Windsynth workbook

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Windsynth workbook

WX5 workbook改めnoteで再スタート。ウインドシンセを中心に音楽の話題をつらつらと。 Facebook:https://www.facebook.com/mkirino01 YouTube:https://www.youtube.com/user/mkirino01

マガジン

  • ウィンドシンセ音源紹介

    ウィンドシンセに好適なソフト・ハード音源の紹介、音色パッチの紹介

  • MWiC設定とメモ

    MWiCの感想と設定について

  • リリコン初体験記

  • Behringer Neutron + windsynth

  • NuRAD導入記

    Berglund Instruments社のウインドコントローラー NuRADを使いこなそうと試行錯誤した記録。本体カスタマイズ、私的取説、各種音源との組み合わせなど。

最近の記事

ウインドシンセ音源紹介 3 (ウィンドシンセ向きの無料音源編)

 私が実際に試した範囲のソフト音源(WinまたはMac用)で、鍵盤シンセ想定で作られたものなのでウィンドシンセ用の音色設定を自分でしなければいけないけど、設定しやすい・音色をつくりやすい・演奏しやすいと思ったものを紹介します。もちろん世の中の全ての音源を試せているわけではないのでご了承くださいませ。 前回:ウィンドシンセ向けに最初から最適化してつくられたソフト音源編 はじめに ウィンドシンセサイザー(EWI, Aerophone, NuRAD/NuEVI,MWiC等)用の外

    • MWiCメモ05 バイトセンサー調整-3 最近の自分の設定(リリコン的)と、ベンドセンサーゼロ点ズレの対処法

      先行テスター(私)の経験談としてのMWiCのバイトセンサー関連の反応とその設定関連のメモ・その3です。リップベンド挙動のReed Bendモードで半年ほど使ってきまして、少しずつ自分のデフォルト設定が変化してリリコン的な設定になってきたのそのメモです。またReed Bendモード特有の問題である、使い始め時のベンドセンサーゼロ点ズレ(ドリフト)の対処についても書きました。(2024年1月30日作成) MWiC詳細は開発・販売メーカーであるTeefonics社のサイトを御覧く

      • 音源設定メモ08 Modal Electronics CRAFTsynth 2.0

          〜ウインドシンセ用の音源の設定の備忘録シリーズです〜  Modal Electronics CRAFTsynth 2.0(以下CraftS)を2023年9月に購入しました。中古約15000円。発売が2019年夏で2022年頃に廃盤になった機種で現在は中古でしか入手できませんね。発売の頃は海外中心でウィンドシンセ用に話題になった記憶がありそのころの「ウィンドで吹いてみた」動画もyoutubeに結構あります。  小型で電池駆動できるバーチャルアナログ、モノ発音だけどいろいろ

        • ウィンドシンセ基礎奏法01 - レガートタンギング

          ウィンドシンセの奏法についての解説。最初に、基礎中の基礎と思われるレガートタンギングについて。ぶつ切りのタンギングにならないようにしましょうというお話です。 はじめにYoutube等でプロ・アマ含め様々なウィンドシンセ演奏の動画を聴くことができますが、ときどき一音一音のつながりが「ぶつ切り」になってしまっている演奏を見かけます。フレーズの滑らかさにかけてしまいちょっと残念かと思います。特にご自分で動画に「初心者」と書かれているものはぶつ切りのケースが多いようです。プロ・アマ

        ウインドシンセ音源紹介 3 (ウィンドシンセ向きの無料音源編)

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        • ウィンドシンセ音源紹介
          17本
        • MWiC設定とメモ
          7本
        • Behringer Neutron + windsynth
          4本
        • リリコン初体験記
          12本
        • NuRAD導入記
          8本
        • Roland SE-02 +windsynth
          6本

        記事

          [WS音源探訪] Avenger 2 設定メモ-01

          ウィンドシンセ用ソフト音源の個人的オススメの一つ、VENGEANCE SOUNDの VPS AVENGER 2の、ウィンドシンセ的な設定のTIPSについてのメモです。(2024/1/4初稿、1/6後半追記) AVENGER概要超多機能でなんでもできると言っても過言では無いソフトウェア音源。Mac/Winプラグイン。スタンドアロンは無し。2023年12月にさらに機能が増したversion2が出ました。定価$249ですが時々セールが実施されています。公式サイトは下記。[DOWN

          [WS音源探訪] Avenger 2 設定メモ-01

          [WS音源探訪メモ] ソフトウェアSEMシンセ5種+1のちょっとした比較

          Oberheim SEMをシミュレートレートしたソフト音源5種+1をウィンドシンセ用設定でちょっとだけ比較してみた記録です。SAW音色と、オシレータの音程・デチューン程度を比べてみました。 使ったソフト1.Cherry Audio Synthesizer Expander Module (1.0.2) https://cherryaudio.com/products/synthesizer-expander-module 2.GForce Oberheim SEM (1.

          [WS音源探訪メモ] ソフトウェアSEMシンセ5種+1のちょっとした比較

          Lyricon driverとMWiCをくらべてみる(音源:behringer NEUTRON)

          behringer NEUTRONを音源として使用して音源の設定は同じままLyricon driverとMWiCを吹き比べてみたというお話です。  Lyricon driverはご存知の通り全てアナログ回路の機器でして音程情報、息の強弱の情報、全てアナログでセンシング&CV出力されます(フルアナログ)。かたや現代のウィンドコントローラーは全てデジタルセンシングでMIDI信号で出力されます。NuRAD/NuEVIは本体からCV出力できますがこれもデジタルセンシングした信号をC

          Lyricon driverとMWiCをくらべてみる(音源:behringer NEUTRON)

          behringer NEUTRONをMIDIコントロールのみでウィンドシンセ音源として使う

          behringer NEUTRONをMIDIコントロールだけでウィンドシンセの音源として使おうというお話です。  NuRADやLyricon DriverでNEUTRONを鳴らした話はこれまで書いてきましたが、どちらもコントローラーからのCV出力を利用する方法でした。その後いろいろ試してみると、各社最新のウィンドコントローラーならMIDIだけでも充分に使えるということがわかったのでそのあたりを書いてみます。2023/11/26にYoutubeに載せた動画の設定のパッチシート

          behringer NEUTRONをMIDIコントロールのみでウィンドシンセ音源として使う

          [WS音源探訪メモ] GForce Oberheim OB-X

          GForceから2023年10月にリリースされたソフトウェア音源のGForce Oberheim OB-Xを触ってみた記録です。 OB-X概要OB-XはOberheim社のハードウェアシンセの伝説的銘機ですが、これをソフトウェアエミュレーションしたのがGForce社のOberheim OB-X。OB-Xのエミュレータソフトはいくつか存在しますが、このGForce社のは「初のOberheim公認」のソフトであるところがウリ。 Mac/Win プラグイン、スタンドアロン £9

          [WS音源探訪メモ] GForce Oberheim OB-X

          MWiCメモ04 バイトセンサー調整-2(リップベンド編)

          先行テスター(私)の経験談としてのMWiCのバイトセンサー関連の反応とその設定関連のメモ・その2です。リリコンやWX的挙動(リップベンド)の、Reed BendとTrack Bendモードについて。(2023年8月1日作成) MWiC詳細は開発・販売メーカーであるTeefonics社のサイトを御覧ください。 EWI+リップベンドMWiC管体コンセプトが「タッチセンサキー+リード使用木管型マウスピース」に決まり、EWI系バイトセンサ挙動だけでなくリリコン的なリップベンド挙動

          MWiCメモ04 バイトセンサー調整-2(リップベンド編)

          ウインドシンセ音源紹介 2 Mainstage (ファイル配付)

           ウインドシンセサイザー向きの外部音源(ソフト、ハード)をいろいろ試したり調べたりしたメモシリーズ。Mac使いであれば絶対におすすめのMainstageについて。Windsynth用のMainstageファイルも公開しています。 はじめに ウィンドシンセの音源としてソフトシンセを使いたい場合に便利なのがAppleのMainstageというソフトウェアです。Mac専用です。MacのメリットのひとつはMainstageがあること、といっても良いくらいのソフトと思ってます。 ht

          ウインドシンセ音源紹介 2 Mainstage (ファイル配付)

          MWiCメモ03 バイトセンサー調整-1

          先行テスター(私)の経験談としてのMWiCのバイトセンサー関連の反応とその設定関連のメモです。MWiCのバイトセンサの感想、最初にすべき設定、Swingモードの設定について。(2023年7月23日作成・7/30一部追記) MWiC詳細は開発・販売メーカーであるTeefonics社のサイトを御覧ください。 MWiCのバイトセンサに関するこだわりウィンドシンセの「息でコントロール」に次ぐ大きな特徴は「ビブラートのコントロール」で、プロ仕様のウィンドコントローラーはいずれもブレ

          MWiCメモ03 バイトセンサー調整-1

          AKAI EWV2000 プリセットパラメータシート

          過去データのサルベージをしてみようかとなんとなく思いまして、以前自分の勉強用につくった、AKAI EWV2000のファクトリープリセットのパラメーターシートを共有します。 なお、プリセットデータ自体はGarage 99さんで音声データとして公開されていますので https://lyricon.garage99.net/2018/03/22/ewv2000-factory-preset/ ファクトリープリセットの復活、再インストールをしたい場合はそれを利用したほうが楽です。

          AKAI EWV2000 プリセットパラメータシート

          MWiCメモ02 ブレス感度調整

          先行テスター(私)の経験談としてのMWiCの息抜け・ブレス感度・反応とその設定関連のメモです。(2023年7月18日作成) MWiC詳細は開発・販売メーカーであるTeefonics社のサイトを御覧ください。 MWiCの「息」に関するこだわりウィンドシンセの最大の特徴は「息」でコントロールするところであり、コントローラーの能力として一番重要なことは「演奏者が吹きやすく、繊細な息の表現を忠実にシンセサイザーで表現できること」だと思います。MWiCはそこにはかなりのこだわりをも

          MWiCメモ02 ブレス感度調整

          MWiCメモ01 マウスピース等準備

          MWiCに適合するマウスピース・リガチャー・リード・キャップ・パッチと、その使いこなしに関するメモです(2023年7月17日作成) MWiCについて2023年7月スタートアップ企業Teefonics社より、日本発の新しいWind Midi ControllerであるMWiCの販売予約と貸出試奏受付が開始されました。私、先行してテスターをさせていただいておりましたのでその経験メモを共有いたします。なお、本記事の内容は単なる一人のユーザーの経験談でありTeefonics社の公式

          MWiCメモ01 マウスピース等準備

          音源設定メモ06 IK Multimedia UNO Synth Pro Desktop その01

            〜ウインドシンセ用の音源の設定の備忘録シリーズです〜  IK Multimedia UNO Synth Pro Desktop(以下UNO-P)を2022年4月購入しました。ちょうとプロモーション中(記事執筆時に終了済み)で市場価格が2万円弱OFFの39800円でキャンペーンで専用バック付き、登録するとオマケのシンセソフトが2種付き、通販サイトのポイント倍増とかもあわせると実質35000円くらい、なんてのに惹かれてしまったのもありますが、小型ながらフルアナログ、3VCO

          音源設定メモ06 IK Multimedia UNO Synth Pro Desktop その01