永遠を一緒に生き続ける

長命種のエルフが主人公の物語があるらしい。タイトルはわざわざ書かないけれど。その感想を書いている人がいて、それをチラッと読んだのだけど、長命が故に知り合った人間をどうやら何人も看取ったらしい。内容がわからないので、違ってたら申し訳ないんだけど。それで思い出したのが、拙作のラストで似たような状況を書いたなあ、と。

 

「太陽の刻印」エピローグ 我愛すは光の乙女

 

読んだ人にしかわからないことだけど、神と人間では寿命が違う。私の書いた神は長命というより死なない立場だ。それと添い遂げようとしたら、人間が神と同じような立場にならないといけない。そういう設定で書いてたので、件の物語と違って、死に別れの悲哀を描くということはない、私の物語では。もちろん、書けないことはないので、一緒に生きて欲しいマリーとそれを拒絶するしもらーの死に分かれを書いた。この長い物語を書き出した頃は、しもらーもマリーの光輝神官となって永遠に添い遂げるってことになるのかなあと思っていたんだけど、長く書いていくとやっぱりいろいろ変わっていくんだよね。そういうことで、そういうラストになったわけだけど。まあ、私としてはいいもん書けたって自画自賛したわけだけど。(笑)

 

うわ、もう時間か。仕事行く準備と誰かさんの世話に戻らないと。ほんっと、介護生活が執筆時間を削らせる。すんません、グチでした。(--;