その他 鈴木 史 迂回路の夜の人影たち 第2回 映画監督・文筆家の鈴木史さんによる連載「迂回路の夜の人影たち」第2回をお届けします。今回のテーマは「椅子」。映画館でトークショーに登壇する時に座る椅子にはじまり、バーで知り合ったある建築家のこと、建築家のアルヴァ・アアルトが作った安楽椅子、さらには映画『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』(ヴィム・ヴェンダース監督)へと思考が拡がっていきます。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 第175回 樋口泰人の「妄想映画日記」第175回目です。4月前半の日記は、ネットのトラブルに煩わされ、編集中の甫木元空監督『BAUS 映画から船出した映画館』、瀬田なつき監督『違国日記』、ニナ・メンケス監督の特集3作品、ワン・ビン監督『青春』 を鑑賞した日記です。
お知らせ boidマガジン 5月からのboidマガジン有料購読について いつもboidマガジンをご愛読いただきありがとうございます。 先日お知らせしたとおり、boidマガジンは2024年5月1日(水)から有料マガジンとしてリニューアルします。 今後は有料記事と無料記事を併載、すべての記事(アーカイブ含む)をご覧いただくためには有料購読(定期購読)の会員登録が必要になります。 以下、購読料のお支払い方法と有料会員の登録方法をご説明しますので、ご参照ください。
日記 清水 裕 オランダ無為徒食日記 第11回 映画プログラマーの清水裕さんによる連載「オランダ無為徒食日記」が久しぶりの更新です。2022年9月から1年に渡ってオランダ・ロッテルダム国際映画祭(IFFR)で研修を受けてきた清水さんですが、修了間際になって間借りしていた部屋を退去せねばらない事態に( 第8回 参照)。アムステルダムの新居に引っ越し、独ヴィースバーデンで開催された映画教育プログラムやマルセイユ国際映画祭に参加、さらにオランダの60館以上の映画館で利用できるサブスクリプション「Cineville」のCEOに取材するなど、大忙しだった2023年夏の記録です。
その他 栗栖丈璽 記憶・周辺・パーラメント 第1回 栗栖丈璽さんによる新たな連載、記憶と歴史のゆらぎを巡る写真作品『記憶・周辺・パーラメント』をお届けします。 「視点とアングル、反復とアシンメトリー、地表とアルケオロジー、相対した二項より第三項を析出する、秘蔵の写真家にしてアーティスト、栗栖丈璽の蓄積と環境のアッサンブラージュ」ー松村正人(批評家)
テレビ 風元 正 Television Freak 第86回 家では常にテレビつけっぱなしの生活を送る編集者・風元正さんによるTV時評「Television Freak」。今回は現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)、1~3月に放送された『君が心をくれたから』(フジテレビ系)、さらに今シーズンが開幕したプロ野球などについて記されています。
ラジオ 今野恵菜 斉藤陽一郎 樋口泰人 boidラジオ「Voice Of Ghost」 第3回 今回のboidラジオ「Voice Of Ghost」は空族の富田克也さんと相澤虎之助さん、そして俳優の川瀬陽太さんのゲスト回です。空族が台湾で取り組む新作の背景、制作状況など最新情報をお届けします。空族にはなくてはならない檳榔とポリタ、音楽の話なども。また、川瀬さんは通常とは違う空族の撮影現場についても話されています。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 第174回 樋口泰人の「妄想映画日記」第174回目の更新です。重すぎるレコードを持ち寄っての「アナログばか一代」の余韻でご機嫌になりつつ『コカイン・ベア』『インフィニティ・プール』『バーナデット ママは行方不明』『ショーイング・アップ』などを鑑賞した日記です。闘病も減塩の食事や病院での検査などが続きます。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 第173回 樋口泰人の「妄想映画日記」は不安と緊張を抱えたまま肝臓に転移したがんの治療のために入院をした3月前半の日記です。マルコ・ベロッキオ監督の新作『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 』やソングス:オハイアの『ゴースト・トロピック』などについても。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 第172回 樋口泰人の「妄想映画日記」は2月後半の日々をお届けします。岐阜や都内の病院で今後の癌治療について大きな決断を迫られるなか、『BAUS』の撮影や、boidラジオ「Voice Of Ghost」の収録へ。また、5月公開の『シド・バレット 独りぼっちの狂気』の準備も進めているようです。
音楽 藤本成昌 XTCの歩み1966-1999~彼らはいつどこでなにをしたか~ 第3回 藤本成昌さんが作成したロックバンド・XTCの活動年譜を掲載していく「XTCの歩み1966-1999 ~彼らはいつどこでなにをしたか~」。第3回は、初のスタジオ・アルバム『White Music』を発表し、ツアーやテレビ収録で連日のようにライブを行っていた1978年1月~5月の記録です。当時の在籍メンバーは、アンディ・パートリッジ(Vo, G)、コリン・モールディング(Vo, B)、テリー・チェンバーズ(Ds)、バリー・アンドリューズ(Key, Vo)です。
音楽 井手健介 ぽつねん 第5回 久しぶりの更新となる音楽家・井手健介さんの連載「ぽつねん」。今回はお金との縁にまつわるお話、そして、新調したオーディオアンプで聴いたT.Rexのアルバム『Electric Warrior(電気の武者)』について綴られています。
その他 湯浅 学 大音山の麓 第1回 boidマガジンでは2014~2018年に、湯浅学さんが過去に様々な媒体に書かれた原稿を発掘していく「大音海の岸辺」を連載しました。2018年9月には同連載で集めた原稿を中心に編まれた大著『大音海』(Pヴァイン)も出版されましたが、書籍にまとめられていない湯浅さんの文章はまだまだ膨大にあります。そんなわけで、音楽に関するものだけでなく書評やエッセイも含め、昔の雑誌や新聞に掲載された湯浅さんの原稿をさらに発掘していく新連載「大音山の麓」をスタート。まずは、1986年に週刊誌「朝日ジャーナル」で連載された「むかし、青年というものがいた」全26回を、2回に分けて再録します。さらに明治~昭和中期に若者が起こした“珍事件”を取り上げたコラムを連載することになった経緯も、湯浅さんが新たに解説してくれています。
音楽 Soi48 ADMの破片を探して 第1回 Soi48による新たな連載が始まりました。アジアのダンスミュージック「ADM」の歴史とその魅力について考察する連載「ADMの破片を探して」です。今回はハノイでのDJの経験、王菲によるキャリン・ホワイト「スーパーウーマン」のカバーについて書かれています。
映画 虹釜太郎 映画音楽急性増悪 第54回 虹釜太郎さんによる「映画音楽急性増悪」更新です。今回は2024年4月に『La Tour』(英題『Lockdown Tower』、邦題は『ザ・タワー』)が公開されるギョーム・ニクルー監督の作品、そしてミシェル・ウエルベックの監督作『La Possibilité d'une île』(2008年)と出演作について。
日記 浅川満寛 爆山爆之介の爆ソロ生活 第0回 ヴィンテージ・オーディオの修理改造や劇画作品の研究紹介を行っている浅川満寛さんによる新連載、「爆山爆之介の爆ソロ生活」が始まります。現在、 房総 半島南部のいすみ市にお住まいの浅川さんが当地での暮らしや、自身で製作されるオーディオ機器・爆音システムなどについて綴られるエッセイです。初回は今後この連載で取り上げられる予定の話題を、ハッシュタグごとにご紹介。
お知らせ boidマガジン boidマガジン有料化のお知らせ 「boidマガジン」が2024年5月からリニューアルします。 豪華執筆陣の連載が月額500円(税込)の購読料で読み放題(※一部無料)。 新連載も続々スタート!
映画 空族 潜行一千里 ILHA FORMOSA編 第2回 空族の連載「潜行一千里 ILHA FORMOSA編」第2回はトラツキからの報告です。12年ぶりに台南で再開した「能盛興工廠」のメンバーでもあるユイさんとカイさん。カイさんの新たな才能に出会い、その晩は海辺の家でブロック・パーティーも開催されたようです。
その他 風元 正 Horse racing watcher 第10回 40年にわたって競馬を嗜んできた風元正さんがその面白さや記憶に残るレースについて綴る連載「Horse racing watcher」。今回は2月に開催されたサウジカップや、冬場に出稼ぎのため来日した外国人騎手を観察することで見えてきた日本競馬界の充実ぶり、小説家の古井由吉さんが30年以上連載していた競馬時評などについて記されています。
その他 鈴木 史 迂回路の夜の人影たち 第1回 映画監督・文筆家の鈴木史さんによる連載「迂回路の夜の人影たち」が始まります。本連載は、鈴木さんの記憶に深く刻まれた人々との会話や交流を軸に、その時々で観たり読んだりした映画・展覧会・書物などを取り上げるエッセイです。初回は、2月に恵比寿映像祭で上映されたミヤギフトシさんの短編映画『The Ocean View Resort / オーシャン・ビュー・リゾート』について、ミヤギさんと出会った日の出来事とともに綴られています。
ラジオ 今野恵菜 斉藤陽一郎 樋口泰人 boidラジオ「Voice Of Ghost」 第1回後半 boidラジオ「Voice Of Ghost」第1回の後半は、引き続き『夜明けのすべて』では題材となったPMS(月経前症候群)について、『瞳をとじて』(ビクトル・エリセ監督)、『すべて至るところにある』(リム・カーワイ監督)の感想など。三宅監督は特集上映で滞在した中国の話もしています。また、斉藤さんが食べた鯛塩ラーメンから今後も食いしん坊話は続きそうです。
音楽 藤本成昌 XTCの歩み1966-1999~彼らはいつどこでなにをしたか~ 第2回 藤本成昌さんが作成したロックバンド・XTCの活動年譜を掲載していく連載「XTCの歩み 1966-1999 ~彼らはいつどこでなにをしたか~」。第2回は1983年の記録です。前年でツアー活動を止めた彼ら( 第1回 参照)は、その後どのような道を歩んだのでしょうか。当時の在籍メンバーは、アンディ・パートリッジ(Vo, G)、コリン・モールディング(Vo, B)、デイヴ・グレゴリー(G, Key)です。
映画 虹釜太郎 映画音楽急性増悪 第53回 今回の虹釜太郎さんによる「映画音楽急性増悪」は、クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャが監督した『オオカミの家』と『lucia/luis』、彼らが参加した『ボーはおそれている』(アリ・アスター/2023年)についてです。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 第171回 2月前半の「妄想映画日記」公開です。身体のほうは再検査の結果を経て今後の治療方針を考えることに。上田での『BAUS』撮影現場や、「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」の『ビリー・ホリデイ物語』や菊池剛さんの無声映画ライヴの様子も綴られています。
ラジオ 今野恵菜 斉藤陽一郎 樋口泰人 boidラジオ「Voice Of Ghost」 第1回前半 boidラジオ「Voice Of Ghost」第1回、三宅唱監督をゲストに迎えての前半パートを公開します。今回は三宅監督とナビゲーターのふたりとの出会いから新作『夜明けのすべて』について。映画に出てくる、にわとり、キャラクター設定、雨のシーンなどの質問にも答えてくれています。
ラジオ 樋口泰人 boidラジオ「Voice Of Ghost」 第0回 boidマガジンの新たな企画boidラジオ「VOICE OF GHOST」です。今野恵菜、斉藤陽一郎、樋口泰人の3名が毎月集まり映画にまつわるトークを繰り広げます。今後どのような展開になってゆくのかご注目ください。
日記 小手川 将 ペテルブルグ印象記 第8回 ロシアのサンクトペテルブルグに留学した映画研究者・映画作家、小手川将さんによる「ペテルブルグ印象記」。第8回は、昨年5月にサンクトペテルブルグ大学で小手川さんが監督した映画『籠城』の上映会が開催された際の記録です。旧制第一高等学校(現在の東京大学教養学部の前身となった旧制高等学校)の歴史を調査する活動の一環として制作された『籠城』を、ペテルブルグの学生たちはどのように受け止めたのでしょうか。
テレビ 風元 正 Television Freak 第85回 家では常にテレビつけっぱなしの生活を送る編集者・風元正さんによるTV時評「Television Freak」。今回は現在放送中の連続ドラマから『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)、『グレイトギフト』(テレビ朝日系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系)を取り上げます。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 第170回 樋口泰人による「妄想映画日記」は1月後半の日記です。高知県立美術館での爆音映画祭のため滞在した高知では、ホールの独特な響きでの爆音調整を楽しみ、食を大いに堪能し、『はだかのゆめ』撮影地めぐりも。病院での検査結果が芳しくなくも、3月から有料化となるboidマガジンの準備を進めています。
音楽 藤本成昌 XTCの歩み1966-1999~彼らはいつどこでなにをしたか~ 第1回 藤本成昌さんによる新連載「XTCの歩み 1966-1999 ~彼らはいつどこでなにをしたか~」が始まります。XTCは1977年にデビューした英国のロックバンドで、その音楽は同時代および後世代の多くのミュージシャンに影響を与えてきました。本連載では、複数のXTC関連書籍の翻訳を務めてきた藤本さんが調査した彼らの詳細な活動年譜を1年ずつ掲載していきます。初回は5枚目のスタジオアルバム『English Settlement』が発表され、XTCとして最後のライヴが行われた1982年の記録。同年当初の在籍メンバーはアンディ・パートリッジ(Vo, G)、コリン・モールディング(Vo, B)、デイヴ・グレゴリー(G, Key)、テリー・チェンバーズ(Ds)です。
音楽 俚謡山脈 俚謡山脈の民謡を訪ねて 第6回 日本各地の民謡を収集・リサーチし、DJプレイやCD・レコードの再発を手掛ける2人組のDJユニット俚謡山脈(ムード山+TAKUMI SAITO)の連載「俚謡山脈の民謡を訪ねて」です。いつのまにか月日は経ち2020年以来の更新となりました。今回は岩手県の陸前高田市気仙町から広く東北各県へ広まった民謡「気仙坂」について、個人的な音楽体験とともに書かれています。
映画 虹釜太郎 映画音楽急性増悪 第52回 虹釜太郎さんによる「映画音楽急性増悪」第52回の更新です。俳優たちが監督・主演をする短編映画企画「アクターズ・ショート・フィルム」、そして若手の映画作家のための「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」の作品について書かれています。