スズキクンクンの気持ち

ガールズバー、コンセプトカフェ、JK風リフレ、風俗などの雑感。

蹴られた背中〜信用情報との闘い〜①

皆さま、大変ご無沙汰しております。

 

長らく休眠していたこのブログですが、風俗体験談に拘らずに、僕の色々な出来事、感情を綴っていくことにしました。だって「スズキクンクンの気持ち」というブログ名ですから。

 

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タイトルは、早稲田大学の同級生(調べていて今知った)、綿矢りさの名作「蹴りたい背中」からとりました。自己破産(法的には免責許可と言います)までの過程、そして今に至るまで、貸金業者信用情報機関との闘いについて文章にしてみたいと思います。

夏休み後半は台風が来てしまいそうなので、その間に書けるかな。まあ、肩の力を抜いて書いていくので、皆さまも暇つぶし程度に読んでいって下さいませ。

 

では、また。

デリヘルメリットデメリット

題名、一見ヘルメットに見えますが違います。

 

2019年2月15日に、数年ぶりに藤沢市の自宅にデリバリーヘルス(デリヘル)を呼んだ。部屋にポカリスエットのペットボトルが散乱した状態で呼んだので、女の子に「なんか病院みたいだね(苦笑)」と言われたことをよく覚えている。

 

新卒で入社した会社の社宅では、2006〜2008年にかけて狂ったようにデリヘルを呼んでいたのだが、最近めっきり呼ばなくなってしまった。デリヘルにはメリットとデメリットがあると感じていて、デメリットを強く意識するようになったためだ。ここに記しておきたい。

 

【メリット】

(自宅に呼べば)ホテル代がかからない。

彼女を家に呼んでいるような感覚を味わえる。

店舗型の風俗に行くと、帰り道に街中や電車で幸せそうなカップルを見て死にたくなるが、自宅に呼べばそういう気持ちにならず眠れる。

 

【デメリット】

(ホテルに呼べば)ホテル代がかかる。

(僕はあまり気にしなかったが)ある程度部屋を掃除してから迎え入れる必要がある。

(自宅に呼ぶと)風俗店に自分の住所を知られてしまう(何か実害に遭ったわけじゃないが)

 

そして、次のデメリットが重要なんだけど、よく呼んでいた頃には気づかなかったんだけど、

 

ドライバーの車がどんな車かわからない。

以前YouTubeでめっちゃ汚いゴミ屋敷みたいなデリヘルドライバーの車の動画を見てから、一気に萎えてしまった。

誤解してほしくないんだが、決して風俗で働く女の子が汚いと言っているのではない。女の子が、どんな汚い車で運ばれてくるかわからないから、そんな女の子を自分のベッドにあげると思うと気持ち悪くなるのだ。

このデメリットは、ホテルに呼ぶのであれば関係なくなる。ただ、ホテルに呼べば当たり前だがホテル代がかかる。

そう考えると、あまり割の良い遊びじゃないな、と感じるようになって利用しなくなったわけ。

 

あと、これは僕だけかもしれないけど犬猫があまり好きではないので、女の子が「私ペット飼ってるんだよね」とか言うと犬猫の毛が自分のベッドに付着しないか不安な気持ちになる。ホテルに呼べば関係ないのだが、ホテル代が(以下略

 

僕、変わってますかね?

 

その会話、いくらですか?

「いつ頃からガールズバーに行き始めたんですか?」

 

いつもどおりガールズバーでスケベ顔でニヤニヤしながら会話を愉しんでいたら、女の子からこう訊かれたことがある。そう言われてみたら、大学時代までは「女性との会話にお金を払う」という発想が無かった。女性にモテるタイプでは無かったが女友達や女の後輩は数人いたし。いつからこういう遊び方をするようになったのだろうか。

毎日の暴飲暴食ですっかり機能停止に陥った脳ミソをフル稼働させながら記憶を辿ったら、大学を卒業する直前(2006年)に、池袋のメイドカフェ(閉店済)に行ったのが起源であると判った。1セット60分2,000円飲み放題くらいだったかなあ?忘れてしまった。当時の僕にとって、こういう世界があるのかとカルチャーショックを受けたことを思い出す。

 

気がついたら池袋のそのメイドカフェの虜になっていた。だって、かわいい女の子がずっとニコニコして僕の話を傾聴してくれるんだよ?当時のお気に入り「こころちゃん」元気にしてるかなあ?

 

僕は2006年3月に大学を卒業して会社員になり、慣れない仕事に神経をすり減らす日々を送っていた。石油元売り会社に入社したが、まずは現場を知れということで半年くらいガソリンスタンドの店頭で大声を出し給油や洗車をしていた。そんな僕にとって、週末の女の子との有料の会話が何よりの癒しだった。横浜市郊外に住んでいたのに、毎週末片道1時間かけて池袋まで通っていた。

 

そしてメイドカフェだけでなく、気がついたらガールズバーにも手を伸ばしていた。歴史的にも2000年代後半くらいからガールズバーが流行りだしたよね。キャバクラよりもカジュアルに飲める業態ということで急速に発展していった。ガールズバーメイドカフェと違い、カウンター越しで常に1対1で会話してくれる。メイドカフェよりも刺激が強く、中毒性がある。僕は1セット60分飲み放題3000円くらい(指名したりドリンクを出さなければこれがだいたいの相場)を支払い目の前の女の子との会話に興じた。

よく、お笑い芸人がトークの練習でガールズバーに行くみたいだけど、その気持ちは少しわかる。ガールズバーで話しているとトークの反射神経が鍛えられる。最近ガールズバーに行っていないのですっかり衰えてしまったが。

 

長らくガールズバーに行っていた僕だが、とあるキッカケで今年の1月2日からHoneyHoney(大宮、池袋、秋葉原、横浜にある)というメイドカフェに行きだした。そこはガールズバーのように常に女の子と話せないし飲み放題ではないが、セット制ではなく注文した分だけ払えばいいから安いし(生ビール600円、ハイボール500円くらい)、マッタリできて居心地が良い。今では沼にどっぷり浸かっている。浸かりすぎて最近身体がふやけてきた。その話はまた今度。

 

資生堂美容学校③

「台風で電車が止まるかもしれないから、今日はラブホテルで一泊していく?」

 

僕はかなりよっぴらっていて、♂としての本能からこの発言をしたのかもしれない。ただ、実際に電車のダイヤは乱れていた。

あかりちゃんはしばし逡巡したあと、「そうだね」と言った。我々は、僕が池袋で昵懇にしている、南池袋公園近くのラブホテル「Fooo」に向かった。マスコミの目から逃れるように入店したが、あいにく満室だった。みんな考えることは同じなんだね。僕は次善の策として、同じく池袋東口のラムセスへと彼女を誘ったが、そこも満室だった。

 

万事休す。だが、性欲スイッチが入っていたスズキクンクンは諦めなかった。南池袋公園の近くからタクシーを拾い、池袋北口へと向かった。運転手さんに池袋北口に向かってほしいと告げ、僕は車内でFoooと同じくらい馴染みのある「アロマ」に電話をかけた。予約をしたかったのだ。残念ながらアロマも満室だった。台風による暴風雨が吹き荒れるなか、我々はとりあえず池袋北口でタクシーをおりた。

 

仕方なく、使ったことのない北口「エアーズロック」にチェックインした。このエアーズロックが最悪だった。館内に飲み物の自販機がない。室内にも冷蔵庫がない。室内も古くさかった。我々は仕方なく水道水を飲みながら、半ば予定調和的に性行為をした。

 

翌朝、慣れないリクルートスーツ姿で池袋を歩き回ったあかりちゃんは靴ずれをしていたので、コンビニで絆創膏を買った。池袋西口マクドナルドでお互いの始発電車を待ち、その後、別れた。

 

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数日後、僕はあかりちゃんからLINEをブロックされた。僕はショックで会社を1日休んでしまった。

 

あかりちゃんと別れた日の衆院選、僕は投票しなかった。当時住んでいた神奈川県茅ヶ崎市河野太郎さん(現デジタル大臣)の地盤。選挙に強すぎて毎回開票直後に当確が出るから、僕が投票してもしなくても結果はわかっているからだ。事実上の、安倍政権への信任だ。

 

未だに、河野太郎さんの顔を見るとあかりちゃんを思い出す。今ごろ彼女は、どこかの百貨店で立派に美容部員として働いているだろう。

 

モテないおじさんに、1日楽しい思いをさせてくれてありがとう。どうかお元気で。

 

ちなみに今、乃木坂46の「サヨナラの意味」を聴きながらこのブログを書いています。染みるね。

 

 

資生堂美容学校②

あかりちゃんと池袋西口ガールズバーを出て、我々はなりゆきでクンクンおすすめの東口の居酒屋へと向かうことになった。2017年衆院選前日、時刻は17時頃、台風接近のため風雨が強くなっていた。

 

池袋西口から東口に移動する途中、なりゆきで西武百貨店1階の化粧品売り場に立ち寄った。資生堂美容学校の面接帰りのあかりちゃん、もちろん化粧品に目がないのである。化粧品売り場で我々は「RMK」というブランドの店に行った。早稲田大学を出て新卒で入った出光興産株式会社で、総務部にリスクマネジメントグループ(通称RMG)という部署があったので、RMKと聞いてそれを思い出さずにはいられなかった。あかりちゃんは色々と品定めしながら、「クンクン、付き合わせてごめんね」と申し訳なさそうに言った。僕は反射的に「いいんだよ、僕も女の子と化粧品売り場を周るのが夢だったから」と言った。

そこであかりちゃんは「クンクンは優しい嘘をつくんだね」と。

 

 

西武百貨店のあと、東口の居酒屋に行った。回転寿司、ガールズバーで相当飲んだので(あかりちゃんはノンアルコール)、僕は相当よっぴらっていたが居酒屋でも酒をあおった。ずっと会いたかったフォロワーさんと会えて上機嫌だったのだ。

その居酒屋は水炊き鍋が名物だったので、水炊きを2人で食べた。

 

その居酒屋を出た頃には、外は台風によりかなりの暴風雨になっていて、電車のダイヤが乱れる可能性があった。あかりちゃんは茨城県、僕は神奈川県から池袋に来ていたので、電車の運行情報は随時チェックしながら飲んでいた。

 

僕は本能的に、なりゆきで、「今日は電車が止まるかもしれないから、ラブホテルに泊まっていく?」と言った。彼女は一瞬、逡巡しているように見えた。

資生堂美容学校①

皆様、大変ご無沙汰しております(笑)

永らく休眠していたこのブログですが、僕のツイキャス配信で話題にあがって読者がまた増えてきたので、ボチボチ再開したいと思います。

 

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2017年秋、当時の安倍首相は北朝鮮情勢の緊迫化を理由に、また消費増税の使途を社会保障財源にすることについて国民に信を問うべく、半ば強引に衆議院を解散した。この記事は、2017年10月の衆院選前日、土曜日から日曜日朝にかけての出来事を赤裸々に綴るものである。

 

秋雨の降る池袋で、1年半ほどTwitterの相互フォロー関係だった19歳女性(以下あかりちゃん)と、僕は向き合っていた。随分前から2人でリア凸(オフ会)をしようという話になっていて、今日がその日。あかりちゃんは資生堂美容学校の面接帰りでリクルートスーツ姿だった。僕は以前から、あかりちゃんの資生堂美容学校の書類選考にあたり志望動機や自己アピールの相談に乗っていたのだ。

 

あかりちゃんと過去に何回もLINE通話していて、池袋西口の、クンクン行きつけの回転寿司屋のカニ汁が飲みたいと言っていたので、我々はまず池袋西口の天下寿司に向かった。歳下との初デート?が回転寿司なのは若干恥ずかしかったが、彼女がそれを望んだのだから仕方ない。

一通り寿司をつまんだあと、あかりちゃんは明るい笑顔で「そろそろカニ汁が飲みたい!」と言ってきたので、僕はカニ汁2人前を注文した。

あかりちゃんはとてもおいしそうにそれを飲み干し、かわいく「ごちそうさまでした」と言った。

 

続いて、同じく池袋西口の、当時僕が狂ったように通っていたガールズバー「Beginner」に行った。これもあかりちゃんのリクエストによるものだった。ガールズバーに行ってみたかったらしい。

ガールズバーのカウンターに2人並んで座り飲み物(あかりちゃんはその日全てノンアルコール)が提供されたあと、僕はおもむろにカバンから小さな袋を取り出した。実はあかりちゃんと待ち合わせする少し前に、池袋の東武百貨店内にあるアフタヌーンティーでタオルハンカチを2枚購入していたのだ。

 

あかりちゃんに、「今日僕と会ってくれてありがとう。面接お疲れ様」と言いながらアフタヌーンティーの袋を渡した。あかりちゃんはその場で袋を開け、タオルハンカチというささやかなプレゼントにとても喜んでくれたように見えた。

 

ガールズバーで女の子(20分ごとに交代、指名不可)、あかりちゃん、僕の3人で盛り上がり、店を出た。

次第にノリノリになってきたあかりちゃんは、「もう1軒行こうよ!」と言い出した。時刻は17時頃。台風が東京地方に近づいていた。