石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

車谷長吉・高橋順子

昔,車谷長吉直木賞作品「赤目四十八瀧心中m未遂」や,随筆,朝日の人生相談回答などで面白く読ませてもらったが,最近調べてみると2015年5月に69で亡くなっていたことを知る.50の頃結婚した高橋順子が,「夫・車谷長吉」を,2017年に出版しているとの事で,図書館で文庫を借りてここ数日で読んだ.

 

馴れ初めから順に書いてあり,詩人の嫁さんあって,車谷さんも書くべきことは書けたのかな,という感想.

 

処で,車谷は飾磨の出身だが,高橋さんは千葉県匝瑳高校出身,とあり,匝瑳(そうさ)市の存在を知る.「匝」の字は,昔同じ教室に居られたO先生が退職後,岡山県周匝(すそう)市の研究所長をされている,という事で初めて知った漢字.「匝」は,めぐる,という意味らしいが,日本の市名で,2ヶ所もあるとは思わなかった. (2023.7.1)

半年ぶりの広島

16-18日(金―日)は広島.

 

今回も庭の樹木の枝落しと草刈.樹木が鬱蒼となって見通しが悪いので,塀の上1m程度の枝の大半を切り落とし.かなりの量のゴミ.ヒイラギは葉が痛いので枝の大半を塀の内側に放置.

 

途中で枝を切るときにうっかり刃が飛んで左親指を少し切った.キズバンをあてるも間から漏れてなかなか止まらない.古い家なので探すと赤チンがあり,まあこれ塗ってキズバンしておけば酷いことにはならない.

 

昨年豊作だった柚子と柿は両方とも不作のよう.

 

 

 

鯵三枚おろし

朝、生協に寄ると、鯵の立派なのが148円。3本求めて、帰った。今日のメニューは油淋鶏でまずそっちを揚げて夕食。その後から鯵を三枚におろして、南蛮漬けが嫌いな人用は塩焼き。残りを残り油で揚げて南蛮漬け。但し、三枚の骨の部分は最後に少し温度を上げて揚げるとおつまみに最高。一匹には黄色い卵があったのでそれは煮てみた。いささかお疲れ。

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ps   今回の鯵はいずれもゼイゴの発達がそれほどでもなく、その代わりに5〜7mm径の鱗が見られた。今迄扱ったものでは鱗は殆ど分からなかったのだが、鯵にもいろんな系統があるようだ。

 

ps2 関係ないけれど、最近、nhkの19時のニュースで国会の質疑を流すと、質問も答弁も書いた物を読むのが当たり前になっているようだが、あれじゃプロのやる事じゃないと思う。安倍の頃からそうなったようだが、幾らなんでも聞くに耐えないと思う。政治離れを招いている。

ハルヴァの挫折

以前から気になって材料をボツボツ揃えていたハルヴァを作ってみた。材料の中で無かったカルダモンあちこち当たってようやく入手。

 

レシピはグレーテルのかまどにあったもの。主な材料はひまわりの種で、以前、通販で手に入れたもの。最初にひまわり種ペーストを作るのだがローストした後で、ミキサーで粉砕ペーストにと書いてあるのを、すり鉢で少しずつ潰してみた。1時間弱かかって170grを潰したのだが、結果的にはこれが固まらない敗因のようだった。

 

後は手順通りで熱を加えながら材料を順に加えて混ぜ、最後は型に流し込んで冷えてお終い。取り出して切ってみるとボロボロと崩れる。途中、その心配で水は飛ばすようにしたり注意したが、多分最初の潰しが粗過ぎ。味はまあこんな物か、で思ったほどの感激もなく。

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元々は米原万里の随筆紀行を読んでいて印象に残っていたのだが、ハルヴァは胡麻や他の材料でも作られるようだ。でも通販で買ったひまわり種はあと4回分はあるのて、それで何とか崩れないものを作りたい処。

トレーニング眼鏡

 

従兄弟がトレーニング眼鏡について紹介していたので、ダイソーで購入。

 

真っ黒の板に1mm径の孔が4mm間隔位で空いている。

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掛けてみると、遠くの物体がシャープに見える。まあ、眼を細めると鮮明に見えるのと同じ。孔の間隔、大きさは像が重ならないように上手く考えられている。

 

昨年、急に視力が落ちて眼科で診てもらったら、網膜静脈閉塞症とのことで、眼底断面が波打っていた。だから、月が5個に見えたりする。まあ、乱視。ピンホールで見れば眼底網膜の一箇所で見ることになり鮮明。裸眼だと、眼底網膜のいろんな処の像が重なってボヤけて見える。

 

レーニングで乱視が矯正できるか甚だ疑問ではあるが、一応毎日散歩の時15分位掛けて試してみています。

西本願寺法要

先月、東京の従兄弟から、西本願寺親鸞聖人御誕生850年立教開宗800年慶讃法要があるが一緒に行かないか、と声が掛かり、不信心者ではあるが、家の宗派が行う法要を一度見ておきたいと思い参加。

 

京都駅で落ち合って西本願寺へ。休息場のテントで暫く待ち、9時半前に本堂の会場へ。約千人の席があって、我々個人参加者は扉の外の席。f:id:hsato47:20230428192622j:image

各所にモニターが設置されていて、中央での状況を見たり、お念仏の言葉を見る事ができる。勿論、手元には内容を記したパンフレット。

 

一番印象深かったのは、正信念仏偈が始まったら、参拝者の多くが節回しの抑揚もピッタリと発声されていた事。まあ、そういう人達が参拝にくる場である事を理解。

 

11時頃終わって、西本願寺の向かいにある龍谷大学の博物館で行なわれている、「真宗聖徳太子」展を見てお昼はうどん屋。その後、京都国立博物館の「親鸞上人生誕850年記念特別展」を見る。展覧会は、いずれも、全国のお寺から多くの資料(親鸞上人の直筆も)が集められていて見応えがあった。上人のひ孫の覚如や、さらにその又孫の善如が上人の生きた記録を残した、というのもちょっと驚き。

 

前回同様、国立博物館のポーチの椅子でしばらくお喋りして四条河原町へ出て別れて帰宅。

 

 

 

 

丹生山登山

娘が丹生山に登りたいとの事で3人で朝8時過ぎに出て衝原湖9時。駐車料金500,南から最短ルートでの登山。9時出発、途中一回休みで10時10分山頂。比高は370m。明要寺(跡)境内に桜が咲いていた。10時35分に山頂出発、途中から東へ町石のある旧参詣道。町石は11個確認。ちょうど1時間で駐車場。日曜なので10パーティ30人位に会った。早く降りたので、割と近くで昔何回か寄った佳林で昼食を摂って帰宅。丹生はニブ、と読む事を知る。

 

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ps2  知り合いから、丹生山山頂のお寺(跡)は明要寺、という事を教えて貰いました。

 

ps  夜、ラインを見たら小さい頃良く遊んでもらった従兄弟のHYさんが亡くなっておられたとの報。だんだん寂しくなる。