【JetBrains】JetBrains製品(CLionやPycharmなど)の日本語化について改めて紹介!

以前,Pycharm導入の際に日本語化の方法も記載しました。これが案外読まれているようなので,自分の備忘録もかねて,JetBrains製品の日本語化についてまとめておこうかなと思います。
ちなみにC++の開発環境として,CLionを入れました。本来は有料ですが,大学生の特権で無償で利用させていただいています。CLion単体に関しては,別途記事を掲載する予定です。

そもそもJetBrainsとは

JetBrains自体は会社の名称です。おそらくプログラミング,特にJavaなんかやっている方はよくご存じなんではないかと思います。この会社の一番有名なIDE(統合開発環境)はおそらくJava用のIntelliJ IDEAでしょうから。

日本語化のメリット・デメリット

本文もちろん日本語化を行うことで,我々日本人にとって分かりやすい環境となります。ただし,検索機能の場合日本語で検索しても機能がヒットしない(つまり表面上しか日本語化しない)ため,この部分は少しデメリットになるかもしれません。
(修正されていたらすみません)

日本語化の仕方

日本語化の仕方~ファイルのダウンロード~

pleiades.jarというファイルをダウンロードする必要があります。


  • Windows用のダウンロードはこちらからどうぞ。
  • Mac用のダウンロードはこちらからどうぞ。
  • Linux用のダウンロードはこちらからどうぞ。


ダウンロードしたら解凍してください。
そして中にある「plugins」が重要です。こちらをコピペして使いまわすことになります(日本語化するソフトの数にもよりますが)。
ちなみに今回は触れませんが,Javaアプリケーションを日本語化するためのものなので,Eclipseなどの日本語化にも使えます。
ダウンロードソース:Pleiades - Eclipse プラグイン日本語化プラグイン

日本語化の仕方~ソフトの設定~

日本語化するにあたって必要なものは日本語化するソフトと先ほどのpleiades.jarです。pleiades.jarの入ったフォルダ(plugins)は好きなディレクトリに置きましょう。しかし,頻繁に名称変更を行うフォルダの下に置いてしまうと,不具合のもととなりますので,そういった更新が起こらない場所が適切です。個人的なお勧めディレクトリ(CLionの場合)は
C:\Program Files\JetBrains\CLion 2017.3.1\plugins\...
など各プログラムごとのディレクトリです。また公式によると,どうやら同じpleiades.jarを複数のアプリケーションから参照すると不具合が起きやすいとのことなので,不安な方はpleiades.jarの入ったフォルダ「plugins」をコピペして上記のように各プログラムごとのディレクトリに置くようにしましょう。

それでは日本語化したいソフトを開きましょう。
今回はCLionを使って説明していきますが,他の製品でも全く同様ですので,同じように手順を踏んでいただければと思います。


最初はもちろん英語です
では,上にあるメニューの「Help」を開きましょう。


次にその中にある「Edit Custom VM Options...」を選択してください。


「Yes」を選択。


~.exe.vmoptionsというタブができます(~はアプリケーションにより異なる)。
 これの一番下に以下のような内容を入力しましょう。

-Xverify:none

-javaagent:<pleiades.jarのあるディレクトリ>C:\Program Files\JetBrains\CLion 2017.3.1\plugins\jp.sourceforge.mergedoc.pleiades\pleiades.jar
ちなみに-javaagent以下は先ほどpleiades.jarの入ったフォルダの位置によって異なります。自分のpleiades.jarの置いたディレクトリを入力しましょう。
事前にメモ帳などに入力するものを用意しておくと楽。コピペする前にディレクトリなどが間違っていないかよく確認しましょう。
入力が終わったらいったん,ソフトを閉じます。


再度立ち上げれば,日本語化がなされているはずです。

お疲れ様でした。これで英語ができない人でも見やすい環境になったと思います。やっぱり日本語はいいね!
ということで,JetBrains製品の日本語化でした。

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