横浜善光寺留学僧育英会の第10回留学僧としてタイで修行させて下さった横浜善光寺、及びインド・ブッダガヤの印度山日本寺に派遣して下さった公益財団法人 国際仏教興隆協会、その他の関係各位に感謝いたします。なお、このホームページは「旅行人」2006年春号に掲載して頂いた「バックパッカーのためのアジアお坊さん入門」に大幅加筆し、更に2019年に全面的にリニューアルしたものです。僧侶である筆者がタイやインドでの修行中に思いつくまま記した覚書なのでアジアでお寺参りをするように、気楽に読んでいただけたら幸いです。(2023.2.3.最終更新)

プッタタート比丘ご著書CDーROMについてのお知らせ

アーチャン・プッタタート(プッタタート比丘)

「アーチャン・プッタタートは見習僧を経て、1926年、20歳で比丘となり、バンコクの寺での修行後、故郷の南タイにあるチャイヤに戻り、ブッダに倣い、仏法を究めるべく林住修行に入る。

1932年、同地方では初の修行林スアンモカバラーラーマが建立され、以来、同林内の簡素な庵で、パーリ聖典を中心に、内外の仏教典籍万巻をひもとき、ブッダの教えの真髄を明らかにすべく精進された。予断と偏見を一切持たない師の目指すものは、多くの人々の共感を得て、世界各地から老若男女がスアンモークを訪れるようになった。

亡くなる数年前には、それまでの外国人用坐禅道場を新しく国際仏法修行林に建て替えた。アーチャン・プッタタートは1993年7月8日、スアンモークでその生涯を終えられた。享年87歳。

アーチャンは為すべきことをすべて為され、その遺訓は守られ、引き続きスアンモークで、まったく同じ形で修行が続けられている。

自然の法則にしたがって」

プッタタート比丘著「観息正念」(三橋ヴィプラティッサ比丘・日本語訳)の三橋師によるあとがきより抜粋。

   

日本人上座部僧の三橋ヴィプラティッサ比丘は、タイの高僧プッタタート比丘が開いたスアンモーク修行林で修行の後、プッタタート師による著作「仏教人生読本」「観息正念」を日本語に訳し、PDF版CD-ROMとして頒布をしておられました。

2017年4月1日以降、この頒布作業申し込み窓口は活動を縮小させて頂くことになりましたが、三橋師のご意向により、インターネット上における案内を、拙ホームページに残させて頂くことになりました。

この件に関する詳細は、以下の通りです。                    

 


タイの高僧プッタタート比丘による「仏教人生読本」「観息正念」(三橋ヴィプラティッサ比丘日本語訳) PDF版 CD-ROM頒布に関しては、お陰さまでほぼご希望の皆さま全てのお手元に、順調にお送りさせて頂くことができました。

以前からインターネットでプッタタート師の教えや著作の紹介に努めて下さっていた先達の皆さまの活動や、プッタタート師の著作の他訳者による日本語版書籍の刊行などもあり、また三橋師ご自身の一身上のご事情なども含めて、私たちの法務に一区切りを付けるべく、2017年4月1日以降は、この頒布申し込み作業を終了させて頂くことに致しました

もしも、これらの件に関するお問い合わせなどご用件のある方は、下記ブログのメッセージ欄宛てにご連絡頂ければ幸いです。

 

「ブログ アジアのお坊さん 番外編」

 

これまでにお申し込み頂いた皆さま方におかれましては、何かと暖かいご支援を頂きましたことを心より感謝致しますと共に、どうぞ是非お手元のCD-ROMを基に、ブッダの教え、プッタタート師の教えを世の中に広める法施の一端を担って頂ければと思う次第です。

以上、取り急ぎ皆さまにはご連絡まで。

ご法縁ある全ての皆さまに改めて篤く御礼申し上げます。

                             合掌