熊楠さん、世界を歩く。 松居竜五著
熊楠さん、世界を歩く。 松居竜五著
いきなり手前の話で恐縮だが、昨年足かけ10年の長い連載を終えたヤマザキマリさんとの共著『プリニウス』では、第1巻の対談でこの希代の博物学者を南方熊楠に例えている。もちろん我々のプリニウスはフィクションであり、主にヤマザキさんの人物造型による独自のキャラクターだが、しいて誰かに比定するならば、ということで名前が挙がった一人が南方熊楠だった。
神話伝承からシモネタまで膨大な知識から関連づけて、その場…
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