You can’t change now

iwayou2011-02-03

昼ご飯を買いに行ったり、実験の合間にコーヒーを飲んだり、なんだかんだでほぼ毎日行く学内のカフェがあります。
先日いつものように「スタンダードラテください」と言ってお金を払うと、即ラテが出てきた。「え、もう?これ私の?」と言ったら、お姉さんにっこり。
その翌日、私がまだサンドイッチを選んでいる時点で、カウンターの向こうでお姉さんはラテを作り出した。「私が何飲むかわかってるみたいやね」と言ったら
「You can't change now!」
どや顔やし・・・。
確かに毎回ラテを飲んでいる。常連さんのように覚えてもらえるのは嬉しい。でもなんだか無性に「アールグレイティー」とか言いたくなってきた。
写真はそのカフェで売っている、なぜかポルトガル菓子pasteis de nata(エッグタルト)とbolo de arroz(お米を使ったマフィン)。悔しいけど美味しい。

Recycle

iwayou2011-02-01

最初にイギリスに来た時は、ゴミの分別がほとんどされていないことに衝撃を受けたものです。良識ある家庭では瓶・缶、古雑誌は分けるけど、町のごみ箱は缶・ペットボトル全部いっしょくた。大学内にも分別ごみ箱が無かった。ちなみに街角にはごみ箱がやたらいっぱいあります。そうじゃなきゃみんなぽいぽい捨ててしまうからじゃなかろうかと思っています。
そんな国もちょっと変わってきたのか、秋に再度こちらの大学に来た時には、学内に分別ごみ箱が置かれていました。そして今週からここの自治体で新たなリサイクルシステムが始まりました。いままでの通常ごみ、瓶・缶、古紙類の分別品目に加え、生ごみ専用、プラスチック・ダンボール類、衣類・靴が加わったのです。
正直、いきなりがんばりすぎと違う?
しかも全部の品目を同じ曜日に回収に来るといいます。ハウスメイト(トリニダードトバコ出身のまじめできれい好きのしっかりもの)と、そんなんできるのかねー、と言っていたのですが、本日、数種類ずらりと並べて出した分別ごみが、すべてそのまま放置されておりました。
「あいつら自分の器を知ったほうがいいんじゃ」と言ったら、ハウスメイトも激しく同意していました。
写真はスーパーの衝撃的「Canned spaghetti」コーナー。

The King’s speech

iwayou2011-01-22

ひたすらラボワークな日々。ピペットで腱鞘炎になりそうです。毎日くたくただけど頭はなんにも使っていない。
今夜は友達と映画「The King's Speech」を観てきました。素直に楽しめました。英国王だって悩める一人の人間、チャーミングに描かれてました。ところどころ笑えるシーンもあり。
主演のコリン・ファース。むかし渡英前にイギリス英語アクセントに慣れようと、日常的な設定で内容が軽いイギリス映画ばかり努めて観ていた時期があったのだけれど、コリン・ファースヒュー・グラントばっかり出てくるのでうんざりしていたのだ。でもコリン・ファースだんだん好きになってきたかも。怒っている演技のときにほんとうに顔が真っ赤ですごいと思った(白人て肌が白い分ほんとに真っ赤になりますよね)。いっしょに行った友達も「オスカーとるんじゃない!?」なんて言ってたけど、どうなるでしょうか。
ちなみにヒュー・グラントは良い家の生まれでオクスフォード出身できれいな英語をしゃべるから勉強に良いとか言われているそうだけど、どうもあの垂れ目と胡散臭さが好きになれません。

今日の一枚は、全然関係ないけど、ありえない色のカップケーキ。M&Msみたい。

Ads by Google

見ている人に合わせて広告を出すシステム。どこからインターネット接続しているかを判断するのか、どういう検索履歴かによるのか、仕組みはよく知りませんけども、


的確にひとのコンプレックスを逆なでするのはすごいと思う。なぜ、英語が話せるようにならないのか、って、そりゃばかだからとか、もう年だからとか、そもそも日本語でも上手に話せないからとか、いろいろありますわな。

年の瀬

iwayou2010-12-30

学部生の授業が終わったクリスマス一週間前頃から、みなさん続々とホリデーに消えてゆき、大学はアジア人率が異常に高いです。困るのはクリスマス2週間前あたりからすでに業者の動きが遅くなること。納品が滞り始め、クリスマス前の大雪も追い打ちをかけ(といっても積雪10−20cmくらい)、ずっと前に発注しているにもかかわらず、試薬や消耗品が年内に届かず…。

クリスマスイブは、最近お友達になった中国人のかわいい女の子(PhD学生)に誘ってもらい、居残り組で鍋パーティー。その子はなぜかかなり日本語が話せるのです。日本の漫画が好きで独学で勉強したそうで「でも私おたくではありません。腐女子じゃないです。」と日本語で言っていた。いや、そんな単語ふつーに出てくる時点で十分・・・。
しかし、英語ペラペラで日本語まで話せる人みてると、自分は英語も片言でふがいないったらありゃしない。

クリスマスはかなりまじめなクリスチャンであるハウスメイトに誘ってもらい、お友達宅でのクリスマスディナーへ。メインはガチョウの丸焼きでした。ガチョウって初めて食べたかも。

そんな感じで料理持ち寄りホームパーティーの機会が多い海外。でも寿司とケーキを押さえておけば大丈夫です!こちらで寿司は大人気、でも気軽に家庭で作る人はまだ少なくてちょっとおしゃれな位置づけ(な気がする)。良い魚は手に入りづらいけど、スモークサーモンで裏巻きすれば華やかになることを最近覚えました。また、こちらのケーキはどっしり系が多いので、日本的スポンジケーキは「ふわふわ〜!!」と、とても評判が良いです。そういえば2−3年前のイギリス・ベストオブティーハウスの一位は日本人親子が経営するお店だったはず。ということで、今年のクリスマスケーキは抹茶シフォンを土台にしてみました。

それでは、みなさま良いお年を。

アフリカ

南アフリカに行って、帰ってきました。2週間の調査、あっという間でした。今年は風が強くて調査をできない日も、室内で黙々と実験をしていたので、象を見に行くこともできなかった〜。まあ、滞在先がとてもすてきな海辺の別荘(共同研究者の)なので、文句なんてとても言えたものではないですけど。
家の前のビーチは白い貝殻でできてます。

家は「海LOVE」であふれてます。クジラの脊椎骨を使った窓や、船の窓枠。

海に出ればザトウクジラの親子がすぐそこだし。

私の定位置はこちらでした。仮設ラボ。

EMS

iwayou2010-11-03

引っ越し荷物がスーツケース一個にはさすがに入りきらず、ダイビング用品を詰めた箱をひとつ日本から郵送しました。イギリス到着後すぐまた南アフリカなので、別送便だと日数的にぎりぎりかも、と大事をとってEMSで送りました。
そしたら!EMSには税金がかかるらしく!なんとその額£350!!!
知らなかった…。関税はまだわかるけど、発送時に記入した内容品の申告価格に応じてVAT(付加価値税)まで…これが高額。荷物がなくなったときの保障に関係するかしら?ダイビング用品高いし、とそれなりの金額を記入したのが大失敗。なんで自分の、使用済みの荷物を動かしただけで、税金払わないといけないんだ〜!!
ヨーロッパに荷物を送る方はくれぐれもご注意ください。