材質は塩化ビニル、定格電圧は600V、最高使用温度は60℃の
裸端子の圧着部分を絶縁をする事で御馴染みのTICキャップをご存じですか?
TICキャップは、店頭でもオンラインショップでも1個から購入が出来ます!絶縁被覆付端子はケーブル側が大きいので、間違える可能性があるかもしれませんね。
この様にケーブルに通す事で識別がし易くなります!
材質は塩化ビニル、定格電圧は600V、最高使用温度は60℃の
裸端子の圧着部分を絶縁をする事で御馴染みのTICキャップをご存じですか?
TICキャップは、店頭でもオンラインショップでも1個から購入が出来ます!皆さん『ノーメックス』ってご存知ですか?
ノーメックスとは…
ポリアミドの物質構造中において芳香族で構成されるアラミドのうち、耐熱耐炎難燃性の高いメタアラミド系に属する繊維で、デュポン社の商標登録です。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E7%B9%8A%E7%B6%AD-2123573 |
とまぁ、わけのわからない単語がいっぱい出てきましたが、耐熱耐久性に優れた素材という事です。
その他にも耐薬品に優れていたり、絶縁性能にも優れていまして、航空宇宙、建設、軍事、海洋、スポーツ、自動車業など幅広い分野で使用されています。
具体的には変圧器や発電機、産業用モーター、自動車用モーターなどに使用されています。
このブログで頻繁に登場する、実は我々の生活を影で支えてくれている系です。
他の使用例ですと、防護衣料の素材にも使用されています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 |
耐久性と耐熱性、さらには軽量であったりと様々な恩恵がある特性上、消防、軍事航空、自動車レースなどで使用される衣類にはノーメックスが用いられているんですねぇ。
またハニカム構造(所謂亀の甲)に整形し、衝撃吸収を強め軽量剛性化する事で、航空機の部品などにも使用されています✈️ノーメックス凄いッ❗️
弊社ではそんなノーメックスを用いた、ノーメックス紙という製品を取り扱っています。
250°Cまでの温度変化、95%までの相対湿度変化にも影響を受けない、安定した電気特性を備えていて、耐熱は脅威の220°C❗️
各種薬品、溶剤に対する耐性を持っていて、機械的強度もあり加工性にも優れています。
ノーメックス紙にアクリル粘着剤を塗布した、ノーメックステープも御座います。
実は先に挙げた用途以外にも、弊社のブログでは過去にこんな事に使われたりしています。
ほぅほぅ、中々いい感じですね…。
ということで、私も試してみました!
天井の照明カバーにノーメックス紙をくるりと装着❗️
またオーディオ用途にも使用された事例があります。
ニューヨークのレンセラー工科大学内にあるExperimental Media
and Performing Arts Centerでは、世界で初めて音響上の理由でノーメックスを建材として使用したコンサートホールだそうで、ノーメックス製の天蓋を使用しています。
https://empac.rpi.edu/ |
これにより中高域を反射させ、残響や低域に影響を与えるらしいです。
また世の中にはノーメックスを使用して作られたクラシックギターもあるそうで、それがこちら。
https://asturias.jp/product/doubletop/ |
表面板にハニカム構造加工したノーメックス用いた、軽量かつ柔軟で、強度に優れたダブルトップ製法という構造製法です。
https://asturias.jp/product/doubletop/ |
これにより、単板のトップスよりも湿度や温度の変化に対する抵抗力が増し、優れた共鳴と立ち上がりの速さから大きな音量を生み出すことができるらしいです。
それは一度弾いてみたいですねぇ…。
ということで、本日の週刊サンデンは、耐熱だけではないノーメックスの魅力のご紹介でした〜。
あれから2年、購入いただいたユーザーからの好評がたくさん寄せられましたので、サウンドメッセin
Osaka 2024仕様にて販売いたします。
5/11,5/12大阪ATCホールにて数量限定販売での販売になります。
『DC-Silver Snow Conductor Sound Messe In
Osaka 2024ver.』
2022年限定販売した『DC-
Silver Snow Conductor SSC-4』の特徴をベースに、お客様からの要望意見を反映させた最上級のインストゥルメンタル用DCケーブルです。
コンセプトである『冷たく、美しく、孤高の銀世界へ』の通り、果てしなく透き通った一面の雪景色の様なサウンドをお届けいたします。
仕様特性上、ディレイやリバーブなどの空間系エフェクトとの相性が抜群ですが、その他エフェクトにも極上なモダンサウンドをご提供いたします。
⛄ Point ⛄
*オヤイデ電気オリジナル配線『4N純銀撚り線0.1sq』を4つ編みにしたケーブルを採用。 高純度の4N純銀線が持つ、澄み渡るダイナミックレンジと滑らかなスピード感、圧倒的な解像度がエフェクトの出音をグレードアップ。 それはまるで【儚く心に沁み入る雪の叙景】 |
*プラグ部には、オヤイデ電気が開発したオーディオグレードのDCプラグ『DC-2.1G』を採用。(L型はDC-2.1GL)。 真鍮材を使用し剛性、振動抑制を図り、耐久性、音質、外観全てにおいて最高グレードを実現したDCプラグ。 高水準の解像度と共にモダンでシャープなキャラクターが純銀線と好相性。 それはまるで【凜々と降り注ぐ雪の結晶達】 |
*はんだには小島半田製造所の『HMX-Ag113』を採用。 ビンテージハンダの解析で得られた情報を元に、微量の金属元素を添加したオーディオグレードの銀入り無鉛はんだ。 銀入りはんだ特有の情報量を含みながらも、インストゥルメンタルライクな芯のある中低域と柔らかな倍音感が特徴的。 それはまるで【無邪気に降り積もった柔らかく深みのある新雪】 |
*ラインナップにはお客様のご要望を元に、3つのプラグタイプをラインナップ。 L-L Type L-S Type S-S Type |
⛄ Specs ⛄
*ケーブル:オヤイデ『4N純銀撚り線0.1sq』 4本編み 30cm
*プラグ:オヤイデ『DC-2.1G』(L型はDC-2.1GL)
*はんだ:小島半田製造所『HMX-Ag113』
*ラインナップ:L-L/L-S/S-S
*価格:各種¥3,300-(税込)
より細かなサウンドレポート&エフェクト別使用感は、後日公開予定のブログをご参考下さい。
5/11,5/12 大阪にてお待ちしております!
サウンドメッセ2024の詳細は、こちらから!
オヤイデ出展内容に関しましては、こちらから!
以上!三浦でした⛄
会場マップは近日公開! |
こんにちは。葛下です。
いきなり訳の分からない題ですが、後で分かりますのでお付き合いください。(笑)
さて、よくお客様で2cmぐらいにカットした電線を持って来られて
「これと同じ電線下さい」
と言われる方、結構いらっしゃいます。
お客様からしてみたら、実物を持参すれば電線のプロである我々はすぐ判るであろうと、わざわざ気を利かせてカットして持参して頂くのでしょう。
ですが…
この際はっきりと言わせて頂きましょう。
いくら電線のプロと言えど、2cmの電線を見ただけでそれがどのような仕様なのかは
わかりません!!(汗)
よく見た目の太さが同じなら良いですって言われる方も多々いらっしゃいますが、
電線って中心導体のサイズが同じでも被覆の厚さによって見た目のサイズ感が随分と違うのです。
この2つ、芯線サイズは同じなのです |
まあそれでも良いとおっしゃる方には見た目がなるべく同じ太さの電線をお探ししておりますが・・・
しかし、これと全く同じものを下さいって言われる事も多々あります。
まあ、最悪電線をカットさせて頂いて中の芯線のサイズを測れば良いのですが、撚り線だと1本のサイズを特別な機械で測って、総数何本あるか数えて、計算式に基づいてサイズを割り出す事も出来ますが
手間と時間が掛かります!
たまに先っぽにコネクター・端子などが付いた状態で持参される方がいます。
これはもうアウトです。
しかも被覆の上にビニールテープをグルグル巻きにしてあったりすると、
完全アウトです。詰みました。
そう、電線には印字が振ってあるのです。
こんな風に。何となく見た事あるでしょ?
例えばこんなに細い電線にもよく見ると印字があるのです。
私は老眼鏡が無いと絶対に見えないですけどね…
この印字こそが我々の電線を見分ける重要な手がかりなのです。
メーカー、電線の名称、仕様等が書いてあるのですが、
まあ同軸ケーブルであれば必ずこのように名称が書いてあるのでこの名称が分かれば一発です。
ただ一般の電線は同じ名称の中で芯線の太さが沢山あります。
我々が一番欲しい情報はここです。
22AWG、1.25㎟(sq(スケア)表示もあります)
これが中心導体のサイズです。これにより流せる電流の量とかが決まって来ます。
最低でもここが判れば我々は得意顔になって色んな電線を紹介を始めます(笑)
なので、サンプル電線を持って来られる時は、何かしらの文字が見えるよう、なるべく長くカットして持って来て頂ければ我々は非常に助かりますし、時間的にもスムーズにお出し出来ると思います。
ところで電線の印字って名称・サイズの他にどんな事が書いてあるのでしょう?
特にアメリカのUL規格って言う厳しい規格があるんですけど、それを通ってる電線は厳しい審査を通っただけに色々書いてます。
写真はUL3239G(白)とUL1015(黄)と言う電線なのですが、左端何やら訳の分からん数字の羅列と記号ですね。これは特に我々一般には関係ないと思います。
あとは電線の名称・白い方の「20KV-DC 150℃」は耐圧20KVで耐熱は150℃と言う事ですね。
黄色い方は耐圧600V・耐熱105℃って事です。
ちなみに双方に書かれている「VW-1」とは、垂直燃焼試験の事で、要はUL規格を通すために決められた基準とシチュエーションで電線を燃やしたり消したりして耐熱試験を合格した証明です。
なので電線探しの手掛かりにはなりませんので!「VW-1下さい!」とは言わないで下さい!(笑)
お次はMLFCと言う電線。
日本の電気用品安全法の<PS>E、600V耐圧、名称、サイズが書いてあります。
ちなみに左端のWL1とは、600V架橋ポリエチレン電線の事です。その中でメーカーにより電線の名称が異なります。
ちなみに日立金属はMLFC、古川電工はLMFC、フジクラではLMCFと言います…
ってこの微妙なアルファベット配列の違い…
なぜ同じ4つのアルファベットで遊ぶんだ…ややこしい…
この様に電線の印字って色々役に立つ事が書いてあるのです。
ためになったねぇ~
我々にとっても印字はとっても大事なのです。
印字は大ん事!
お後がよろしいようで・・・
以上葛下でした。
4月の営業時間
平日:10:00~19:00
オンラインショップ当日発送受付時間15時までとなります。
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