小型株投資の日記

株式投資の記録

5/24 ゲロースだから仕方ない

 今週もひどい。グロース250は4%弱の下げ。自分は約2%の下げだから、大分まし。

 

 

 今週は発見がありました。

 巷では、東証グロース市場では無くて、ゲロース市場と言われているらしい。

 

 一般的にグロースは成長株の事を指すので、しっかりした大型株も含めて使用されることが多いと思う。小型のしょうもない株の寄せ集めの東証グロースと混同するのは良くありません。

 そう考えると区別するためにも、呼称は変えた方が良い。

 

 

 ところで、このゲロは「下げ過ぎて吐きそう」という意味なのか。それとも、蛙化現象的な意味合いで、「東証グロース市場好きだったけど、もう嫌い」って事なのか、分からない。

 

 

 でも、まあ下げるのはゲロースだから仕方ないじゃんかって言われたら、全て納得できる。

 グロース市場がなんでこんなに弱いんだって考えるのは無駄だ。

 理屈じゃない、ゲロースだからだ。

 

 

 

5/17 これは無理ゲー

 年初来指数を比較する。

 この3年で格差が開きまくり、流石に安すぎると思っても、さらに差が開くという。

 

 保有銘柄の決算は総じて悪くなかった。予想が保守的な会社は多かったが、前期決算は良い銘柄が多かったと思う。しかし、株価が暴落する会社が大半。会社の状態が良くなっていても、それ以上にグロース市場が衰退している感じ。

 

 

 

エクストリーム

 2024年3月本決算。増額、増配修正からの大幅減益、減配予想。減益は主に人件費のようだが、弱気すぎて本決算が罰ゲーム状態。配当も累進やDOEを採用してほしいところ。

 

オプティマ

 2024年3月本決算。中計が出たばかりなので、特にサプライズは無し。短期借り入れがどうなるかってのと、利益率が改善するかに注目したい。

 

グリムス

 2024年3月本決算。再増額は無かったが、Q4は抑えた印象。今期予想は電力小売りを控えめにしつつ、営業利益で+24.6%と珍しく強気。ずっと増益している会社なんだけど、評価低い。

 

DIT

 Q3、営業利益+22%で順調。業績は文句なしだが、株価が弱い。

 

ヴィス

 2024年3月本決算。営業利益は+15%の上振れ着地と増配、からの今期横這い予想。注残は前年比+7.4%で物足りない感はある。取り合えず、前期はとても良かった。株価は暴落。

 

ニフティライフ

 M&A、営業利益の1.7億円の会社を17.5億円で。ちょっと割高な気もするが、現金49億あるので、悪い話でも無いか。今期業績には織り込んでいない。

 

構造計画

 Q3は営業利益9億円で前年比+32%。Q3のみで12.5億円の営業利益を出して、思いのほか良かった。Q4が最も重要になるが、受注残は横這いで極端なことは無さそう。

 

アウトルックコンサル

 2024年3月本決算。増額着地からの、営業利益はほぼ横ばい予想。売上予想は+20%なので、二桁増益できるとは思うが。株価は暴落。

 

トレンダーズ

 2024年3月本決算。30%超の下方修正、インベストメント事業が足を引っ張る。大暴落はインベストメント事業への評価でしょう。本業はQ4のみで売上、売上総利益ともにYoYで50%くらい伸びた。今期予想は本業の売上で+13%なので、十分射程圏内。インベストは非上場企業の社債がメイン、、、

 

香陵住販

 Q2、営業利益+31%。Q1と比べて特別良いわけでは無いけど、通期に対しては順調。

 

スポーツフィールド

 Q1、売上+20%、営業利益+27%。Q3、Q4が弱いとは言っても、上振れ気味。

 

 

 

 「ほ」のポートフォリオ残高:83,491,437円。

ROE使えない説

 ROEと言えば、バフェット本なんかでは超重要な指標と言われ、成長率は最終的にはROEに収束するみたいな書かれ方だったと思う。私もですが、世の中のほとんどの投資家はバフェット大好きなので、ROEは大事だなーって考えられていると思う。

 

 しかし、小型グロース株でROEってあんまり使えない説と言うのがあるらしい。

 試しに保有株のROEとPERの相関を確認する。(霞ヶ関キャピタルは中型株なので除外)

 

 これを見るとROEとPERの相関があるように見えなくもないが、R2=0.2で説明できているわけでもない。例えば、スポーツフィールドはROE42%、PER9.1倍で高ROE低PERになっている。

 成長率とPERには強い相関があると言われているのに、ROEとPERの相関がはっきりしないのは、今後ROEを維持できないと考えられているのかも知れない。

 

 とすると、例えばROEの過去のトレンドを見ることには意味があるのかも。

 しかし、ずっとROEが10~25%くらいだったのが、最近35%に上がってきたグリムスと言う会社がありますが、株価は低迷してPERも下がっているので、高ROEになると低PERになるという事もある。

 そうなると、「何すりゃいいのよ?」という疑問が浮かびます。

 

 それについては、「今や小型グロースっぽい会社では何をしてもダメw」の一言で片付きます。

 

 

 

 話を戻して、高ROEを維持するってのと、毎年増益してくれるっていうのは、結局似たような話になるので、それなら、増益できるかだけで考えるほうが簡単だよねって説。

 

 

 でも、スクリーニングする時は、ROEは絶対に入れる。

 ROEが5%だったら、流石にグロースっぽくないから。最低10%は欲しい。

 

 

5/10 

今週は上がって下がって、若干プラス。

 

 

 保有株の動き

 

ニフティライフS

 24年3月期本決算。増額着地、今期の予想営業利益は過去最高だが、前期比ではほぼ横ばい。利益については保守的な予想、売上程度には増益できるとは思うが。

 

PCIホールディングス

 営業利益が少し未達だが、記念配で増配。計画線ですよアピールかな。上期の利益6億、下期9億予想。心配だ。

 

田中建設

 24年3月期本決算。受注は横這いだったが、受注残と長め目線の受注案件はとても好調。利益予想は保守的? 配当も高いので、配当成長株的な目線でも可。

 

アルファポリス

 とうとう配当を出す、配当性向20%。売上、利益は過去最高予想。海外、IPビジネスは少し数字も出して強化方針。響きパートナーズ効果はあった。

 

ディアライフ

 Q2、売上利益ともに大幅減。販売用不動産は大幅増。もちろん不動産なので、それほどQ2の意味は無いと思うが、PTSは大暴落。

 

プロシップ

 下方修正からは上振れ着地。そして下方修正前と同じような予想を出す。配当は良いけど、思うように利益が伸びない。

 

ジェイリース

 新中計、売り上げは二桁の伸び、利益は緩やか。物足りないためか、PTSは暴落。

 

芝浦電子

 塩決算、分割増配自社株買い。中計は消えてしまった。

 

ニチモウ

 プライム居残り。配当維持。前期悪かったが、今期は過去最高の売上と営業利益予想。強気予想は意外。

 

コンフィデインター

 20%増収増益予想、増配。順調でしょう。

 

アイビス

 Q1、売上+42%、営利+87%。メチャメチャ良いと思うが、PTSは下げ。

 

コラントッテ

 Q2、上振れ着地、順調。優待改善、お高いパジャマか枕でも頂こうかな?

やや戻す

 最近は円安で国民の生活が大変で、日本人貧困化!などと煽ってアクセス稼ぐのがブームらしい。

 そういう人たちって、1ドル80円、日経8,000円時代に、日本経済絶好調、日本人超リッチ、バブルキター!とか言ってたんだろうか。

 

 

 いや、別にバカにしているわけでは無くて、自分の利益のためにあることないこと主張するのが世の中の常識ではある。

 

 著名投資家であったはずのジム・ロジャースもネタ作りに余念がないし、1ドル80円時代に日銀の人が日本経済は好調だ!とか言ってたし。

 

 自分(達)の利益だけが最優先という考えは、政治家、官僚、経営者、世の中にあふれる主張のほぼ全てにあてはまる。逆に利益が無いなら、わざわざ主張しないからね。

 

 もちろん、WINWINなら良いが、そうではない場合の方が多いから、おかしなことを信じて実害が及ばないように注意しなければならない。

 

 社会人になってから、人の言う事を聞いていると人生破綻するということを学びました。

 

 

保有株の動き

オプティマ

 Autocare Servicesの株式取得のお知らせ。遅れていただけに安心感が広がった。

 

 他は気になるニュースなし。今週はGWなので、基本的にお休みでしょう。

 

 

2024/4/26 当面の危機は去ったが、反発は弱い

 最近はイスラエルの件と日銀の金利が重しになっていたように思いますが、一応解消されたのに反発は弱弱しい。グロース250も相変わらず底値。

 GWに入ったし、考えても仕方ないか。

 

 

保有株の動き。

 

 田中建設、売上10%下方、営業利益15%増額。注残豊富という割に業績は分かり難い会社。PERは切り下がった。売上が上に行ってくれないと動きにくいが、今後出てくる予想は保守的だろうな。

 

 ニチモウ、営業利益35%下方修正。修正幅は25%くらいかと思っていたが、予想よりも修正幅が大きかった。累進配当と言っているし、142億の投資有価証券を適宜売却と四季報にあるので、今後の減配リスクは少ないと思いたい。

 

 

4/19 ここは底なのか、底無しなのか。それが問題だ。

 日経が下げるのは、まだ分かるのだけど、小型株は瀕死の株価から更に投げ売りが大量発生。過去十年でも最安レベルだが、何もできない。中東不安、利上げと環境も最悪。何がきついって、上昇相場の恩恵が無いのに、下げだけははガッツリ来るから。

 「やってらんねー!」って叫んでも許される。

 

 

 オプティマス、大暴落。四季報に比べて、計画値が一年後ろ倒れ。IFRS適用予定の2026年3月期は、M&A先の足し算的な数字。25年3月期は、のれん償却が20億超えてそう。

 2025年の利益については、2024.3 Q4とAutocareの連結を考えると、保守的と思うが、のれんもあるし何も無ければ上振れは10-20%かな。今後はシナジー効かせて、どれくらい利益率を高められるかによる。

 株価は、結局PER10倍、配当3%ぐらいでしか評価されないという事か。

 

 

 アルファポリス、少し前の話だが、ブラウザゲームのG123にて、「月が~」のゲームが登場し、ランキング一位になった。

 G123自体は、非上場なので良く分からないが、海外で実績のあるゲームシステムとアニメなどのキャラクターを組み合わせて実装している模様。社員数が急伸していて、ユーザー数も5億突破と、破竹の勢い。

 ただ、ロイヤリティは製作委員会方式で出資比率も低く軽微とのこと。お金をかけずに宣伝したいという事だと思うが、貯金好きにもほどがある。業績は上向きそうだが、配当も出しそうに無いなあ。