コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2024年04月27日

〜進化〜79)三上GM・第2回オンラインミーティング内容

昨夜、20:00〜21:30予定での「第2回三上GMオンラインミーティング」は、活発な質疑の中、22:00寸前まで時間延長し、質問者19名にも及ぶ多様な質問・意見に、三上GMから、質問者の納得まで回答され、その真摯な姿勢は、三上スタイルそのものでした。
開始冒頭、三上GMから、今回ミーティング目的・テーマは、①意見交換によるコミュニケーション不足や誤解解消機会、②ミーティング後の今日から「クラブ・サポーターも、一体感を持った雰囲気を、スタジアムを中心に、同じ方向を向き活動する」事を作る、との発言から開始されました。
⑴ここまでの振り返り・・三上GM説明
・シーズン開始前の認識は、「チーム転換期」(主力流出・多数選手入れ替え]となり、「例年以上、キャンプの過ごし方が重要となった」との2点だったが、
キャンプ8週間の中、「多数選手ケガ多発」し、新選手が多く必要だった練習が出来ず「これまでのサッカー継続」が出来ないチーム内容で、シーズン開始となり、4節までその影響による不安定な試合となり、現在の最下位・勝点6との事態となっているもの。
・キャンプ沖縄の「グランドが固かった」との指摘はその通りですが、1・2・3月の全国天候異変は、沖縄でも、1月多雨期に、暑さと降雨少なく、20クラブが沖縄キャンプ実施も、その全てでも同一状況となっていた。
・一方で、開幕寸前の選手認識は、そんな状態からのスタートでも「全員自信を持っていたが、同時に『少しのズレ』を感じていた選手も多かった」。
・シーズン開始後、「少しのズレ」〜「戦術練習が殆ど出来ず、プレー立ち位置やどこから守備を始めるか、などが、少しズレている」との内容で、
その対策として「過去成功した練習や、実戦の映像を、選手個々、ポジション別に観せ、共通理解を図った。
・名古屋戦辺りから、敗戦となるも、徐々に、「立ち位置・やるべきプレー」が分かって来た。
それは、理解共有が浸透し「立ち位置、どこから守備して行くのか」などが分かって来て、同時に、ケガ人もある程度戻り、「現状激しいポジション競争」となり、名古屋戦が、勝点獲得となる「プレー強度・走力・コンビネーション」基準が確定した試合となった。
シーズン当初考えていたサッカーが、やっと出来て来た。
現在の「最下位・勝点6」から、クラブとして考えている事は、
①本日から5月末まで7試合で、「安定感・同じ絵・競争力」の中、「降格圏を脱出」する。
その後、トップ10チームとの現在勝点差「6」を詰めるため、通常基準とされる「1試合・節で勝点1ずつ詰められる」から、「7試合で7ポイント」詰め、トップ10チーム勝点差6をひっくり返す。
②複数得点獲得を図る。
全てが、選手間のコンビネーション、立ち位置のズレが要因で、練習で改善して来た。
との内容。
・ルヴァン杯は、チーム目標「トップ10に安定して維持、カップ戦でタイトルを意識出来る位置まで到達」から、○次のステージへ進む、○チーム内競争のキッカケと成り得る、として、2回戦前も補強練習し、その結果が現れた勝利となった。
・現在は、ミシャが試合起用メンバー選択に悩む位多くなっている。
・クラブ決算は、収入43億で数年前では考えられないレベル到達、支出47億で、赤字4億。クラブスタンスの「多くの投資家に投資を求め、クラブ規模を拡大し、その規模に合う経営とする」との事で実施。クラブライセンス維持のためには、基準「3年連続赤字はライセンス剥奪」が、コロナ禍明けの2024より再開、24・25・26シーズンのどこかで黒字化が必須。25・26シーズンは、シーズン移行・リーグ大改革期で、投資家からの対応混乱も予想され、極めて不透明・不安定で、24シーズンでの黒字化は絶対。
但し、コンサのJ1残留もマストで、その両立を果たすもの。(一部の、「ライセンスの黒字化のため降格も許容」との誤解は全くあり得ないものと、強い否定コメントでした)
・今シーズン補強は、5月末までに、降格圏脱出の成否に関係無く、獲得への調査は準備し、南米・欧州へ派遣されているが、その時点での「現場から要請」次第でも有る。
これらの内容が、質疑応答前、三上GMから発言、説明されました。

⑵質疑応答〜要旨のみ
①決算/債務超過寸前では? ギリギリ免れた水準(債務超過→ライセンス剥奪ですね)、6月末までを期限に、「有力投資者と交渉中」で、当面、債務超過は考慮外と出来る状態を交渉中。
三上氏にGMと代表取締役の兼務は、三上GM以上に経営に長けた人が居ればその人が良い、とのスタンスのまま「1年任期」で、2024も株主総会要請で就任。
②PR方法改善検討
③編成方針は? 現場要請85%・将来戦力としてクラブ主導15%、との基本方針。現場要請では、具体的なポジション毎選手・数値となり、それを実現させるもの。
シーズン開始後、状況変化も、その基本スタンスはそのまま。
現在「リーグ登録期間・ウィンドー外」ですが、「フリー選手」は、ウィンドー外で獲得可能。現在、現場から要請が無く、それは無いが、現在も「フリー・即戦力選手」獲得の準備はしている。
④クラブからサポーターは望むものは?  昨年、530社と膨大な企業とのパートナー契約となり、最大収入源となったのは、サポーターによる、パートナー企業率先利用が最大理由で、その力は凄いもので有り深く感謝している。この全面支援こそが、何よりなもの。
更に上乗せするしたいのは、環境整備中で、その場面から「サポーターひとりが、更に友人や知人を1人連れて来て欲しい」との、入場者拡大要請が示されました。
これは、これからの集客策と連動した各種イベントとなり、主要施策となりますね。

これらの他、多数項目に亘り、質疑応答が交わされ、各種施策の用意、実施となり、実現しそうでした。

最後、昨日の財界サッポロに、元DAZNの新投資家との9億点投資案件の進展がリリースされていました。これこそ、上記の新投資家に付合するものでしょうね。株式34%取得、で経営参加も今後課題となりそうですが、大注目点です!

こんなに、オープンマインドなサッカークラブは、コンサのみ!との事実を確認し、誇らしさと存立の意義を強く感じたミーティングでした。

posted by yuukun0617 |09:04 |

2024年04月25日

~進化~78)三上GM提示勝点の現実検証?!

三上GMから、ラジオ放送と、明日・オンラインミーテイング解説予想で、「今シーズン・コンサ目標勝点」コメントがありました。
その内容、特に、現実での展開・可能性につき検討してみます。
先ず、三上GMから提示されたシーズン目標勝点は、
⑴[トップ10] 52
⑵[リーグ残留] 42とされました。

現在、「9試合時点・勝点6」で、シーズン38試合終了時の勝点目標となりますが、その実現となる戦績は、
⑴[トップ10]・・今後29試合/積み上げ勝点[46]以上戦績。※実現性高い
 勝利(勝点) 引分・勝点  敗戦 ・・「戦績ペース」
  15(45)   1    13 ・・7.5勝0.5分6.5敗
  14(42)   4    11 ・・7.5勝2分5.5敗
 ※13(39)   7     9 ・・6.5勝3.5分4.5敗
 ※12(36)  10     7 ・・6勝5分3.5敗
  11(33)  13     5 ・・5.5勝6.5分2.5敗
  10(30)  16     3 ・・5勝8分1.5敗
   9(27)  19     1 ・・4.5勝9.5分0.5敗
 これ以外には達成可能戦績は有りません。
 ではこの実現性・達成可能性問題です。
 現時点、リーグ下位で降格圏付近の6チーム(京都・湘南・鳥栖・川崎・東京V・磐田)が、現時点戦力を反映させているとして、「勝利対象チーム」と想定すると、鳥栖1試合(敗戦)以外、全て2試合対戦があります。しかし、川崎と前回大敗鳥栖は、今後戦力上昇は確実なチームとして除外すると、対象4チームとなり、その全試合に勝利すると、「8勝利=勝点16」を見込めます。しかし、この勝利数では必要勝利数に不足で、これら4チームに全勝に加えて、その他の現時点中位・上位チームからの勝利が絶対条件だ、という事です。
一方で、コンサの分が悪い対戦戦績、10チーム(C大阪・FC東京・川崎・鹿島・横浜FM・神戸・浦和・福岡・町田・広島)の対戦は、15試合となり、全敗であれば、敗戦数限度を超過し、到達不可能となります。
この対戦を「敗戦」から、「引き分け・勝利」へ変化させられなければ、目標不可能となる訳です。
 この様に、
「下位対象チーム対戦、全勝」、
「コンサ対戦戦績低下チーム対戦で、6戦以上・敗戦脱出」、
「それ以外5チームは敗戦不可で、引き分け以上」が必要となり、
そのどれかが崩れた場合は、「対戦戦績低下チーム対戦か、その他チーム対戦で、条件以上の勝点加算が必須」となります。

実現可能性が最も高く、難易度は低い
第1想定目標戦績は、
【13(39勝点)勝・7分(7勝点)9敗・・6.5勝3.5分4.5敗ペース】とそうていします。
しかし、この目標実現・達成の難関ポイントは、
●「9敗/戦績低迷15対戦で6試合敗戦脱出、それ以外敗戦0」と、
〇「下位対戦8試合全勝に、それ以外対戦5勝利」の2点です。
これまでの対戦戦績の延長線に、今後の戦績が有るのなら、「絶対不可能」との想定戦績だ、という事で、「劇的チーム戦力上昇」が無い限り、極めて高く、困難な目標だという事が明らかです。

そのため
⑵残留目標【42】を追う事が現実的想定となります。
その達成のためには、
「9試合/6勝点」から、「残り29試合/36勝点獲得」。※実現性高い
 勝利(勝点) 引分・勝点 敗戦 ・・「戦績ペース」
  12(36)    0   17 ・・3勝0分4.3敗
  11(33)    3   14 ・・5.5勝1.5分7敗
※※10(30)    6   13 ・・5勝3分6.5敗
 ※ 9(27)    9   11 ・・4.5勝4.5敗5.5敗
 ※ 8(24)   12    9 ・・4勝6分4.4敗
   7(21)   15    7 ・・3.5勝7.5分3.5敗
   6(18)   18    5 ・・3勝9分2.5敗

こちらの実現性は、
※※目標は、
〇「対戦戦績低迷チーム15試合中、10試合・その他3試合の13敗」は、可能性有り
〇「勝利数は、下位チーム8試合+その他で、10勝獲得」は可能性高い
、と降格圏脱出・残留目標が、現実的想定・計算となります。

三上GMの残留目標達成し、そこから、一つでも順位アップを図る、との目標・展開が、妥当性の高い目標設定ですね。

いずれにしろ、次戦対戦は「その展開・計算上も、必勝」試合となっており、残留達成のため、勝点3獲得は、何よりにも優先される至上責任となりました。

 

posted by yuukun0617 |23:13 |

2024年04月24日

〜進化〜77)またまた運命の=シーズンを左右する決戦・次⑩節湘南戦!

今シーズン、コンサは、幸運を伴う「安定路線」から大きく外れ、殺伐荒涼の「波瀾万丈低迷路線」を進行!
その原因は、
・複数主力流出が直結した戦力ダウン、
・その代替選手の戦力不足、そして、
・毎年キャンプ失敗の大量故障離脱発生の戦力低下からのスタートを、また、今年も繰り返した、自省・客観分析→改善との問題改善姿勢欠乏チーム運営
でした。
その結果、シーズン9節終了の前半期にて、既にシーズン分岐試合・G大阪戦を戦い、更に、次戦今シーズン2度目のシーズン分岐試合を迎えます。
次戦の意味は、「シーズン中の一試合」との価値と言うよりも、その成否がその後展開を左右する「重要試合」とのものとなりました。
即ち、[次戦での勝利]は、降格圏脱出の「手掛かり勝点3」となり、それに失敗は、シーズン前半での降格圏脱出を益々困難とさせる、との意味であり、[勝利必須]である、と言う事です。
そんな展開上想定だけで無く、今後対戦で、相手チーム別の勝点獲得の容易度=成功確率は、当然一律では無く、対戦チーム力の高低は、そのまま戦績高低に直結し易い事となりますね。
そんな次戦以降対戦は、
⑩4/27湘南〜中5日・⑪5/3C大阪〜中2・⑫5/6FC東京〜中4日・⑬5/11川崎〜中3日・⑭5/15磐田〜中3日・⑮5/19柏〜中2日・5/22ルヴァン〜中2日⑯5/25鹿島と、「⑪C大阪戦から⑯鹿島戦までの過密7連戦日程と強敵チーム対戦」の2難問が並び、「勝利確率が高い試合」との戦績計算からは、「次戦湘南戦・⑭節磐田戦での勝利・勝点3×2=6勝点」が、絶対・必須となる、と言う事です。この2試合で勝利出来ないのなら、それより戦力が高い対戦試合での勝利は見込めませんね。このまま「降格圏確定」の事態も見えてきてしまいます。そんな最悪事態を回避し、そんな事態が招くチーム崩壊の最低シナリオを完全排除しなければなりません!
やはり、必勝! しかありません!


そんな次戦対戦を予想・予測してみましょう。

1.対戦チーム「湘南」現況
現在戦績は、
順位18位 勝点6 1勝3分5敗 得点11・失点17・得失差ー6
  19位 勝点6 京都     得点 7・失点13・得失差ー6
  20位 勝点6 コンサ    得点 6・失点17・得失差ー11、
と同勝点に、3チームが揃う「差が無い降格圏」との低迷。

シーズン前の選手構成チーム作りは、
昨年15位・降格チームと勝点5差のギリギリJ1残留を果たし、仕切り直しを図るシーズン。
しかし、来年通りの主力流出は、絶対的エース大橋祐紀、ベテラン永木亮、主力のタリク、石原広教流出と攻守主軸退団。その代替は、J2・3得点10アシスト鈴木雄斗、実績FWルキアンを獲得。レンタルから完全となったDFキム・ミンテですが、それ以外、流出候補の残留で、ギリギリの選手編成。しかし、戦力は低下でした。シーズンイン後の外国人獲得も無く、間違い無く、戦力不足懸念でスタート。その後、舘、小野瀬の主力を故障離脱、最後に、五輪代表に、中盤要のボランチ田中聡を提出し、現在戦力は更に低下状態。
次戦までに、本日、ルヴァン杯2回戦もあり、選手起用はサブ組からの主力連続起用となってしまい、コンディションもかなりなダメージ状況です。試合は、大雨の悪天候の中強行され、そのフィジカルダメージは、通常試合以上で、次戦コンディションは更に悪化しています。

ちょっと[横道]ですが、大成長で注目の大橋の成長は、とても興味深いものです。それを証明するデータ値が有ります。シーズン別の推移で、成長記録とも言えるデータです。以下に記載してみます。
シーズン 毎試合シュート数 成功率  枠内率   PA内プレー率
2021       2.0本    8.9%   35.6%          9.1%
2022      3.1本    6.5% 35.5%  10.2%
2023      2.4本   29.5% 61.4%  12.3%
*シュート数増加は無く[シュート数]増加ではありません。その成功ストーリーは、
PA内プレー増加(より深く侵入数増加)→シュート枠内率倍増の急増(より近い位置から枠内精度大幅上昇)→成功率300%の急跳ね上げ・得点増加、との反映です。間違った「シュート数至上主義」での不適正シュート加算では無く、より深いPA内侵入プレーで、至近距離から、精度の高く、得点するシュートプレーとの[シュートプレー精度]徹底が、その急激成長との原因でした。かなり、示唆の多い大橋成長の実例ですね。
コンサのシュートプレー精度改善の決め手は、PA内プレー率アップとする、PA内侵入のパスワーク増加、より近づいたシュートポジションから、枠内とGKを外すプレー精度を追求、徹底で、成功率大上昇で得点獲得の決定力改善、向上を果たせます!

戦術は、数年前シーズンでは、[湘南スタイル・ストーミング戦術]がリーグ旋風となりましたが、現在は、[非保持型・自陣ブロック堅守からのロングカウンター]主体で、それも両サイドからのパス交換・全陣前進型で、従来のロングカウンターは昨年までの絶好前線ターゲット役大橋流出が響き激減、単純中央突破攻撃は機能せず、ひたすらサイド展開と、展開多様性不足で、定例攻撃に終始し、弱体攻撃のままとなっています。更に、過去チームストロングだったチーム走行距離は他チーム並に低下、走るチームは既に消滅、ただ、スプリントはリーグ上位レベルです。
この攻守力ならば、
コンサの攻撃は決定機多数構築、多数シュート、複数得点獲得の寸前まで到達しますし、
湘南カウンターを最少失点までで抑え込む事が出来ますね。
そして、次戦の焦点であり、戦績の別れ目は「コンサシュート精度=シューター選手の責任ある精度実施認識とプレー」となります。シューターは、全員攻撃の多数選手となる事必至ですが、それら選手の得点するシュートプレーの姿勢・意識、事前練習徹底にかかっています。

2.コンサ対戦戦術、試合展開想定、試合起用メンバー予想
勝算が見込める必勝試合の対戦対策に、消極の文字はあり得ず、積極型攻撃サッカー邁進により、複数得点獲得を目指す完勝勝負となります。
[想定戦術]
当然、想定戦術は、今シーズン完成形に近づける、チームスタイル[オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス、守勢時は、コンサ式ミシャ戦術。
両サイドの突破プレーを増加し、サイドチェンジロングパスで、湘南陣を揺さ振り、ボールサイド方向に相手選手を集め、クロス、カットイン、コンビネーションで、両サイド、中央の全エリアでPA侵入し、決定機構築から至近距離シュートで、精度アップによる複数得点獲得、を果たします。
コンサ式のための、ポスト役選手の配置も必要です。
スタートポジションからは、ハイプレスも無く、フリービルドアップで、想定通りのサイド経由攻撃が展開されますが、コンサ攻勢時の、ボールロストから、湘南狙いのロングカウンターが作動、その落下地点は複数殺到のストーミング戦術が作動しますが、守備ポイントは、落下地点への先行ポジショニング、準備の跳ね返し、その2次ボール回収で、ロングボールレシーブ選手のレシーブ・跳ね返し準備と、その周り選手の2次ボール回収準備が最重要プレーとなり、そのためのプレー予測が最大注意点となります。
更に、その後のセットプレーま、湘南狙い目で、何も「集中力」が決定的条件となります。
試合三原則「走る・闘う」の走量・スプリント回数・スプリントスピードで勝ち切る、少なくとも、互角とする「運動量」。「規律を守る」は、正しいポジショニング=戦術ポジションへの移動を全実施する真摯プレー=サボり・怠けでの必要プレー欠如の撲滅、です。詰まりは、三原則全て、選手のメンタルとマインドの問題で有り、それが守れない選手の起用排除、共通意識とプレー選手だけで実施、と言う事です。

[想定試合展開]
試合展開は、コンサ多彩多様攻撃VS湘南ブロック堅守サイド経由速攻との展開で、
コンサ支配率60%超・攻勢時間帯となりますが、試合最大ポイントは、コンサ「多数シュートのプレー精度」で、それが一体以上なら、
試合開始〜15分 コンサ攻勢で先制点獲得
    〜30分   同状態で追加点獲得
    〜45分 少し落ち着き、前半[2-0]で折り返し
後半開始〜60分 湘南攻勢もあるが、両チーム活性化
     60分 選手交代で再活性化
    〜75分 コンサ再攻勢で、追加点獲得
    〜90分 湘南攻勢、コンサ守勢も、湘南得点
 想定試合結果 【 3-1 完勝 】

[試合起用メンバー予想]
コンサは必勝を目指す試合で有り、最強メンバー起用。
(スタメン)
             ゼロトップか大森・ゴニワントップに復帰の武蔵か?
          小林
    スパチョーク   浅野
   青木  田中克    荒野  近藤
      中村  宮澤  馬場
          菅野
 (サブ)
    武蔵・ゴニ・長谷川・駒井・菅・高尾
    児玉

  とします。

必勝を果たすため、全サポーターの総力を結集し、強力ドーム力を作り出し、勝利獲得をサポートしましょう!

posted by yuukun0617 |20:27 |

2024年04月22日

〜進化〜76)現在ポイント課題[スプリント数減退]検討?!

現在での、コンサチーム力の現況と課題点を明白とした前節広島戦・引き分けから、基本・根幹課題が浮上しています。
その最大かつ最基本が、[スプリント数低迷・リーグ最低レベル]です。
これは、ミシャ試合三原則[走る・闘う・規律を守る]全項目の根幹部分の課題点で、その悪影響は多数項目低下直結となっている、と言う事です。
先ずそのものデータを確認します。各年比較で、その傾向を確認します。
[シーズン別1試合平均スプリント数のリーグ順位と数値]
シーズン    順位  データ値  推移図示
2021      8位 172回  21-22
     22  13位 169回                ↘︎ 
     23  11位 123回                 23         
     24  18位 111回                  ↘︎ 24
 この通り、22ー23の間で、大きな変化=急激低下があり、今シーズンは更に低下で、リーグ最低ランクまで減少しています。
ちなみに、走力の[同 走行距離のリーグ順位と数値]は、
2021  14位 113km      21-22-23-24
     22 13位 111km
     23 12位 112km
     24 15位 113km
 と、スプリント数激減の様な推移は全く無く、例年同内容を維持しており、
[スプリント数]のみ突出している、と言う事が分かります。
その原因究明と影響が、最重要ポイントですが、先ずは、その解明の鍵が、スプリント数激減時期となります。それは、前記の通り[22-23の間]で、走行距離は変動無く、スプリント数限定変動となった点です。
ズバリ、主要戦術変化ですね。即ち、[オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス]をチーム主要戦術との戦略選択です。
その理屈・経緯・理由が、直ぐ分かりますね。
それまでの[ゾーン布陣]から[オールコートマンマーク]との最大相違点が、[相手選手との距離]=「担当マーク選手設定し、その選手近くで、フルタイム=常時、全相手プレーをカバー・プレス・抑制する」との内容となり、それまで「スプリント最大必要理由」の「ゾーン型の相手選手との距離を短時間で埋めるスプリント」は、「近接・密着」ポジションのため、もはや不要となった、との物理的原因でした。
確かに、大激減しますね。
実は、同じ現象チームがあります。それは、「福岡」の最前線ハイプレス・マンマーク型スタイルです。ちなみに、福岡は、「オールコート=全エリア=全選手」マンマークでは無く、前線〜中盤前部分に留めた別スタイルです。スプリント数変化が、2022・12位・173回↘︎23・14位・118回↗︎24・12位・129回と、大きく低下しています。マンマークでプレス・チャージする相手選手に密着するマンマークは、かなりの省エネとなる、と、リーグ大趨勢となった[ハイプレス]実施チームでの、代償試合中「急激なフィジカル消耗」への対策として、高能力な個々選手のフィジカル能力勝負で凌ぐ方法が取れない資金力限定のミドル選手層構成チームでは、副次的に個々選手の必要スプリント数減少と出来る「マンマークが効果的対策」となり、「強力な威力と、省エネ効果の両面戦術」として複数チームで取り入れられ、同時に、スプリント数大幅減となっている訳です。

しかし、ここからコンサは変化・変身し、そこで問題発生、となります。
それは、2023シーズン中心課題と設定された「試合途中フィジカル急減・パフォーマンス急減」で、実際、「試合前半支配・後半失速による戦績悪化」です。
即ち、オールコートマンマークは、当初初期型がオールタイム作動で、試合開始直後から全時間、相手全FPに担当選手の密着を行い、相手選手に従いその選手と同一ポジションへの移動となり、相手と同一走力・スピードを維持し続けます。また、「ボールロストとなり相手カウンター」では、自陣ポジションにリトリート移動し、組織ブロックを組む、との自陣への最速移動もあり、想定以上の運動量となり、その分、「通常以上のフィジカル消耗」を伴い、その結果、試合途中、フィジカル低下で、戦術通りプレーに遅れ、その後、所定ポジショニング、チャージが出来なくなる、との事態です。
そのため、2023シーズン途中から、フルタイムオールコートプレス・マンマーク型ハイプレスから、時々、作動停止し、自陣ブロック守備時間帯構築との戦術修正を図りました。しかし、その効果は、想定の相手密着のための運動量・スプリント減少となるフィジカル消耗スピード改善効果は僅かに有るも、それ以上のマイナス効果が大きく、マンマーク密着度低下=相手フリータイム増加=相手プレー度アップで、相手パス交換完封では無くなり、比較的強いチャージ程度まで攻撃型守備の前線守備力が低下し、そのまま、マンマークですので、中盤・守備陣のマンマーク緩みとなっています。
そんな事態=マンマーク停止時間帯や相手フリープレー許容時間帯では、ゾーン守備で、相手選手との距離間は当然拡大し、そのプレスのためには、スプリントが増加する筈ですが、マンマーク時の短距離=密着意識のまま、スプリント減少させたままで、相手への攻撃的守備=ボール奪取力は、激減です。
大変注目は、走行距離は全シーズン全く変化・増減が無い、との点です。
即ち、コンサの[オールコートマンマーク]は、「他チーム戦術よりも、激しい運動量=走行距離を必要とする」との発言や解説だらけですが、戦術本格採用しても、全く運動量は変化していない、との事実・データをどう説明するのでしょう?
実は、前記の通り、マンマークは相手密着戦術のため、通常戦術、特にハイプレス戦術よりも、走行距離縮小の省エネ戦術です。
にも拘らず、コンサが、戦術本格化しても走行距離変化無しは、その本来減少分の走行距離は、別プレー内容だった、と言う事なんですね。それは、小柏と金子の両スピードスターとそれに連動した左サイド選手の個別選手の運動量だったと言う事です。即ち、前線やサイドでの、多数裏への飛び出しとスプリントがその内容です。そして、2023シーズン後半と2024本年シーズンの大幅減は、それら選手流出により、それらのプレー消滅、が理由です。

この様に点検して来ましたが、実は、
「現在のスプリント大幅ダウン」は、
・マンマークプレス時間と強度大幅減少、
・前線・両サイドでの、裏飛び出し突破・攻略の喪失・消滅が、
その理由で有り、
コンサの攻撃型守備大減退の守備力低下、前線と両サイドの個別選手による突破攻略の攻撃力消滅・低下
となり、攻守のチーム力低下、との結論となります。

そのため、改善策は実に明白ですね。
・現在のオールコートマンマーク作動オンオフ変更は、最終盤での特殊戦術修正策に限定し、フルタイム作動・フルタイムフルパフォーマンスを実施し続け、その作動・実施時間は間違い無く、徐々に延長・拡大していて、現時点でも、[60分の壁]を超え、有効途中交代で支え、[80分まで拡大]が可能です。
因みに、リーグ他チームも、ハイプレスの[60分の壁問題]で、ハイプレス作動時間帯、試合途中大幅減退が課題となっています。つまり、コンサが、特有戦術による、特有問題、と言うのはでは無い!と言う事で、現代の強度サッカー指向=ハイプレス指向からの当然、共通課題だ、と言う事です。
・前線、両サイドの、個別突破、のチャレンジを弱体したまま放置せず、サイド突破を復活させるトライ・チャレンジを、該当選手にプレー復活・プレー数急増とする

との2対策となりますね。

文字通り、本当に、「運動量を増加・球際のスプリント数とスピードと強度増加・戦術通りプレー実施」で、走行距離とスプリント増加で、適正ポジショニングによる戦術通りプレー実行で、攻守が根本から大幅強化されるもの、です。

posted by yuukun0617 |13:38 |

2024年04月21日

〜進化〜75)リーグ最強チームとの引き分け試合?!

昨日⑨節広島戦に「引き分け」結果は、
事前想定では、コンサが「これまでパフォーマンスを大幅引き上げ、過去最高120%プレー」に至らなけれは、大量失点の大敗必至としていましたが、
現時点での100%プレー発揮で、「決定機・シュート数では大差」となるも、菅野ファインセーブの最終手段と広島の菅野直撃シュート多発との精度不足に救われ「1失点」に止まり、スパチョークの個人技・虎の子得点で、引き分けに持ち込めました。
試合後ミシャコメントの通り「現時点で可能な最善結果」との試合、と言う事でした。
ミシャ試合三原則「走る・闘う・規律を守る」で、
「走る」=走行距離は、コンサ少しだけ優位でしたが、
「闘う」=球際強度=スプリント(寄せスピードと強さ)が、△23回もの大幅劣後で、負け続け、攻守全面的に、ボール争いに負け、大量決定機差・シュート数差となったものでした。
更に「規律を守る」=戦術想定ポジショニングと想定プレーでは、駒井ゼロトップは、相手DF引き出しの動きをせず、前線ロングパスのポストプレー全敗で攻撃停止だらけ、と攻撃の第1段階で不成立となり続けました。ハーフタイムで、小林ゼロトップに変更し、やっと少し改善も、その代償が、近藤交代・浅野ポジション変更で、それまで唯一手段だった右サイド突破手段を喪失。更に、大混乱の主要原因となった、青木左サイドハーフは、左サイドに張り続けられず、フリーポジションで中央エリア多発で、左サイド突破は、完全消滅となった事です。
想定戦術は、完全に破綻していました。

三原則中、二原則に反するこの事態では、当然、想定チームプレーは、大幅減退は必然で、攻撃停止時間帯が大半となり、決定機構築力を誇った筈の、自慢・ストロング攻撃力は、最早、見る影も無い、との状態まで、コンサ攻撃力は低下している事を証明された試合でした。
また、これも、再々チームストロング・最大特徴と公言して来た「ハイプレスはもはや喪失」しています。
本試合での、ボール奪取は、
広島が、前線7%・中盤57%・合計64%がハイプレスとミドルプレスでしたが、
コンサは、前線3%・中盤20%・合計23%で、自陣77%で、ハイプレスはおろか、ミドルプレスも僅かで、自陣守備しかボール奪取をしなかったと言う事でした。
元々、「ハイプレス・ミドルプレスをするか否か」は、ボール奪取位置を自らがどこに設定し、そのまま実行するか、との完全自己完結内容です。
そして、本試合で「コンサ自体が、ハイプレス・ミドルプレスを放棄し、自陣守備を選択し、実行した」との事実です。 監督指示でしたら、監督・チームとして、ハイプレス放棄選択と言う事ですし、選手判断と実践でしたら、戦術=規律未実施、との重大プレーとなります。
真相は、そのどちらだったのか? 
私推測は、「恐らくは広島チーム力を恐れた監督指示」と推測しますが、どうでしょう?

いずれにしろ、この全てが、現在のコンサチーム力、と言う事は、事実・現実として証明された試合でしたし、残念ながら、これが現在のフルパフォーマンスだ!と言うですね。

ゼロトップに、駒井を起用し、ゲームが成立するとの想定自体、「広島実力判断を誤ったか、自己判断のみに専念との自己中采配か」そのどちらしかありませんが、それは不可能!
余りに、舐めすぎか、現状悲観した自暴自棄采配と言われますね。
その駒井も、持てる全ての力を発揮するも、そもそもテクニックも高さも足りず、能力不足・不適合ポジション、でした。

試合内容の時間帯推移は、かなり興味深いものです。
試合は、以下様に展開されました。
試合開始〜15分 両チーム拮抗し決定機は互いに3:3も、実際は6:4とコンサやや優勢で先制獲得。
    〜45分 広島スプリントが大幅優位で、決定機0:8と広島圧倒に転換。1:9の大差。
後半開始〜65分 広島スプリント大優勢で、決定機0:4・失点。1:9大差継続。
    〜90分 コンサ建て直りやや優勢、決定機3:2。6:4で優勢。
との推移で、全時間広島圧倒では無かった試合でした。
即ち、前半15分と終盤25分の計40分は、コンサ優勢だった事が、引き分け結果は繋がった理由です。
その時間帯は、リーグ最強広島に優位となっていた、と言う事で、良く頑張った、とのミシャコメントも、頷ける所ですね。

最後に、速報試合項目別数値を記載しておきます。
     コンサ   広島
支配率  52 %  48 %
走行距離 117km     116km
スプリント   96回  119回 ・・大きく負け越し
決定機数  6回   17回 ・・大きく劣後
シュート数 5本   22本 ・・ 同上
枠内数   2本   11本 ・・ 同上
得点    1点    1点 
パス数  506本  512本・・非保持型広島に劣後は大問題
成功率  75%   74%
ほんとに、コンサ劣勢の中、よくぞ引き分けに持ち込めた試合、と言う事が数値で証明されています。

しかし、「勝点1」を獲得し積み上げた事の意味と価値は、確実に前進で、シーズン最終時に大きく貢献となるものです!
確かに、順位は最下位復活となるも、降格圏脱出の手段とその瞬間は、近づきました。
リーグ最強チームに勝点奪取は、80点獲得の合格点となりました!

    

posted by yuukun0617 |01:45 |