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劇場と配信で観た映画の感想。アカデミー賞の季節は受賞予想をしたり、年末には勝手にベスト映画も決めています。
美味しかったものの記録。カレーとパフェと喫茶店が好きです。
昔「元Olive少女の日記」というタイトルでブログをやっていましたが、エキサイト、ブロガー、Tumblrと流れ流れこちらにたどり着きました。引き続き飼い猫のおかゆや趣味の映画やサウナのことなど記録していきます。以前のブログはこちら。
ソフィア・コッポラ監督「プリシラ」を観たので感想を。最近だとバズ・ラーマン監督「エルヴィス」などエルヴィス・プレスリーについては散々語られてきましたが、その元妻プリシラ視点で描かれているのが新鮮でした。 「マエストロ」のレナード・バーンスタインもそうだったけれど、どんなに偉大な功績を残した音楽家や歌手でも私生活は別だったりするもの。フェニックスによる音楽、ヴァレンティノやアナ・スイ、シャネルなど60年代から70年代初めの華麗なファッションなど監督の世界観にふんわりと包まれ
おかゆ嬢の4月の検診は無事に終わり、来月も問題なければ2ヶ月ごとの検診にしましょうということに。ホッと胸を撫で下ろし、日曜はお弁当を作って神代植物公園へお花見に。 お天気も良く混雑もなく、のんびりと過ごせてよかったです。 出会いと別れの季節にぴったりの作品「パスト ライブス/再会」を観たのでその感想も。12歳、24歳、36歳と12年ごとに描かれるノラとヘソンのすれ違いと再会を描いたラブストーリー。 美しい映像と音楽と共に静かに進んでいき、大きな事件が起こるわけでも
クリストファー・ノーラン監督「オッペンハイマー」を観たので感想を。内容が内容なだけに日本では配信スルーされるとばかり思っていたので、まさか劇場で観られるとは。 「これがオッペンハイマーだ!」と言わんばかりの冒頭の凄まじい音と映像のプレゼンテーションに圧倒され、ものすごい情報量とスピード感で全く飽きさせない3時間。映画としてはノーラン史上最高の出来では?と思う一方で、原爆実験や投下の成功に大喜びするシーンやあまりにも簡単に投下場所を決める作戦会議など日本人としてはしんどい部
映画のことばかりになりがちなので、春に向けて買ったものなど。TOKYO元気キャンペーンやら無印良品週間やらで、今のうちにコスメと防災グッズを揃えてしまおうということに。まずはコスメ部門から無印良品の日焼け止め、愛用しているVTのシカバイタルクリームとレチAエッセンス。日焼け止めはポンプタイプだと朝の洗顔後や出がけにさっと塗れて便利。 地震が頻発していることもあって、ずっとやらねばと思っていた防災ポーチの準備も。ポーチから中身までほぼ百均で揃います。 スマホの充電器、
映画の感想3本まとめて。まずはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「デューン 砂の惑星 PART2」から。 まさにこれはIMAXで観るのにふさわしい一本。飛んできそうな砂嵐とサンドワームの迫力、体に響く重低音は本当にデューンにいるような没入感でした。前作はポールが父親を殺され夢の少女チャニに出会うまでが描かれましたが、今作は兵士そして指導者への成長と愛の物語。 最初は「僕は救世主なんかじゃない」と戸惑っていたのに、覚醒後は「俺について来い!」とばかりに雄叫びをあげまるで別人。美術室
アカデミー賞の発表に浮き立ちつつも、私の幼少時代を彩った漫画家やアニメの声優さんの訃報が相次いで寂しくもある今週でした。いまだに移住するならペンギン村だし、三つ編みに髭の人は桃白白、おかゆ嬢が寝ているとカリン様みたいだなと思います。 さて、最近行って美味しかったカレー屋さんのことなど。dancyuに載っていて気になった久我山の「アミカル」。ベジミールスと海老のワルワルを頼みました。ワルワルは魚介のフライのことで、飴色の玉ねぎの甘さが最高。おかずもサンバルもそれぞれ美味しく
第96回アカデミー賞授賞式(現地時間3月10日)も近づいて来たので、「落下の解剖学」の感想と毎年恒例の勝手に結果予想をメモしておきます。 主演が「ありがとう、トニ・エルドマン」のザンドラ・ヒュラー、雪山の山荘で転落死した男性をめぐるミステリーなんて面白いに決まっていると楽しみにしていました。爆音のスチールパンが鳴り響く冒頭から不穏な雰囲気が漂い、これはただのミステリーではないなという予感が。前半は殺人の容疑をかけられた人気作家サンドラを中心とした法廷劇が淡々と続き、どん
44歳になったお祝いに、四谷の「ムンバイ」のロイヤルアフタヌーンティーに行ってきました。以前ぼる塾の田辺さんが雑誌で紹介していて、気になっていたのです。雨で寒い日でしたが、店内はほぼ女性のグループで賑わっていました。丸いスナックにスパイスウォーターを注いで食べるインドの軽食パニプリもなんだかお洒落。マサラナッツはインドフェスでも食べたノンストップおつまみ。 甘いものとそうでないもの半々くらいなので、中年の私たちにはちょうどいい。豆を使ったものが多いのと、おかわり自由のチ
楽しみなような怖いような気持ちで公開を待っていたアリ・アスター監督「ボーはおそれている」を観たので感想を。 過度な心配症でいつも不安に苛まれている主人公ボーの脳内をずっと見せられているような3時間に「気が変になりそうなのはこちらの方です。」と言いたくなりますが、後から思い返すと結構笑えるシーンもあったり意外と楽しんでしまったことが恐ろしい。(全裸で車に轢かれるシーンは漫☆画太郎先生みたい)外はもちろん家の中ですら安心できないし、落書きの文字すら自分を攻撃しているように見
春物第二弾は銀座のドーバーの立ち上がりで見て可愛いなと思っていた、コムデギャルソンガールのボーダーTシャツです。ボーダーはほっこりしがちなので避けていたのですが、久しぶりにカムバ。セーラーカラーだと新鮮に見えるし、ボリュームのあるスカートやパンツでシンプルに着たい気分です。 今はニットの中に着て、襟を出しても良さそう。 おまけは新宿伊勢丹のパンの催事で買ったもの。まずはスパイスチャイとインドカレーパンの店「Spicier」のチャイクリームの入ったパン。キーマカレーパ
最近ついてないとぼやく夫が、大國魂神社の節分祭に行ってみたいというので一緒に行って来ました。よくテレビでお相撲さんが豆まきをやっているのは観ていましたが参加するのは初めて。ロイヤルホストで苺パフェを食べたのち、大國魂神社へ。 少し早めに到着したら既に豆まき待機の人たちが並び始めていたので私たちもスタンバイ。儀式の間にはゆるキャラたちが場を繋ぎ、いざ豆まきが始まると結構強めに飛んできてなかなかスリリング。顔面に当たったりしながらもなんとか二人とも福豆をいただくことができま
あの奇才ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーン再びということで楽しみにしていた「哀れなるものたち」の感想を。フランケンシュタインや神話の要素が散りばめられたターセムのような色彩のファンタジックな世界観、ヴィクトリアンに少女性とパンクを加えたような主人公ベラの衣装、不協和音のような音楽、エマ・ストーンの新境地とも言える演技はぜひ大きなスクリーンで観て欲しい素晴らしさ。 胎児の脳を移植され本能のまま生きる少女から様々な人と出会い外の世界を学び知性を持った自立した女性へと
先日行った世田谷美術館で開催中の「倉俣史郎のデザイン 記憶のなかの小宇宙」展のことなど。曇天の中、用賀駅から歩いて砧公園へ。 砧(きぬた)公園にたぬきはいるのか、などとくだらない事を話していたら「たぬきのきぬた焼き」が売られていました。やはり皆考えることは一緒。 撮影可能なのは入口の作品だけなのでご注意ください。かの有名なアクリルに造花を閉じ込めた「ミス・ブランチ」はもちろん、夢を絵日記にしたイラストや引き出しがついたハンドバッグなど家具以外の展示も多く楽しめました
最近のお買い物のことなど。初売りでは狙っていたものもなく特に収穫はなし、というのも年末に春物を買ってしまっていたから。mame kurogouchiのシアーハイネックニットです。コレクションで気になっていたのと、私が育った佐賀の初期伊万里の陶器に描かれた山水や花鳥の風景をモチーフにしていると知って、これはもう買う買うファイナンス。透ける素材なので今はニットの下に重ねて、春夏はデニムのタイトスカートに合わせるつもりです。 京王の駅弁大会第二弾は北陸しばりの予定でしたが、夫
年明けの毎年恒例イベントといえば、新宿京王百貨店で開催される駅弁大会こと「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」です。まず第一弾は熊本県新八代駅の「鮎屋三代弁当」と福岡県博多駅の「焼き鳥弁当」。せっかく出来立てを食べられるチャンスなので、実演コーナーから選んでみました。 焼き鳥弁当の中身。焼き鳥文化の説明書きが入っているのが楽しくていいですね。九州人の大好きな甘辛味最高。ビールとセットで買いたい。鮎もご飯に出汁が染みていて美味しかったです。 赤福は子供の頃から大好きなの