するような方位盤を、どうしていままでそのままにしておいたのか。」(142頁)
「自分の着たいものを自由に着られるっていうのが本当の世の中よ」(151頁)
「武蔵はもともとトン数の大きさだけが目的で造られたではなかった。これは大和の場合もそうだが、まだ外国にもその例のない口径四十六サンチ(十八インチ)の主砲九門を搭載するために、ただそれだけの目的のために、その大きさ(満載排水量七万二千八百トン)を必要としたのである。つまり日本の海軍が欲しかったのは、大きな艦ではなく、どこまでも大きな大砲だった。」(204頁)
「いまは死もおれにとってひとつの安らぎだった。おれは死ぬことによって、一刻も早くこの地獄の戦慄を脱したいと思った。」(223頁)

『戦艦大和ノ最期』は美文で、内容的にいかにも将校が書くべき作品であるのに対し、本書は文章は荒削りだが現場の厳しさ・悲惨さが伝わる一冊。両方合わせて一書であると思うこと大。

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パンチに欠ける

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ほんと、いいカラダなんだけどなぁ。着衣部分が大き過ぎるのと露出部分の少なさ(同じことか・・・)で、正直イマイチ。もっとかませよ!

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紙の本三宮位知子写真集

2024/02/15 16:38

いいカラダだが、小谷ゆみには遠く及ばない

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野性味のあるヤリ心地のよさげな肢体だが、もう少し肉付きがあればという感じ。アングル等についても、下半身のアップや剥き出し度に欠け、はっきり云って使えないの一語。コアなファンの方向けでしょうね。

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三歩間違うと、単なるトンデモ本

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JFK暗殺に焦点を絞った一冊かと思って読み始めたが、肝心のキモは、ボブ・ベアの『解禁! JFK暗殺事件の未公開ファイル』(43分、2017年)に依拠しており、かつてダラスの暗殺現場などを訪れた経験のある評者としては、正直、本書を読むよりもそちらの方がずっと得るところは大きかった。(要は、「CIA・軍産複合体説」は誤りで、真実は「キューバ・ソ連説」ではないかというもので、この番組はアマプラで視聴可能です。)それ以外の部分では、安倍首相暗殺事件は別に狙撃手がいたのではないかとか(単独犯行説ではなく複数犯人説)、トランプ支持者による連邦議会議事堂乱入事件には民主党政権が何らか関与していたのではないか、といった説が略述されています。(どう思うかは読者次第ですが、評者は早速雑誌『WiLL』の2022年12月号(本書202頁参照)をオーダーしました。)なお、本書を読んで評者が得るところが多かったのは、結局、第5章でしたが、紹介されている作品のDVDで現在入手できるものはすべて注文してしまいました。これから観まくるのが楽しみです。

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紙の本恋めのリップ 工藤亜耶写真集

2024/02/11 10:24

たらこくちびるの亜耶ちゃん

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ジャケットの太もも下半身アップで、これはイケるかと思ったが、これもグッとくるカットの無い冷めた一冊でした。素材がいいのに勿体無い。もっと「料理」の仕方を工夫しろ。

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紙の本オフィスレディ・マニアックス

2024/02/10 12:03

「勤務時間は、妄想でできている。」(帯より)

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コンセプトはよいが、グッときた写真は皆無で、まあまあのものが数葉。脚モデルの質に難あり。(形状美形のムッチリ脚を後ろから撮ったショットが好みなので・・・)

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紙の本人、中年に到る

2024/02/07 23:42

四方田・モンテーニュ著 『エセー』

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すぐに読み終わると思って読み始めたのだが、各篇とも考えさせられる内容で、都度立ち止まりながら、時に物思いにふけりつつ読了。評者自身もやがて至る著者の年齢に思いを馳せつつ、その時が知的にも身体的にも充実した日々であることを願いつつ、またいろいろな意味でもっと頑張らねばとも感じつつ、読み終えた次第。

「三十年の歳月は人に大きな時間の存在を教えてくれる。かつて自分が歯車のなかで忙しげに体験していた小さな時間の集積ではなく、それとはまったく次元を異にする尺度の時間が実は自分を取り囲んでいたということが、そのとき判明する。」(31頁)
「恋愛というのは一種の才能のようなもので、できる人にはできるし、できない人には一生かかってもできない。… 恋愛とは人間がみずからの不平等を徹底して思い知らされる事件なのである。」(48頁)
「わたしは専門課程に進学する際に、非理性的な熱狂が共同体を形成する状況をめぐる学としての宗教学を専攻し、新宗教の潜り込み調査に携わることにした。」(133頁)
「あらゆる恋愛に終わりを告げるのは性交である。」(同頁、ロラン・バルトの言葉)
「マルクス主義とは偽装されたユダヤ=キリスト教であるというのが、宗教学を大学で専攻したわたしの結論であった。」(147頁)
「わたしにとりあえずできるのは、他人の苦痛を前に何とかシニシズムに陥らんとする自分を制止し、無感動から自分の身を守ることでしかない。」(148頁)
「わたしたちの誰もが自分の死という事件をひとたび体験してしまえば、その後は死について思考したり語ったりすることができない。」(217頁。同様に、苦から逃れようと思って自死しても、苦からの脱出=解脱を感じる自分はもはや存在しない以上、目的の達成はそもそも起こり得ない(つまりは無意味)のである。)
「死を絶えず自分の視界の内側に置きながら、しかもいかにそれから達観した姿勢を保つか。わたしがこれから考えなければならないこととは、究極のところ、すべてこの問いに帰着するような気がしている。」(220頁)
「わたしに誓えることが唯一あるとすれば、それはこれまで携えてきたいくつかの卑小な秘密をけっして他人に解き明かすことなく、そのまま冥府にまで持ち運んでいくことだけではないかという思いが、現在のわたしにはしている。」(225頁)

読み手の関心と目線如何で、それぞれに得ることの多い一書であろう。

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ノモンハン事件の描写が薄かったのは残念

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昭和天皇の動静が焦点の作品だけにそこまでは求められないのだが、一応そこが残念でした。他は、毎巻どおりの流れるような読み口であっというまに読了。(毎回、すぐに読み終って、次が読みたくなってしまう・・・・・・)日独伊三国軍事同盟締結に反対であった海軍が腰砕けになり、昭和天皇が結局裁可するに至るプロセスが、なんともやるせない。「いきほい」に流される日本人の弱さたるや・・・・・・

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