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【Mac】FlashBuilder4.7以外でActionScript3.0を使う

Last updated at Posted at 2017-11-01

目次

  1. 環境と経緯
  2. 候補
  3. FlexSDkのダウンロードと設置
  4. IntelliJ IDEAのダウンロードと初期設定
  5. IntelliJ IDEAにFlexSDKを設定
  6. Hello WorldとAIRアプリの作成
  7. 日本語化
  8. 参考サイト

1.環境と経緯

  • MacBook Pro 13inch Early 2015
  • IntelliJ IDEA 2017.2.5
  • FDT 10

FlashBuilder4.7をずっと使ってきましたが、Mac OS X High Sierraにアップデートした途端、
メニューが選択できない現象が起こりました。ボタンは一応押せるので、それでAirアプリをデバッグしていたのですが、
ビルドボタンを押した途端、アプリが落ちる現象があり、何度再起動しても改善しないため、
他のIDEを探すことにしました。

2.候補

同じような現象が他の人にも起こっているようで、フォーラムにて相談している人がいたのですが、
解決策はなさそうで、OSをダウングレードするか、他のIDEを探せ、といった感じでした(※1)。
OSのダウングレードはTimeCupsuleを使っている人は比較的容易に戻せそうでしたが、
あいにくTimeCupsulelは使っていなかったため、他のIDEを探すこととしました。
フォーラムでは、FDTIntelliJ IDEAがおすすめされていたので、まずはFDTを入れてみました。
しかし、ベースがFlashBuilderと同じなのか、FDTもメニューが選べない現象が起こりました。
ということで、もう1つのIntelliJ IDEAを使うことにしました。

3. FlexSDKのダウンロードと設置

FDTとIntelliJ IDEA、どちらを使う場合も、FlexSDKは必要です。
FlexSDK
1. バージョン3.6と4.6をダウンロード
2. Flexフォルダなどを作り、任意の場所に設置

4. IntelliJ IDEAのダウンロードと初期設定

  1. IntelliJ IDEAをダウンロード
  2. IntelliJ IDEAをアプリケーションに移動後、起動
  3. 以前のバージョンがあるか聞いてきますので、初めてであれば、下のラジオボタンを選択
  4. ライセンスを聞かれますが、30日間はお試しできるので、Evaluate for free for 30 daysを選択
  5. 規約に同意してチェックを入れる
  6. テーマの選択(ここからは後で変更可能なので、SKip All And Set Defaultsを選択しもOK)
  7. ショートカットキー?の選択
  8. 既に入っているプラグインのカスタマイズ
  9. おすすめプラグインのインストール
  10. お疲れ様でした

5. IntelliJ IDEAにFlexSDKを設定

起動画面

スクリーンショット 2017-11-01 06.56.12.png
初期設定が完了すると、この画面になります。
1. Create New Projectを選択します。

New Project画面

スクリーンショット 2017-11-01 06.56.25.png
1. 左の一覧からFlashを選択すると、右に設定画面が出てきます。
2. 「Flex/AIR SDK」の項目の...をクリック

SDKの一覧画面

スクリーンショット 2017-11-01 07.21.42.png
1. をクリックするとSDKのフォルダを指定するウィンドウが開きます。
2. 先ほど設置したFlexSDKのフォルダに移動し、3.6と4.6をそれぞれ追加
3. OKをクリックすると、New Project画面に戻り、「Flex/AIR SDK」のプルダウンにそれぞれのSDKが追加されているのが確認できます。

6. Hello WorldとAIRアプリの作成

そのまま続きで、僕のいつも作っているAirでの「Hello World」を作りたいと思います。
1. 「New Project」画面でFlashを選択
2. Target platform : Desktop Pure ActionScriptにチェック
3. Output type : Application
4. Flex/AIR SDK : flex_sdk_4.6
5. Create Sample app : Main.as
6. Nextを選択
スクリーンショット 2017-11-01 09.10.58.png
7. Project name : お好きな名前で(ここではTestAIR)
8. プロジェクトの保存場所などはMore Settingsから指定可能
9. Finishを選択
スクリーンショット 2017-11-01 09.13.46.png
10. プロジェクトが完成しました。既にコードにHello Worldが書かれていますので、このままデバッグします。
スクリーンショット 2017-11-01 09.15.00.png
11. メニューのRun>Debug'TestAIR'を実行
12. 無事ウィンドウが表示されました。
スクリーンショット 2017-11-01 09.19.56.png
13. メニューのBuild>Package AIR Application...を選択
スクリーンショット 2017-11-01 09.25.31.png
Desktop application package : installer(*.air)を選択(AIRアプリやネイティブアプリの選択はここでします)
Packageを選択
14. ビルドが終わるとプロジェクトフォルダ内のoutフォルダにAIRファイルが作成されます。
スクリーンショット 2017-11-01 09.28.37.png

7. 日本語化

  1. Pleiadesから、Mac版のファイルをダウンロード
  2. zipファイルを解凍後、setupを起動(開かない場合はsetupフォルダ内のsetup-pleiadesを右クリックして開くを選択
  3. 日本語化するアプリケーションから選択...をクリックして、IntelliJ IDEAを選択 スクリーンショット 2017-11-01 09.34.26.png
  4. 日本語化するを選択
  5. IntelliJ IDEAを起動してみると日本語になってる! スクリーンショット 2017-11-01 09.36.24.png
  6. お疲れ様でした!!

8.参考サイト

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