今週は短め。
日曜日のツイート。
日曜日のお散歩写真@神戸。
— Acleris(あくれりす) (@Acleris) March 18, 2024
越冬色のチャバネアオカメムシが出歩いていた。
どれくらいで緑色に戻るんだろ? pic.twitter.com/Xfhno5GjeR
普通種の交尾器も見ておこうと持ち帰り。
チャバネアオカメムシ Plautia stali ♂交尾器 |
ではまた
今週は短め。
日曜日のツイート。
日曜日のお散歩写真@神戸。
— Acleris(あくれりす) (@Acleris) March 18, 2024
越冬色のチャバネアオカメムシが出歩いていた。
どれくらいで緑色に戻るんだろ? pic.twitter.com/Xfhno5GjeR
普通種の交尾器も見ておこうと持ち帰り。
チャバネアオカメムシ Plautia stali ♂交尾器 |
ではまた
ずいぶん前から視界には入っていたもの。
クヌギエダイガタマバチの虫コブである。
本種は秋から早春にかけて羽化するそうで、既に脱出口が見られるので空き家であろう。
このとき羽化するのは単性世代の♀で冬芽に産卵し、雄花にクヌギハナコツヤタマフシという虫コブを作って両性世代の成虫が羽化するそうな。
それはさておき空き家だし、何かの話のタネになるかと持ち帰って中を見た。
割ってみると羽化後のタマバチの繭がある。
次、
なんかいた。
背面
ヒラフシアリ 女王 Technomyrmex gibbosus |
側面
ヒラフシアリ 女王 Technomyrmex gibbosus |
腹柄は細く、腹部が覆い被さっている。
本種は枯れ枝や枯れ竹に営巣する樹上性の種類だそう。
秋に結婚飛行をする種類なので、各々単独で冬越しして春になってから子育てに入るのかも知れない。
かなり以前にツバキシギゾウムシが出て行ったあとのヤブツバキの実にシリアゲアリ属の女王がいたことがある。ハリブトかテラニシ辺りだったと思うが、これも同じように春になってから繁殖に入るのかも知れない。
ではまた
昨年の記事で紹介した、蛹までこぎつけたアヤトガリバの一種。
2月に入ってチラッと容器を覗いたら、俵が増えていた。
残念ながらヤドリバエに寄生されていた。ということで、アヤトガリバかオオアヤトガリバかどうかは迷宮入りとなってしまった。
ヤドリバエはその後無事羽化。
特にうれしくない。
蛾屋なので。
いちおう背面の拡大
ヤドリバエの一種Tachinidae Gen.sp. |
綺麗と言えなくもないが、詳細を調べるスキルはないので科止まりである。
側面
ヤドリバエの一種Tachinidae Gen.sp. |
腹端を斜め下から。
顔①
ヤドリバエの一種Tachinidae Gen.sp. |
顔②
おまけ。
アヤトガリバの一種の蛹。尾突起の鉤状刺毛(尾鉤)
ではまた
今週は絞りきれなかったハエを貼っておしまい。
日曜日にポツポツ見かけたハエ。
ハモグリバエ科の一種 Agromyzidae Gen.sp. |
真っ黒だし小さいしで食指が動かなかったんだけど、他にテキトーなのが見つからないのでチト調べてみようかな、と拉致する。
背面
ハモグリバエ科の一種 Agromyzidae Gen.sp. |
検索してハモグリバエ科には行き着いたけど(新訂 原色昆虫大圖鑑III巻で検索したら迷子になったのは秘密)、街中でも見かけるナモグリバエとか農業害虫のマメハモグリバエは翅を重ねて止まるので、止まり方の違うこれは以前はハモグリバエじゃない何かだと思っていた。
側面
ハモグリバエ科の一種 Agromyzidae Gen.sp. |
前翅
ハモグリバエ科の一種 Agromyzidae Gen.sp. |
顔
ハモグリバエ科の一種 Agromyzidae Gen.sp. |
刺毛はがっしりしていてsetaというよりbristleといった感じ(個人の感想です)。
眼縁刺毛はすべて後方。
後単眼刺毛は外反する。etc. etc.
日本語の属までの検索とかあったらガンバッテ調べようかと思ったが、英語で書かれたアメリカ産の属検索しか見つけられなかったのであきらめた。
年をとると、やる気根気元気がなくなるのじゃ。
顔つきとか見てると、Japanagromyza属かなぁ?とか思ったりしたが、日本産の情報が拾えなくて何ともならんかった。
というかハモグリバエ科種類大杉。
複数採ったうちオスが1個体いたので交尾器貼っておきます。
側面
ハモグリバエ科の一種 Agromyzidae Gen.sp. |
腹面
ハモグリバエ科の一種 Agromyzidae Gen.sp. |
ではまた
今週は貼るだけ。
考察もなし。
メスなので。
日曜日に葉上でボ~ッとしていたハエをフィルムケースに確保。
冬は網いらずで楽ちんである。
背面
シリボソハナレメイエバエ属Pygophoraだと思う。
うちの近所ではリュウキュウシリボソハナレメイエバエにそっくりだけど翅の斑紋がない種類しか見ていないのでそのメスじゃないかと思っている。
オスについてはむか~しハエの掲示板で問い合わせてみたことがあるが、交尾器に微妙な差異があるそうで、リュウキュウ~と酷似しているが同種とは言い難い、と教えていただいたので、宙ぶらりんのままである。
側面
シリボソハナレメイエバエ属の一種 Pygophora sp. |
腹部背面
シリボソハナレメイエバエ属の一種 Pygophora sp. |
腹部腹面
翅
シリボソハナレメイエバエ属の一種 Pygophora sp. |
顔
シリボソハナレメイエバエ属の一種 Pygophora sp. |
標本にするとどれもこれも小豆色になるのが玉に瑕。。
斜め顔
シリボソハナレメイエバエ属の一種 Pygophora sp. |
本種のオスについては「一寸のハエにも五分の大和魂・改」と言う掲示板でリュウキュウシリボソハナレメイエバエでワード検索すればスレッドが見れると思う。
ではまた