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サッカー雑誌Voyage/FOOTBALL TRIBE/SPAIA/New Road/ほ・とせなNEWS/SEOのライター。 お仕事のご相談はTwitterのDMまで。 noteではアビスパ中心に書いています。 https://twitter.com/avispanman

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フリーライター・洋平のポートフォリオ

はじめまして! 私のnoteや記事を読んだことのある方は、ありがとうございます。 福岡県那珂川市在住のフリーライター・洋平です。 2021年2月頃から兼業ライターとなり、2021年の終盤から専業に。まだまだ経験は多くありませんが、日々精進しております。 現在はサッカーメディアの「FOOTBALL TRIBE」、スポーツメディアの「スポチュニティ」、「New Road」、「SPAIA」、「SPREAD」、明るいニュースをお伝えする「ほ・とせなNEWS」で主にインタビュー

    • 来季こそは昇格を!データ面から福岡J・アンクラスの2023シーズンを振り返る

      「なでしこリーグ2部には出場記録のデータがない」 Jリーグでは当たり前のそれが見当たらないことに気付いたのが、この記事を作るきっかけでした。凝り性が発揮され、気付けば3,500文字を超えていました。 本格的に福岡J・アンクラスを応援するようになってまだ1年未満ですが、データ面ではアンクラスの2023シーズンの振り返りや新加入選手情報などどこよりも詳しく書いている自信がありますので、年末年始の時間がある際にでも読んでいただけると幸いです。 2023シーズンの福岡J・アンクラス

      • 初めての晴れ舞台

        その子は、静岡県藤枝市というところから引越してきました。 僕は父親と一緒に、すぐに会いに行くようになりました。 そしていつの間にか、心の中にいつもいる大切な存在になりました。 一心同体のような、親友のような、兄弟のような、どんなに苦しい時でも、いつも共にいる。そんな感覚でした。 ただ、その子は周りのみんなから見て、あんまり凄くはなかったようです。 気持ちを見せて頑張っているのに、バカにされたこともありました。 いつも観に行く僕を、不思議がられることも何度もありまし

        • 願うは「涙の更新」。アビスパ福岡、あと2つの壁を超えて悲願達成なるか

          アビスパ福岡と関わるすべての人たちにとって、いよいよ3つのビッグマッチが間近に迫ってきた。 ・10月8日、天皇杯準決勝・対川崎フロンターレ(等々力陸上競技場) ・10月11日、ルヴァン杯準決勝第1戦・対名古屋グランパス(ベスト電器スタジアム) ・10月15日、ルヴァン杯準決勝第2戦・対名古屋グランパス(豊田スタジアム) 中2日・中3日と続く過密日程だが、国立競技場で開催される天皇杯とルヴァン杯の決勝戦に進出するために、何が何でも勝利しなければならない。すでに来季以降も長谷

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          入団発表からわずか2日後!福岡J・アンクラスに加わった綿貫心華選手の素顔に迫る

          9月26日、なでしこリーグ2部、福岡J・アンクラスに新たな選手が加わった。 綿貫心華(わたぬき・このか)。福岡県出身で筑陽学園高校を卒業後、吉備国際大学(岡山県)でサッカーをしていた19歳は、なぜこのタイミングで福岡へと戻り、地元クラブの一員となったのか。 人となりを知りたかったこともあり、入団発表から2日後、取材を実施した。 サッカーに関する質問ー吉備国際大学に通われていたなか、地元のアンクラスに入団した経緯を教えてください。 「支えてくれている家族に恩返ししたいというの

          入団発表からわずか2日後!福岡J・アンクラスに加わった綿貫心華選手の素顔に迫る

          お土産は新たな課題と勝ち点1【第4節 アビスパ福岡vs鹿島アントラーズ レビュー】

          試合内容 前半、ボールを支配していたのは鹿島アントラーズだが、自分たちの流れで進められていたのはアビスパ福岡だった。アントラーズの強力3トップ、知念慶、藤井智也、鈴木優磨を今季もっとも抑え込んだ45分だろう。 後半8分には佐野海舟が退場となり、有利な状況となった、はずだった。 ところが割り切って10人全員がギアを上げたアントラーズに対し、大きく変えられなかったアビスパは押し込まれることに。交代のカードを切ってもなお、アントラーズペースは変えられなかった。 最終盤は危機的状況だ

          お土産は新たな課題と勝ち点1【第4節 アビスパ福岡vs鹿島アントラーズ レビュー】

          頑張る者が報われた【第3節 アビスパ福岡vs柏レイソル レビュー】

          試合内容 お互いにCKからチャンスを迎えるなど、序盤から試合が動く匂いが強い試合となった。 7分にはレイソルにビッグチャンスが訪れる。DF片山瑛一の突破からFW細谷真大が裏へ抜け、クロスにMF仙頭啓矢が合わせて決定機を迎えたが、ここはDFドウグラス・グローリが間一髪ブロック。まさに1点もののプレーだった。 徐々に拮抗した展開となると、アビスパがネガティブトランジション(攻から守への切り替え)の速さを武器に中盤を支配する時間帯も増加。 決定機は少なかったものの、0-0で後半へ。

          頑張る者が報われた【第3節 アビスパ福岡vs柏レイソル レビュー】

          シン・アビスパの全貌【第2節 アビスパ福岡vsセレッソ大阪 レビュー】

          試合内容 前節片鱗を見せていた、2023年版のアビスパ福岡。今節のセレッソ大阪戦は、その全貌が露わとなった試合だった。 毎熊晟矢、そして昨シーズンまでアビスパでプレーしていたジョルディ・クルークスが構成する右サイドに強みを持つセレッソ大阪に対し、FWルキアンが前半からその背後のスペースを何度も突き、クルークスがボールを持ってもひたすらに左足を防ぐことで機能不全に追い込む。相手の良さを消す姿は、長谷部監督体制になって以降継続しているものだ。 反対にこちらの右サイドコンビ、湯澤聖

          シン・アビスパの全貌【第2節 アビスパ福岡vsセレッソ大阪 レビュー】

          2023年 第1節 アビスパ福岡vsヴィッセル神戸 レビュー

          試合内容 前半、アビスパ福岡はヴィッセル神戸と互角に渡り合った。開始直後こそ神戸の勢いに苦しめられ、その後も元日本代表の大迫勇也を中心にピンチはあったものの失点することはなく、新加入の紺野和也が位置する右サイドを中心に好機を生み出した。 カウンター一辺倒ではない、2023年バージョンのアビスパをある程度表現できていた。 ところが、後半になると勢いはしぼんだ。ボールを奪っても繋げず、ヴィッセルの攻撃を受け止める時間は増加するばかり。 そして後半25分、途中出場のジェアン・パトリ

          2023年 第1節 アビスパ福岡vsヴィッセル神戸 レビュー

          2022年のおもな執筆記事

          フリーライターとなって2年目を迎えた、2022年。 実力はまだまだですが、運もあり仕事の幅が広がった1年となりました。 読んでくださった方々への感謝も込め、1年間の簡易的なポートフォリオとしてまとめましたのでよろしければ。 インタビュー・スポーツ記事まず思い出深いのは、やはりサッカー選手へのインタビュー。下はアビスパ福岡で活躍したセランテス選手の前編。このインタビュー後、FC今治加入が決まったことは非常に嬉しかったです! こちらは、モンテディオ山形でプレーしている、年代

          2022年のおもな執筆記事

          2022年 第34節 アビスパ福岡vs浦和レッズ レビュー

          試合内容 前節の勝利で自動降格の可能性はなくなっていたものの、J1参加プレーオフとなる16位の可能性は残すという、心理的に難しい状況での試合となった。それでも緩むことはなく、浦和のパスワークをシャットアウトし続け前半は0-0。後半11分に岩波のスーパーミドルによって失点したものの、4分後には湯澤のピンポイントクロスをフアンマが巧みに合わせてすぐさま追いついた。 そのまま1-1で終え、長谷部茂利監督と、この試合が浦和レッズでのラストマッチとなったリカルド・ロドリゲス監督との、

          2022年 第34節 アビスパ福岡vs浦和レッズ レビュー

          2022年 第33節 アビスパ福岡vs柏レイソル レビュー

          試合内容 開始4分、これまでの試合であれば得点よりも失点を心配する時間帯。山岸が粘ってフアンマがサイドへ展開、走り込んだ志知が持ち上がり中央を確認してマイナス方向へクロス。走り込んだ山岸が右足を合わせて先制点を奪うことに成功した。 このゴールは結果的に、サッカーにおいての1点の重み以上に効果があったと感じている。この得点から前半を通して、筆者の頭のなかには「すべてを飲み込め」という言葉があった。前線からパスコースを限定し最後は強度が武器のDF陣が奪いきってしまう守備、1万人

          2022年 第33節 アビスパ福岡vs柏レイソル レビュー

          2022年 第31節 アビスパ福岡vsヴィッセル神戸 レビュー

          試合内容 痛恨の敗戦だ。同勝ち点で並んでいたヴィッセル神戸に、それもホームで0-1の負けを喫した。 試合のあとは、筆者は大きく落ち込んだ。内容が悪かったからではない。残留争いに大事なのは、内容ではなく結果だ。かといって、負けたからでもない。相手ある勝負事であるからには、いくら頑張っても勝てないことはある。 筆者が落ち込んだのは、残留を目指し何が何でも勝利を目指さなければならない試合だったにもかかわらず、おもに前半、特に失点するまで、強い気持ちを感じられなかったためだ。もちろ

          2022年 第31節 アビスパ福岡vsヴィッセル神戸 レビュー

          2022年 第30節 アビスパ福岡vs清水エスパルス レビュー

          試合内容 前節の敗戦をうけ、17位に転落。消化試合数を考えても、この清水エスパルス戦は残留に向けた大一番だった。そんななか、前半29分に失点。今季逆転勝ちが1度もないアビスパ福岡に、試練が立ちはだかった。 しかしこの試合で戦線に復帰、スタメン出場を果たした中村駿が、大きな仕事をやってのける。前半36分、ペナルティエリア近くでFKを得ると、キッカーは中村。日本代表の権田修一の右手も届かないコースへ飛んだボールがネットを揺らし、同点に追いつく。結果的に、この得点が非常に大きかっ

          2022年 第30節 アビスパ福岡vs清水エスパルス レビュー

          2022年 第29節 アビスパ福岡vs横浜F・マリノス レビュー

          試合内容 優勝を目指すホームチームと、残留を目指すアウェーチーム。横浜・マリノスとアビスパ福岡の一戦は、その組み合わせのイメージ通りというべき内容となった。マリノスがボールを握り、アビスパは耐えながらカウンターを狙う。ただしアビスパはチーム内に新型コロナウイルスが蔓延して以降、明らかにコンディションが低下。武器であるタイトさが失われ、ショートカウンターではなくロングカウンターに活路を見いだそうとした。 序盤はフアンマに訪れた1対1など可能性を感じさせたが、この試合でも早い時

          2022年 第29節 アビスパ福岡vs横浜F・マリノス レビュー

          2022年 第28節 アビスパ福岡vs名古屋グランパス

          試合内容 まず試合に関して、アビスパ福岡にとっては2-3で負けたことが非常に悔やまれる。J1残留を目指すうえで、痛恨の敗戦となった。そして勝利をおさめた名古屋グランパスに対し、何らかの批判をする気はまったくない。プレーオンの間、選手が全力でプレーをするのは当たり前だからだ。 一方で審判の判定に対しては、さすがに黙っていられない。 まずは開始直後、GK永石とDF宮の頭部同士が激しくぶつかった場面。両者動けずに倒れたままだったが、そのままプレーは続けられ、グランパスが先制した。

          2022年 第28節 アビスパ福岡vs名古屋グランパス