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ワインの王道フランスワインの基礎知識

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「ワインと言えばどこの国が有名?」ともし尋ねたらほとんどの人が真っ先に挙げる国、それはやはりフランスです。

 

フランス人はワインをたくさん飲みます。

 

2011年の資料では、日本人が1年間に消費するワインの量は1人あたり約2.3リットルですが、フランス人はなんと46.4リットルも消費するというデータがあります。

 

約20倍の消費量というわけです。これは世界でトップクラスの量です。またフランスは消費するだけでなく生産においてもピカイチです。イタリアとよく生産量を争っていますが、こちらも世界でトップクラスの生産量を誇ります。

 

国内には有名な産地も数多く抱えており、国全体のいたるところでワインが作られています。これを見るとフランスはワインでは自他ともに認めるワイン大国であることは一目瞭然です。フランスワインは良質なワインで、ワイン通であれば絶対に味わっておかなければいけないワインです。

 

フランスワインには格付け制度がありますが、その中でACOやAOPなどのカテゴリーにあるもの、また各地方の格付けで1級品とされるもの、となると品質は高く値段も高価になってきます。フランスワインはまさに、ワインの王様とも言えるべき存在なのです。

 

さてそんなフランスワインですが、その特徴について簡単にいくつかのポイントを抑えてみたいと思います。

 

まずフランスワインの有名な産地をいくつか紹介すると、ボルドー、ブルゴーニュ、ロワール、アルザス、シャンパーニュ、プロヴァンス、ラングドック・ルーション、ベルジュラック、ジュラ・サヴォア、コート・デュ・ローヌなどがあります。

 

中でも有名なのはやはりボルドーとブルゴーニュでしょう。フランスワインは全て味わいつくすにはあまりに深すぎるワインの文化があるものの、これらの地方のワインを飲むのであれば、少なくともその入口に立つことができる言えるほどの名産地です。

 

ボルドーは異なるぶどうの品種をブレンドして作るという特徴を持つ産地で、よく聞く「シャトー」という醸造者を指す言葉はこの地域でよく使われるものです。

 

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ボルドー地方のワインには「五大シャトー」と呼ばれる非常に格式の高いワインが存在しますが、平均で6万円~12万円ほどもする高級ワインを産出します。

 

ブルゴーニュはボルドーと違って単一のぶどう品種を用いるという特徴があります。単一品種なのでぶどうの出来によってワインの味が左右される繊細さがあります。

 

他の地方においてもそれぞれ特徴がありますが、いずれにしてもフランスはワインの宝庫と呼べる地域です。ちなみに格式については国単位のものと地方単位のものがあります。

 

国単位のものは「AOC(2008年まで)」と「AOP(2009年から)」です。地方単位のものはボルドーであれば第1級~第5級(第1級に属するのが五大シャトー)があり、ブルゴーニュであれば「グランクリュ」や「プルミエクリュ」など4つほどのカテゴリーに分かれています。

 

格付けが上がる程品質が良いとされています。

おいしくワインを飲むためのポイント

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フランスワインをおいしくいただくにはなにかコツがあるのでしょうか?

 

ワインの飲み方に絶対的なルールはありません。思い思いのままで味わえばOKです。

 

しかしおいしく飲むためのポイントをつかむと、潜在力を十分に引き出して味わうことができます

 

例えば飲む時のワインの温度に気を配る事は大切です。よく「赤ワインは常温で、白ワインは冷やして飲むのが良い」とされますが、ワインは飲む口の温度によって味わいが変わってくるので、提供されるワインの温度は大事なのです。

 

具体的に言うと、赤ワインの場合は温度が低いとぶどうの「タンニン」の渋さ(収れん作用)が強く感じられてしまいます。逆に高くなるとアルコールが飛んでしまい果実味が無くなります。ですからだいたい13度~18度くらいを目安が飲みごろの温度となります。

 

カベルネ・ソーヴィニヨン」や「シラーズ」といったわりとタンニンがしっかりしているフルボディタイプのワインであれば17度前後、「ピノ・ノワール」などのタンニンは少なめの品種のワインの場合、14,5度前後を目安にしましょう。

 

ただ熟成するとワインは味がまろやかになる傾向があるので、その点も意識しましょう。

 

また白ワインですが、白ワインは赤ワインと比べてタンニンの量が少なめです。ですから赤ワインよりも低い温度で楽しむことができます。

 

白ワインの代表品種である「シャルドネ」のワインであればおおよそ11度か12度前後で楽しめます。また別の有名品種である「ソーヴィニヨン・ブラン」であれば6度~12度といったところです。また「セミヨン」であればもっと低く、5度前後でいけます。

 

一般的なイメージを言うと、甘めのワインを冷やす場合も少し抑え気味にして飲むと良いでしょう。ワインの醍醐味の一つである酸味も味わえるように調整します。

 

ただこれらは目安です。ワインには個性があります。またヴィンテージによって違いが出てきます。そのため、事前にどのヴィンテージでどの産地のものか、などのデータをある程度把握してから温度についても考えましょう。

 

またレストランなどで提供されるものを飲むとき、アイシングされている場合は時間の経過とともに温度が変わってくるため、それも意識してより良い飲みごろを探すのが大事です。

知識があればオシャレにワインを楽しめる

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上記で言う温度のように、ワインの飲み方に関して少しの知識があるだけでもワインをもっと有意義に楽しめるようになります。

 

ですからワインは知識をもって楽しむ飲み物であることを忘れないようにすべきです。

 

もちろん知識だけでなくフィーリングで飲むのも良いものですが、ノウハウがあるとオシャレになるのです。というわけでワインを楽しむためのテイスティング方法についても説明したいと思います。

 

ワインを飲む時はとにかくグラスをくるくるとまわしてなんとなく香りをかぐという飲み方のイメージがあると思います。テイスティングをしっかりすると大人の飲み方ができます。テイスティングの時はまず視覚でワインを楽しみます

 

グラスを45度くらいに傾けます。そしてワインがどんな色をしているかを識別します。ワインの表面の傾いている側を見ますが、背景が白であるといっそう分かりやすくなります。

 

例えば赤ワインであれば、黒っぽい濃い赤であればそれは温暖な地域のワイン、若めのワイン、果実味があるワインである可能性が出てきます。また少し淡い色の赤であれば、それはピノ・ノワールなどブルゴーニュ系のワイン、涼しい地域のワイン、日射量が少ない産地のワインの特徴です。またオレンジっぽい茶色っぽい色であれば熟成しているワインとも言えます。

 

このように見た目でワインの雰囲気を「読む」とよりオシャレで楽しみが増えるようになります。また香りですが、まず回す前に香りをかぎます。

 

そしてグラスを円を描く感じで回して香りを立てます(スワーリング)。そしてゆっくりとクンクンと嗅ぎます。こうすると揮発の強弱を調整したワインの複雑な香りをより一層楽しめるようになります。

 

そして味覚で味わう場合ですが、一気にワインを口に流し込むのではなく、一口だけ舌に含んで舌の上で回していきます。そして口から少し空気を吸い鼻から出します。これによって香りがうまく呼び起こされてさらに残香を楽しめます。

 

このようなテイスティング方法を実践すると、繊細な飲み口を楽しむ事ができます

 

ちなみにワインはグラスによっても楽しみ方を増やす事ができます。グラスは重要なツールです。ボルドータイプとブルゴーニュタイプが有名ですが、お尻の部分のボリュームや飲み口部分のフォルムによって、香りの立ち方や舌に入る時のワインの幅が変わってくるからです。

 

人間の舌は酸味や甘みを感じる部分が決まっていて、どこにワインを最初に流し込むかで印象が変わるため、グラスの知識も身につけることによって、よりワインを楽しめるようになるでしょう。

ワインの勉強に最適なワイン資格の選び方

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ワインをこれから深く楽しんでいきたいとか、ワインのスキルをもっとアップさせたいという人はたくさんいらっしゃるようです。

 

ワインは歴史が古く世界中で親しまれているので、学習しがいが多いにある飲み物です。学習をしていくうちにワインの魅力に魅せられたのであれば、ワインの資格を取ってステータスとするというのも良い考えといえるでしょう。

 

では、ワインの勉強をしていずれ資格を取るためには、どのような事を意識したら良いでしょうか。おおまかに言いますと、ワインについては広く深い知識が必要になります。

 

ワインはヨーロッパなど旧世界だけでなく今や日本や南アフリカやチリやアメリカなど世界各国で醸造されています。またぶどうの品種は何千にものぼると言われていますから、浅く狭い知識では十分に楽しめません。それを踏まえますと、トータルで幅広い知識が得られる資格取得のための学習はワインの知識を広めるのに非常に役立ちます

 

また、プロのソムリエとして働くというようなわけでなく、まずは自分の知識やスキルをアップして、家族や友人など内輪でワインの楽しみを味わいたいという程度の場合であれば、まずは比較的難易度の低いワイン関連資格を目指すと良いでしょう。

 

ソムリエの資格を得るような認定試験となると、特定の業種に一定期間従事する事が求められる場合があるからです。いきなり敷居の高い資格を目指すのではなく、まずはゆっくりとステップアップしていくようにしましょう。

 

それでは、これからワイン系のスキルアップに役立つ、比較的取得しやすいワイン資格についてご紹介します。なお、当サイトで紹介する資格ランキングで取得できる資格は、通信講座で学習で対応出来るものになっています。

 

「諒設計アーキテクトラーニング」の「ワインコンシェルジュW資格」講座や「SARA」の「ソムリエ基本コース/プラチナコース」といった講座が該当する講座ですが、2カ月~6カ月ほどで無理なく学習して資格が取れるようになっているので、忙しい人でも気軽に挑戦できてオススメです。

ワイン系のスキルアップに役立つ資格ランキング

ここまで見てきたように、ワインを本格的に楽しむにはたくさんの知識が必要であることが分かります。もちろんワインは知識だけで語るものではなく、視覚や嗅覚や味覚など様々な官能感覚を使って楽しむものです。

 

特にテーブルワインなどのように日常的に供されるワインであればそうです。家族や友人と一緒においしいワインを素直に楽しむのもまた一興です。しかしいずれにしてもワインについての知識やスキルが高ければ、ワインの奥深さをいっそう味わえるうえ、風味の楽しみ方も洗練されていきます

 

そのため、ワインに関する能力を高めるために、関連する資格を取得することはワインの知識を体系的に学べることになるため、よりワインを楽しめるようになるでしょう。ではワイン系のスキルアップに役立つ資格をランキングでご紹介します。

 

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1位は「ソムリエインストラクター」という資格です。この資格のための認定試験を主催しているのは「JIA(日本インストラクター協会)」です。ソムリエという職業は現在よくテレビで紹介されることがあります。その職についている人が登場する事もしばしばです。

 

多くの人はソムリエというプロフェッショナルな職業をご存知でしょう。レストランでワインを注文する時にソムリエに応対してもらうという人も少なくないでしょう。

 

ソムリエはワインについての知識が豊富であるというのが一般的なイメージですが、単にワインを注ぐだけの人ではなく、料理に合うワインを提案したり、仕入れや保管にも携わる業務もあります。

 

ソムリエになるためにはいろいろな資質が求められますが、「ソムリエインストラクター」の資格は民間資格で、誰でもチャレンジする事ができる資格です。

 

実際にレストランでソムリエとして働くわけではないとしても、自宅でのパーティーや自分のリラックスタイムをより良く演出するための知識を身につける事ができるため、この資格を取得することで、ワインの奥深さをより楽しめるようになるでしょう。この資格については後ほど詳細を解説していきます。

 

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2位は「ワインコンシェルジュ」の資格です。こちらの資格は「JSFCA(日本安全食料料理協会)」が主催している認定試験です。

 

この資格は、ぶどうの品種やごとに異なる特徴や、世界各国のワインの事情、そしてワインに対する基本的な情報をマスターした人に認定される資格です。

 

この資格を取得することで、酒類の製造や販売、流通、サービス業などでの活躍の幅をいっそう拡げる事が可能になります。またこれらの業務に従事するわけではないとしても、自宅で友人たちとワインを通じて楽しい時を過ごしたり、カルチャースクールでワインについてレクチャーする機会なども見えてきます。

 

この資格試験ではワインの歴史、産地、特徴、栽培について、格付けについて、ワイン法について、作り方、料理とのマリアージュなど幅広い分野からワインに関する問題が出題されます。

 

この資格を取得すると言う事はワインにより精通した人となれるということなので、いっそうワイン道を究める第一歩になるでしょう。この認定試験は在宅受験で受けることが可能です。税込10,000円が受験料で、受験資格は特にありません。

 

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一番役立つのは「ワインソムリエ資格」

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上記ランキングの1位でも紹介した「ソムリエインストラクター」ですが、この資格の詳細についてさらに見てみましょう。

 

ここまで書いてきたようにワインは語り尽くす事ができないほど奥深いものです。

 


すでに一つの文化を形成していて、一生をかけても楽しめるような趣味と言えます。そんなワインのファンは世界中にいて、ワインについてもっと知りたいと思っている人もたくさんいます。

 

ワインは風味の良さだけでもたくさん語ることがありますが、さらに最近ではその健康効果もたびたび強調されています。日本では今「第7次ワインブーム」が起きていると言われています。

 

これにはワインの健康効果が大きく後押ししているところがあるでしょう。また日本を含む新世界ワインの存在が大きくなってきているので、これからもワインに対する関心や期待は高まっていくに違いありません。

 

そのため、こういう中にあってワインに関する知識やスキルを大きく向上させるため、大人のたしなみとして、そして楽しい時間を過ごすツールとして、さらに飲食関連の業務についている場合のさらなるスキルアップとして、などなどいろいろなケースで大いに役立ちます。

 

そのため、ソムリエインストラクターの資格を取得することは、それからの選択肢を広げることに間違いないでしょう。この資格ではスティルワイン、スパークリングワインなどワインの基本的な知識について、実にたくさんの知識が試験を通して問われます

 

その内容は、ワインの歴史がどんなものがか、ぶどうの品種や栽培のイロハは何か、ヴィンテージについて、ワインの保存方法はどうすべきか、テイスティングはどう行うか、料理とのマリアージュはどう実現するか、各国の格付けはどのようにされているか、旧世界のワインと新世界のワインの特徴は何かなどが挙げられます。

 

これらの知識を身につけることで、ワイン人としての生活の中で、専門知識による深い視点から奥深いワインの世界を楽しめるようになるでしょう。

 

このソムリエインストラクターの資格ですが、受験方法は簡単です。インターネットで申込をして、在宅受験で受けることが可能です。受験料は税込10,000円となっていて、70%以上の正解で合格です。上記で紹介したような資格取得のための講座も用意されているので、それを活用することで資格取得の道が大きく開けるでしょう。

まとめ

フランスをはじめ、ワインの文化はいまや世界中に拡がっています。その歴史は何千年もあるもので、原料となるぶどうの品種も何千にものぼると言われているほどです。

 

ワインの歴史やぶどうの品種、栽培方法や製造方法、テイスティングの仕方、飲みごろの温度、料理との付け合わせなど、ワインをめぐるたくさんの知識を取り入れることでワインの楽しみ方はさらに広がります

 

そのため、ワイン関連の資格の取得を目指して学習する事は、現実的なスキルアップの方法になります。資格取得には、その資格に合わせた通信講座は非常に役立つでしょう。ワインは一生をかけても楽しめるものなので、さらなるワイン道の向上を目指してみましょう。

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