墨田ペトリ堂

「現場に出るようになったら人生おしまいだ。」と書斎派隠れアイドルファンとしてこそこそ活…

墨田ペトリ堂

「現場に出るようになったら人生おしまいだ。」と書斎派隠れアイドルファンとしてこそこそ活動していましたが、二十歳を過ぎて人生がおしまいになったので現場に出るように。 初めて入れ込んだ束ものは興亜三人娘。他方、加藤専太郎の金馬で落語に目覚め、現在も小規模落語会中心に現場に出没。

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「二面楚歌」墨田ペトリ堂 雑文仮置処

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    • #寧々密会 吉高寧々×笠井爾示

      恵比寿のAL Galleryへ。 笠井爾示が2年4か月に渡り撮り溜めて来たものを纏めた写真集に連動した写真展。 内容は特設サイトに詳しい。 写真展のステートメントとしても掲示されていたのは以下の文章。 日常にまで入り込んで撮っており、現場スチル(オン寄りのオフ)、現場オフショット(オフ寄りのオフ)、日常(プライベート)など、撮られた状況も様々。 整えてカメラの前に立ってはいるが、整え切ってはいない。 精神状態の波は表情にも体形にも現れているが、糊塗せず、暴き立て

      • Shupines定期公演~しゅぴねすぱれーど~ 絆の日!?編(2024.05.17)

        楽しいライブではありつつ、どこか切迫感もある予選会とは異なり、ホームグラウンドならではの和やかなひと時。 喉の調子が思わしくない星乃綾夏は、歌わずにそれ以外の形で出演。 セットリスト 葵葉ほのか ばっさり短めに切って夏向きに。 インナーに白っぽいグレー。 くりっとした内巻きのりんごヘアー。 藤乃さや サイドポニー。 星乃綾夏 巻き下ろしに三つ編み一本。 横音ひな 三つ編みを横で2本作り、後ろで纏めたハーフアップ。 矢野桜子 ふわふわツインテール。 星乃綾夏は振り付けのみ

        • Shupines 1st Single「あいらびゅ!」発売記念イベント(大宮アルシェ 1Fイベントスペース)

          これまでのリリースイベントは、CD販売店内のイベントスペースであったり、屋外であっても通りすがりの人の目には触れにくい場所であったり。 「閉じた環境」で行われてきたが、今回は県庁所在地の駅前にあるファッションビル店頭での開催。 客の「応援」などは、施設のルールにより 出来るのは、ほぼ手拍子だけという制限があったが、これが吉と出ていたように思う。 公共スペースでのアイドルイベントでは、ともすればステージの上にいるアイドルより、ステージ下の客の奇異な振る舞いに通りすがりの人が

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          関ケ原唄姫合戦2024予戦会 〜江戸の陣 其の三〜 (Shupines)

          会場は秋葉原の TwinBoxGARAGE。 17:30、ほぼ定時に開演。 以下のグループが出演。 Lily wonder マイノリティアラート キミニハネ アポロンの翼 Shupines Blancanie ヒトノユメ ハレとハレ! ところどころで調整時間を挟みつつ、各組20分の出演。 アポロンの翼までが並行物販、それ以降は終演後。 スタンディングで150人のキャパだが、それは詰め込んでの話であり、出演者全員の客を収容できる規模ではない。 それぞれのグループのお客さん

          関ケ原唄姫合戦2024予戦会 〜江戸の陣 其の三〜 (Shupines)

          関ケ原唄姫合戦2024予戦会 〜江戸の陣 其の一〜(2024.05.11 Shupines/えすれある)

          SEKIGAHARA IDOL WARS -関ケ原唄姫合戦-への出場を賭けた予選会に、Shupines と えすれある が出場していたので足を運んでみた。 予選会は様々な会場で並行開催。 配信とライブでの投票の上位20組が出演出来て、さらにその中での順位で出られる日数やステージの格が決まるらしい。 このイベントそのものについては思う所無きにしも非ずだが、夏の野外フェスに出演する取っ掛かりとして選んだ事には意味があると考えている。 予選会のある大規模フェスは色々あるが、可能

          関ケ原唄姫合戦2024予戦会 〜江戸の陣 其の一〜(2024.05.11 Shupines/えすれある)

          Symdolick 定期公演 歌舞音曲 Vol.17 〜 楽曲応援公演 〜

          SHIBUYA CYCLONE はあまり好きなハコでは無いので、迷っているうちに前日になってしまったが、撮影席が残っていたので決済。 セットリスト release 幸せVIOLENCE ALIVE JOKER,ACE ごめん 体温 HANDS GAME ENDLESS LOOP 夢見てさようなら magical sweetie 先日のミュージックアワードで選に漏れた曲だけで構成されたライブ。 B面の夏。 知己と軽く話して一致した感想としては、客層の

          Symdolick 定期公演 歌舞音曲 Vol.17 〜 楽曲応援公演 〜

          IDOL Treasure bottle LIVE~リリースイベント編(Shupines)

          新宿西口、アイランドタワービル前。 半地下になっているパティオ広場での合同リリースイベント的なものへ。 3部構成のタイムテーブルのうち、Shupinesは午前中の1部と、午後の2部に出演。 予約時の電子チケットの発券トラブル(おそらくランダムに番号が振られなかった)により、当日の開演直前に整理券を配ると言うアクロバティックな進行になっていたが、場当たり的ではありつつも誠実な対応ではあり、混乱も無く開演。 オフィス街のオープンスペースと言う事も有り、客の側からの声出しは禁止

          IDOL Treasure bottle LIVE~リリースイベント編(Shupines)

          Shupines ファーストシングル「あいらびゅ!」発売記念イベント@タワーレコード池袋店

          リリースイベント2回目は池袋。 池袋駅東口の北端、駅の東西を繋ぐ雑司ヶ谷隧道の脇に聳えるP'PARCOの6階のタワーレコードへ。 リリースイベントは閾値が低く、特典会まで視野に入れると千円から掛かるがライブのチケットよりは安価で、見るだけならロハで見られる気安さがある。 そんな訳で、久しぶりの顔、初めましての人々、いつもの連中、取り混ぜてズラリ雁首を揃える。 整理番号順に階段に整列。 飛び番が結構あったので、数字より早めに入場。 リリースイベントの入場順は抽選なので、蓋

          Shupines ファーストシングル「あいらびゅ!」発売記念イベント@タワーレコード池袋店

          Shupines定期公演~しゅぴねすぱれーど~ #しゅぴふる ありがとう編

          先だってのワンマンライブの手売りチケット完売御礼企画の「チェキ半額デー」と言う事も有り、なかなかの盛況。 放送局として収録スタジオから使用目的が変わるからか、照明なども充実しつつある。 ほぼ定時に開演。 セットリスト 藤乃さや 藤乃にしては高めのポニーテール 横音ひな 玉ねぎヘア 矢野桜子 スガキヤのスーちゃん 葵葉ほのか メンダコ 星乃綾夏 編み込みストレート 横音ひなだけハイソックスだったのは、何か意味があったのだろうか。 葵葉ほのかは外ハネボブ。 本人曰く「今

          Shupines定期公演~しゅぴねすぱれーど~ #しゅぴふる ありがとう編

          舞山秀一 写真展「A MOMENT 2008-2023」

          小伝馬町の MONO GRAPHY Camera & Art へ。 先日まで渋谷西武の合同展で展示していた「A MOMENT」の連作から、小振りのプリントを中心に。 南側の壁一面にズラリ並べられた物以外にも、展示しきれなかった分は別に置いてあって、見ることは出来るようになっている。 会場の MONO GRAPHY Camera & Art は、名前の通りギャラリーでありつつ写真やカメラにまつわるものを商う店でもあるので、舞山秀一の写真集も新旧取り混ぜて置いているし、勿論展

          舞山秀一 写真展「A MOMENT 2008-2023」

          マイケル・ケンナ写真展「JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna 」

          会場の代官山ヒルサイドフォーラムは、旧山手通り沿い、デンマーク大使館の向かいで代官山蔦屋書店の隣。 代官山の駅からは300mほど。 人通りは多いが静かな一角にある。 来場者は多いが、一人で来ている人が多く、場内は静謐。 照明も明るすぎず暗すぎず、作品と向き合いやすい。 マイケル・ケンナが日本で撮り歩いた風景や静物などのモノクロ作品、約100点。 一番奥の展示室では、撮影風景や夜の街に繰り出してカラオケスナックで演歌を歌うマイケル・ケンナの病膏肓な姿などを収録した映像作品も

          マイケル・ケンナ写真展「JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna 」

          オールドレンズ写真展「Nostalgia」

          立夏を前にして既に夏の陽気であった前週から打って変わって肌寒いくらいの朝。 自転車転がすにはこれくらいが丁度良い。 神泉から淡島通りを西へ、若林のあたりでドン詰まりになり、松陰神社の脇を抜ける路地を南下。 駒留通りで右折して暫く行くと、実相院と言う寺の向かいのマンションの1階がNadar東京。 写真展は小ぢんまりした店内の左側で開催。 南向きの大きな窓から光がふんだんに入るが、スポットでも照らされており、私は晴れた日の午前中に見たが、日が落ちてから、また曇天/雨天だと、ま

          オールドレンズ写真展「Nostalgia」

          Water Fantasy: 水と女性の幻想

          ギャラリー・ルデコ5階にて、水をテーマにしたポートレートのグループ展。 ステートメント ハレパネ中心、一部額装、タペストリー。 水を使った撮影は、特に屋外の場合モデルに負荷を掛けることが多いが、撮影現場を想像していたたまれなくなるようなものは無く、一定の節度と信頼関係に基づいて撮られているように見て取れた。 「水」の状態、「水」と言うものの解釈と演繹もカメラマンそれぞれで異なっており、公募展でも仲間内のものでも無く、「これは」と思ったカメラマンに声を掛けて出展して貰う

          Water Fantasy: 水と女性の幻想

          「ありのままに生きろ。今」写真展

          現在、彩の国さいたま芸術劇場で公演中の芝居にまつわる写真展。 チケットの半券を持参すると、限定ブロマイドが貰えるらしい。 芝居のパンフレットを3次元空間に拡張したような設え。 公演からの切り取りではなく、写真展用に(もしくはパンフレット用に)役に入った役者を撮っているので、写真そのものの見応えはある。 リバーサルフィルムを光に透かして見せる趣向など、体験型写真展としての工夫も凝らされており、芝居を観た上で見ると、より楽しめたのではないかと思う。 (2024.04.01

          「ありのままに生きろ。今」写真展

          第9回 互人展

          ギャラリー・ルデコ6階で開催されているポートレートのグループ展。 グループ展と言うか、親分と引き立て役の子分数人の写真展の趣。 前回見に来たときは、親分が子分の写真を大声でこき下ろして楽しむ現場に居合わせて不快な思いをしたが、今回も似たような感じで、暇を持て余してか声高に薄っぺらい写真論を語る受付担当者が煩い。 親分らしき出展者は大作中心で点数も多く、額装にも金が掛かっている。 子分の方は掛けるべき金を惜しんだ部分(例えばハレパネの台となる部分のスチロール板を継ぎ接ぎにし