おたまの日記

都内で働く二児の母(東大法学部卒)が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

Amazing Dinosaurs Art Exhibition in Japan

You are interested in this walking dinosaur? Here are some information for you. 恐竜好きなお子さんがいる方、新宿で開催中の恐竜展がすごいクオリティだったのでオススメです。・リアルな恐竜18頭を展示・1時間に一度、恐竜が出現し会場内を練り歩く・…

恐竜展がすごすぎた話

この『ディノアライブの恐竜たち展』に行きました。とんでもないハイクオリティでびっくりしました。 spice.eplus.jp そして初めに謝っておきますが、この恐竜展は2020年12月30日までの開催です。もっと早くブログに書けば良かったんですが…すいません。 そ…

おそろい服の効用

私は2人目の子どもが男の子だと分かった頃に「男兄弟なら、洋服は上の子のお下がりで済んで安上がりだな」と思っていたのですが、 大間違いでした。 おそろい服という課金沼が存在していました。 おそろい服を着せるようになって1年以上経つので、そろそろ「…

『利己的な遺伝子』の40周年記念版が最高に面白いです

40周年記念版へのあとがき 学者には誤りを愉しむことが許されるが、政治家には許されない。(中略) 私はといえば、実は本書『利己的な遺伝子』の中心的な主張を撤回する道はないものかと、模索しているのである。 (『利己的な遺伝子 40周年記念版』p449よ…

災害に備えて置き靴をするなら、靴下も置いておいた方が良いと思います

もう結論はタイトル通りです。災害に備えて職場に置き靴をするなら、しっかりした厚めの靴下も置いておいたほうが良いと思います。以上です。 コロナ禍で在宅勤務の方も多いと思いますが、出勤日に運悪く災害が起こった時のために、ぜひ職場には歩きやすい靴…

子どもを持つタイミングで悩んでいる20代の後輩のために様々な情報をまとめました

後輩(男性)の発言 20代の子「子どもはいつか欲しいなって思うんですけど、子どもができたら自分の人生はいったん終わりじゃないですか。自分の時間もなくなって家事育児しないといけないし。夫婦関係も、子どもがいない頃のほうが仲が良いらしいし。そした…

Tweetきっかけで本が生まれました

Twitter史上、最も「イイネ」が多くついたTweetがなにか、ご存知ですか? 長らくオバマ元大統領による2017年8月のTweet(ネルソン・マンデラ氏の言葉を引用したもの)が一位の座についていたのですが、2020年8月に米国の俳優チャドウィック・ボーズマンの訃…

パッドマン 5億人の女性を救った男

私はインド映画はバーフバリしか観たことがなかったのですが、下記のブログを読んだ方々から口をそろえて「パッドマン(Padman)を観るべき」とオススメされたので、満を持して観ました。 www.shiratamaotama.com 面白かったし、これは観ておいて良かったな、…

言葉遣いから、その人の関心レベルを推し量る その2

ひとつ前のブログで、「ベッド」と言うべきところで「ベット」と言う人は、「バッグ」と言うべきところで「バック」と言いがち…という話を書きました。 www.shiratamaotama.com たくさんコメントをもらいました みんなそれぞれ、気になっている言葉があるん…

言葉遣いから、その人の関心レベルを推し量る

これは私の個人的な印象ですが、「ベッド」と言うべきところで「ベット」と言う人は、「バッグ」と言うべきところで「バック」と言いがちです。 「ベット」「バック」が気になってしまう(言わないけど) 話し言葉であれ、書き言葉であれ、「ベッド(bed)」…

子どもについてほしい職業

キッザニアってご存知ですか? リアルな職業体験ができることで有名なテーマパークで、日本では東京と兵庫にあります。 3~15歳のこどもを対象にした、楽しみながら社会のしくみが学べる「こどもが主役の街」です。約100種類の仕事やサービスが体験できます…

『子どものことを子どもにきく』を読んで、私も3歳の息子にインタビューしてみたくなりました

杉山亮著『子どものことを子どもにきく』を読みました。 1996年に出版された古い本ですが、Amazonのレビューが絶賛の嵐なので是非読んでみてください。 3歳から10歳まで,父親が息子に年に1回試みた全8回のインタビュー記録と,親が考えたこと.低い視線から…

愛の不時着を全話観ました。人生の22時間半をささげる価値のあるドラマでした。

愛の不時着、全16話を見終えました。 www.netflix.com 1話につき、短いもので1時間10分。一番長かった最終話はなんと1時間50分。全16話を観るのにかかる時間は22時間26分です。 私の人生のうち22時間半を、このドラマに捧げて良かった…と心の底から思ってい…

「もはや誰も子どもを産まなくなる。遠からず大韓民国は消滅する」韓国社会の現在から学ぶこと

韓国は日本の先を行く超少子化国である。韓国の大手新聞の社説は、もう何年も前から「もはや誰も子どもを産まなくなる。遠からず大韓民国は消滅する」と警鐘を鳴らし続けている。 (『韓国社会の現在』p16より引用) 春木育美著『韓国社会の現在 - 超少子化…

電動歯ブラシをプレゼントする最高の親孝行をしました

父に電動歯ブラシをプレゼントしたら1ヵ月後に感謝されました 父「あの動く歯ブラシ、ありがとう。歯医者で、良く磨けていると褒められた」私「へえ、良かった!娘からソニッケアーをプレゼントされたんですって言った?」父「いや言ってない」言えばいいの…

パブコメを送るときは、ちょっと落ち着いて書きましょう

先日、児童手当の特例給付廃止検討のニュースについて色々書きました。 Twitterでは今も議論が盛り上がっており、「Twitterで意見を言うだけでなく、政府にパブコメで意見を送ろう!」という方も結構多くいるようです。 www.shiratamaotama.com その宛先、違…

「ハリーポッターのおかげで息子がフェミニストになった」記事がすごく良かった

この記事がすっごく面白いので、英語が読める人は是非原文を読んでほしいです。 「ハリーポッターのおかげで、私の息子がフェミニストに」 medium.com ※この記事の著者は、あの『ティール組織』を書いたフレデリック・ラルーですよ…! 日本語で要約してみま…

21世紀の新しい絵本に、子どもと一緒に出会う

「オリヴァー・ジェファーズの新刊が日本語で出たんだよ!」と言われて、「おおっそれは読まなくては」と思う方はどのくらいいらっしゃいますかね。 オリヴァー・ジェファーズとは 数々の受賞歴を誇る世界的な人気作家にして、イラスト、コラージュ、パフォ…

絵本好きな人は国際子ども図書館に一度は行くべき

私が国際子ども図書館の存在を知ったのは数日前なのですが、早速家族4人で行ってきました。 国際子ども図書館とは ・日本初の国立の児童書専門図書館 ・2000年に開館(国立国会図書館の支部) ・1906年に帝国図書館として建てられた明治期ルネサンス様式の建…

児童手当の特例給付、廃止検討のニュースに思うこと

米国大統領選挙の話題で持ちきりだった私のTwitter画面が、突如として「児童手当の特例給付、廃止検討」のニュースで埋め尽くされました。 www.sankei.com 今の児童手当制度 現在は、0歳~中学生までの子どもに下記の通り児童手当が支給されます。子どもひと…

沖縄土産で買ってきてほしいもの

私の両親が、初めてGo To トラベルを使って沖縄旅行に行くとのこと。 「お土産の希望はあるか」と聞かれたので、Twitterでお知恵拝借しました。 両親が「ついにGO TOトラベルを使ってみることにした。ふたりで沖縄に行く。お土産の希望はあるか」と。沖縄い…

ミュージカルの英才教育を受けた我が子の未来について(雑感)

最近、よくこういうことを考えます。 そっか、うちの子どもたちは、「ユートピア」という言葉の前に「ズートピア」を知ってしまったのか。※この1ヶ月で10回以上観てます — おたま@男子二児の母 (@otamashiratama) May 15, 2020 少し抽象度を上げれば、「私の…

公式SNSの「企業ファンのつくり方」と炎上について

タカラトミーの炎上、すごかったですね。 公式アカウントから謝罪が出ています。 2020年10月30日株式会社タカラトミータカラトミー公式Twitter(@takaratomytoys)の運用に関するお詫びとご報告弊社公式Twitterで10月21日に発信しました内容において不適切な表…

1953年生まれの東北地方の女性の「生理用品の記憶」

先日、『生理用品の社会史』という本を読んだことで、身近な女性(母世代、祖母世代)がどんな生理用品を使ってきたのか関心を持ちました。 www.shiratamaotama.com そして、誰とは言いませんが1953年生まれの女性に生理用品について教えてほしいと頼んだと…

2026年にもう一度「丙午(ひのえうま)」による出生率激減がやってくるのかどうか

先日、『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか? 結婚・出産が回避される本当の原因』という新書を読みました。 この本はすっごく面白いので、関心ある方は是非読んでください。 www.shiratamaotama.com 次の丙午(ひのえうま)は2026年です さて、この本を読…

黒澤明『生きる』をミュージカルで見てきました。最高でした。

最高でした。 私は2018年の初演は見ていないのですが、当時は役者間の口コミや観客の口コミでどんどん評判が広がって大変な話題だったそうです。2020年の今回は「待望の再演」とのこと。 東京公演は10月28日で終わってしまいますが、その後、富山・兵庫・福…

保育園送迎の男女比を数えてみました

先輩ママいわく「保育園送迎の男性率が高まっている」とのこと 先輩ママたちが「保育園送迎で男性の姿をよく見るようになった」「時代は変わってるよね」というのを聞くので、試しに数えてみました。私が保育園送迎時に会った保護者のうち、何人が男性だった…

日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?

タイトルが強烈です。 『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか? 結婚・出産が回避される本当の原因』という新書を読みました。 帯には「もっと早く、せめて団塊ジュニアが結婚、出産期に入るまでに手が打たれていれば……」と書かれています。 著者の山田昌弘…

生理用品の社会史、男性も女性もみんな読むべき

田中ひかる著『生理用品の社会史 タブーから一大ビジネスへ』を読みました。 生理用品の歴史を知らなすぎる私たち 実は、2011年の11月11日は、使い捨てナプキンが誕生してから、ちょうど50年目にあたる記念すべき日だった。それにもかかわらず、この日、一切…

子供のオムツを当たり前のようにトイレで捨てられる日は来るのかしら

私が不思議だなと思っていること これは批判ではなく純粋に「不思議だな~」と思っていることなんですが。生理用ナプキンを捨てるゴミ箱が無い女性用トイレって見たことないんですよ。でも子どものオムツを捨てるゴミ箱が無くて、「オムツはお持ち帰りくださ…