印刷博物館日記(2018年)

nikkiusu

当館では、地域の行事に沿ったお飾りをエントランスに再現するなど、御来館いただいたお客様の目を少しでも楽しませることが出来れば、また、合わせて地域の行事や風習も知っていただけたらと願っています。
このページでは、そんな日々の博物館内での小さな出来事や、こんなことも予定しています、という小さなイベント、スタッフの”こころにうつりゆくよしなしごと”を書いています。

当館の出月洋文館長の「2代目館長日記」もありますよ♪どちらの日記も、”たまには覗いてみるか”という軽い気持ちでどうぞ御覧くださいね。

☆「もーん父さんの日常」はこちらから☆

最終更新日:12月27


12月27日(木)

 大晦日まであと数日。博物館は本日が年内最後の開館となりました。そんな最終日、先日、新聞に掲載された福缶2019を求めてご来館くださった方も多数、年内販売定数はあっという間に完売となりました。「毎年楽しみにしています」という方も大勢おられ、密かなファンがいてくれることに有難い限りです。残りはお正月に販売いたします。

 年内最終日と言えば、大掃除がつきもの。博物館も玄関には毎年恒例の門松を飾り、しめ飾りをつけ、いろいろ足りない感じもしつつ、新春の装いを整えました。そんな中、HP扉にもありますように、お正月イベントは盛りだくさんです。特に3が日にあたる1月2、3日の二日間は特典いっぱい!是非お正月休み、当館へ足をお伸ばしください。また、HP上では1月2日付発行の『館だより86号』も掲載いたしますので、あと数日お待ちください。お楽しみに。

 ということで、今年も一年間、多くのお客様においでいただき、そして多くの方々に大変お世話になりました。自然災害も多く当館の砂金掘り大会も中止になるなど、本当にいろいろありましたが、皆様のご協力と応援、そして笑顔のおかげで乗り越えることができました。新年が博物館にとっても、皆様方にとっても素敵な1年になりますよう祈りを込めて、そして感謝をこめて、スタッフ一同、「ありがとうございました」をお伝えさせていただくとともに、年内最後の日記を締めくくらせていただきます。

 開館から22年目となる2019年も、いろいろ仕掛けをご用意しておりますので、変わらずどうぞよろしくお願い申し上げます。

 


12月22日(土)

 新年早々には皆様のお手元にお届けすることができるように準備をすすめてきた『館だより』もひと段落。こちらは完成しましたら、HPにもUPいたしますので、お楽しみに。そんな今日は、久々のもーん父さんのお出かけでした。アイメッセで行われたパルシステムさん主催のファミリーフェスタに御呼ばれしたもーん父さん。身延町の曙大豆で作られたお茶「ソイコティー」ブースにて賑やかしをしてきました。羽生以来一か月ぶりに会うお友達、やはたいぬくんや、オエムシくんや、ニーラちゃんらとご挨拶。その他、トマチュウやとりもっちゃん、ラヴィちゃんら、いろんなキャラクターが会場に集まり、お母さんと小さなお子様のお客様が多かったこのイベント、皆さん楽しんでくれたようで好評のうちに終えることができました。おっきなクリスマスツリーバルーンの前で記念写真も撮ってきましたが、もーん父さんのツイッターやフェイスブックでは都度、写真をUPしましたので、そちらもご覧くださいね。ちなみに「初めてみた―」というお母さん方の声も意外に多く、「もっとPR活動しないとなー」ともーん父さんとお話したところでもございます。

 一方、博物館では今年最後の3連休、そしてクリスマス直前ということもあり、こちらもまたお子様連れのお客様がたくさんおいでくださいました。同時に門松や福袋、福缶、大掃除などなど…年末年始の準備もしているわけですが、新年のイベントはトップページに掲載されているような満載の内容となっております。なかなかに濃いお正月ですよ。是非、多くの皆様のご来館をお待ちしております。

 そして新春開館のエントランス壁面では、日本全国どこよりも早い(であろう?)桜の展示を新年初日の2日から15日まで開催しますので、出月館長以下、その準備も進めています。その準備段階で部分的に掲示されたラミネート写真は、桜の花びらの色が反映されて、ピンク色。ピンクは華やかな気分にしてくれますから、そんな色効果と桜情報の合わせ技で、お正月にご来館くださったお客様がウキウキ気分で過ごしていただけるよう、これまた準備を進めております。

 とにもかくにも今年も残りわずか。できること、やらなければならないこと、それぞれにいろいろあるところですが、年末に向けて風邪をひいたりしないように元気に頑張っていきましょうね。

 


12月18日(火)

 周囲ではいよいよクリスマスムードも高まってきて、ケーキ屋さんやお菓子屋さんはまさに一年で一番の書き入れ時かもしれませんね。そしてクリスマスの声が過ぎたらまもなく新年です。残すところあとわずか。年内に準備しなくてはいけないものなど、諸々ありますが、 順を追って片づけているところです。先日の工作体験教室も終わり、年内残す大きな仕事は1月2日付で発刊予定の『博物館だより86号』の準備。お正月休みにご一読いたただけますようただ今突貫で進めております。年明け早々のイベント紹介など諸々情報盛りだくさんですので、お楽しみに。

 富士山の雪化粧がまだまだと思っていたら瞬く間に真っ白になっていました。最も博物館から富士山は見えませんが、身延町HPに富士山のライブ映像がついているんです。晴れていても富士山が見えない、ということはしばしばありますので、富士山を見たい!という方はこれをチェックするとよいですよ。リアルタイムの富士山の様子が分かりますので、参考にしてください。そうそう、ダイヤモンド富士とか人気の富士山ショットを、もしかしたらこれで見ることもできるのかしらーとちょっと思ったりします。

 あと、久々のもんちゃん情報。22日(土)甲府アイメッセのイベントにもーん父さんお出かけします。今年最後の館外活動ですが、各市町村のゆるキャラさんもたくさんくるそうです。目的は、身延町ブースの賑やかし。会場のお近くにおいでの際はお立ち寄りください。

 


12月16日(日)

 土曜、日曜に開催した冬イベント、ジェルキャンドルと松ぼっくりの工作教室、ご参加いただいた皆さんに好評をいただき、終えることができました。驚いたのは、当たり前といえば当たり前なのですが、参加者の人数だけ作品が出来上がるということ。「オリジナリティあふれる作品を作ってみてください」と周知チラシやHPにも書いていましたが、まさにその通り。

 ジェルキャンドルも松ぼっくりも、特に子供たちの発想というのがとても豊かだということを、スタッフも改めて感じた教室となりました。

 ちなみにどちらも教室も親子でご参加くださった方が多いのですが、今日の松ぼっくり教室は、途中、話声も聞こえない、というほどにみんな真剣に取り組んでいました。あまりの静かさに心配になり「楽しいですか?」と尋ねてみると「すごい楽しい」という返事が返ってきたので、一安心。

 アンケートではとても楽しかった、親子で楽しめたという声とともに、また開催してください、というお声をたくさんいただき、初めて開催した松ぼっくり工作教室も、継続的に開催出来る事業となりそうです。そのためには松ぼっくりの準備が必要なのですが…。頑張って集めなくちゃ。

 なお、今回の特大の松ぼっくりは、以前にも書いたように松江高専の久間先生がご用意してくださった島根県産。そして中くらいの松ぼっくりは、静岡県にお住いの常連のお客様が、当館で松ぼっくり工作を開催するという事を聞いて、これまた集めてくださったもの。本当に皆さんに支えられています。改めてありがとうございました。そ・し・て、両日とも、写真のようにすてきな作品が仕上がりました。また次に開催するときも、たくさんの親子さんのご参加をお待ちしています。

 


12月14日(金)

 Iです。金山博物館周辺の落葉も終わりすっかり冬枯れの景色に変わってきました。早いもので気が付けば今年も残すところ2週間余りとなってきましたね。皆様もクリスマスに年越しの準備に大忙しの日々をお過ごしのことと思います。
何かとけぜわしい時期ですので、特に車の運転には十分注意しましょう。
 博物館も、この週末は「じぇるキャンドル作り教室」「松ぼっくり工作教室」を開催します。すでにどちらの教室も定員に達していますが、若干ですが当日の飛び入りも受け付けます。ぜひチャレンジしてみたいという方は、この週末金山博物館に遊びにおいでください。

 さて、昨日このじぇるキャンドル作りの会場準備をしながら、ジェルが溶ける時間を確認したのですが「せっか溶けたくジェルがあるから試しに作ってみよう」という事になり準備にあたったスタッフ3人でじぇるキャンドル作りに挑戦しました。もちろん私は初めての挑戦なので作り方を確認しながら頭を悩ましつつ、カラーサンドをスプーンで入れていったのですがだんだんと面白くなって結構集中して楽しく作品作りができましたよ。今回お試しで作ったじぇるキャンドルは、3人三様でそれぞれの個性が出た作品に仕上がりました。ちょっと恥ずかしいですが、この作品は明日のじぇるキャンドル作り教室の際にサンプルとして展示しますのでぜひご覧になってください。


12月11日(火)

  寒くないと書いたとたんに「雪かも…」という天気予報。まったく寒暖差が激しく体調を崩しやすい時期柄です。気を付けましょう。さて、扉にもありますように、週末は土曜日、日曜日共に工作教室があります。もーん父さんフェイスブック、ツイッターにも、スタッフ作のサンプル松ぼっくりなどの写真がUPされています。松ぼっくりを前にかなり苦悩するものだとわかりました。皆さんも想像力豊かにおいでいただくと、より良いものが生み出されるものと思います。

 そうそう、もーん父さんフェイスブック・ツイッターと言えば限定商品「福缶2019」の情報が小出しにされています。すでにお知らせのとおり今年もやります。限定50缶。残念ながら通信販売はしない商品ですので、ほしいという方は、是非当館へお出かけいただきご購入いただければ有難い限りでございます。なお、ちょっぴり早いお知らせですが、博物館年末年始休館は12月28日~1月1日までの5日間です。新年は2日から開館いたしますので、宜しくお願いいたします。

 


12月7日(金)

 12月にしては、ずいぶんと暖かくキリッとしない日々が続きますね。もっとも寒くない方が仕事はやりやすいのですけれど…。さて、12月ももう間もなく中旬に差し掛かろうとしています。今年も残り僅かの中で、課題は山積。きっとこの時期はみんな同様の気持ちかと思いますが、ひとつづつ片づけていきましょう。

 さて、今年最後のイベントは15日のじぇるキャンドル作り教室、そして16日の松ぼっくり工作教室となります。じぇるの方はおかげさまで定員となっておりますので、申し込み受け付けは終了しておりますが、松ぼっくりが若干の余裕がございますので、ご希望の方は博物館までお申込みご連絡くださいね。

 なお、持ち物は特にありませんが、今回のこの工作はいずれもイメージづくりが大事です。何をどんなふうに飾って作り上げたいか、そんなイメージがある方は、自分であしらいたいものをご自由にお持ちになっていただけるとより良いかと思います。 そんなこんなで、スタッフは、空き時間を見つけては、松ぼっくりの見本のサンプル作りをしていますが、これはこれで、なかなかに難しいものです。参加者の方の創作意欲を掻き立てるものということで。


12月4日(火)

 Kです。

 12月に入りました。毎日毎日寒いなぁと思っていたら、ここ数日、世間では気温が20度超えだとニュースで知り、博物館の自然環境の厳しさを身をもって体感しています。先日休みの日に出かけたら半袖の人を見て驚愕しましたが、皆様も重ね着等々で調整し、体調管理に気を付けてください。

 さて、自然環境ということで、博物館の周囲は自然に囲まれています。目の前には下部川が流れ、裏手には山を抱えています。山にたくさんの木がありますが、駐車場にも木が生えています。そんな環境の中、我々を悩ませているのが、ものすごい量の落葉です。毎朝出勤するたびに膨大な落ち葉が駐車場に散乱しています。我々やシルバーの皆さんが掃いたそばから突風が吹き、また元通りです。その瞬間の絶望たるやなかなかのもの。
 そんな落葉ですが、使い道はあります。腐葉土です。博物館には先述のとおり、文字通りの掃いて捨てるほどの量の落ち葉があります。これを有効活用するには、畑をやっていらっしゃる方や家庭菜園をされている方に差し上げればウィンウィンな関係なのでは、となります。
 つまり、掻い摘んで申しますと、落ち葉が欲しいという方は、ぜひ博物館へ来ていただいて、好きなだけ持って行っていただければと存じます。駐車場の隅に山のように積んであります。落ち葉を取りにいらした際には、博物館スタッフに一言お声がけください。

 そして、もう1つご連絡です。当館のエントランスで開催している「山梨の遺跡展2018」巡回パネル展ですが、ご好評につき会期を延長いたします。県内の様々な遺跡について、知識を深めるチャンスです。パネル展のご観覧のみであれば無料でご覧になれますので、お気軽にお越しください。


12月1日(土)

 いよいよ12月、今年最後の月に突入。気ぜわしさもひとしおといったこの時期ですが、博物館事務室では壁面に1月から12月まで横並びにカレンダーを各月一枚づつ並べて貼っているのですが、これを来年のバージョンに貼り換えました。売店商品としては、「ビックリ!砂金缶」のお正月特別限定商品「福缶2019(価格2019円)」を準備し、片や正月の準備をしていると思いきや、12月に合わせて入り口にはクリスマスツリーとサンタさんが皆様をお迎えさせていただいております。

 ちなみに、今年の福缶は限定50個。テーマは「だれもが砂金番付・小結級!」ということで、砂金の入った「夢の砂」はなんと40粒の砂金入り。その他、干支のイノシシちゃん根付、縁起物が盛りだくさん。中身の総額は約5000円~相当の商品としてご用意させていただきました。なお、店頭販売のみですので、通常の砂金缶と違って、通販は承れませんのでご承知置きください。販売は年末25日(火)と年内開館最終日の27日(木)に限定15缶、そして新年から残りの35缶を販売、なくなり次第終了となります。お求めの方は期間中お早目のご購入をオススメいたします。

 さて、寒くなったこの季節のお知らせをもう一つ。扉にも書いてありますように、「しもべ黄金の足湯」は冬期営業となり、片浴槽のみの解放となっていますので、ご承知おきください。

 なぜかというと、屋外駐車場脇に設置されているこの足湯。当館と同様、この時期は一切日差しがない場所にあるわけで、外気温に左右されるオープン施設の為、湯温がすっかり冷めてしまうのです。そのため、2槽分のお湯を片方に投入することにより、少しでも湯温を安定させようという作戦です。だからといって衝撃的に温かくなりませんが、30度近辺の湯温がなんとか35度くらいには上がります。とはいえ、これ以上の温度上昇は春になって暖かくなるまでは望めませんので、足湯ファンの皆様にはつらい季節ではありますが、この温度でもいいよーという方は、ぜひ引き続きご利用ください。効能は変わりませんので…。ただし、上半身は十分に暖かい格好でご利用くださいね。

 ということで、最終月ならではのお知らせが目白押しの12月最初の日記をお届けしました。


11月27日(火)

 しばらく良いお天気が続いています。羽生さみっとで、たくさんのお友達と遊んだもーん父さん。お友達キャラさんのツイッターなんかに映り込んでいるもんちゃんをたまに見かけると、ちょっと嬉しいスタッフなのです。そんなことで、二日間、結構埃まみれになったもんちゃんのお洋服のお洗濯をしてあげていますので、お洋服がしっかり乾くまではもんちゃんは外出禁止令発令。ということで、しばしおとなしくしている予定です。

 さて、お天気が良いので、外の干し柿第2弾は絶好調に水分が抜けてちぢんでいます。その様子はもーん父さんのフェイスブックとツイッターでもたまに紹介しているところですが、あの姿になるまでには、実は数々の物語が…。前回日記で宣言した「館長のとある一日(2)」

 そう、さかのぼること数日前(知らない方は12日の日記をご参照ください)。館長がこっそり草刈りをした日のことです。あの草刈りの後、博物館干し柿作り大作戦が失敗していたことを気にかけていた館長が持ってきたのは大量の柿。お宅で獲れたという立派な百目柿がそこに。

K学芸員「干すんですか?きょうは皮むき器持ってきてないですよ?」、館長「包丁でむけばいいじゃない。あとカビがこないように煮沸消毒するといいかも…」という会話があるや否や、おもむろに包丁をとりだしムキムキ…。ささっと紐を付けます。「鍋に火をかけますか?」、「まだ、手順があるからねー」。

 さて、ここからは写真で。ちなみに、煮沸消毒時間は、グラグラ煮立ったお湯なら3秒程度。ふつふつしているお湯なら10秒ほど、という具合に、お湯の温度によって時間を変えますが、この煮沸、結構お見事です。

 現在、干してから2週間余りが経過しているわけですが、お天気にも恵まれていることも大事ではありますが、なんとかびていないのです。「本当はイオウを使うといいんだけど…」ということですが、これなら煮沸でも十分。ハエも来ないし、素敵な干し柿が出来上がりつつある現在なのです。まさに地域の気候を利用した地元特産物。甲州の干し柿はこうやって出来上がっていくのです。この大いなる実験結果を楽しみにしているスタッフ。来年の夏休み自由研究には「干し柿作りレポート」を貼るつもりなのです。

 今年は柿の当たり年と言われていますが、館長、実は昨日も百目柿をたくさん持ってきてくれて、ご来館くださったお客様が喜んでもらって帰ってくれています。良い干し柿になりますように。干し柿の天ぷらとかもカラッと揚げるとおいしいんですよね。そうそう、どっちでもいいことですが、干し柿の見た目って…納豆とかもそうですけど、最初に食べた人って勇気あるなあと感心しますよね。


11月26日(月)

 羽生から戻りましたもーん父さん。心配されていた寒さも思ったほどではなく、晴天に恵まれた二日間。もーん父さんは、博物館のPRと身延町のPRに頑張ってまいりました。もちろん、話題の大御所キャラさんやお友達キャラさんとも親交を深めてまいりました。そんなもんちゃんの2日間の活躍はFacebookとTwitterをご覧いただきたいと思います。また、もーん父さんに会いに来てくれたお友達の皆さん、本当にありがとうございました。新作缶バッジも好評でしたが、引き続き新グッズととして博物館売店にて販売中ですので、ぜひお手に取ってみてくださいね。

 もーん父さんが羽生に行っていた3日間は、3連休ということで博物館も大賑わいだったわけで、ご来館くださった皆さまもありがとうございました。

 朝晩の寒さも厳しくなってきて、館外に干してある干し柿も今度こそ順調です。このまま順調でありますように。おっと、羽生報告とともに干し柿日記を綴らねば…。ということで、次の日記更新は「館長のとある一日(2)」をお届けいたします。


11月24日(土)

Kです。

朝晩の冷え込みが厳しくなって、ついに車のフロントガラスが凍る時期が来ました。博物館はというと、館内のガラスが軒並み結露し、拭いている傍からどんどん結露していきます。
 さて、そんな寒気が強まっている中、とってもホットなイベントが埼玉県羽生市で開催されています。その名も『世界キャラクターさみっとin羽生』。日本全国や世界から300以上のキャラクターが集まり、それぞれの地域の魅力を発信し、交流するイベントです。そんなワールドワイドなイベントに、当館のもーん父さんも参加しています。博物館のIリーダー、K学芸員と身延町の観光課スタッフ2名、博物館応援団のI氏とO氏の計6名ともーん父さんで身延町、金山博物館をPRしています。山梨県内のキャラクターが一堂に会してPRする時間もあるようなので、もーん父さんファンやゆるキャラファンは必見です。埼玉に住んでいらっしゃる方も行かれる予定のある方もそうでない方も、ぜひ応援をよろしくお願い致します。

 詳しい近況はもん父Facebookもん父Twitterこのリンクは別ウィンドウで開きますをご覧ください。


11月22日(木)

 札幌では初雪が観測され、この週末は各地も冷え込む予報がされていますので、3連休はどこにいくにしても十分に防寒対策をしていきましょう。
 さて、たまには学術的な話を…。先の週末、遠く鹿児島県が会場となって、日本鉱業史研究会という学会事業がありまして、多くの先生方もご参加されていますが、当館もそれらの活動に参加しています。今回、この研究発表会で、K学芸員が鉱山臼の新見解について発表、また九州薩摩地方の鉱山臼調査に同行してきました。薩摩独特の四角い鉱山臼の謎や供給孔と軸孔の謎などなど…。すぐにはまとめきれないたくさんの新発見がありました。非常に有意義なものとなりましたが、これらの臼情報については内容を精査して、いずれご報告する機会を設けたいと思っていますので、おたのしみに…。
 そういえば現地をご案内くださった皆様は、地元に残る金山の歴史をとても大事にしていて、誇りに思い、歴史を後世につなげたいと思っている熱い思いの方々ばかりでした。それぞれの地域にそういう人たちが必ずといっていい程いるんだなあと改めて感じるとともに、”継続”は大変ではあるけれどその思いを決して止めないでほしいなと感じました。


 さて、情熱という意味では同じ種類、でもなぜか特別マスコミが騒がしかった今年の「ゆるキャラグランプリ」。埼玉県志木のカパル君の逆転優勝で幕を降ろしひと段落。そんな上位戦はどこ吹く風、われらがもーん父さんは1300体以上エントリーされている中、261位。得票数は1,081票。この票数だけ結構面倒な「ポチっ」作業をしてくださった方がいたわけですが、期間中、投票・応援してくださった多くの皆様、改めてありがとうございました。
 今回の話題でいろいろな意見が飛び交うことは、それはそれで良いとして、ただ、間違いなく言えるのは、どのキャラさんも、みんなが楽しんだり喜んだりしてくれることを願って活動しているということ。それを一生懸命支える人がいるということ。少しでもみんなが笑顔になってくれるなら、求めてくれる人がいるなら、もーん父さんは頑張ります。それが、もーん父さんの元気の源だから頑張れるのです。
 ということで、今週末、もんちゃんは埼玉県羽生市の「世界キャラクターさみっとinはにゅう」にお出かけしますよ。たくさんのおともだちと会えることを楽しみにしています。またイベント2日目の日曜日には、やはたいいぬくんをはじめとする山梨キャラでPRステージにも立ちます。みんなが笑顔になってくれるように。ゆるキャラ一堂に会するイベントへの参加としては今年はこの羽生が最初で最後。この日のために作成した、描きおろし新作イラストの出来立てほやほや缶バッジも初お目見え。博物館でも週末から店頭に並びます。是非お手に取ってみてくださいね。

 全国的に冷え込むといわれている3連休、もーん父さんは博物館にはいませんが、お近くにおいでの方は、暖かい恰好でぜひ羽生の会場にお出かけください。もちろん、砂金採りがしたい!という方は、これまた暖かい恰好で博物館へお越しください。


11月19日(月)

ご無沙汰しています。Kです。
最近急に寒くなってきましたね。今年配属になった私にとっては初めての金山博物館の秋です。寒い寒いとは聞いていたので多少の覚悟はしておりましたが、今のところは想像の範囲内の寒さであります。ただ、これから極寒の冬が来ると思うと恐ろしいです。皆様も、お出かけの際には暖かい服装で風邪に気を付けてお出かけください。

さて、ホームページの扉にもありますが、金山博物館では、12月2日まで「山梨の遺跡展2018」というパネル展を開催しています。昨年度に県内で行われた発掘調査の成果についての情報をまとめたパネル展となっています。遺跡などに疎い私が見てもわかりやすく、おもしろい展示です。
パネル展のみのご観覧は無料となっておりますので、ぜひ足をお運びいただければと思います。


11月16日(金)

 久しぶりのIです。今年はまだまだ暖かいね~なんて話をしていましたが、昨日から朝晩の気温が4℃、5℃と一桁台に下がりようやく寒さが身に染みる季節になってきました。博物館周辺も落葉が進みすっかり晩秋の趣になってきました。
 そして金山博物館にとっては本格的な冬季シーズンの到来です。この時期の博物館は、日照時間が限りなくゼロになるので館内はとても寒いのです。ですからおいでになるお客様にご不便をかけないために、エントランスにはストーブを投入し、2階の博物館も暖房で温め、体験室も水槽にお湯を足し皆様をお迎えしています。そうは言っても建物の立地と特殊な形状のため暖房が行き届かない場所もありますので、おいでになる際は少し厚着をしておいでください。

 11月18日(日)は、「ツール・ド・富士川」という自転車のイベントがあり、金山博物館もAidステーションに指定されているので朝から多くの選手が自転車で訪れる予定です。概ね午前8時から10時までが通過予定時間になっています。ご来館の際は十分に気をつけておいでください。


11月12日(月)

 さわやかな空が広がった週明け月曜日。日差しが大事なことをこの季節誰よりも痛感する博物館スタッフなのですが、今日はちょっとした珍事が…。

 出月館長在館日ですが、時間になっても姿が見えない…。外ではシルバー人材の方が館外清掃をやってくれていて、落ち葉の多いこの季節、いろんな道具を使って葉っぱ掃除をしてくれていました。車用通路を草刈り機を持っていく姿もあったりして、そのうち草刈り機が稼働する音が聞こえてきました。

K学芸員「館長、まだ来てないよね。どうしたのかな?」、スタッフS「まだだね。何かあったのかな?」。時計に目をやるとそこそこな時間。するとバイトリーダー女子が「館長、きてますよ?私そこであいさつしてきました。」

K学芸員・スタッフS「え…?」。リバーサイドパークに目をやり、よくよく見ると、それは清掃員の方ではなく、なんと作業服に身を包みすっかり周囲の景色に溶け込んだ出月館長!!

「かんちょぉ~!なにしてるんですかぁ~!!」とSとK学芸員の声が響き、Iリーダーがあわてて手伝いに行く…。そんな光景から始まった月曜日だったのでした。写真はそんな一コマ。階段から桜の下までのグランドに道ができて綺麗になりました。

 ちなみにこっそり人知れず草刈りをしようとした出月館長の思惑は、「これで10月桜を見に行くお客様が歩きやすいでしょ?下まで刈っちゃうと枯れちゃうから、ここまでだけど。でもね、鹿のフンがあるからそれだけ気を付けてほしいかな。」と、シレッと言うのです。こっそり肥料をあげたり、ブログにも観察日記を上げたり、とかくこの桜を気にして、いろいろ手塩にかけている出月館長。スタッフも去年よりもこの桜に目を向ける時間が多くなりました。だからなのか、今年はいつもよりたくさん花が咲いてピンク色の花なんかも混ざってて、ひそやかながら堂々と咲いている感があるのです。物言わぬ花だからこそ、こういう形で応えてくれているような気になるのですけど、真実は分かりません。でも、きっとそうなんだとやっぱり思って、今日も桜を見に行くのです。お近くにおいでになった際には、下草がきれいに刈り払われた「さくら道」を歩いて桜をみていってください。桜はまたきっと、次に咲く蕾を膨らませるでしょうから。

 このとき、館長の一日は始まったばかりで、まだまだいろいろあったのですが、そんな「出月館長のとある一日」は後日改めて…。

 


11月10日(土)

 お天気回復してきたので、きょうは通常業務のほかに館外作業も…。

 イベント欄にお知らせしてあります12月の教室。そう、ジェルキャンドルつくりと松ぼっくり教室。そして、ずいぶん先になりますが、3月のマジック講座などなど。その中で、ひと手間必要なのが松ぼっくりです。久間先生のご協力で集めていただいた島根直送の大きな松ぼっくり。風が吹くと落ちるらしく、そのタイミングをちゃんと見計らって、学校に行く朝に拾ってくださっているのです。ありがとうございます!

 これを煮沸消毒で虫除けと殺菌するのですが、もちろん煮たら乾かさないといけないので、一週間ほど、風通しのいいところで乾かします。ただ、この時期、風通しのいいところがなかなかないのがこの博物館ですが。ええ、ええ、干し柿の件もありますし(前回日記参照)。週末なので応援団さんの手を借りて、煮た松ぼっくりの数約40個。形がよくないものはサンプル作成で活用し、こんなんできますよ~とプレゼン用に…などなどいろんなことを考えつつ作業を進めておりますが、とりあえず来月の教室には十分間に合いました。ご協力いただいた皆さまありがとうございます。作業の様子はこんな感じです。

 


11月8日(木)

 しばらく続いた長雨の後の今日の晴れ間。でも金曜日はまた少し崩れ気味だとか…。まあ秋の空は変わりやすい、とここまで書いてから「おっと、暦の上ではすでに冬」と、気づきました。昨日が立冬だったのですが、立冬でこの暖かさは異例なんだとか。そういや干し柿はどうなった?と気になっている方がいるかもしれませんね。いないかもしれませんけど。

 一言でいうと「かびました」。途中まではいい感じだったのですが、先週あたりの雨続きでたちまちアオカビさんです。本当に一晩で状態が変わるんですから、こりゃあ驚き。毎日つぶさに観察研究して、博物館干し物第2弾と銘打って開始した「干し柿つくり」はあえなく失敗に終わりましたが、改めてわかったことは博物館周辺は湿気が多い、ということでした。お天気があと三日続けばいい感じに仕上がったんですけど、いやあ残念。中身は立派に”ずくし柿”になっているのですが、見た目がね~…という感じです。ちなみに干し物第1弾は梅干しですが、こちらは晴天続くあの酷暑の中で干しましたので、いい感じに塩が吹き、熱中症対策にばっちりの干し梅になりましたよ。湿度がね~…。と、通常業務の傍ら、夏休みは8か月も先なのに、スタッフは日々自由研究もいそしんでいます。

 そんな中、先日、敬老会でもーん父さんがお邪魔した地域の方が、手塩にかけて見頃となった菊の花を、軽トラに載せて博物館入口に届けてくださいました。

 ここまで育てるのには大変な作業があるというのに、こうやって飾りにきてくださるとは本当に有難い心配りです。「2週間くらいは楽しめるから」、とおっしゃってくださったYさんご夫婦。作り手さんと写真を、と言ったら「写真なんかいいよー。」と言いつつ、はにかみながらご対応くださった菊の花との記念写真。お二人のお顔が見えない程度に写真を小さくしてありますが、こように鉢植えのきれいなお花が並んでいますので、ご来館の際には紅葉と共に目を楽しませてくださいね。


 

11月6日(火)

 お決まりのフレーズをつぶやく季節になりました。「今年も残すところあとわずか…」。そんな時期柄、今日は、博物館運営がより一層深まり、ご利用の皆様により喜んでいただけるような活動をするべく、委員の先生方に運営の在り方や年間事業について提言をいただく機会である、今年度第2回目の博物館運営委員会を開催いたしました。

 ご多忙の中、おいでいただいた先生方から博物館運営にとって貴重なアドバイスやご意見をいただくことができ、新年度に向けてより一層、利用者に楽しんでいただける、また地域に寄り添った博物館活動の展開を模索し、スタッフ全員が一丸となって精進して参りたいところです。

 そうした中、周囲の自然はというと、扉にも書きましたように、周辺の山々が色づきが急速に濃くなってきて、どうやら博物館周辺の山々の一番の見ごろは今週末くらいじゃなかろうか、という雰囲気が漂っています。そんな中でひときわ異彩を放っているのが、リバーサイドに一本だけある「10月桜」。只今、遠くから見るとまるで枝にぽんぽんと白い綿毛がたくさんついているかのように見えるこの桜。周辺が赤く色づく中での”白”。ご来館の際にはこちらの木に是非とも目を向けてみてください。 館長ブログでは詳細に桜の様子がレポートされていますので、このページ上部のリンク先からぽちっとしてみてください。


11月3日(土)

 統計通りの晴天に恵まれた文化の日でしたが、もーん父さん、みのぶまつり、そして常葉地区宮之平の敬老会にお邪魔し、旧下部中学校での「ゆるキャン△音楽祭」にお邪魔してまいりました。

 どの会場もにぎやかで大変活気がありましたが、みのぶまつりで会った人と、下部中学校でまた会ったりして「この子また、いた!」なんて言われたり。いずれにしても皆さん、身延の一日を満喫してくださいました。今日の写真はもんちゃんフェイスブックとツイッターでぜひ合わせてご覧ください。

 


11月2日(金)

 あすは文化の日。昔から全国的に、この日は晴天の確率が高いという統計上の数字があるそうです。とすると、その例にもれず、明日の「みのぶまつり」もお天気が良さそう。自治体はもちろん、集落や公民館でも独自の文化の日イベントが其処此処で開催されるようです。もーん父さんも出没予定ですので、見かけた方は優しくしてくださいね。

ちなみに、身延町内ではみのぶまつり以外に、下部小学校で「ゆるキャン△音楽祭」が開かれます。旧下部小学校の校庭にそのための舞台が準備されていましたよ。入場フリーではないようですので、情報をよく下調べしてお出かけになった方が良さそうです。勉強の秋、芸術の秋を表現するようないろんな展示会がありますから、好みに合わせて、ほんの少し色づき始めた紅葉を眺めながらの散策もいいですね。


10月30日(火)

  しばらくいい天気が続くようです。月が替わって3日は町内ではみのぶまつりも開催されますよ。もーん父さんも会場に勝手にお出かけ予定。皆さんの邪魔にならないようにふらふらーっとにぎやかしにいっちゃいますが、お天気がよければどこそこに出没するかもしれませんので、記念写真を撮りたい人はお気軽にアテンドさんに声掛けしてくださいね。

 11月ということで、ますます日が短くなりましたし、博物館ではすでにお客様がいるときはストーブが着火されたり消されたり…。メロディブリッジの向こうはとてもあったかそうに見えるのに…、という毎年恒例の文句はさておいて、ともかくも季節の変わり目、体調を崩しやすい季節です。朝晩の気温差に早く慣れて、また体が温まるもの、代謝がよくなる食べ物を継続的に積極的にとるようにしましょう。重ね着やカイロなど外部からの温めはもちろんですが、体の中から健康的に温めることも考えてこれからの寒くなってくる季節を乗り切りたいものです。


10月26日(金)

 昨日の日記では半年ぶりと書きましたが、実は一年ぶりだった内山金山の現場確認調査に、Iリーダー、K、金山調査に精力的に協力してくれる心強い助っ人前任のFリーダー、K学芸員と、メンバー4人で行ってまいりました。天気だったのと、この時期寒いかなーと思いきや、意外に寒くはなく、快適だった山の調査。いつもこんな感じだと気持ちいいのに、と思うくらい、金山調査の時はなぜか天気があまりよろしくないのですが、今日は大丈夫。

 その成果ですが、台風のために道が荒れたという形跡もなく(ただし、猪に荒らされた感は満載でしたが)内山金山現場への2つめのルートをGETすることができました。もっともすんなりとはいかせてくれないのが内山金山。今日もあっちへ行ったりこっちへいったりかなり迷走しましたが、Fリーダーのスペシャルツールと、IリーダーとK学芸員の8年前くらいのおぼろげな記憶を頼りに、無事に比較的安全(?)な道を、とうとうなんとかようやく探し当てました。

 あくまで「比較的」であって、決していい道でも緩やかな道でもありません。どちらかというと悪くて直登な道なき道です。その中でみて「比較的安全」というわけですが、この成果は大きいですよ。この時期はまだ仄暗い朝の6時に出発し、館に到着たのはどっぷりと日暮れの午後5時過ぎでした。もっともおおよそ予定通りではありますが。

 さて、山に疲れたスタッフに嬉しいのが、在館スタッフや館長のお心遣い。寒かったろうと思ってしょうが湯を用意してくれたり、館長も疲れた後は糖分が大事とスイーツを用意しておいてくれたりと、サプライズもいただきました。嬉しい心配りの中、ほっと一息いれながら館長はじめみんなにご報告というわけでしたが、今回の一番の成果は2本目の道の確定と、そして、さらに内山の奥に位置する川沿いのテラスにいく道も確認できたこと。したがって、次回の道づくりの課題も見えてきたというわけです。K学芸員:「今度は、館長もご一緒いただけそうです。」 館長:「ふーん。」、K学芸員:「館長、今度は一緒に行けそうです。」、館長:「さっき言ったじゃん」、K学芸員:「大事なことは2回言います。」

 しかし、こんな山深いところでかつて金山作業に従事した集落が栄えていたその遺跡の現場を目の当たりにすると、本当に不思議な気分になるものですよ。興味は尽きません。とはいえ、やはり毛無山はわれわれ金山スタッフにとっては”魔物の棲む山”とでもいいましょうか。なかなかすんなりと行かせてくれない山なのです。とりあえず、今日は、ここに行ってきましたということで、そういうクッキーとかは売っていなかったので、下山時に撮影した内山ガレの写真をUPしてみました。ガレの横っちょくらいにあるのが内山金山遺跡です。決して一人で行こうと思わないでくださいね。もちろん熊さんもいますから。

 


10月25日(木)

 週初めの天気予報と少し変わって、今日は見事な日本晴れ。気持ちのいい青空が、たくさんのお客様おいでくださり、あまりにも転機がよくなったのでK学芸員は「実験・博物館で干し柿を作ってみよう」を今日から実践しております。もんちゃんFacebookやTwitterに載っている写真はその様子です。「干しときゃ、干し柿くらいできるでしょ?」と思われるかもしれませんが、ところがどっこい、なかなかそんなにいい環境が整っていないのが博物館。そう、この時期は日照時間が極端に少なくなることと、まもなく「少なくなる」から「なくなる」に移り変わっていく時期であることがネック。さらに、周囲には自然がいっぱいで、サルさん、鹿さん、来年の干支のイノシシさん、さらにカラスもたくさんいます。いつ彼らに見つかって餌になるかもわかりません。そういう意味でも”実験”なのです。順調なら干し柿は一か月くらいでできると思いますが、果たしてその結果は…?ちょいちょい進捗状況をお伝えしてい参りますのでこうご期待。

 ということで、天気が多少崩れるのは土曜日だけという天気予報。そして天気が悪くなさそうなので明日は、かねてから計画していた金山現地確認のために、内山金山へ行って参ります。実に半年以上ぶりですし、あれだけの台風がいくつも県内を襲いましたからおそらく現場も大きく荒れているのではないか、現場だけでなく、道すらもなくなっているのでは、という予想もしているのですが…。とにかく大きな荒れ方になっていないことをまずは願うばかり。現場の状況はまた戻りましたらご報告いたします。


10月22日(月)

 しばらくいい天気が続いていました。昨日今日も青空が気持ちよかったですね。

 さて、昨日、西嶋和紙の里で行われた「和紙まつり」にお出かけしたもーん父さん。晴天に恵まれた会場は大賑わいでしたよ。木喰展も最終日だったので、こちらも賑わいを見せていました。そんな中で書道パフォーマンスを終えた高校生の皆さんの中で、山梨学院の生徒さんたちに、もんちゃんとジャンプをお願いしたところ、ご快諾いただき、一緒に連射でぱちり☆若さはじける素敵な楽しい写真です。

 週の中日あたりはまた少し天気が崩れるようです。週末に向かって回復に向かうという事ですが、とはいえ、これから日に日に気温が下がっていきますのでお洗濯とかおせんたくとか、日差しを大事にしたいですね。

 


10月18日(木)

 ”秋冷”という表現がふさわしくなってきた今日この頃。館内は少しひんやりしはじめました。日によっての寒暖差もあるし、体温調節も難しい季節、前の日記でも記しておりますが、おいでいただく際には一枚羽織るものをお持ちいただけるとより快適にお過ごしいただけると思います。

 さて、ここ数日、各ニュースで「塩害で時期外れの桜」などの見出しでトピック的に報道されているのをみかけます。ウェザーニュースには、季節外れの桜が咲いたという情報が全国各地から300件以上も寄せられたとか…。このニュースを見ていて思いだしたのは、もちろん博物館リバーサイドの“10月桜”。リバーサイドの桜の場合は、塩害というわけではなく、この時期ひっそりと、まるで人にあまり知られたくないかのように、それでも毎年咲いているそういう桜…。今まで、スタッフは枝打ちや草刈り以外に特別面倒をみていたわけではありませんでしたが、自然とお話ができる(?)館長がこれまたひっそりと肥料をあげたりしていたことがこのほど判明、博物館スタッフ間では少し注目を集め始めているわけです。

 さて、先の報道を要約すると「台風の影響で葉が落ち、桜の葉から供給されている休眠ホルモン的なものが供給されなくなったうえに、台風後のしばらくの暖かさが、桜に「春になったと勘違いさせた」らしいですが、それにしても、自然とは、人間の手にはとてもではないけど収まるような相手ではないことはもちろんよく分かっている上であえて言うと、時には恐怖を与えたり、時にはにわかには理解できないような不思議もあり、そして心震えるような感動を与えたり…、いろんな表情を見せるものです。だから自然観察って地味に感じるけど面白いよな、こういうニュースを見て改めてふと思ったりします。

 ということで、扉にも書いてありますように、「館だより85号このリンクは別ウィンドウで開きます」が最新号として発刊されました。HPにもUPしております。活動報告などはもちろんですが、館だより冒頭の館長コラムには”自然観察の理由”がわかりやすく綴られていますので、至極納得なその理由、ぜひご一読ください。


10月15日(月)

 ご無沙汰しています。Iです。
暑かったというよりも暑すぎた夏が過ぎ、気が付けば金山博物館周辺も落ち葉の季節になってきました。
朝晩は、涼しいを通り超え少し肌寒い位です。ご存知の方もいると思いますが、金山博物館は山が非常に近いため10月下旬から2月下旬まで太陽が全く当たらない時期になります。
私は以前勤務していた7年前に経験していますが、本当に寒いです。
そんな中で砂金採り体験が出来るのかと疑問を感じる方もいると思います。ですが体験室の水槽は皆さんの手が冷たくないようちゃんとお湯を足していますので安心して砂金採りをお楽しみください。
また、博物館にお出でになる際は、一枚多く羽織って暖かくしてお越しください。
博物館スタッフ一同お待ちしています。


10月13日(土)

 さわやかウォーキングも雨に降られず無事に終わりました。もーん父さんも今日はたくさんお出かけしましたよ。まずは下部温泉駅で朝のお出迎え、待ち時間の合間に下部ホテルさんに立ち寄り、再びお出迎え、博物館に戻ってアサイチの団体さんとのグループごとの記念写真、そして、南部警察署の防犯キャンペーンでセルバさんへお出かけ、戻って2時から3時台の電車のお見送りと記念写真と、大忙しだったもーん父さんだったのです。館内では、山梨県生涯学習推進センター主催のK学芸員の講義も終わり、それとは別に博物館にも大勢の方がお見えくださいまして誠にありがとうございます。明日の日曜日も皆様のご来館をお待ちしております。


10月12日(金)

 ほんの少し、山が色づいてきました。が、やはり今年は全体的に異常気象ともいえる気候が続きました。酷暑しかり、豪雨しかり、台風しかり…。その影響でしょう、色づきの様子がやはりだいぶ違います。枯れている葉っぱも少し見受けられますし、これから色づきが深まってくる時期を迎えるはずですが、きれいな紅葉のご報告ができればと思います。

 さて、明日土曜日は、いろいろと忙しい感じです。まずは、もーん父さん、朝からJRさわやかウオーキングのお出迎えとお見送り。本当は10時の電車をお迎えしたいところですが、南部警察署さんで行う防犯街頭キャンペーンと時間がぶつかってしまうため、勝手に8時台の富士行きと甲府行きをお見送りし、博物館に戻って朝一の団体さんと記念写真を依頼されているので、そちらの記念写真に収まり、そのあとは10時からセルバ身延店で防犯キャンペーンのお手伝い。午後2時にさわやかウォーキングのお見送りをして、博物館に戻るという各地をハシゴします。もし見かけたら、優しく接してくださいね。もんちゃん名刺がほしい方は、アテンドさんに言ってくれれば差し上げますので。

 一方、館内では午後1時から3時まで、山梨県生涯学習推進センターの事業で「甲州金山と甲州金制度の確立」というテーマで、K学芸員が担当で講義が開催されます。事前申し込みですが、この時間にたまたま館内見学でご入館くださってご興味がある方は、お時間が許される範囲で一緒に見学していただいても大丈夫ですよ。

 ということで、食欲の秋、勉強の秋、身延町特産曙大豆収穫体験もありますので、いろんな秋に合わせて、この週末も、当館に遊びにいらしてくださいね。


10月8日(月)

 心配された台風の影響はこれまでよりもだいぶ少なく、この3連休が終わりました。博物館にも砂金採り体験はもちろん、もーん父さんに会いに来てくれたお友達など、たくさんのお客様が訪れてくれました。ありがとうございました。10月にもなると日も短くなってきて、夕方6時にもなると真っ暗です。朝晩は涼しく、うっかり風邪をひきやすいですから、皆さん気を付けましょうね。周囲のコスモスもきれいに咲き始めましたが、そうそう、リバーサイドパークの10月桜も一輪咲いています。もう少しちらほら咲き始めると思います。10月桜の情報は、館長ブログでその様子が紹介されると思いますので、この珍しい桜にご興味ある方は館長ブログもチェックしてくださいね。


10月5日(金)

 10月の連休。各地に大きな被害をもたらした先日の台風の影響はこの身延町内でも決して小さくはないのですが、それでもこの時期は各地でイベントやお祭りが開催されます。当地・身延町では身延山で「万灯行列(御会式)」が開催されます。纏、太鼓が横笛の音色に合わせて参道を練り歩く万灯講の様子、一度はご覧になっていただいたいものです。木喰展も21日までですから会期も残りわずか。そんなこんなで身延へ訪れる観光ルートを計画してこの3連休の遊びにきてください。

 あ、そんなセリフを先日の「あさイチ」O.A.でオールスタッフが言いました。「横綱目指して身延町にあそびにきてねー☆」と。

 そうです。皆さん、その計画する観光ルートには当館の砂金採り体験を入れていただかなくては!今日も多くのお客様が「テレビ見たよ」と砂金採りにおいでくださり、自分で採った砂金に皆さんホクホク、嬉しそう。「ほら、ちゃんと金入ってるでしょー。あら、すごい、たくさん採れた。お兄さんがテレビ出れば良かったねー。」そんなK学芸員の声が体験室に響きます。

 ちなみに、近隣県にお住いの方も「山梨に砂金採りがあることを知らなかった」と言っていました。開館から20年経過している当館ではありますが、今回全国区で取り上げてもらって、多くの方に知ってもらえたでしょうから、この機会にぜひ、一度はおいでください。砂金採り体験って、日本全国で10か所に満たない数少ない体験なんですよ。そして、砂金採りはやってみないとその楽しさと大変さはわかりませんからね。

 さらに体験後、番付に載せたい方はスタッフにお気軽に「数えてー」とお声がけください。後日HPにも掲載されますよ。そうそう、だんだん肌寒くなってくるこの季節、冬は水が冷たいからとてもできないと思うかもしれませんが、違うんです。今の時期はまだ水ですが、季節に合わせてお湯になるので、一年中楽しめる体験なんですよー。なので、一年通じてどんどん上位を目指してください。ミラクル100粒の横綱になる日があなたに訪れるかも!?ということで、スタッフ一同、皆さんが遊びに来てくれることをお待ちしております。


10月3日(水)

 台風の影響で止まっていた身延線も、本日復旧いたしまして、実に4日ぶりという久々で下部温泉を通過する特急「ふじかわ」の姿を見ました。ご不便をおかけしておりましたが、また、身延線をご利用いただければうれしいです。そして週末は3連休。ぜひ当館へ、博物館、そして砂金採り体験にお越しください。

 砂金採り体験といえば、告知しておりました本日のNHK「あさイチ」。ご覧になっていただけましたでしょうか。もーん父さんも初の全国ネットデビューです。最初はちょろっと最後に出てくる予定でいたのが、あれよあれよという間にお仕事をもらえて、お出迎えから砂金缶の紹介、最後のバイバイショットまで、いたるところに出た、もんちゃんファンの皆様にとってはなんともサービスショット満載!そして、実は中継のあとは、写真のように静岡県の観光キャンペーンにも行ってたもんちゃんだったのです。静岡では「朝出てたよね~」とお声掛けもいただきありがたい限り。

 スタッフさんみんな和気あいあいとしたフレンドリーな方々で、早朝からの準備ではありましたが、大変雰囲気の良い中継でした。また、リポーターの藤原さんも、これまたとっても丁寧で可愛らしい方で、もーん父さんに終始優しい声をかけてくれていて素敵な好青年といった感じ。藤原さん、ありがとうございました。しかもご本人のツイートに、もんちゃんを掲載してくださっていました!ありがとうございます。

 さて、今回のテーマは「砂金を採って番付に乗せよう!」。というものでしたが、もんちゃん含めて、博物館オールスタッフで出演。8分間の生中継の中で、いかに砂金採りの楽しさと難しさを面白く伝えられるか!ということで、Iリーダーが冒頭説明、そして実演は、もちろんK学芸員!世界チャンピオンの技なら30秒でどれだけ採れるか!とうことで、ストップウォッチスタート!1パンニング目、あれ?2パンニング目あれ?はい!30秒しゅ~りょ~~~~。

 おや?金は?全国区のテレビで金は??金、入ってないんじゃないの???あ~~、見てた方、当然そうなりますよねー。K学芸員いわく、「いや、今回は砂金ではなく笑いを採りにいったんだ。」そういや体験室での指導でもお客様によく言っています。「世界チャンピオンでも採れないことはこのように多々ありますので、からぶってもご心配なく。」と。

 要は、体験時間30分間で初心者平均5粒取れればよくできた方。なので、掬う皿に必ず金が入っているのではなく、30分後に自分のビンに入っている金の数が重要。決して、砂金が入っていな体験室ではありません。ちゃんと入ってますよー。どうぞご安心ください。スタッフが採れるようにきちんとお教えいたします。興味のある方は、テレビの件尋ねていただければ中継裏話が聞けるかもしれませんしね。ということで、この砂金採り番付、1粒以上から登録可能!どなた様もお名前掲載チャレンジしてみてください。

 そして最後に紹介された「ビックリ!砂金缶」。家に居ながらにして砂金採りを楽しめる素敵な缶詰。こちらも店頭にて販売中です。砂金採りを知らなかった方、そして当館を知らなかった方、ぜひこの週末は当館へいらしてください。常連さんはもちろん、番付上位を目指して体験チャレンジしてください。そうそう、これまで数多くのTV撮影はもちろん、生放送で砂金採り結構やってきましたけど、でも、入ってなかったというのはK学芸員初経験!「こんなこともたまにはあるさ~。週末、おきゃくさん、きてくれるといいよね~。」ということで、6,7,8の3連休に向けて、受付でチケット購入前に「あさイチ見ました」と言ってくれた方は、各種チケット1割引き、加えて、全国デビューしたもーん父さん名刺をほしい方、「もんちゃん名刺ほしい」旨をお伝えいただければ、お好きな名刺を1枚プレゼントさせていただきます。そして、そしてK学芸員に30秒パンニングを挑戦したい方、時間に余裕のある時なら受けてたちましょう。お気軽にお声がけください。いずれも3連休までのテレビ見てくれた方期間限定特典(?)です。


10月1日(月)

 日本を縦断した台風24号、山梨に最接近したのはちょうど真夜中ピークは午前1時前後だったでしょうか。ものすごい風雨で建物も揺れ、所によっては電柱も倒れる被害が出たところもありました。博物館はというと、周辺の木々が折れたりしましたが、そのほかの被害も最小に抑えられ、何とか難を逃れました。ただ、博物館前の下部川は水位が上がり急流で水の流れの音が館内までよく聞こえます。町内の栃代周辺は450ミリという数字が記録され、常葉川も夜中の一時期、氾濫危険水域を越えた発表が出たくらいでしたから、その雨量はものすごいものでした。しかしながらどこも水量がとんでもなく増えていますので、しばらくは川の近くに近づかないようにしてください。

 さて、台風騒ぎから開けて今日から10月。博物館の開館時間も冬時間に変わり、1時間閉館時間が早くなります。また日暮れも早くなりましたから、どうぞ明るいうちにお出かけくださいね。一年のうちで数少ない博物館の「快適な気温」を体感できる数日間は、まさには”今”です。

 今日は台風一過でむしろずいぶんと暑くなる予想。青空ですが、このお天気も数日だそう。すでに25号が向かってきているという立て続けの台風に、誰もが気が休まる暇がないと思うところ。とにかく、長雨でどこもかしこも地盤が緩んでいますから、当館も、気を引き締めて引き続き対策準備しておこうと思います。


9月29日(土)

 扉でもお知らせさせていただきましたが、台風24号の接近に伴い、明日30日(日)は、午後3時受付終了・4時完全閉館とさせていただきます。今年の台風の中で最強で進路も日本縦断という進路が発表されています。沖縄ではすでに被害が出ていますが、とにかく災害対策や避難準備など、今年の台風の被害を教訓にした報道がたくさんメディアからも発信されています。雨脚が強くならないうちに、早め早めの対応、そしてできることを十分にしておきましょう。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

 そんなタイミングで恐縮ですが、当館、10月3日(水)のテレビ番組にて紹介されることになりました。NHKの「あさイチ」。番組内のワンコーナーで砂金採り体験室をご紹介いただくことになっておりますので、大きなニュースや変更がなければ生中継となります。放送の如何もまたHPにてお知らせさせていただきますが、予定通りであれば、ぜひ、お時間合わせてご覧いただきたいと思います。本当なら、この記事だけ大々的にお知らせする嬉しいニュースだというのに、とにかく台風、気がかりです。皆様、それぞれに十分にお気をつけてください。


9月27日(木)

 9月ももうそろそろ終わりですが、この時期は、秋の交通安全運動期間。もーん父さんも交通安全運動、黄色い羽根運動のお手伝いに行きました。今日もたくさん安全を声掛けしてきましたよ。

  

 「注意一秒ケガ一生」という言葉もありますが、車、オートバイ、自転車、歩行者、自分がどの立場にあっても、周囲を確認しながら交通ルールを守って、お互い無事故、無違反を心がけましょうね。

 さて、また今週末は台風が影響を及ぼしそうです。もうこれ以上”自然災害による被災地”が増えてほしくはないと誰もが願っているところですが、とにかく、皆さん、どこに住まわれていても、対策と準備、そして最新の情報をしっかりと把握し、くれぐれも無理なお出かけはなさらないようにしましょう。

 


9月24日(月)

 9月の2回目3連休。これからちょっとグズつくらしい天気ですが、今日の空は、まさに「気持ちの良い秋晴れ」という感じです。連休最終日、多くのお客様がお見えくださって館内も大賑わい、もんちゃんも昨日に引き続き、ハロウィン仕様でお出迎え、お見送り、そして記念撮影とはしゃいでいます。とはいえ、お昼を過ぎると当然、帰りに向かう方々で道も混雑します。「家に帰るまでが遠足」と子どものときにも教わりましたね。お出かけもおうちに到着するまでがおでかけです。楽しい気持ちのまま、おうちに帰りましょう。

 そして、ここしばらく、お問合せに最も多い、開館時間について、9月いっぱいは夏時間。5時30分までの受付ですが、砂金採り体験などは体験時間そのものが30分間ですし、扉にも書きましたが、日暮れがすっかり早くなりました。午後6時ともなりますと、どっぷり”夜”の様相ですので、お早目のご入館受付をお勧めします。いずれにしましても多くのお客様のおいでをおまちしております。

 


9月20日(金)

 3連休が終わったと思ったら、また3連休がやってきます。今年の梅雨は全然降らなかったけど、代わりに秋の長雨が続いています。望む雨量は”適量”ですが、なかなか都合よく降ってくれないもので、しばらくの天気が心配ですし、だんだん肌寒くなってきていますから、皆さん風邪などひかないように気を付けましょうね。

 さて、もーん父さんのツイッターではしばしば写真が上がっていたのですが、この3連休に岐阜県高山市で行われた砂金採り選手権大会。博物館に来てくださる方々も大勢見えて、心配だった天気も暑いくらいにお天気になりました。地元の方も多くご参加されていましたし、親子ペア部門など新しい部門もあり、大いに盛り上がった大会となりました。テレビ局もたくさん来ていましたし、昨年が台風のために中止になった大会だけに(ん?どこかで聞いたような…)2年ぶりの開催にマスコミも注目したようですね。いずれにしても、当館の大会とまた違って、清美地区の豊かな自然の中で、アットホームな雰囲気で開催され、非常に良い大会になったと思います。ちなみに、オブザーバーとしてK学芸員が赴いていますが、お声掛けいただいた中で、そんな当館に課せられた最も重要な仕事…。それは、高山の大会は本当にまったくの初心者の方がご参加くださっています。これは新規の砂金採りファンを広げるためには大変重要なこと。しかし、砂金掘り競技はとてもマニアック!だから、ルールや基本的なやり方を、大会競技開始前に開会式の中でわかりやすく説明しなければいけません。そう!ここで登場するのが、当館応援団メンバーとK学芸員の掛け合いで「チーム大根役者」が演じる「良い子悪い子」です。

 I村さんとI田さんにご協力いただき、模範選手と、やってはいけない選手、これを交互に説明していくことで、基本的なやり方を知っていただくというもの。当館の砂金掘り大会に出場されたことのある方は、デモプレイを行っていることをご存知かと思いますが、要はアレです。

 いっけん、適当にやっているように見えるかもしれませんが、我々いたって真面目に真摯に取り組んでいます。そして、いい子も悪い子も簡単にできるというわけでもないんですよ。だから、それぞれが本当に考えてやっています。参加者にとって競技中もっとも重要視されていること、忘れてはいけないことは何かを、皆さんにわかりやすく伝えるということを入念に打合せしてるんですよ~。しかも、デモが終わってから、ルールを知っている応援団メンバーが、あえて質問を投げかけ、より初めての方にもわかりやすいようにもしているんです。この見事な応援団のチームワーク。ほかの大会でも大いに活躍しているのです。すごい!!

 ということで、始まった本大会の様子については、もんちゃんツイッターやフェイスブックをご覧いただきたいと思いますが、とにかく大盛況で、来年の大会もたくさんの方がお申し込みくださること大いに期待ができるところだと思います。関係者の皆さん、本当にご準備と開催、諸々お疲れ様でした。そして参加者の皆様もお疲れ様でした。今年出場された方はもちろん来年も、出場したことがない方は是非来年は参加してみてください。もちろん、当館の大会も。

 そして博物館も大入りでお客様を迎えることができたわけですが、砂金採り体験は全天候型。雨でもお天気でも大丈夫ですよ。次なる3連休も、是非、多くのお客様にお越しいただきたいところです。もんちゃんも待ってます。


9月14日(金)

 いよいよ秋らしさも深まってきました。セミの鳴き声はまだまだ聞かれますが、街中のお店のレイアウトも諸々オレンジや茶色の色見が多くなり、秋だなあという感じがします。そういえば、博物館の裏山のくるみが落ち始めました。みなさんがよくご存じのおなじみのクルミの実ではなく、果実(?)の部分の表皮が覆っている状態。森の動物たちの食料だ、と思いながら、裏山掃除をしながら、たまに拾ってきてはトンカチでこつこつ割り、食べていますが、脂分もありなかなかの美味です。食べ過ぎもよくないので、ほどほどにしていますが、山からどんどん供給されるものでつい…。

 そんな秋深まる中ではございますが、当館、ありがたいことにこの時期は各方面からお声がけを多々いただき、どこそこ出没しております。K学芸員も水曜日は福岡での学会に参加、鉱山臼について発表してまいりまして、この3連休では岐阜県高山市の「砂金採り選手権」、こちらも毎年恒例ですがオブザーバーとしてまいります。

 さて、その大会は今度の日曜日。心配していた天気も日曜日は回復しそうな感じですね。昨年は台風の為に中止になっているこの大会。今年も西日本豪雨や度重なる台風、北海道地震の影響、様々な要素が重なりましたが、今回は予定通り開催ということですので、お申込みされている方は、存分に楽しんで参加してください。一般部門のほか、親子部門もありますし、おっぱらのスタッフさんも大会のために頑張っておりますので、大いに盛り上がることを期待しております。もしかしたらまだ参加申し込みも可能かもしれませんよ。気になった方はおっぱら体験センターに問い合わせてみてください。

 博物館では町民ウィークが15日の土曜日まで。体験室ではいつもより、ちょっぴりきれいな石が増えています。夏休みは常に増えていた石ですが、今は通常に戻っています。ですので、夏休み以来の久々の石増加期間。体験中、自分の体験エリアに入っていた石は持ち帰っていいですよ。ただし、石ばかり探していると金が採れなくなるので、ほどほどに…。ちなみに砂金が採れなくなる理由は、石は軽くて砂金は重い、要するに”探す視点”が変わるため、なんですが、どちらも見極められるほどに熟達すれば、どちらもGETできます。

 


9月11日(火)

 Iです。日中の暑さも落ち着き朝晩だいぶ涼しくなってきました。それでもまだまだ蒸暑い日が続いているので、ついつい寝る時に窓を開けっぱなしにしたり、薄着で寝てしまう方も多いのではないでしょうか。朝、寒くて目覚めてしまった経験をされた方もいると思いますが、夏の疲れから体調を崩したり風邪をひきやすい時期ですので、体調管理には十分注意してお過ごしください。

 そんな時期ですが、今年も金山博物館では9月9日(日)~15日(土)まで「身延町民感謝ウィーク」を実施しています。
身延町民の方であれば、博物館の観覧は無料、砂金採り体験は一割引きでお楽しみいただけます。
金山博物館は明日12日(水)も町民感謝ウィーク期間中につき臨時開館します。
まだお越しになっていない町民の皆様はぜひ遊びに来てくださいね。

多くの町民の皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしています。


9月8日(土)

 久しぶりのIです。みのぶ町民感謝ウィーク前日の今日、総合学術調査から30周年記念講演会が開催されました。講師には、総合学術調査にも参加された山梨学院大学客員教授の十菱駿武先生から「湯之奥金山遺跡の考古学的意義とソブリンヒル金山」と題してご講演いただきました。
 十菱先生からは、湯之奥金山総合学術調査の概要、当時のニュース映像を交えて調査時のエピソード等が話されました。
特にニュース映像は、30年前の十菱先生や金山博物館初代館長の谷口館長の若かりし頃の姿が映し出され、聴講者の皆さんは、懐かしい映像に見入っていました。また、調査時のエピソードでは、当時を振り返りながら中山金山に寝泊りをする中で起こった「幽霊を見た話」や「学生が脱走した話」など面白い話もあり聴講者の笑いをさそっていました。
 私事ですが、調査当時、高校生だった私、家が調査隊の本部だった事もあり、おぼろげながら当時の様子が脳裏に蘇ってとても懐かしい気持ちになりました。特に内山金山調査時に起こった遭難未遂の話は、当時我が家が大騒ぎになっていた事や実際に懐中電灯を持って捜索に出て、深夜の真っ暗な湯之奥の山中で十菱先生を発見したことを思い出し、30年たった今、何かの縁なのかその十菱先生から当時のお話を聞く機会がありちょっと不思議な気持ちになりました。

 本日の講演会のお話はこのくらいにして、明日9日(日)から15日(土)まで「みのぶ町民感謝ウィーク」が始まります。
今年は、みのぶ町民の方であれば、観覧料は無料、砂金採り体験は1割引きで楽しむことが出来ます。そうそう、町民とわかるもの、お手元にご用意くださいね。
 金山博物館に来たことが無い町民の皆さん、もちろん来たことある方もお得な1週間になるので、ご家族そろって遊びに来てください。


9月7日(金)

 あさってから1週間、『みのぶ町民感謝ウィーク(9月9日(日)~15日(日)迄)』が始まります。その前日、つまり明日の土曜日。扉でもお伝えしておりますように、十菱駿武先生の講演会を開催いたします。聴講無料です。午後1時30分からですので、多くの皆様にご聴講いただけますよう、改めてお知らせいたします。

演題:「湯之奥金山遺跡の考古学的意義とソブリンヒル金山」

講師:十菱駿武先生 (山梨学院大学客員教授・山梨県文化財保護審議委員・湯之奥金山博物館運営委員)

期日:平成30年9月8日(土) 午後1時30分~午後3時(質疑応答含) 会場:湯之奥金山博物館映像シアター

定員:50名(聴講無料)

 

 さて、先日の大阪を直撃した台風、本当にすさまじい威力だったことを思い知らされます。直撃でなかった山梨でも風雨の被害がそれなりに大きかったのは確かで、町内でも停電・断水のエリアがありました。そんな台風に引き続き、今度は北海道の大きな地震。目を疑う光景がテレビ、新聞、ネットから発信されていますが、被害に遭われたすべての皆様方に心よりお見舞い申し上げます。地震については、まだしばらく数日は余震も心配される範囲ですし、くれぐれもお気をつけてください。

 とにかく近年の日本は、何かの報いかと思うわずにいられないほどに、自然災害が多すぎます。そこは、たとえ自分が住んでいない離れた場所であっても、誰かの友達や親戚がいたりするし、誰かの故郷であったり、楽しい思い出の場所だったりします。当館も全国各地の皆さんにおいでいただき、そして支えられている施設ですから、お客様はもちろん、関係者の皆さんも各地にたくさんいらっしゃって、そう思うと切ない限りですが、でも今、具体的な支援は何もできなくて…そんな歯がゆさの中で、だったら、せめて、来館された方ができるだけ居心地の良い時間を過ごして、楽しい思い出を作って、そんな、学習施設としての使命を全うしなければ、と全国の頑張っている方々をみて感じずにはいられません。と同時に、”頑張る、頑張ろう”の言葉は実はこんなにも重いということを改めて感じます。…がんばらなくちゃ。


9月2日(日)

 いよいよ9月、ということは今年も残り3か月。夏が終わると特に日が過ぎていくのが早い気がします。当館の9月最初のイベントは「記念講演会」。扉にもありますように、講師は総合調査でも考古分野をご担当され、当館運営委員もしていただいている十菱駿武先生です。ただ今参加受付中ですので、皆様お誘いあわせのうえ、ご聴講ください。

 そんな9月最初の週末。お天気は降ったりやんだりを繰り返すものの、決して涼しくはなく湿度が高くてムシムシするちょっとさわやかでない気候。また台風も近づいていますし、「またかー…」という声が日本各地から聞こえてきそうなニュース。とにかく台風や大雨の被害が広がらないことを願うばかりです。

 さて、その台風騒ぎで中止となった「砂金掘り大会」。しかし、ミニ大会として非公式大会を開催したことはお伝えしたとおりです。大会で必須の道具が「スルースボックス」という砂金回収道具があります。競技後の砂金が混ざっている砂から砂金だけを取り出す道具です。これが本当に大事な道具でして、誕生秘話も諸々あるのですが、現在使っているのは2号機。カラーコンパネで作っていますが、さすがに作成から約10年近く使い続けているので、防水処理能力が落ちてきたような…。さらに壊れると一から作り直しは結構な労力なので…、ということから、応援団メンバーが立ち上がりました!「週末、スルース塗りにいってもいいですか?」そんな一本の電話をくださり、千葉県からIさんとHさんが、塗装キットをもってやってきてくれたのです。

 土日の二日間で湿度の高い中、決して作業条件は良くないのですが、二人で塗り塗りぬりぬり…。色味のせいでしょう、メカっぽく見えます。さらに芸が細かいのはスルース本体に、ステンシル手法で文字ともーん父さんまでいれてくれて。さらににじんだところは筆で修正という仕事の細かさ。もちろん、ステンシルだって手作り、すべてご奉仕です。

 夏の事業も毎回毎回、応援団の皆さんには助けてもらうことばかりで、感謝しきれません。こんなに外部の方に支えてもらっているという博物館は他にはなかなかないだろうと思います。

 しかも皆さん、気づくところがまた我々スタッフとは少し視点が違って、こういう考え、こういうやり方、いろんなことを学べます。本当にこの博物館を応援・支援してくださっている方々には頭が下がるばかり。”ありがとうございます”だけではとても伝えきれない感謝があるのですが、やはり出てくる言葉は「ありがとうございます」。そんな作業の末のスルースボックス、完成間近。そして完全完成写真は、明日のもんちちフェイスブック、ツイッターにて。お楽しみに!

 


 

8月30日(木)

 日中の暑さは連日変わりませんが、それでも風が秋めいてきました。朝も明るくなるのが少し遅くなって、逆に夕方は暗くなるのが少し早くなって、確実に季節は動いています。適量じゃない雨は勘弁してほしいですが、適量な雨ならほしいところです。すっかり水量のなくなっていた博物館前の川、石に藻が生えて、水の色も緑色のように見えたくらいでしたが、先の台風で水かさが増え、川の水が少しクリアになりました。しかし、またしばらく雨が降らなければもとに戻りそうな感じもしますし、やはり雨は「適量」を望みます。とはいえ、今年は台風の当たり年、今回の台風も各地に被害を与えていますから、降れば降ったで素直に喜べない部分もあるのですが。

 さて、昨日は館長とK学芸員が隣町・南部町に行ってまいりました。何をしに行ったかというと、山肌に空いた穴が一体何なのかちょっと拝見させていただく機会を得たからです。目的は鉱山史の情報収集です。何が大変かといえば、「車で1時間くらい移動したらすぐです」というお話だったのですが、確かに車で一時間でした。しかし、その1時間の道が「ここ!?いや、この看板誰が見るんだろう?」。まあ、嫌いじゃないけど、大変だ、一人じゃ中々いかないなあと、そんな場所でした。じゃあ、穴の正体はというと、おそらく金山坑道であろうと判断できるものでしたが、とはいえ、工事現場にぽこっと現れた経緯もあり、工事現場の礫が整地されている中で穴以外には何もない、加えて文献資料などもあるわけではないので、即断はなかなか難しいけれど、という状況です。館長ブログにも位置関係が掲載されていますが、こんな感じ。いずれにしまして、この詳細についてはまとめて後日お知らせできる機会をかんがえております。

 とにもかくにももう9月。夏の疲れがどっと出てくるのも今くらい。夏風邪を引きやすいのも今くらい。みんなみんなこの季節なりの体調管理、気を付けましょうね。そうそう、扉のイラスト。夏のポスターから、今年のもーん父さんの暑中&残暑お見舞いにお召替えです。そして今年もたくさんのもーん父さんへの暑中お見舞いのお葉書ありがとうございました。もんちゃん、また9月になると御呼ばれの機会が増えてまいりますが、どこそこで見かけたら応援してあげてくださいね。


8月26日(日)

 8月最後の日曜日となった今日、今更まだこの暑さ!?というくらいの気温になった今日、どこの観光地も夏休み最後の日曜日という事もあって、にぎわっていたようです。博物館も例に漏れず、多くのお客様が砂金採り体験を楽しんでくださいました。ご来館いただいた皆様、本日もありがとうございました。出月館長の今年の自由研究プロジェクトも本日をもちまして、終了となりました。相談してくれたみんな、自由研究の成果、またご来館の際に、館長に報告にきてくれると嬉しいです。

 さて、多分多くの子供たちが明日から学校が始まるということのようですから、今日で夏休みも終わりという感じ。お父さんお母さん世代は、自分が子供のころは8月いっぱいは夏休みだった、という感覚が残っている方が多いのではないかと思いますが、今は違うんですよね。いずれにしても、やり残した宿題があったとしたら頑張るのは今日!みんな明日の登校時には忘れ物がないようにちゃんとチェックしていきましょう。

 


8月23日(木)

 久しぶりの更新、Kです。

 夏の大きなイベントが続々と終わり、お盆が過ぎた博物館は少しずつ静かになりつつあります。

 さて、本日博物館ののホームページを何気なく開いて閲覧者を見てみると、

 

 お分かりいただけたでしょうか。634(むさし)です。

 スカイツリーの高さですです。そして醍醐山の標高です。

 だからなにってこともありませんが、少し感動したので日記にしました。

 いつも当館ホームページを閲覧していただいてありがとうございます。

 今までに634,000人の方が見てくださっていると思うと感謝感激でございます。

 今後とも湯之奥金山博物館をよろしくお願いいたします。

 


8月19日(日)

 夏休みも残りわずかとなりました。39万人目も無事にお迎えでき、40万人目のお客様をお迎えするために一歩一歩あゆみを進めている当館でございます。暑さが和らいで、周囲は秋の様相を呈しています。赤とんぼが飛び、空は高く見え、風もなんとなくさわやかな感じもします。散々悩まされたこの夏の天候ですが、悩まされない秋になることを祈りつつ、博物館周辺の自然観察をするスタッフであります。

 さて、もーん父さん、毎日おでかけして頑張っておりますが、「ミュージアムキャラクターアワード2018」とか、「ゆるきゃらグランプリ2018」とか投票モノにエントリーしておりますので、皆様お手すきの時にぽちっと投票してあげてください。あと、この夏ももーん父さんには暑中見舞い及び残暑見舞いが各地より届いておりますが、もんちゃん、ちゃんとおへんじ書いておりますので、おはがきかいてくださった方はお手元にもんちゃんからのお返事が届くのを楽しみにしていてくださいね。涼しげなもんちゃんイラストがとどくはずです。そしていまさらですが、もんちゃんのフェイスブック、ツイッターも、皆様あわせてチェックしてください。たまに博物館耳寄り情報も載っていますから。

 


8月16日(木)

 お盆が過ぎて、扉にも書いたようにいよいよ夏休みも終盤。遊びもラストスパートなら、残った宿題を片づける追い込みもラストスパート。暑さも、7月の”危険レベルの猛暑”より少しはましになったものの、とはいえ暑いのは変わりないので、引き続き熱中症対策、そしてそろそろ夏風邪を挽きやすい頃でもありますので、みんな体調管理気を付けましょうね。

 各地の花火大会も今くらいの時期が集中的に開催されるところですが、このあたりの花火大会、ひとまずは雨に降られるということはなく、いずれも開催ができているようです。ちなみに山梨県内で残っている大きい花火大会は石和温泉の花火大会あたりでしょうか。県外ならお隣長野県、9月に開催される諏訪湖の新作花火大会。花火業者さんが腕を競って新作の花火を披露すると同時に、こちらは湖上ですから水がないとできない「水上花火」も見ものでもある有名な大会。花火好きなら一度は行ってみるといいですよ。

 あ、花火の話をしていたら博物館の話をしていませんね。ということで、お盆が過ぎて、お子様のタマゴくじチャンス企画は今日で最終日。体験室に入っている小判も今日で最終日ですが、発掘されなかった小判がかなりの量、埋まっていますので、体験室で採れた人はラッキー!と思ってもらってください。なお、受付での小学生宝石すくいゲームは夏休み中8月いっぱいはやっていますので、こちらは引き続きお楽しみください。

 出月館長の自由研究プロジェクトも残すところあと5回。明日からの17,18,19の3日間と,夏休みも最後となる25、26日の二日間です。まだ何やろうか困っているという人は、お気軽にスタッフにお声掛けください。館長さんがきっといいヒントをくれるはず。

 ということで、残りの夏休みも多くの皆様のご来館をお待ちしております。


8月14日(火)

 お盆休みで、観光地は帰省される方や、観光のお客様でにぎわっていることと思います。当館もお盆休みでお越しくださるお客様でにぎわっております。道路渋滞もかなりあると思いますが、博物館に来てくださる皆様、十分にお気をつけてお越しください。そんな賑わいの中、本日朝、開館以来の有料入館者39万人目のお客様をお迎えすることができました。

 今日のこの幸運にめぐり当たったのは、東京からあきる野市から砂金採り体験に訪れてくれたご家族。そして小学校5年生の男の子が「390000」のチケットを手にしました。その後、出月館長より花束と記念品を受け取り、ご家族そろって笑顔で記念写真に応じてくださいました。もーん父さんも花束を館長さんに渡すためにスタンバイしていましたが、お仕事成就に大喜び。フェイスブックやツイッターにもUPされていますので、こちらも合わせてご覧ください。博物館ニュースとしてまずはご一報でした。


8月12日(日)

 週末の2日間で開催いたしました「こども金山探険隊」もなんとか天気にも恵まれ、無事に終えることができました。今年の隊員は20人。保護者含めて約50人近くの参加者の方にご参加いただき、盛況でおえることができました。これもひとえに、たくさんの博物館応援団メンバーのご協力とご尽力の賜物です。登山では、応援団スタッフに加えて、昭和山岳会、醍醐山を愛する会の皆さんもご同行くださり、即席の足場を作ってくれたり、手を引いてくれたりと本当に助かりましたが、参加者の皆さんも登山中、不安になることなく「安心」の中で遺跡見学ができたというご意見を多数いただきました。

 また、応援団メンバーには、登山もさることながら下山してきてからの粉成作業、プログラム終了後の、応援団主催のBBQ準備・実施と大変ご協力いただきました。そして博物館のアルバイトのお兄さんお姉さんたちも博物館内の通常の接客のお仕事以外でも大活躍。通常スタッフだけではとてもこのイベントを実施することはできませんが、こうしてたくさんの人たちのお力添えをいただくことにより大成功があります。まずは改めて皆様に御礼申し上げます。そしてもちろん、ご参加くださった皆さんにも。皆さんからの感謝の言葉や、このイベントに参加して満足感があった、と感じさせるその言葉は、博物館を動かす力にもなっています。1日目は登山、2日目は甲州金作り。皆さんが大変充実した時間を過ごすことができて、またこの夏休みの一番の思い出になったと言ってくださったことは大変有難いことです。

 さてさて隊員の子供たちは若いから大丈夫かな…?保護者の皆さんはもしかしたら、今夜あたりから筋肉痛が激しくなったりするかもしれませんが、十分に疲れた体を休めてくださいね。ちなみに「こんなに疲れるとは!」という感想を口にされながらも、来年も参加したいというお声のなんと多いことか。本当に嬉しい限りです。ありがとうございました。

 これで博物館の夏イベントは、館長の自由研究プロジェクト以外はすべて終了となりました。ふりかえれば今年の夏はいろいろありました。まずは、博物館年間最大イベントと言える「砂金掘り大会」は残念ながら台風の影響により大会史上初・中止。そのあと立て続けに台風13号が発生。こども金山探険隊もまさかの直撃で夏イベントダブル中止か!?と一時はドキドキしましたが。結果としてはこども金山の方は天候には恵まれたと言えるわけですが、これだけ天気予報に振り回された夏もなかなか過去にないことです。

 さて、ここからは博物館もお盆期間に突入し、多くの皆様においでいただく数日間となります。今年のお盆も、多くの皆様が楽しんでくださるようにスタッフ頑張ります。8月無休。開館時間は朝の9時から夕方5時半まで、6時閉館となります。

 遠方よりお見えの方は交通渋滞も大変気になる時期ですが、どうぞくれぐれもお気をつけていらしてくださいね。


8月9日(木)

 いよいよ明日開催「こども金山探険隊」ですが、天気予報を見ると降水確率は午後が50%という表示が消えませんが、現地からは降りてきている時間帯。おそらく午前中の雨はないだろうと予想されるので、予定通り雨天プログラムではなく通常プログラムでの開催をいたします。ご参加の皆さま、早朝でもありますので、どうぞ道中、十分にお気をつけていただきご来館くださいますようお願い申し上げます。

 また、持ち物などもう一度ご確認くださいね。なお、天候の如何にかかわらず、山の天気は変わりやすいものです。登山用具に雨具は必ずご用意ください。

 なお、探険隊開催中も、博物館は当然通常開館しております。受付時間は午前9時から午後5時半まで。午後6時閉館。この季節やはり人気は「砂金採り体験」です。最近よくお問い合わせいただくのですが、砂金採り体験は、団体様のご利用以外は、特にご予約は不要ですので、お気軽にいらしてくださいね。お盆前の週末、多くの皆様のご来館をお待ち申し上げております。


8月9日(木)

 台風13号のこのあたりへの影響は何とか回避されました。が、しかし、屋外イベントは「雨が降らないだけで半分は成功」と言われるくらい天気が重要だというのに、週間天気予報では土曜日だけなぜか曇りのち雨?という予報。

 もっとも、まだ詳細は分かりませんが、まったく今年のイベントは全て天気に悩まされます。そしてその天気によって翻弄されるのはご参加してくださる予定の皆様。主催者としては本当に申し訳なく思う限り。とにかく晴れるように祈るばかりです。何とか11日は夜まで降らずいてほしいと思います。ちなみに、探険隊は危険の伴わない少雨と判断した場合は現地登山となりますので、雨カッパなどの雨具携行は必ずしてください。とにもかくにもあさっての本番を控えスタッフ一同突貫準備中です。皆様が楽しんでいただけるイベントをご用意して参ります。とにかくお天気が良くあってくれることを皆さん祈りましょう!…できれば晴天だけど暑くないという感じで…。

 


8月8日(水)

 昨日の、花火の日は、幸い天気に恵まれ隣町・市川三郷町でも「神明の花火」が盛大に行われました。昨日はよい天気でしたが、その天候、今は台風13号の動向が気になるところ。

 ただ、今回の台風は何とかこの辺りは大きく逸れてくれる?と希望的観測を持っていますが、はたして…。過ぎてみないとわからない自然現象ですから引き続き、動きを注視しているところです。

 一番気になるのはなんといっても、週末のこども金山探険隊への影響。砂金掘り大会に引き続き…は勘弁してほしいところです。いろんな思いを持ちながら、今日もスタッフは茅小屋金山への現場までの道整備を行ってきたところです。とにかく祈ります。台風の関東最接近は、今夜から明日にかけてですが、各地への被害もないように。皆さん、各自十分に気を付けましょう。

 


8月6日(月)

  Iです。
 今年の夏は、連日どこそこで39℃、40℃を超えたなんてニュースが流れ本当に厳しい暑さが続いていますね。毎年今年の夏は暑いねなんて言ってますが、今年の夏はそんな過去の暑さも涼しく感じるほど。水分補給に塩分補給をしましょうと言ってはみたものの、逆に水分を摂りすぎて食欲が無くなんとなく調子が悪いなんて方も多いのではないでしょうか。水分の摂りすぎには注意して、適度に補給しながらご飯はしっかり食べて、この厳しい暑さを乗り切りましょう。
 
 今週も台風が気になる毎日になりそうです。今夏の台風は予想もつかない進路でやってくるので毎日お天気情報から目が離せませんが、週末には、こども金山探険隊もありますし、昨日は今回見学する茅小屋金山までの道の確認と道づくりをやってきました。スタッフ一同、参加される皆様に楽しんでいただけるよう鋭意準備を進めています。楽しみにお待ちください。
 
 なお、台風の影響でプログラムを変更する場合もありますが、随時ホームページの扉等でお知らせしていきますのでご確認ください。


8月4日(土)

  毎日暑い日が続きますが気になるのは再びの台風。また週半ばに発生して、週末に近づいてくるという嫌な構図が見え隠れ…。そうならないように祈るばかりですが、来週末の11日の山の日は当館ではこども金山探険隊です。これまた県内外から多くの皆様がご参加くださる夏のメインイベントでもありますので、先の砂金掘り大会同様、台風のために中止!ということにはなってほしくないのですが、自然のことですからね。とにかく準備をしながら祈るだけです。

 さて、お盆も近づいてきましたが、改めて夏休みとお盆期間中のお得イベントをお知らせです。

☆夏休み期間中は、チケットご購入時、小学生以下のおともだちは「スプーン一杯の天然石」をプレゼント!ちっさなスプーンだけど、うまくやると意外に乗ります。

☆13日~16日までの4日間は、砂金採り体験を楽しんでくれた小学生以下のおともだちは、体験終了後、「恒例・金銀たまごくじ」ができます。たまごの中の雑貨がもらえるよ。たまごのなかには何が入っているかな?何が出てきても恨みっこなし。

☆同じく13~16日の4日間、体験室水槽の天然石も増えます。さらに古銭・小判(本物じゃないよー)が入っています。こちらは大人も子供も、どなたさまも、見つかったらお持ちかえりできます。ちなみに、こちらの商品、売店で200円で販売しているもの。見つかったらラッキー♪

ということで、暑い暑い今年の夏ですが、お水の中でちゃぷちゃぷの砂金採り、博物館においでいただきながら是非、楽しんでください。お水の中に手をつけるのに、熱中するから意外に汗だく。体験中の汗拭きタオルは必携です。

この夏、多くの皆様のご来館をお待ちしております。もーん父さんも待ってるよ。


8月1日(水)

  今日から8月無休開館期間となりました。8月の一か月間はお休みなしです。開館時間は朝9時~午後6時まで。受け付けは午後5時半終了です。特にこの季節、砂金採り体験をしたいというお問い合わせをたくさんいただきますが、体験時間は30分間、受付をしてから、お手洗いにいったり説明をうけたりすると、なんだかんだ40分から45分くらいのお時間が必要ですので、体験だけでも受付は5時15分くらいがお勧めですよ。

 そして、夏休みといえば自由研究。出月館長ブログにはこの夏、自由研究ネタが満載です。ネタを探している方は、この日記を見たら、館長ブログへGO!意外にすぐそばにネタは転がっています。要はそのネタの視点をどこにおくか。それだけで独創性のある自由研究ができますよ。ちなみに8月は、3,4,5、17、18,19、25、26日相談室を開催いたしております。お気軽にお声掛けください。

 そして大会が終わって次なるイベントはこども金山探険隊です。扉に書いてありますようにお天気に恵まれたいと切望する限りです。そしてまた準備も突貫で進めていきます。今回の見学地は茅小屋金山ですから、まずは道づくりも必要。皆さんが安全に臨地研修ができるように、ちゃんと確認して参ります。さて、台風騒ぎの後は、再びの猛暑。今日も35度を超えています。引き続きの熱中症対策を。


7月30日(月)

  砂金掘り大会ミニの速報を昨日UPしたところですが、詳細を書かねばと思いつつ、この大会についての取材やら何やらがあって現在に至ります。ちなみに、多くの方にご協力いただいた砂金掘り大会ミニ、ご参加くださったみなさまは楽しんでくださったご様子。そして中止を受けてご参加を断念された方にはとにかくも残念という思いが広がったようですが、来年も7月最終週末に開催いたしますので、是非、今から予定をしていただき、今からその日はお天気になるように祈っていただきたいところです。詳細は次に送るとして…

 大会以外の博物館の一日に着目。実は、大会であったはずの日の前日から、学校大会にも参加予定だった地元・峡南高校のインターンシップ研修が始まっていました。ミニ大会の日はJR身延線が運休だったため、博物館まで来ることができず、ほとんどの生徒が大会自体を経験していないという状況になってしまいましたが、なんとか昨日やってきた5人の男子生徒は競技に出ることもできました。今日は研修3日目で、3日で終了の研修なのでつまりは最終日。大会の小物の片づけやら何やらを手伝いながら終業の時間を迎え、帰るときにぽそっと一言、「来年の大会、予定できたら来ます」と笑って帰っていきました。一番おとなしい男子生徒だったので、「楽しかった」という言葉が少し意外でしたが、こちらとしては嬉しい一言です。仕事は楽しいことばかりではないけど、楽しみながら取り組むことが大事。研修最終日の生徒達にはそんな言葉を送りました。

 それぞれが日程がばらばらなのでまだしばらく高校生の研修生の姿を見かけると思います。また接客業務を体験してもらいますが、本当のお客様をお相手に実践させるので、そういう意味ではお客様には多少のご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、是非とも温かく見守っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。


7月29日(日)

  本日2回目の更新です。さて、無事に朝10時から、砂金掘り大会ミニ開催いたしました。悪天候で開催自体は中止になり、非公式ミニ大会となったというのに、なんと120名のご参加の方がおいでくださいました。そして、いつものことながら博物館応援団Au会の皆様のおかげで、設営から始まって会場整備や片づけまで。そして一番楽しくも大変な、砂金回収の作業までこの日記を更新している今現在(午後3時)も、諸々作業をしてくださっています。

 しかしながら、この砂金掘り大会、ミニになったからといって何か簡単になるわけでもないことは、わかっていたはずでしたが、今回いろんなドタバタの中でよく学習しました。

 さて、そんな砂金掘り大会の速報です。

フラットパン部門では桑形和樹さん、マイパンニング皿部門では井村智子さん、

ジュニア部門1位が冨田朱菜さん、2位は古賀咲津希、3位が大森俊英さん、男女一般の3位が木村伸之さん、2位が紙中緑香さん、1位が坂本雅和さん、そして同部門の1位同士が頂上決戦で戦った結果、総合優勝は坂本雅和さんとなりました。

 競技時間も正規10分のところ、7分間に短縮し、かなりコンパクトにしたつもりでしたが、内容はかなりなボリュームとなりましたが、これだけのことをできたのは、やはり外部の応援があったればこそ。本当にありがとうございました。

 まずは速報まで。


7月29日(日)

  台風12号の影響も大きくなく、今朝を無事に迎えることができました。博物館駐車場も一時は大水であふれかえる時間帯がありましたが、周辺の道路状況をみると、国道300号線も規制解除され、被害も特になさそうです。とはいえ、おいでになられる際は、道路状況や周辺状況をよくご確認のうえ、十分にお気をつけていらしてください。

 さて、本日ミニ大会予定通り開催いたします。本大会参加申し込みから日曜日に延びてもご参加出来る方が基本的にエントリー。大会参加のためここまでおいでくださった方が、少しでも競技砂金採りを楽しんでいただけますよう、これから突貫で会場準備です。結果はまた後程UPいたします。

 


7月28日(土)

  今日の当館の砂金掘り大会は中止になりましたが、台風の影響が時間がずれ込み、さらに進路が定まらないということで、皆が悩んでいるところですが、とにかく深刻な被害にならないことを祈るばかりです。明日の非公式ミニ大会は開催準備を進めておりますが、これも今夜台風の影響が大きくなければ…。今日、本大会のために遠方よりおいでくださった応援団の皆さんも、ミニ大会の準備を手伝ってくださいました。しかし、現時点では(午後7時)JR各線は運転見合わせでもありますし、開催できるかどうかは、今夜台風の状況次第となります。ニュースでも運休や通行止めなどがすでに出ていますから、くれぐれも十分にお気をつけてください。


7月27日(金)

  昨日まで、大会開催の方向で準備を進めていましたが、扉にもありますように、砂金掘り大会当日の台風情報を確認したところ、ピンポイントで雨が集中的に降る予想となっておりまして、主催者としては苦渋の決断ではございますが、残念ながら明日の全大会を中止と決定させていただきました。

 楽しみにしてくださっていた皆様には大変申し訳ございませんが、ご理解のほどお願い申し上げますとともに、これに懲りず、是非来年もエントリーしていただけますよう、お願い申し上げます。

  なお、土曜日の荒れ具合や、交通網の乱れがどの程度になるのかが明確ではありませんが、夜中に台風が抜けていく予報でもありますので、日中雨が上がっている場合は、大会参加のためにすでに現地入りしている方のために、大会の雰囲気や競技を楽しんでいただけるならと考え、非公式ではありますが「砂金掘り大会ミニ2018」を急きょ設定いたしました。

 日曜日午前10時からミニ大会スタートを予定しています。そもそも砂金掘り大会に参加しようと思ってくださる皆様、なかなかの強者たちとみております!ですから、「出来そうなら、やればいいのに~」「やるなら出るよー」、そんな意見もあるのではないかと思いまして、せめて皆様に楽しんでいただける機会が少しでもご提供できるなら、と思い考えました。

 ただし、明日の状況がどうなるかはわかりませんので、あくまでも、日曜日の周辺の道路状況など問題がない、とご判断いただける中で、ご参加なさる方はお越しいただければと思います。おいでくださった方は受付をしていただき、エントリー。競技は、10㎏通常の男女一般部門の重量バケツのみ。もし小中学生も10kgです。

 本大会より、テントミニ、競技フネの数も少なくなりますが、競技スタイルは変わりません。本大会と全く同様のルールの中で来年の砂金掘り大会に向けて腕を振るっていただければと思います。一応ミニとはいえ、競技が開催できた暁には、本大会よりもミニになった優勝賞品と賞状を用意しております。

 なお、日曜ミニ大会の開催については、予定通りか否かはHP扉にてUPしますので、またご確認いただきたいと思います。

とにもかくにも台風という予測のつかない原因だったとはいえ、二転三転してこのような結果となりましたこと、全ての関係の皆様に改めて深くお詫び申し上げますとともに、引き続き、ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。


7月26日(木)

  大会事務局から本日2回目のお知らせです。台風12号の影響により砂金掘り大会の開催について検討した結果、第18回砂金掘り大会及び第15回砂金甲子園を28日(土)に同日開催することに決定しました。大会中は天候の影響で競技を中断する可能性もありますが、参加される皆様のご理解ご協力をよろしくお願いいたします。なお大会当日は、台風情報、道路情報を確認いただく中でくれぐれも無理をなさらないようお願い申し上げます。


7月26日(木)

  週末の砂金掘り大会に向けて準備を進めていたところに、台風12号のニュース。みなさまもお気にしてくださっていると思いますが、どんなイベントも、お申込みくださっているお客様の安全が第一ですので、決して無理はしない方向ではおります。現在、天気や速報を見ながら運営事務局では検討を重ねておりますが、扉にも書きましたように、本日午後6時以降に開催の可否につきまして発表させていただきますので、もうしばらくお時間をいただきたいと思います。


7月24日(火)

  多くの方にお申込みいただきました砂金掘り大会、定員に達したため、本日申し込みを終了いたしました。ご参加申し込みしてくださった皆様、土曜日の当日をお楽しみに!

 ということで博物館年間最大イベント・砂金掘り大会。博物館では突貫準備中です。仕上がり具合は…?50%道半ば!間に合うのか!?間に合わせます!!と強く言いたいところですが…。毎年のことですが実はいつも不安…。いろいろ足りないんじゃない?あーやっぱり足りなかった!と。しかし、当館イベントモットーは「前回の不具合は是正する」。なので、事業報告を読み、記憶をよみがえらせながら準備して、それでも終わって振り返ってみれば毎年反省があるわけで…。

 館長ブログにも大会準備の様子がつづられていますからご覧ください。背後から「そんなことしちゃだめです!館長!!」と大声がかけられているにも関わらず、館長もスーツで砂作業を手伝ってくれたりしているのです。それは館長ブログには書いてありませんが。

 が、しかし、大変な作業をしているのはスタッフだけでなく、博物館応援団の皆さんも気にかけてくださり、AさんやIさん、長野から来てくれるMさん、Kさんといろんな方が用意をしてくれています。先日も大会で毎年司会をしてくださっているAさんが一日「休みになったからー」と貴重な時間を一日つぶして、砂金をつぶす作業をしてくれました。あ、気づいてくれました?掛詞です、はい。

 当館の大会砂金は大会用に砂金の形状を整えています。この砂金の数がまた半端なく2000粒以上。熔かして、ハンマーでトンテントンテン…するわけです。これが地味でまた大変。おかげさまでなんとか砂金の数は間に合いそうです。

 MさんやKさんは当日の砂処理のためのスコップやテミの準備など、Iさんは砂を乾かしたりバケツに砂を図ったりと、皆さんいろいろご用意くださっています。ちなみに今大会の使用バケツ数約600、砂の総重量約3t!本日、バケツに砂を移し替え中ですが、通常ご来館くださるお客様のご対応をしながら、その他諸々業務を処理しながら合間にするので、中々にあわただしく、加えてこの暑さです。

 なぜそこまでして大の大人がいろいろするのか、それは、当事者が大会を楽しんでいることはもちろんですが、毎年楽しみにしてくださっている多くの皆さん、そして未来を担う若者たちがこの大会を楽しんでくれるからです。実際に、学校交流戦卒業し大学生になっても毎年参加してくれているメンバーもいますが、”学校の中で生徒としての義務”から離れて、自分の選択肢として、大会に参加することを決めてくれているわけですから、イベントを作ってきた大人たちにとっては、それは本当にうれしいことなんです。だから、今年も「楽しい場」を提供できるよう頑張るのです。だから、当日はその場の皆さん全員が思いっきり楽しんでください。

 さて、当日もこれまでと同様の暑さが予想されますので、十分に塩分水分補給の対策を講じておいでください。今年は日陰を作るべくテントも多めに用意しております。

 なお、大会の二日間は、博物館は通常開館しておりますが、博物館駐車場は会場となるため利用制限がありますので、皆様、お車はリバーサイドパーク駐車場にお留めください。また、館内砂金採り体験室は3基の水槽のうち、1基は大会練習用水槽として開放いたします。チケットご購入のお客様とは水槽をお分けしておりますので、ほかの水槽を使わないように館内スタッフと張り紙の指示に従ってお互いマナーとルールを守ってのご利用をお願いいたします。

 さ、大会までカウントダウン。残り準備50%!当日皆さんの笑顔に会えることをスタッフ一同楽しみに準備を進めます。


7月20日(金)

 Kです。

 毎日茹だるような暑さが続いていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?博物館では、夏のイベントの準備等で少しずつ慌ただしくなっておりますがおかげさまでスタッフ一同元気に過ごしています。

 さて、宮本先生の化学実験教室が先日終わり、夏のイベントシーズンが到来しました。化学実験教室の次は今月末に行われる湯之奥金山博物館の最大のイベント、砂金掘り大会です。スタッフとしてはもちろん初めてですが、個人的にも初めて見る、参加する大会なので、正直わからないことだらけです。ただ、博物館スタッフ1年目は大会に選手としてもエントリーするとのことなので、ここだけの話ですが、一応優勝目指して頑張ろうと密かに思っています。そのため、秘密の特訓をしようかなと思っています。

 ということで、今月末、つまり来週の土日は砂金掘り大会です。一般大会に参加される方、学校大会に参加される学校の皆さん、日頃の精進の成果を発揮して正々堂々チャンピオンを目指しましょう!!!


7月15日(日)

  毎日毎日みんな参ってしまう連日の猛暑。7月の3連休の中日も暑かったですが、そんな中、博物館においでくださったお客様、ありがとうございました。そして、第10回化学実験にご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

 今日の化学実験は開成学園中高の宮本一弘先生が講師を引き受けてくださってから今年でなんと10回目。この10回目を記念してすべての授業の最後に「金(GOLD)」にまつわり実験も見せてくださいましたよ。

 1時間目は、金の色の秘密について、2時間目は金の性質について、3時間目は「金がなくなる!?」。どの実験もみんな驚きの表情で見ていましたが、なぜ金色なのかは、保護者の皆さんも「へ~~~~」とずいぶんと感心していた表情が見えました。そして、最後の「金がなくなる」実験では会場の子供たちが「もったいなーい!」、「えーーーーー!」と声を上げながら見ていたのが印象的。たとえそれが自分のものでなくても、やっぱりそれが「金(GOLD)」となると、子どもたちはそういう反応になるんだな、と素直な感情の子供たちがちょっと面白くほほえましくもありました。

 さて、じゃあ、本編の実験はどうだったかというともちろん!わかりやすく丁寧な宮本先生の解説ですから、みんな身近な化学を理解しながら、ちゃんと学んでいましたよ。授業の最後には宮本先生と記念写真を撮ったりするご家族も数多くいらっしゃり、子どもたちにも大人の皆さんにも大人気。

 さて、その授業ですが、光の不思議を知る実験、そしてペットボトルの中に雲を作る実験や雪を降らせる実験、そして昔ながらの実験だけど、意外と知らない浮き球実験や浮沈子を作る実験など、もりだくさんの3時間。 帰りには、化学の小冊子やクリアファイルやバッジなど、たくさんのお土産をもらって、そのあとはまだ明るいので多くの子供たちが砂金採り体験も楽しんでいきました。さらに、博物館で配布していたカブトムシの幼虫も、かなりのお子さんがほしがり、カブトムシの幼虫も里子に出ました。そんな充実した一日を過ごして子どもたちは大満足のようでした。親御さんもお付き合いは大変だったでしょうが、一緒に学べばまたお家で楽しめます。是非、やってみてください。

 こうした化学の体験を通して、化学に、そして勉強することが楽しい、いや、楽しい勉強の仕方を子どもたちに知ってもらえる機会になれば、当館としても、そして講師の宮本先生もとっても嬉しいわけです。余談ですが、この実験の授業の中で宮本先生はいくつかの注意事項をおっしゃっていましたが、ボクが話をしている時はこちらを向いてください」というのは、「人の話を聞くときはちゃんとその人に向き合う」ということ、「お家でこの実験をするときは、この部分は大人の人にやってもらってください。ひとりでやらないこと」というのも、自分を過信しない、ということに通じますよね。そう考えると、勉強だけでなく、すべての経験がその後の経験と学習になって、それは普段の生活にも通じていくことにもなります。たとえば「挨拶をしっかりする」とか基本的なこととかに。

 多くの先生方のご協力をいただきながらいろんな事業を展開している当館ですが、モノづくり教室や化学実験教室など、こうした、子どもたちが学習する場に立ちあっていると、先生方のそういう子どもたちに対しての思いなどもひしひしと伝わってきます。

 とにもかくにも「来年も是非やってください。楽しみにしています」という感想がたくさん寄せられている化学実験教室。次年度も、宮本先生においでいただけるよう当館ではお願いしておきます。宮本先生、是非よろしくお願いいたします!!

 ということで、夏休みはこれから!博物館次なる大イベントは砂金掘り大会です。多くの皆様にお申し込みいただいておりますが、まだまだ受付中。多くの皆様に楽しんでいただきたいと思います。砂金掘り大会についての諸々お知らせかたがたの内容はまた次の日記で。。。

 


7月13日(金)

 Kです。

 一昨日の7月11日に内山金山とこども金山探険隊で登る予定の茅小屋金山の経路確認に行ってまいりました。

 先日までの大雨の影響が心配され、当日の天気も気になるところでしたが、終盤に雨に降られたものの、幸いにも出発時は暑いくらいのいい天気となったので無事に登ることができました。

 さて、登山開始直後に遠くの正面に見えるのは今から目指す内山金山の大ガレ。「え、遠くない?」と一瞬思いましたが、すぐに「よし、やるぞ!」という気持ちになりました。

 小さな堰堤を歩いて川を渡り、最初に目指すは茅小屋金山。行ってみての印象としては、大人であれば大変ではないけれど、子どもだとちょっと大変かな?という印象でした。一歩間違えれば滑落してしまいそうな石がゴロゴロしている斜面や、ロープを使わなければ登れないような場所もあり、子どもたちにとっては冒険になりそうな箇所が何か所かありました。こども金山までに整備が必要かな?という感じでした。

 そして、茅小屋金山を過ぎて内山金山のスタートラインに立ちました。ここからが本当の戦いでした。内山金山の印象は、果てしない急斜面という印象です。どこまで直登するんだ、というくらいに急斜面を登り続けました。しかし、その登った先にはたくさんの遺品の数々や、約500年前に積まれたと思えないほどきれいな石垣など、多くのものを見ることができました。また、大きな下臼を斜面からテラスまで協力して上げた時にも大きな達成感を感じられました。行くのが大変な分、多くのことを得られた経験になったなぁと感じました。

  ここで私事ですが、茅小屋はほぼ通過しただけで、内山もすべて見たわけではないですが、一応今回の登山で湯之奥金山遺跡の三金山遺跡すべてに足を踏み入れました。まだこれからも何度も登ると思いますが、そのたびに一つでも多くの発見ができるようにがんばります。


7月9日(月)

 夏休みが目前に迫ってきて、いよいよ今週末から夏休みスタート。皮切りのイベントは宮本先生の化学実験教室。今年も申し込み状況は大入り。たくさんの子供たちに身近な不思議を体感して学んでほしいと思います。お楽しみに。そして館内では同時に砂金掘り大会の突貫準備が始まっています。これも毎年恒例のことですが…。今年はいつもより早めに駐車場利用制限の案内サインを各所に付けました。大会両日は、博物館駐車場が会場になりますのでお車はリバーサイドパーク駐車場をご利用いただくようお願い申し上げす。そして、先の日記に書いたように、大会の内容も若干リニューアル。フラットパン部門は先着順です。出たいと思う方はお早目にどうぞ。そして、マイパンニング皿部門。手作りでも愛用の既製品皿でもどちらでも参加可。そういえば、数年前、マイパン部門で、カップ焼きそばの容器でパンニングしたつわものもいましたね。名付けて”焼きそばパン”。そんなことで、結構どんな皿でも参加可能です。ちなみに、7kgですからあまり小さいものだと大変かも…?こちらも先着20名までですので、お申し込みはお早目に。

 しかし今日はとても暑い日でしたが土が湿って蒸気が立ち上ったせいか、夕刻、博物館から見える五老峰に大きな虹がかかっていました。それはそれははっきりと大きな虹でした。しかし、そんな悠長なことを言っていられない程の深刻な被害をもたらした西日本の集中豪雨。当館に関わる方が多く住まわれている地域でもありますが、映し出される映像は自然の脅威を見せつけるものばかり。ライフラインの復旧もすぐにというわけにはいかない状況であることも容易に察しがつきます。いずれにしましても、被害に遭われた地域のすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。 まだまだ危険が去ったわけではありませんので、該当の地域の皆様が、くれぐれもご安全にお過ごしくださることをお祈り申し上げます。


7月4日(水)

 7月に入り、とっても気ぜわしい季節がやってきました。もう少しすると気持ちだけではなく身体もせわしなく動くようになります。そうです。夏イベントが目前に迫ってまいりました。

 おかげをもちまして、いずれのイベントも好調に申し込みを受け付けております。なお、化学実験教室は一度定員に達しているため締め切らせていただいておりますが、キャンセル発生しておりますため、3時限目のみなら、あと2人ほど受付する余裕がございますので博物館までご連絡ください。なお、化学実験教室にお申込みいただいた方には、昨日、参加要項を発送させていただいておりますので、遅くも明日、明後日にはお手元に届く予定ですので、持ち物などご確認の上、当日、お気をつけてお越しください。もし申し込んでいるのに届かない、という方は大変お手数ですが、博物館までご連絡ください。

 さて、砂金掘り大会もいよいよエントリー連絡くださる方が増えてきています。ぜひ、今年も皆様のパワーと元気をください。関係者の方々もお手伝いのお申し出くださって、本当にありがたい限りです。まだまだ参加受付中。今年の部門は、例年通りのジュニア部門(小中学生)、一般部門(高校生以上の男女)の2部門です。

 一般部門で上位20人がスチールパン使用の決勝戦に進み、一般部門の第1位が決まります。ここでジュニア部門の1位と、1対1の頂上決戦を行い、今年の総合優勝者が決まります。誰が「平成最後の砂金掘り王」になるのか!?これから本番までの約一か月、日々の鍛錬を怠らぬよう頑張ってください。

 さて、本戦とは別に、半分お遊び部門のマイパンニング皿部門は限定20名で同時受付。本戦では使えない違う形のパンニング皿や、自作のパンニング皿など、とにかく”マイパン”を使っての競技。優勝者には、マイパントロフィーを差し上げます。なお、優勝したマイパンは2回優勝で殿堂入りとなります。

 ということで、昨年マイパン部門で優勝した灘のN先生が使うフラットパンは、マイパン部門では2度の優勝をしているので殿堂入り。じゃあ、力をふるえないのか、というお声が出る前に今年新設!「フラットパン部門」。自作でも正規品でもフラットパンなら可能。まずは先着10名まで。もしフラットパン自作者が増えたら、申し込み状況に応じて競技できる人数を増やします。ただし、自作される方は、皿のサイズが直径50センチ以内で作成されるようお願いいたします。なお、参加したいけどフラットパンを持っていない、作る時間もない、という方は当館のフラットパンを貸し出しますので、こちらも多くの方の参加をお待ちしております。優勝者には素敵な何かをご用意いたします。なので、今年は「あなたのお皿はな~に?ゲーム」はお休みします。もし復活を望む声がたくさん寄せられたら復活します。

 とにもかくにも、イベントはお天気が半分左右するようなものだから、まだまだ気が早いですが、雨は百歩譲ったにしても、台風など暴風雨だけはなんとしても避けたいので、今から空に願いつつ、準備を進めます。皆様どうぞよろしくお願いいたします。


7月1日(日)

Kです。毎日暑い日が続いていて、噂によると梅雨が明けたなんてことも聞きましたが、皆様はお元気でしょうか?私は元気です…

 さて、昨日は品川で行われたゴールドフェスティバル2018へ参加してきました。私は今年度からの配属なので、もちろん参加したのは初めてだったのですが、『金の祭典』って聞いただけで、なんかすごい催しなんだろうなぁと抽象的には思っておりました。

 実際に参加してみて、やはりすごかったです。当館では臼の展示や比重についての展示と物販、チラシやパンフレットの配布を行いましたが、当館のブースの正面には本物の金塊と銀塊が…。12㎏の金塊と30㎏の銀塊はあまりにも迫力がありすぎて、私も持たせていただきましたが物質の重さとは違う、落としてはいけないというプレッシャーの重さも感じることができました。

 このほかにも、アンティークコインや、金を使用した小物などの販売をしているブース、金の積み立てや投資についてのブースなど、さすが『金の祭典』だなぁと感じるイベントでした。

 そして、なにより当館のK学芸員が今年も講師として参加いたしました。なんと順番が第1部の最初、つまりトップバッターだったのですが、声だけ聴いていた感じだと、緊張している様子もなく流暢に講演していて「さすがだなぁ」と感じました。

 半日ではありましたが、今回もたくさんのお客様に興味を持っていただいて、「行ってみたい」や「おもしろそう」という声をいただけたので、良いイベントになったなぁというのが最終的な感想でした。「もーん父さん」も「イーサキングさま」に会えてとても喜んでいましたし。

 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。今度はぜひ博物館へお越しください。

 


6月29日(金)

 梅雨の中休みでしばらく蒸し暑い日が続いていますが、また少し崩れ始める模様。降らないと困るけど降れば災害につながるような降り方、昨今の雨は油断できませんが、それぞれ気を付けていきましょう。

 さて、明日の土曜日30日は、ゴールドフェスタ2018に身延町・湯之奥金山博物館・もーん父さんが会場の品川までお出かけします。入場は事前申し込みなので〝ふらっと立ち寄る”ことはできませんが、お申込みされた方、金に関わる豆知識的なものはもちろん、投資の話も聞けたりしますし、金にまつわる川柳なんかも発表されますし、ゴールドにまつわる興味深い話がもりだくさんですので、ぜひ、せっかくの機会、楽しんでくださいね。当館K学芸員は、金にまつわるエトセトラと題して10分少々の歴史部門のトークセッションに登壇しますが、K学芸員いわく、うちのヒカリモノっていったら甲州金しかないよねーということで、甲州金についてぴょろっとお話しさせてもらうつもり。

 そんなこんなで、身延町ブースではもーん父さんがお出迎え。そして鹿児島県伊佐市から、毒舌切れ者・イーサキング様もご登壇。なんつってもキング様はお話しできますからね。すばらしいトークの切れっぷり。ということで、諸々イベント盛りだくさん。身延町ブースでは金っぽい商品の物販もありますので、ぜひ会場においでの際はお立ち寄りください。お待ちしております。

 そして、博物館からお知らせ。もんちゃんフェイスブック、ツイッターでもお知らせしていますが、応援団の方からカブトムシの幼虫をもらいました。おひとりさま最大4~5匹までですが、観察して大事に育ててくれる方にお譲りしますので、ご希望の方は博物館スタッフにお声がけください。ちなみに、博物館に虫かごなどはありませんで、ビニール袋で少し土を入れてお渡しするので、もし、この記事をみて「ほしい!」と思った方は、ご来館の際に、虫ケースと生育用の土をご用意してお越しくださるとよいですね。最近は百均でもケースや土は販売されているようですから、初期投資はそんなにかからない…かな?

 ということで、この週末も金山博物館へ、そしてお申し込みくださった方はゴールドフェスタでお会いしましょう。

 


6月24日(日)

 今日は久間先生のモノづくり教室「迷路探査ロボットを作ろう」が開催されました。定員8名のところ年齢層幅広く13人のお申し込みをいただき、そしてもちろん結果は大盛況の大成功。きめ細かい先生の指導で、何が危い作業でに気を付けなければいけないのか、基本的な心構えや作業、そして、ねじの締め方やパーツの名前など、約3時間の教室の中で、初めて知ったこともたくさんあったようです。その「初めて」の一つが「ガスハンダ」。どうやって熱を伝えるのか、どういう仕組の機械なのか、説明の後、最初は戸惑っていた様子のおともだちも、久間先生の指導の元、練習を何回かして慣れてきたところで、ロボット本体を動かすための重要なハンダ作業に挑みました。

 はんだを当てて「1,2,3,4,5」。はんだが溶け始めて「1,2,3」。はんだを離してコテだけ当てて「1,2,3」。そんなテンポの作業が、意外になかなか大変だったようですが、少し難しい作業を通して、みんなモノづくりの楽しさを垣間見た様子が、アンケートの意見からも伝わってきました。

 久間先生がいろんな説明をしてくださる中で、終了時間が押してしまったことを「いやー、大変皆さんに申し訳なかったです」と言っておられましたが、そんなことはみんな気にしていない様子で、閉会式の後も久間先生が持ってきてくれたロボットを操作したり、話を聞いてみたりと楽しんでいかれました。

 先生もまた第2弾もとノリノリで計画してくださっていましたので、是非、次の機会のモノづくり教室も楽しみにしていてください。また今回申し込みたかったけど来ることができなかったというおともだち、お見逃しなく!ということで、本日の工作教室、まずはご報告でした。


6月20日(水)

 昨日の晴天とは打って変わって今日は雨です。全国的に強い雨が予想されていますので、皆さんそれぞれに気を付けましょう。さて、水曜日なのに更新されてるよ?と思われた方もいるかもしれませんが、まあまあ気にしないでください。実はちょっと展示替え、といいますか、3月末までの臼の企画展で展示していたものを、日曜日のモノづくり教室に合わせてお片付けしているのですが(今更?とか言わないように)、収蔵庫にしまうのではなく、展示室に常設してもいいよね?と自問自答。ということで、ちょこちょこ、2階に運んでは、とりあえず展示を増やしたり、配置変更をしたりしているのです。そんな中、「どうしても今日にツアーを組んでしまって…」というお客様のお問合せをいただいた団体様がお見えくださるので、その間だけ在館しているので、ついでに日記も更新しよう、とあいなっているわけです。

 しかし、外の雨はかなりの降り。今日、一日集中豪雨と言われている地域、そして先日の地震の件もありますし、また雨が止んだ後も心配です。それぞれに気を付けていきましょう。


6月19日(火)

 今度の日曜日はモノづくり教室が開催されます。おかげさまで年代問わず定員を上回るお申し込みをいただきありがとうございました。久間先生も張り切っておりますので、素晴らしいロボットを完成させましょうね。

 さて、そんな日常を震撼させるニュースが、月曜日朝に大阪を襲った大きな地震、テレビ・ラジオ、ネットでもその状況が具に伝えられていますが、まずは被災された皆様方にお見舞い申し上げます。

 ここのところ、とにかく世界的にも”多い”と感じられる自然災害。地震だけでなく、台風や大雨、大雪など、どれもこれも怖いですが、報道で繰り返し伝えられているのは「私たちができることとしなければならないことは備えることと、災害後の対応」。確かにそうなのですが、これもまた簡単ではないことです。西側ではまだまだしばらく余震の中にあり、皆さま不安な時間を過ごしておられ心穏やかではいられないものとお察ししますが、いずれにしましても被災地の一日も早い復旧と、皆様方の日常が一日も早く取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。


6月15日

 Kです。

 梅雨に突入して、今日の身延町は雨です。なんだかひんやりした空気で、半袖だとちょっと肌寒いかな?というくらいの天気ですね。昼夜の寒暖差が激しい時期なので、私もですが、皆様も体調には十分に気を付けて、夜はおなかを出して寝ないようにしましょうね。

 さて、6月10日の博物館日記にも取り上げられていましたが、6月9日(土)に黒川金山見学会に参加してまいりました。まず、私個人の第一印象を申し上げますと、「え、なんかめちゃくちゃ遠くない?」です。参加する前の事前情報としては聞いていましたが、予想を遥かに超えていました。アップダウンはあまり激しくないものの、登山の最後であり下山の最初である坂は、私を含め、参加された皆様の疲労に追い打ちをかけたことと思います。しかし、幸いにも天気には恵まれて、蒸し暑い気候ではありましたが、気持ちのいい楽しい見学会ができました。参加された皆様、早朝から遅くまで大変お疲れさまでした。また、ご案内していただいた甲州市の職員の皆様、ありがとうございました。

 話は変わりまして、6月12日(火)にFM FUJI様のラジオに出演させていただきました。今回は6月24日(日)に当館で開催される「モノづくり教室 迷路探索ロボットをつくろう!」を紹介いたしました。この放送のなかで、参加のお申し込みについて、「そろそろ定員です。」とお伝えさせていただきましたが、おかげさまで定員となりました。お申込みありがとうございます。なお、もしもキャンセル等があった場合にはご参加いただけますので、お気軽にお電話いただければと思います。

 


6月10日(日)

 日曜日の今日も、大勢のお客様が砂金採りに、博物館においでくださいましてありがとうございました。しかし、お天気予報どおり、今日は日中結構強い雨が降りましたね。昨日でなくてよかったと胸をなでおろすスタッフなのでした。そんな「雨が降らなくてよかった昨日」とは。そう、黒川金山遺跡見学会です。未明に降った雨は見事にやみ、日中の山中はそれこそ絵に描いたような青空とさわやかな緑に囲まれた中を歩くことができました。ひとえに「日頃の行い」のタマモノかと思います。

 さて、そんな見学会は今回、前回昨年の10月に計画されていたものが雨で中止となったことを受けて、どうしてもリベンジ!ということで、甲州市とコラボ企画として開催されましたが、甲州市窓口と当館窓口で参加受付をした総勢50名という大所帯の見学会となりました。事前の下見でルートを確定したり文化財の皆さんも大変御苦労してくださいましてありがとうございました。

 そして、当館としても久方ぶり、多分10年ぶりくらいの黒川金山。”黒川金山の道はとにかく長い!”という印象が際立っていたのですが、その記憶は間違いなかった!

 休憩を入れて遺跡現地にたどり着くまでに約3時間半歩くのですから、これはなかなかなものですよ。ただ、道は感動するほど整備されていて平坦地が続くので、まだ長距離でも楽といえるのです。ちなみに、最後は登ったと思ったら「え?これくだるの?」みたいな道があるので、少し驚きもある遺跡であるのが特徴です。

 遺跡でお昼ごはんを食べて、沢に残る大きな磨り臼や、割れた黒川型など鉱山道具も確認し、また石組で固められた特徴的な坑口など、甲州市文化財課の飯島課長さんの現地説明を受けながら、みな興味深く現地見学していました。

 しかし、当たり前ですが来たら帰らなければならないのが当然の摂理、ということで、遺跡見学の後は、再びの約3時間半の道のり。この辺りになると足の疲労もみなさんピークのようで、数人、足が前に進まないという方もいらっしゃいましたが、最終的には無事に全員下山し、見学会を終えることができました。疲れた分だけ感動もひとしお、というか、やりきった感が満載のこの道のり。けが人もなく盛況で大好評で終えることができ大変良い見学会となりました。

 また、黒川の見学会は秋口に開催される予定だそうです。今回行くことができなかったけど、ぜひいきたい!という方はチェックしててくださいね。まずは、ひとまずのご報告ということで。

 


6月8日(木)

 梅雨入りして週末の天気をとっても気にしていましたが、なんとか明日の天気は大丈夫!しかも日中は予想によると30度越え。かなり蒸しそうですが、甲州市とのコラボ企画・黒川金山遺跡見学会、開催の運びとなりまして、もんちゃんFacebookとツイッターでもお知らせさせていただいております。

 博物館集合の方と現地合流の方といらっしゃいますが、早朝ではありますが、いずれの場合もお時間に余裕をもっておいでください。なお、博物館からは庁舎バスで6時にリバーサイドパークを出発致します。甲州市までの距離、そして何より黒川金山遺跡の登山時間が長いので、少しでもタイムロスは控えたいところですので、遅刻などされませんようご協力のほど、お願い申し上げます。時間までにおいでくださらなかった場合は、大変申し訳ございませんが、お待ちせずに出発させていただきますので、予めご承知置きください。

 服装は長袖長ずぼんは当たり前、軍手類、帽子や頭巾など頭を守るもの、歩きやすい靴、おやつ、お昼ごはん、飲み物、雨具、虫よけ、タオルなど、基本的な手回り品をもう一度確認して、忘れ物ないようにお出かけください。

 見学会の様子はこのページでもお知らせさせていただきますので、お楽しみに。


6月5日(火)

 関係各所に随時お送りしながら、町内ではもーん父さんが手配りしている夏イベントポスター。「お、なんかかっこいいですね」と言ってもらっているのと同時に、もんちゃんの手配りを笑顔でお迎えしてくださる皆様のなんと大勢いらっしゃることか。ありがとうございます。昨日は下部温泉駅周辺、そしてきょうは身延駅方面と結構たくさん回らせていただきました。お邪魔してないお店もございますが、それは「うちだけ来なかった!」とかではなく、準備中の雰囲気でわざわざお呼び立てしたら申し訳ないかなと思ったからでして、また後日お伺いさせいただくので、その際はよろしくお願い申し上げます。

そんなことで、ポスターをお渡しできたお店・施設さん、ご協力ありがとうございました。またもんちゃんがしばしば歩いていると思いますが、その際はお気軽にお声掛けくださいね。もんちゃんツイッターやフェイスブックでもご紹介させていただいておりますので、是非そちらもご覧になってください。


6月2日(土)

 6月最初の週末。たくさんのお客様にご来館いただいたところですが、また日曜日もたくさんの方においでいただけますように。そんな中、館内はたくさんのもーん父さんで賑やかになっています。どういうことかって?そう、もんちゃんのフェイスブックやツイッターには既にポスターの写真が載っていますが、夏のイベントポスターが仕上がり、そして、例年のごとく、これでもか!くらいカウンター、体験室他、館内に貼ってあります。

 しかも、ポスター1枚にもんちゃんが二人。なので”たーくさんのもーん父さん”というわけです。このHPのトップページの扉にも近日中に掲載いたしますよ。今年も大変こだわりをもって館長にもご意見いただきスタッフ全員で挑んだこのポスター。なかなかの力作なんです。

 今年の砂金掘り大会の合言葉は「平成最後のチャンピオンシップ!砂金採りはスポーツだ!」

 テイストがいつもと違う、と思われるかもしれませんが、インパクトと共に「ぷっ」と笑ってもらえればそれでOK。今月中に関係各所にも配布させていただきますので、いろんなところで見かける機会も増えると思います。宜しくお願いいたします。 

 砂金掘り大会、今年もたくさんの方々にご参加いただけますよう、スタッフ今から準備頑張ります!大会は200名まで参加可能!ぜひぜひ、競技者に、応援にと自分なりの楽しみ方でご参加くださいね。その他夏イベントとしては、こども金山はもう締め切りましたが、化学実験教室はまだ若干の余裕がございます。こちらも早めのお申し込みをおすすめします。


5月28日(月)

 先週までお天気が良くて気持ちいいと書いていたのに、今は、そろそろ梅雨空のようなイメージの空が広がっています。西の方では梅雨入りの様相ですし、関東近県も週間天気予報を見る限りでは、どんより曇りマークが続くということは、そろそろという感じ。さて、そういう時期に心配なのは屋外イベント。そう、当館では6月9日に黒川金山見学会を開催いたしますので、なんとしてもここだけは晴れてほしいと願うわけです。前回も悪天候で中止になってしまって、今回の再企画。改めての募集にも、おかげさまで大勢のお申込みをいただいておりますので、関心の高さがわかります。当日はにぎやかな見学会となりそうなので、今からテルテル坊主様にお願いしておきましょう。そして6月末の「ロボットづくり教室」は引き続き、参加者募集中です。親子でご参加も大歓迎ですよ。

 さて、梅雨空が広がる季節になると、周囲ではアジサイが色づき始めます。受付のカウンターに置かれた花瓶には、薄く水色に色づいたアジサイが控えめにお客様をお迎えしてくれていますが、もう少しすると大輪のアジサイに変わっていくことでしょう。今年のお花の出来はどうかと、まるでアジサイ農家(?)のような心持ち。館長の自然観察眼には到底及びませんけど、周囲の自然観察をしながら、お仕事の合間に季節の移り変わりを感じたりしている博物館スタッフなのです。


5月22日(火)

Kです。

最近暑くなってきて「え、もう夏⁉」って感じの気候ですね。

天気がいい日が続いていてとても気持ちがいいです。

さて、先日ふと『二代目館長日記』を見ていたところ、おもしろい記事を見つけました。

それはたまたま館長が見つけたという「雲」についての記事です。

なんとその雲がディ○ニーキャラクターで有名なあの『くまのプーさん』に似ているというではありませんか。

確かに「プーさん」に似ているなぁと思いました。

ただし、私が気になったのは館長がExcelで作成したという「プーさん」の絵です。

Excelで作成したとは思えないハイクオリティさに驚愕しました。

そしてさらにすごいのは、どこかから画像を引っ張ってきたという誤解を解くために、

Excel「プーさん」を分解した画像までアップされていました。

まるでパズルです。

館長の感性と想像力をぜひ身に着けたいと思った瞬間でした。

私は普段下を向いて歩いてきましたが、今後は上を向いて歩いていき、

何かに似ている雲があったら私もExcelで絵を作成してみたいと思いました。

そんなセンチメンタルな気持ちにもさせてくれる記事でございました。

 そうそう、おしらせです。黒川金山遺跡見学会にお申し込みくださった皆様に、本日付で、当日の日程表をお送りいたしました。博物館出発が6時と大変早い時間です。また、途中合流情報など記載されておりますので、よくご確認くださいね。なお、まだ若干の受付が可能ですので、参加されたい方は博物館までご連絡ください。


5月18日(金)

 きょうは晴天ですが、週末は少し崩れ気味のようですが…。

 連休が終わって落ち着いているかと思いきや、内部ではそうでもなく、結構活動的に動いているんです。まずは今週の休館日の水曜日は、実は地元の栃代金山の現場確認調査に館長以下、Iリーダー、K学芸員、そしてKと、ご案内の地元の3名の方にお連れ頂き行ってきましたよ。

 この身延町内には、湯之奥3金山以外に川尻、栃代、常葉と6つの金山があり、それぞれ展示図録にも掲載されていますが、その詳細はほとんどわかっていないのが実情です。湯之奥3金山以外の町内金山も調査を進めていきたいというのは常なる願いであり目標。ただ、これまで、いずれの金山もかつての道や場所がわからないうえに知っている人がなかなかいないという感じだったのですが、いろんな人とのネットワーク構築とそして地元の皆さんが気にかけてくださっているおかげで、今回、栃代金山跡を訪れることができたわけです。

 短い時間なので詳細に歩き回ることはできませんでしたが、しかし、入口やこの辺りに何があったか、ワサビ田もあったということなど、そういったことを聞きながら現場を確認。しかも、短時間でありながら遺構や遺物も確認出来ました。栃代には鉱山臼も確認できないと言われていたのですが、雨で洗われて出てきたのかもしれません。確認できたんですよ!上下臼。これは驚き。チェックした遺物は写真撮影をして、さらにポイントチェックし、次に来た時に何から始めるか、どこまで確認するかなども再確認しながら、まだまだ調べたいという気持ちを残しながら、後ろ髪ひかれる思いで、下山しました。

 ご案内くださった地元の方のお宅で一休みさせていただきながら、そのお宅にも伝わる鉱山臼なども拝見させていただき、これまでまったくその存在も知らなかったので、「またこれらを調べにこさせてください!」とお願いをしつつ、博物館に戻りました。

 金山跡で遺物発見を初経験したKは、現場にいる間中、何気に石を見るとひっくり返すという行動が目立ち…。いわゆるスタッフあるあるの「金山病」です。詳細はまた『館だより』などで報告させていただきます。


5月15日(火)

 新緑が目にまぶしい季節といいたいところですが、日中の気温が30度を超えるというのももう珍しくなくなってきました。ただ、不思議なことに朝晩はそれなり冷え込むんですよね。そのせいか、風邪も流行っているようですから、皆さん体調管理には気を付けましょう。

 扉にも書いていますが、只今「黒川金山見学会」参加者募集中です。11月の悪天候で中止になってしまった黒川金山ですが、当館で開催するのも実に10年近くぶりです。久しぶりの黒川に参加者の方以上にスタッフがウキウキ。楽しみにしているところです。雨が降りませんように…。ということで、博物館からはバスで朝6時出発、博物館に来るのが逆方向という方は現地集合も可。ただし、いずれの場合も必ず参加ご連絡くださいね。

 そして、モノづくり教室「迷路探索ロボットを作ろう」も募集中です。6月というと「まだ夏休みにははやい~」と感じるかもしれませんが、あっという間に夏休みがきてしまいます。だからこそ!ここで毎年悩む自由研究を一つ片づけてしまいましょう!参加費はロボットキットの2,500円。講師はあの久間先生ですから、お話も面白いですよ。お子様はもちろん、大人もOK。定員は8名ですので、どうぞお早目のお申し込みを。


5月12日(土)

 館長こだわりの思いが詰まった身延線開通90周年記念写真展示もほぼ完成し、エントランスの壁面いっぱいに解説と写真が貼られています。昨日の夕方、NHKの県内ニュースにて、この展示のことが取り上げられ、今日も「身延線の写真は…」と訪れるお客様も何人もいらっしゃいました。

 これから10年後には100周年を迎えるはずで、その時にどのような仕掛けを作って皆に興味を引いてもらうのかということを、その時の人たちが考えてほしいと願いつつ、地元を支えてきた身延線を通じて地域の歴史をより深く知っていただきたいという思いもあります。そんなことを感じながら、解説もじっくり読んでいただければさらに面白いと思いますので、ご来館の際には足を止めてご覧ください。

 ちなみに、この大きな、しかも凹凸がある壁面にどうやってきれいに展示するかは実は、試行錯誤がありまして、そこはアイデアマンの館長が、農作業道具をうまいこと組み合わせて作ったのです。「次の壁面展示もこの方法がいいですねえ」と一つまたネタが生み出された企画にもなりました。

 博物館でそんな取材が行われていた日の午後、もう一方では毛無山の現地確認も行われていました。館からはIリーダー、そして観光課から前博物館リーダーのFリーダーが林務の方と3人で現場に赴きました。前回の4月の際には、暴風雨のためか、電線が切れ倒木が散乱する有様でしたが、連休を迎えるにあたって整備されたのでしょうか、登山道までのアクセスは難なくいくことができました。午後1時過ぎに出かけ、夕方5時に戻ってきた一行でしたが、山がきれいだったようで、Fリーダーは「ほら、展望台からの山を撮ってきたけど、つなげられるようになってるから」と嬉しそうに報告してくれたので、ご要望にお応えして、つなぎました!

ということで、邪魔な木の枝がなくなり展望台からの眺望は天気の良い日は最高です。ちょうど梅雨前の新緑でさわやかなこの季節、登山を楽しまれる方にはお勧めです。登山の苦労のご褒美は、なんといっても素敵な景色、ということで。ちなみに毛無山金山現地6年ぶりに上ったIリーダーはというと、「体がなまってて登るのはきつかったけど、現地着いたらふっと体が軽くなって、いろいろ探し回るのが楽しくって時間を忘れそうになっちゃった」と、これまた嬉しそうに言っていましたが、なんだかんだ、みんな山好きなんですね。 


5月7日(月)

 Kです。

 あれよあれよという間にゴールデンウィークが終わりました。たくさんのお客様にご来館いただいて感謝感激です。

 ご来館いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 さて、ゴールデンウィークが終わって通常営業に戻った初日はなんだか静かで、昨日までのにぎやかさが懐かしく感じ、ちょっぴりさみしさも感じますね。おかげさまで充実させていただき、配属から1か月目の私にはいい勉強になりました。たくさんのお客様に笑顔で楽しんでいただけて、ありがとうと言っていただいて今日からの活力に代えさせていただいています!そして今日からまたフレッシュな気持ちでがんばります!

 そしてもーん父さんもたくさんのお客様に会えて喜んでいます。博物館や足湯に来てくださった方、下部ホテルさんや下部温泉駅で出会ったみんな、はるばるもーん父さんに会いに来てくれたファンのお客様のこと、連休を振り返って、るんるんでお団子を食べています。連休いっぱい遊んだから今日はのんびりするそうです。

 そうそう、「もーん父さんの日常」も最新話が更新されているのでぜひご覧ください。スタッフ同士では、今度は「もーん父さんの日常」のメイキングでも作ろうかという話になっています。気長に待っていてください。

 ゴールデンウィーク明けの久しぶりの仕事で憂鬱だなぁ思っている方もいらっしゃると思いますが、フレッシュな気持ちで頑張っていただきたいと思います。私も湯之奥金山博物館からエールを送ります。

 頑張りましょう!!


5月5日(土)

 早いもので連休も明日で最終日。もんちゃん、おでかけモードで今日もこいのぼりをもって、朝からお散歩してきました。あしたもお出かけを予定しているもんちゃん。お天気が良さそうなので、遊びにきてください。連休プチイベントも最終ですよ。そうそう、明日の午前中から午後にかけてはUターンラッシュによる道路混雑も予想されますが、遊びに来てくれるお客様、お帰りになるお客様、これはこれでお気をつけてくださいね。

 そうだ、もうひとつお知らせ。もーん父さんの日常、ゆるきゃんシリーズ最終話を作成中。近日公開。お楽しみに。


5月1日(火)

 Kです。あっという間に配属からちょうど一か月が経ちましたが久しぶりに私から・・・。

 今年のゴールデンウィーク前半は基本的に天気にも恵まれ、連日たくさんのお客様が来てくださいました。宝石すくいや卵くじなどのプチイベントではお子さんたちが喜んでくれているようです。ただ、このプチイベントのなかでも期間限定の古銭レプリカは激レアなので見つけた方はラッキーです。

さて、5月3日は残念ながら雨予報。だけど博物館では雨が降っても大丈夫!!砂金採り体験は全天候型!!いつでも準備万端で皆様をお待ちしています。

 ここで、さらに博物館日記を見てくれた方にシークレット情報です。ゴールデンウィーク中で雨が降った日に受付でチケットご購入時に「雨が降ったから遊びに来ました!」と言ってください。大人も子供もなんとあの、『ひとつぶルチルクオーツ』が1人1個もらえちゃいます☆チケットと一緒にお渡ししますね!!これで雨が降ってもブルーにならずウキウキ気分☆ぜひ皆様遊びに来てください。

 追伸 Kの出演したラジオを聞いてここに来ました!って人をお待ちしています。言ってくれた方には「あ、そうですか」と言います。嘘です。とてもうれしいので割引券がなくても1割引きにさせていただきますのでぜひお越しください。


4月28日(土)

 とてもいい天気でスタートした今年のゴールデンウィーク。砂金採り体験もにぎやかにお客様が楽しんでくれています。
恒例のゴールデンウィークプチ企画も好評で、宝石すくいに夢中になるお子さんが続出、砂金採り前のちょっとしたプレゼントに大満足の様子でした。金銀卵くじも、大仏ピンバッジ(博物館でなぜ?)など不思議な景品が出る中、初日から『大当たり』が出て盛り上がりを見せていました。体験室水槽に撒かれた古銭レプリカも大人気!運が良ければ小判も出るので、多くのお客様が砂金採りを忘れて(笑)古銭探しに夢中になっていました。水槽内のきれいな石もいつもよりサイズアップで増量中です!このプチ企画ゴールデンウィーク中は毎日開催していますので、是非一度遊びに来てくださいね!


4月26日(木)

 きょうはいい天気になりました。多い人はなんと9連休という今年のGW。GW天気予報も出されましたね。今年の連休は前半は天気に恵まれ、4,5日あたりは雨が多そうな感じだそうです。ということは、屋外レジャーは前半の休みで楽しみ、後半は屋内レジャーで楽しむことがお勧めだそうです。とはいえ、全天候型の当館、晴れでも雨でも遊びに来てください。そんな連休モードがきっとどこそこ立ち込めていることでしょうが、GWのプチイベント、毎年恒例ですが当館も開催いたしますよ。

1、小学生以下のお子様にプレゼント!受付でチケット購入時、宝石すくいゲームができるよ。

石好きなお子様にはたまらない、嬉しいプレゼントです。たまに大人の方もほしいという方がおられますけど。

2、さらに、砂金採り体験をしてくれた小学生以下のお子様は、体験終了後、「金銀たまごくじ」でタマゴから出てきた景品がもらえます。不思議なものもありますが、大当たりもありますので、これまた楽しみ。

3、恒例!GWになると体験室水槽に投入される「古銭(レプリカ)」!今年も投入!採れた古銭はもらえます。

4、体験水槽に入っているきれいな石がいつもより増量!自分の砂金採りエリアで採れた石なら、もらえちゃいます。でも、自分のところのものじゃない石までとっちゃダメですよ。

5、4月28日(土)~5月6日(日)の期間中、夏時間となります(9:00~18:00※最終受付17:30)。

そのほか連休後半にもプチ企画計画していますので、お楽しみに。

 ということで、連休直前ですが、今日、博物館ではFM富士さんの取材を受けました。その様子は明日、金曜日同局ラジオ内で14:30くらいからオンエアされますので、お聴きいただけると嬉しいです。その取材を受けたのはだれかというと、4月配属の男子Kです。パーソナリティは、素敵な声でおなじみの藤原恵子さん。Kの方は、取材を受けるというのがまったく初めての経験ですから、かなり緊張したようです。その表情からはなかなか読み取れませんでしたが。ちなみに、なかなか思うように言いたいことが伝えられなかったというのは本人の弁。

 「言葉で伝えるのは難しいっす。かまないようにと思って緊張はしてましたが、ほとんどかみました。自己採点は40点くらいかな…」と自分に厳しい男子Kでしたが、誰でも”初めて”があるのです。ということで、「初めてにしては、まあまあ上手にしゃべってたんじゃない?」とIリーダーとK学芸員。

 さ、その出来栄えは明日のオンエアで。ラジオが聞ける環境にいらっしゃる方、是非聞いてください。そして、取材最後にはもーん父さんも藤原さんにご挨拶。たくさん触れ合って記念写真もとって、もんちゃんにとっても楽しい時間となりました。もんちゃんの楽しい時間は実はこの後も続いたのですが、そのことについては、また後日…。

 


4月23日(月)

 全国各地で30度を超える、もしくは近い気温が記録されたこの週末。ただ、朝晩は冷え込むんですよね。だから、お布団を薄くしようものなら、まだまだ風邪をひいてしまいます。博物館に見えた多くのお客様も「体がついていかない」という言葉を漏らしていました。連休前の体調管理、気を付けて良い休みを迎えるようにしましょう。

 さて、連休の声を聴くころにはすでに始まっている夏イベントの準備。こども金山探険隊は参加受付終了し、参加受付をさせていただいた皆様に要項をお送りしているところですので、ご確認いただきましたら、当館へご連絡ください。そして化学実験教室は目下受付中。こちらもメニューが決まり次第、お知らせさせていただきます。そして砂金掘り大会と東西中高交流砂金掘り大会。参加表明してくれている学校の皆さん、よろしくお願いいたします。同時に参加を検討している学校さん、ご連絡お待ちしております。

 そして、21日からひっそり始めている写真で紹介する”身延線90周年”、じわじわと展示スペース拡大中です。こちらも7月1日までの期間中、始まったときと終了時のビフォーアフターがすさまじいことが容易に想像されるのですが、マニアにもたまらない結構な情報量です。出月館長のこだわりが詰まった写真展示です。ご来館の際は是非ご覧になっていってくださいね。


4月20日(金)

 数日間、まるで夏のような暑さになるという予想がされているこの週末。当館では明日の土曜日から、身延線全線開通90周年を記念して、下部温泉徒歩3分、身延線おひざ元、地元博物館である当館よりお祝いの意味を込めて、写真展示を開催いたします。出月館長の綿密な設計図により、着々と出来上がってまいりました。エントランス壁面を使って案外な迫力に、作業しながらスタッフも「おーーー!!!」という感想。

 お客様が特に動き出す明日の午後3時から正式公開です。明日の午前中も何となく写真掲示の作業をしていると思いますが、仕上がりを楽しみにしていてください。写真もさることながら身延線の歴史をちゃんと解説していますので、じっくりご覧いただきたいところです。

 期間は7月1日までで、当館の企画としては久々の長期間ですが、4月24日の開館21年目を記念したこの写真展示。是非是非お楽しみください。


4月16日(月)

 天気ニュースでは、毎年毎年「今年の春は…」とか、いつもの年と違う感を漂わせるコメントが聞かれますが、今年もまた例にもれず、今週半ばには、最高気温が29度になるとかならないとか…。5月に咲くべきヤマブキもそろそろ散り始めているほど。自然の山々や周辺の緑の色づきの移り変わりはそれこそ猛スピードで過ぎていっています。

 4月というこの季節は、誰にも早く感じますよね。さて博物館も20年目を終えて、4月24日で21年目に突入します。早いものです。そんな21年目の第1弾のイベントは扉にも書きましたが「身延線90周年」をテーマにしたエントランス写真展です。来週公開となりまして只今館長以下、準備中でございます。電車マニアにはたまらない写真もご用意しておりますのでぜひ楽しみにしていてください。


4月10日(火)

 あれよあれよという間の日の経ちよう…。新年度がスタートしました、という文言はとうに使い古され、あっという間に4月も中旬。そして扉にも書きましたように、今年のこども金山探険隊、早くも定員に達したため参加申し込みを終了させていただきました。大変申し訳ございませんが、この後の受付はキャンセル待ちとなりますので、それでも、もしキャンセルが出たら参加したい!という方は、博物館にご連絡くださいますようお願い致します。

 さて、昨日は、新メンバーKと、館長以下4人で中山金山遺跡撮影と調査に行ってまいりました。実はこの調査、3月に予定していたのですが、例の雪のために行くことができず、この日になったわけです。写真撮影は天気でないと、いい写真はとれませんからね。ということで、3月とは打って変わって、とてもいい天気。朝はうすぼんやり雲がかかっていましたが、午後になればなるほど、空は晴れわたり、澄んだ空気が周りを包んでいました。Kは花粉症で目がかゆかったようですが…。

 そんな遺跡調査ですが、登山自体がほとんど経験したことがないというK。中山金山は登山道があるからといって楽ではなく、さらに調査となればもっと楽ではありません。しかも、今回は道なき場所にある坑道群。調査記録には記載されていても、現役メンバーがほとんど行ったことない場所。藪漕ぎ作戦です。とはいえ、昨年、冬前以来の久しぶりの調査ですから全員体がなまりまくり。しかし行くのです。そこに遺跡がある限り!

 ということで、久しぶりのハード登山にもかかわらず、館長もしれっと登ってきます。さらに現地を撮影をしているその姿は、著名写真家のよう!!すっごく場所悪いんですよ、実は。大変な様子がなかなか写真では伝わりませんが、本当に大変なんです。 

いやはや、それにしても登山道までの林道の徒歩時間。片道1時間、往復約2時間の時間を要する移動があったことは、今回の大いなる誤算。何のこと?と思いますよね。実は、猪之頭林道は、湯之奥から毛無山登山道までの途中の道は、ゴールデンウィーク直前頃まで冬季閉鎖してるんですよ!ここ最近、夏のように日中気温が上がるので「冬季閉鎖」などという言葉はスコーンと頭から抜けていました…。行きは「登る前に体あったまるからいいじゃーん」と言っていた館長も、帰りは「みち、こんなに長かったっけー?」。K学芸員は「ねむいよーおなかすいたよー」と、こどもと一緒。Fリーダーは疲れも見せずさくさくと歩いていきます。Kは特に疲れた様子もなさそう。とにもかくにも、無事に撮影と調査を終え、博物館に戻ったのはなんと夜の7時!ぎりぎりどっぷり暗くなる前にケガ人もなく、元気に全員到着することができました。残っていた博物館スタッフが心配してくれていたのは言うまでもありませんが…。もちろん連絡は入れていますけど。

 ということで、皆さん、この時期、閉鎖が解除されるまでは登山道入り口まで車で行くことはできません。もちろん歩けばいいだけですが、閉鎖地点から登山道入り口まで約3km。約1時間の徒歩が加わりますので、お含み置きの上、毛無山登山を楽しんでくださいね。

 さて、こうして撮影してきた写真は、これまでのものも含めて館の成果になっていくべく、諸々準備していますので楽しみに気長に待っていてください。そうそう、金山発経験のK。若いだけあって筋肉痛も特にないらしく登っている時も余裕綽々でしたが、感想を聞いてみると「意外に楽しかったです。おもしろいです。」そうで、まずは金山現場に対して好感触。中山の初洗礼を受けたKだったのでした。


4月8日(日)

 新任のKです。新年度スタートから1週間が経ちました。

 そこで遅くなりましたが先日途中までとなっていた新メンバー紹介(自己紹介)の続きをします。

 まずはIリーダーから。Iリーダーは以前にも当博物館で勤務していた実績と経験が豊富な頼れる方です。そしてリーダー就任から1週間が経ちましたが、本当に6年間のブランクがあるのか?と思うほどの働きぶりです。私(K)も頼ってしまうことが多いですが優しく教えてくれるとても優しいリーダーです。

  続いて私、新任Kの自己紹介です。意外(?)にも私は湯之奥金山博物館に配属される前はがっつり現場系の課で働いておりました。つまり、現在のサービス業とは真逆。1週間経ちましたがまだまだ半人前どころか4分の1人前にもなれておりません。日々精進できるように努力していきますのでよろしくお願いいたします。

P.S 顔は怖いと言われますが中身まで怖くはないのでお気軽に声をかけてください。

 そして最後となりましたが私(K)と一緒に博物館スタッフに仲間入りしました、フロアスタッフの女性(Tさんとします)の紹介をします。Tさんは言葉遣いや立ち振る舞いが柔らかい女性です。いまは覚えることが多く毎日が勉強の状況ですが、「私(K)も頑張らなければ!」と思うほどの努力家な女性です。Tさんの淹れるしいたけ茶がおいしいので是非飲みに来てください。

 以上新体制となって顔ぶれが大きく変わりましたが、笑顔いっぱい、気合十分で皆様のお越しをお待ちしております!!


4月7日(土)

 昨晩は荒れた天気でしたが、今朝は風は多少残るものの、お天気はよさそう。甲府で行われる信玄公まつりに、われらがもーん父さん出陣です。「もーん父さんの日常」でもお伝えしているように、ちょっぴり、ゆるキャンにはまっているもーん父さん。そんなことで、グッズやバッジを身に着けていて、ちょっぴり装いも違いますが、顔は一緒。(当たり前)。

 とにもかくにもそのほかのゆるきゃらおともだちもたくさん参加しますし、もーん父さんも楽しみなところ。日中のイベントに出たらもんちゃんは博物館に戻りますが、会場では夕刻から甲州軍団も出陣。是非多くのみなさんにお楽しみいただきたいところですので、是非お運びください。

 そしてもちろん、博物館も通常開館しておりますので、ご観覧に、そして砂金採りに遊びにいらしてくださいね。


4月2日(月)

 新年度スタートしました。博物館もスタッフの顔ぶれも一新しています。そして初めてのお仕事が多いのでみんなみんなそれぞれの立場で頑張っています。そうそう、当館の若手さんをご紹介しておかねば。

 今年度は、体格の良い頼もしそうな男性が配属されています。パッと見怖そうにも見えますが、優しい笑顔が印象的なお兄さんです。こういうサービス業は初めてということで緊張の毎日だそうですが、どうぞよろしくお願いいたします。ここでの呼び名はKとしましょう。K学芸員とかぶりますが。

 そして、リーダーとして配属されてきたのは6年ぶりの博物館復活。Iリーダー。館内の案内は慣れたもので、これまでもスタッフが不在の時にはお手伝いにきてくれていたりしたので、本人的にはそういう意味の緊張はなさそうです。ただどっぷり業務としては久しぶりなので、以前との違いや諸々を確認しながらお仕事していますよ。そしてフロアスタッフお手伝いをしてくださっている女性も1日から来てくれています。お仕事を覚えようとすごく頑張っていろいろしてくれています。ということで新年度は3人の新たな顔ぶれがあります。ご来館の皆様、そして常連の皆様、本年度もよろしくお願いいたしますね。今日のところは、さわり程度で。また後日改めて。


3月30日(金)

 桜がこんなに満開で見た目は春爛漫なのに”春らしからぬ陽気”が続いてます。今日もちょっと汗ばむ陽気でしたが、天気に恵まれるというのは、イベント主催者にとってはそれだけで半分は成功したようなもの、と言っても過言ではありません。さて、どんなイベントがあったかというと、地元身延駅にて、身延線全線開通90周年記念イベントが行われたのです。そして、われらがもーん父さんも、身延山のこぞうくんと共にお呼ばれ。会場を賑やかしに行ってまいりました。

 特製ヘッドマークを付けた臨時特急列車を、地元和太鼓チームが華やかに出迎え、司会のお姉さんの美声で電車が入ってくる様子がアナウンスされる中、近隣市町村長さんたちによる紅白のテープカット。くす玉からお祝い垂れ幕も出てきて、華やかなセレモニーとなりました。

 みのぶさんのこぞうくんと仲良くお出迎えして、乗車されていた皆さんも、特急ふじかわだけでなく、カメラを向けてくれていました。しばらくの停車時間の中、乗車されていた方も車外に出てきて駅周辺を記念撮影をしたり、短いながら思い思いの時間を臨時列車とともに堪能した後、再び乗り込み、全員を乗せた電車は甲府にむかっていきました。身延線と言えば、当館でも「身延線90周年」を記念した写真展を4月末より開催予定です。そんな写真展を含めた2018年の博物館イベントカレンダーが掲載されている『博物館だより83号』を発刊いたしました。またHPに掲載いたしますので、併せてこちらもチェックしてみてください。

 関東近県どこの桜も見ごろを迎えていますが、例にもれず博物館の桜も満開。もーん父さんも思わず桜の中をお散歩してきましたが、リバーサイドパークは河津桜とソメイヨシノが同時に満開となっています。週末もお天気はよさそう。お花見がてら博物館に遊びにおいでくださいね。


3月26日(月)

 Aです。23歳の誕生日を迎える今日この日、私にとっては甲斐黄金村・湯之奥金山博物館スタッフとして働く最後の日となりました。最後の仕事はこの博物館日誌の更新。4月からは先日の博物館日誌でもお伝えしてありましたが、故郷のS県に戻ることとなります。振り返ってみればあっという間の1年。いろいろなことがありました。日々の展示・砂金採り体験の案内やレクチャーはもちろんのこと、応援団の方に目の前の川で砂金掘りのやり方を教わったり、夏のイベントや研究フォーラム、記念講演会など開館20周年にちなんだ諸々のイベントの準備や実施、博物館展示内容のリニューアル、イベント周知のためのラジオ出演、金山遺跡調査、もーん父さん関係あれこれ…。高専に求人が来るような企業や、1年前の自分ではまず経験できなかった・しなかったであろうことをこれでもかと体験させていただくことができ、1人の社会人として大きく成長することができました。

特に思い出に残っていることは年末から年度末にかけてのラスト3カ月。もーん父さんのイラストコンテストのレイアウト、企画展の磨り臼モデル、もん父GO、現在更新中の『もーん父さんの日常』などなどK学芸員をはじめ、博物館のアルバイトさんや博物館応援団のMさんらとあれこれ試行錯誤しながら出来上がったものを見て「これが金山博物館に自分がいたということの証明になるのだ」と感慨深くなるものがあります。

もちろん、楽しい思い出ばかりではありません。良くない意味で思い出に残っていることも色々とあります。今思い返せば、そのほとんどが自分の未熟なところ、至らない部分から生じたものでした。昨年4月の働き始めのときからK学芸員に教わり続けた「自分はお客様をお迎えする立場。常に広く周りを見て、迅速に丁寧に適切に対応すべし」ということ。これは展示の案内、砂金採り体験のレクチャー、日々の業務など、お客様対応だけじゃなく普段の人づき合いでもいえることです。「自分が変われば世界が変わる」という言葉がありますが、先に述べたように、1年の最後の方に良い思い出がたくさんあるのも、きっと自分が変わってきたからなのでしょう。

 そして、博物館の応援団の方や常連さんはじめ、博物館に来て下さる多くの皆様方といろいろお話をさせていただくことができました。その中で様々なところでお手伝い・協力していただく機会も多々あり、金山博物館がこうしてあるのは、スタッフの心配り・気配りと20年という歳月のなかで培われてきた人のつながり“縁”の賜物なのだと実感させられました。

 最後に、遠くS根からではありますが、博物館のさらなる発展をお祈りするとともに皆様へのごあいさつとさせていただきます。また機会があれば(機会がなくっても)山梨に、この博物館にお邪魔するつもりです。S根・H島など各地の砂金を博物館に提供すべく、マイパンニング皿で日々精進します。1年間ではありましたが大変お世話になりました。かかわった全ての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。次に自分が博物館スタッフになっているとき、それは山梨に骨をうずめる覚悟が本当にできた時です。


3月23日(金)

 先日の雪は跡形もなく溶けました。春の雪は幻のように消え、桜の花びらがまたほころび始めまたようです。博物館の裏口にこっそり植えたヒヤシンスもつぼみを膨らませ始めました。

 そんな春の小さなかわいらしい話題もありますが、博物館には大きな話題もあります。博物館も町の施設ですから、職員の人事異動に伴ってスタッフの入れ替えがあるわけですが、今年の春はゲルマン人もびっくりの”大異動”です。(移動違い!?)まず、去年配属された社会人一年目のMの次なる部署は環境上下水道課、Aは、この一年の修練の旅を終え故郷に帰ることとなりました。ひとまず若者二人は博物館を離れます。

 そして、もう一人、3年間、博物館をけん引してきたFリーダーが異動となりました。博物館にとっては、初代館長の訃報や、諸々の事業を進めてきた激動の3年間であり、苦楽を共にしてきました。さらに本人含めてスタッフの誰一人として異動を想定していなかったので、発表された時の皆の驚きはそれはそれは…。もっとも異動は公務員の定めではあるし、仕方ないことですが。これから館として進めていこうとしていたことなど、山積している最中での交代。Fリーダーの「もう少し博物館にいたかったんだけどなあ…」という呟きに、「まったくですねえ…」としか返せないわけで…。「博物館、好きだったんだけどなあ」と続けた言葉は残るスタッフにとっては嬉しいひと言ですが。

 ただ、Fリーダーの次なる部署は観光課。博物館とは近い関係の部署ですので、そういう意味ではまた常連のお客様とは博物館で顔を合わせられることもあるかな、と思います。ちなみに、昨年、博物館からKも観光課へ異動。観光課に金山卒業メンバーが二人ってある意味すごいかも…? 早々に「夏といわず手伝いにきてくださいよ!Kと一緒に!」とK学芸員。「相変わらず人使い荒いねえ」とFリーダー。

 Aには、「島根の砂金、あと広島とかアナタ担当だからね、ちゃんと採ってきてよ」。「はい、パンニング皿買って帰るつもりでした。」。「坑道調査の時は呼ぶから」。「ええ」。「もーん父さんのマンガ、楽しそうに作るよね、向こう行っても作っていいよ」。「素材あれば作りますよ」。「戻ってきたくなったらいつでもおいで」。「使ってくれますかねえ」。「再び来るっていうなら覚悟とともにだろうから、大丈夫でしょ」。なかなか自分の言葉をうまく話せなかったAも、一年たって今はだいぶ朗らかに笑顔で話すようになった印象があります。新しい職場はまったく違う環境だということですが、ここでの社会経験、忘れず活かして頑張ってほしいものです。

 新天地へ旅立つ3人のメンバーと、こうやって一緒に業務に携わるのもあと数日。散りゆく桜の花びらのように、せわしなく毎日が過ぎていくので、その時間もあっという間でしょうが、この3月の土日はあと1.5回。リバーサイドパークの河津桜もだいぶ色づいてきました。博物館常連さんの皆様、さくらのお花見をしながら、博物館現メンバーに話しかけにいらしていただけると嬉しいです。もちろんご新規様大歓迎。春休みでもありますし、とにかく賑やかな週末になりますように。そうそう、賑やかと言えば、日曜日はもーん父さん、身延駅とイオンモールに賑やかしにお出かけです。こちらもまた皆さん、もーん父さんに会いに来てくださいね。 


3月21日(水)

 こんな天気予報の当たり方…。多くの方がそう思ったことでしょう。先週から祝日辺りは天気が大幅に崩れる、いっていた予報が見事に当たりました。結構、水曜日まで日があるから、晴れとかに変わるんじゃないの?なんてタカをくくっていたらとんでもない。なんといっても今日は祝日で春分の日。各地でイベントもたくさんあったのに、あろうことか、桜も咲いているこの時期に雪!イベント泣かせの天候と相成りました。博物館ではさすがにイベントはありませんでしたが、もーん父さんがお出かけしました。甲府の会場でしたが、昼ごろから甲府でも雪。会場は屋内だったので支障はなかったのですが、やはり客足には多少影響がでますよね。会場には、健康診断キャラクターのけんくん、しんくんや、菱丸君、市川三郷レンジャーにニーラちゃん、ちょりっすと大勢いて、会場のお子様たちと記念撮影で賑やかしていました。ちなみにもーん父さんは、マブダチのやはたいぬくんと一緒にちょいちょい遊んではちょっかい出したりしていました。

 午前中は甲府で賑やかし、午後はみのぶ自然の里のオープニングセレモニーへむかったもーん父さん。自然の里は標高も600mほどと多少高いので雪が積もっているのではと心配されましたが、予感的中。積もっていました!

 しかしお客様も屋根下でバーベキューを楽しんだりと結構たくさんいらっしゃって賑やかな様子でした。そんな中をもーん父さん、館内をめぐってみんなにご挨拶させてもらいました。小さなお子さんたちはもーん父さんにタッチしにきてくれて、歓迎してくれました。いずれにしても雪の中でもきてくれて嬉しい限りと、自然の里のスタッフさんも頑張っていました。皆さんも自然を謳歌できる自然の里、遊びに来てくださいね。芝すべりや、星空観察も楽しめるんですよ。

 そんなこんなのあいにくのお天気の祝日でしたが、帰ってきたら博物館スタッフは館長以下なんと雪かき作業!確かに博物館は積もりますけど…しかも重い側溝の蓋を持ち上げて葉っぱまで除去!寒い中、本当にみんなお疲れ様でした。風邪ひかないように…。

 ちなみに館長ブログにも今の時期しばしば気にかけて書いてくれているリバーサイドの河津桜。雪の中の風景はこんな感じでしたよ。天候回復するとあっという間に溶けてしまうなごり雪ですから、このシャッターチャンスは貴重?もっともテレビ局からも”雪と桜”の組み合わせを撮影したいと問い合わせが来たくらいですから、多くの方が撮影しているかもしれませんね。いずれにしてもこの天候で開きかけたつぼみが「きゅっ」となって、ほんの少し開花が遅くなるかも知れません。


3月16日(金)

 ずいぶんと暖かくなってきました。最近、博物館に「桜、どうですか?」と桜の開花状況をおたずねいただくお電話を頂戴します。当館の前にあるリバーサイドパークのコートには、何種類もの木々が植栽されていますが、10月くらいから通常の桜の季節を無視して小さな花をつけ続ける通称・「四季桜」、リバーサイドパーク駐車場前あたりのコート内に河津桜。そして、リバーサイド沿道にソメイヨシノがあります。

 広く身延町内でいえば、やはり身延山のしだれ桜は全国的にも有名。そういえば桜の新種が発見されたというニュースも最近ありましたが、この時期はやはり「桜」の話題には事欠きませんね。いずれにしても、身延町でも桜の種類は違えながらですが、これから約一か月半間ほどは桜を楽しむことができますので、是非おでかけください。

  じゃあ、今リバーサイドでは何が咲いているかというと、河津桜。蕾がちらほら開き始めてきました。濃いピンクの花が満開になるとそれはそれは美しいですよね。今後の気温・天候にもよるでしょうが、ぼちぼち見ごろを迎えるのは来週末以降かなあと当たるかどうかわからない微妙な予想を立てています。

 ちなみに出月館長のブログには、博物館周辺の自然が写真と共にUPされていますが、博物館周辺の桜情報も掲載してくれていますので、是非あわせてチェックしてみてください。ちょうど河津情報が掲載されていますよ。

 さて、桜情報とともに博物館での出来事。先週末10日は、当館は兵庫県猪名川町の多田銀銅山でのモノづくり教室に講師としてK学芸員とFリーダー、応援団Iさんのお手伝いをいただき現場へ行ってまいりました。「金属を熔かしてみよう」と銘打った事業で、当館に依頼されたその内容は、山金の作業を伝えながら、灰吹を体験させること。簡単にいうとこども金山2日目でやっている「灰吹・色揚げ」の出張です。関西方面では初めてのイベントということもあり、予想よりもだいぶ多い30人ほどの方が申し込んでくれていました。九州大学名誉教授の井澤英二先生のお話の後、約二時間少々の時間での灰吹と色揚げ作業。博物館ホームではなく、およその土地での作業で勝手が違うという点で、捌ききれるかどうかという心配もありましたが、参加された方も「知らなかった」とか「面白かった」というご意見をいただけて、大人もお子様も楽しんでいただけたので、とりあえず館としては十分に責務を果たせたかなと思います。

 午前中の部が終わってお昼を挟んで午後からまた場所を変えて、今度は銅の実験。絵巻に描かれている昔の方法を再現し、色の赤い棹銅を作ろうという伊藤先生の実演で行われた実験を、参加者の皆さんとともに見学させていただきました。グラグラ沸騰したお湯の中に1000度を超えるどろどろに熔けた銅を流し込んだ場合は爆発しないというのも初めて見る方にとってはとても驚きのことだったと思います。ただし、危険なことに変わりはありませんから良い子は決してマネしないでくださいね。とにもかくにもいろんな試行錯誤を繰り返して成功したという真っ赤な棹銅が出来上がるその様子はとてもきれいなものでした。多田銀銅山でのイベントの報告はざっとこんな感じでしたが、まだまだいろいろ調査してきました。が、その様子はまた後日改めて…。


3月13日(火)

 春の嵐も過ぎ、ここ数日はとても良い天気。博物館周辺もとくに大きな被害などは確認されず無事です。

 さて、3月も早半分が過ぎようとしているところですが、後半はもーん父さんもいろんな会場に引っ張りだこ。15日の木曜日は夕方からテレビ出演、17日は双葉SAのイベントに参加、といったようなスケジュールとなっています。以降のスケジュールなどはtwitterやFacebookなどを要チェック!

 ところで、最近新設した「もーん父さんの日常」ページ、作成はK学芸員と私Aでやっているんですが、基本的に作者(主にA)の趣味が端々に出ています(随分ノリノリ)。そんなわけで第4話もどうぞお楽しみに。Aでした。


3月8日(木)

 この週末は春の嵐が数日続くと…。特に金曜日は大荒れになるという予報も出ていますから、ちょっとこのところの天候を見ると”大荒れ”と言われるとずいぶんと心配になります。皆さんそれぞれに十分に気を付けましょうね。

 そんな大荒れの中、多田銀銅山で行われるイベントより指導者として博物館にお声掛けいただき、スタッフと応援団計3人でお手伝いに参ります。よく兵庫‐山梨間を往復される企画担当の方にどれくらいかかるかリアルな声をきいたところ、普通に休憩を入れて普通の時速で考えると車で片道7~8時間くらいかかるということでした。 しかし、道中のことをふと考えてみれば、同じように関西から山梨まで砂金掘り大会のために来てくれる灘の学生たちは普通電車でこの長い道のりを来てくれるんだもんなあ、と考えると、改めて「ありがとう!!」と言いたくなります。

 さて、土曜日のイベントはテント下ということだから、多少の天候には左右されないとは思いますが、少しでも回復して参加される方の負担にならなければいいなあと思うところ。雨の中、とにかくまず無事の到着。そして当日は無事の成功を目指して頑張って参ります。頑張るとは?と思ったかもしれませんが、これが向こうで何をするかというと「こども金山」と同じように灰吹きをするわけですが、時間はなんと1時間半で、有難いことにお申し込みが30人以上あるということ。こども金山でもMAX25人くらいですから、加えて慣れたホームではなく、さらに道具や器具が諸々違う中で、短時間での大人数を対応するこの作業ですから、これは我々スタッフかなり頑張らないと、せっかく呼んでくれた先方様にも迷惑をかけることになるし、湯之奥金山博物館の名前に傷がつく!ということで、とにかく頑張ってきます。

 そんな週末、博物館の体験室も全天候型、雨でもOK。企画展も黒川金山と麓金山の臼は返却させていただいたため不在となりましたが、会期延長して公開もしておりますので、ぜひおでかけください。それからHPでは、「もーん父さんの日常第3話」公開しましたので合わせてお楽しみください。

 


3月4日(日)

 3月は”去る”。早いですね。年度としてだと残すところもあと一か月ありません。年末も片づけた気がしますが、年度末も片づけなければならぬ季節。春の日差しとともに、寒かった館内もずいぶんと寒くなくなりましたよ。とはいえ、外気と館内はまた違うので、外があったかいからといって、薄着はまだまだ禁物。おいでの際は一枚必ず羽織ってきてくださいね。

 さて、今日の記念講演会第4弾が、今年度ラスト、そして20周年記念イベントととしても最後となりますが、ラストに相応しいお天気と、そして大勢のお客様にご聴講いただきました。西脇先生にはご講演の中で、古文書を題材にしながら、そこに書かれているものだけでなく、行間をどのように読むか、当時の歴史背景を視野に入れながら書かれている内容を分析すると違う側面が見えてくることを、分かりやすくお話くださいました。ご聴講された方のほとんどが「今更ながらとても勉強になった」という声をくださいました。その後、ご質問のあった方は先生に直接伺っている様子も多々見受けられ、先生はご丁寧にご対応くださっていました。また、今日は講演会と同時に、企画展「こなしのしくみ」が最終日だったので、講演後のご観覧と合わせてK学芸員やAが説明し、常設展示は出月館長が解説しと、講演が終わった後もずいぶんと館内はにぎわいました。いずれにしましても多くのお客様にご満足いただき、今年度ラストイベントを賑やかに飾ることができました。

 

そして、触れました本日最終日となった企画展ですが、出したら片づけないといけないわけで…。臼の総重量2.5トン!甲州市とふもとっぱらからお借りした臼は返却させていただくので展示からは姿を消しますが、これから一気に片づけるわけではなく、少しずつ片づけないとなーと考えていました。

 

 ただ「もう少し飾っておけばいいのに」という声も聞かれ、そういわれるとなんかまだ勿体ないなということで、スタッフと話し合った結果「ならば会期延長!」を決めました。ということで、これらの臼を見ることができるラストチャンス。次回は何年後になるか…ということで片付ける前にぜひ足をお運びください。

 もうひとつお知らせ。扉に「もーん父さんの日常」というコーナーができていたことに気づきましたか?このページ、たまーにたまーにもーん父さんの日常を4コマでお知らせするページです。今は、もーん父さん、例のアニメ「ゆるキャン△」にはまりまして、そんな日常を少しづつ紹介しますので、お楽しみに。まあ、熱しやすく冷めやすいおこちゃまなもーん父さんなので、いつ違うものに心移りするかは未知数ですけどね。


2月26日(火)

 Aです。明日28日は水曜日のため休館です。そして明くる木曜日からはいよいよ3月。ラジオでも宣伝させていただきましたが、今週末の日曜日は西脇先生の講演会を行います。予約人数にはまだ余裕がありますのでどうぞご安心ください。

 それからそれから、昨年の夏、小さな子供たちを中心に好評だった『もんちちGO』。「これ、博物館でも作れないかしら?」というK学芸員の思いで、秋ごろからいろいろアイデアを練っていましたが、このたび博物館のオリジナリティをプラスしつつ製作がスタートしました。ちなみに本日までの進捗状況は6~7割といったところ。「なるべく軽く、コンパクトに」を追及したところ、外見はなかなかオリジナリティあふれるものになりそうです。どうぞご期待ください。


2月22日(木)

 今日は2並び、ネコの日ですね。近年は稀に見るネコブームということですから多くの方がこの日をご存知かもしれませんね。この日記ではこの日のことは必ずと言っていいほど毎年触れています。だって、ネコちゃんはもーん父さんのおともだちですから。そんなもーん父さん絡みのイベント「イラストコンテスト」。ただいま、セルバさんからの身延町立図書館に移動しまして、展示されています。3月4日までで、図書館の後は、山梨中央銀行身延支店さん。巡回展示のラスト会場となります。いずれの会場も足を運ばれた際には是非目を向けてみてくださいね。そんなもーん父さんの新しい名刺も仕上がりを待つばかりとなっています。もーん父さんのPRと同時に身延町内や博物館のPRを兼ねた名刺です。舞台は「本栖湖と富士山」、「甲州いろは坂・国道300号」、「下部温泉駅」、「博物館砂金採り体験室」の4種類です。スタッフのもんちち愛とともに、写真撮影にも構図にもキャッチコピーにも、かなり苦心が費やされた”作品”ですので、出来上がりをお楽しみに。出来上がった暁には、こちらのページでも、もん父Facebook、ツイッターでもお知らせさせていただきます。

 また、各もーん父さんのイベントでもご希望の方には配布もいたしますので、もーん父さんを見かけたら「新しい名刺ください」とアテンドさんにお願いしてみてください。

 ちなみに名刺に限らず、もん父グッズは製品に仕上げるのは業者さんですが、それはあくまで最終の形に仕上げていただくところ。つまり、企画からグッズコンセプトからイラスト描きおろし、デザイン、構図、タグや台紙に至るまですべてを、K学芸員筆頭に博物館スタッフでやっております。ですから、もん父愛が溢れているに決まっています。たとえるならば、恋人同士のやり取りなら「重いんだよ…」と言われるかのごとく、愛が溢れすぎて受け止めきれないほど。

 そうそう、今年の成人式のための20thアニバーサリートートバッグ。こちらも製作にあたっては担当者の愛が溢れています。そして、先日までは残念ながら非売品だったのですが、なんと!数量限定で20点のみ、博物館で販売決定いたしました。こちらのイラストも成人式の二十歳と、博物館開館20周年をかけて、20thのロゴともーん父さんが描かれております。開館20周年の今年度のみの限定品ですよ。欲しい方は店頭にてスタッフにお声がけください。ちなみに販売しておりますのはナチュラルカラーの方です。ちょっと写真が歪んじゃってますので、もんちゃんの顔がちょっと…な感じですが。ブルーは二十歳限定です。色がはっきりしているのでわかりやすいかなと思い、同時掲載しております。そしてそして、トートバッグ以外にも、Aがしばしば触れている水面下もん父企画もお楽しみに。

 まもなく2月も終わりに差し掛かってきました。正月が終わって、小正月が終わって、節分も終わって、あれよあれよという間に寒いとは言いながらも桜の季節になろうとしています。リバーサイドパークの桜並木の蕾は赤く膨らんできました。寒の戻りがなければ、今にも勢いよく咲きだしそうな雰囲気を其処此処に漂わせて…。お天気の日には太陽の日差しも駐車場にあたるようになってきましたし、春はもうすぐという感じです。言い方を変えれば「今年も残すところ9か月となりました」と表現できます。 本当に早いですねえ。

 さて、流行のピークは過ぎたとはいえ風邪ひかないように気を付けて、暖かい春を迎える準備しましょうね。


2月20日(火)

 現在開催中の企画展、会期は3月4日(日)までですので、残り2週間をきりました。企画展の最終日には、西脇康先生の講演会を開催しますので、どうぞ皆さまお誘いあわせの上、博物館までご連絡ください。

そうそう、前回の博物館日記で「新たな展示物を製作中」と書きましたが、ついに完成しましたヨ。「重さ10kgの石でどのように鉱石をすりつぶしたのか」という疑問に対する1つの推測がようやく形になりました。ぜひ体験していただければと思います。ところで、これまた前回の話になりますが「もーん父さんのシリーズ企画」、制作快調です。もーん父さんの撮影会が夜な夜な行われていたり…。なにができあがるのか、どうぞお楽しみに。Aでした。


2月13日(火)

 昨日の夜、NHKにて企画展示が紹介され、本日来館されたお客様にも「昨日のテレビでやってるのを見ました」という方がおられました。企画展を行っているホールの入り口には、感想を書いてもらうスペースがあり「感想の書かれた花びらで木が満開になればいいなー」という心づもりでいます。ちなみに今はこんな感じ。気が付いたら枝が増えているかも?

 そして「実際に体験して理解を深めてもらおう!」という思いのもと、現在進行形で新たな展示物を製作中です。試行錯誤を繰り返しながらではありますが、近日公開予定ですのでどうぞお楽しみに。

 さて2月も折り返し地点にさしかかり、もーん父さんも本格的に活動を開始しました!日曜日は新しいお名刺の写真撮影で博物館の中や駅周辺をお散歩してきました。さらに今週15日の木曜日はJR静岡駅での観光キャラバンに、17日の土曜日は道の駅ふじかわにお出かけしますのでこちらもどうぞよろしくお願いいたします。そしてそして、もーん父さんのシリーズ企画が水面下で進行している様子。気になる方はもーん父さんfacebookのチェックをお忘れなく。Aでした。


2月6日(火)

 博物館横の駐車場にもまた日が当たるようになってきました。まだまだ寒いですが、少しずつ春の訪れを感じさせられますね。

 さて、先週土曜日に開催された『第6回金山遺跡・砂金研究フォーラム』の様子を今回はご報告します。昨年同様、館長のあいさつ&発表からフォーラムはスタート。

 神奈川県の広瀬さんは「韓国の慶州(キョンジュ)で採れた金は自然にできたものなのか、はたまた加工されたものなのか」という疑問について、金の組成を調べるという方向からアプローチ。どちらであってもとても興味深い考察ができる内容でした。次は新潟県各地の金山について発表くださった愛知県の中村さん。実際に入った坑道の写真や、川での砂金採りの様子など発表いただきました。昨年9月に開催した笹本先生の講演会で知った長野県・高遠周辺の金山について同県の宮坂さんはフィールドワークを行い、その結果を報告くださいました。

 15分の小休憩をはさんで、20年前に勤務していたギニア金鉱山での体験を発表くださった東京都の岩井さん。発表中は現地の人がパンニングに使う瓢箪や、石食いのナゲットなど貴重な資料をお持ちいただき参加者を驚かせました。

 松江高専の久間先生は、3次元計測データと当時の絵図がどのくらい正確なのか比較してみよう!というテーマ。絵図では直線に描かれている坑道が実際はグネグネ曲がっていたというお話や、12月の中山金山調査の測定結果などを動画を交えて発表くださいました。そして毎年恒例となりつつあるプレゼントの第3弾はもーん父さんの貯金箱!

 実は発表準備よりも手間と時間がかかっているとかいないとか…。トリを飾る灘の野村先生は、昨年に引き続き砂金回収率の検証についての発表。3種類のスルースボックスの性能比較を、スルースボックスの原理からわかりやすく解説くださいました。実験結果の方は性能の違いがみられなかったものの、いずれも高性能だということが実証されました。また、ポスターセッションにつきましては、博物館1階にて掲示していますのでいつでもご覧いただけます。そして同じく、1階で開催中の企画展も展示開始から一週間が経過し、内容も日を追うごとに少しずつグレードアップしています。一度来られた方も、もう一回来てみたらいろいろ変わっているかも?

 以上、Aの報告でした。


2月3日(土)

 お天気は何とか回復してよかったです。おいでくださったみなさま、遠方より本当にありがとうございました。会の締めくくりとして、今年は早川上流圏の大倉先生にご感想をいただいたのですが、おっしゃってくださったことが「いつきても新しい知見を得ることができて、かけがえのない宝物をいただけます。」と。頂戴したアンケートにもそういう声を多くいただけました。そして「時間がなくて作れない!」とおっしゃっていたのにやっぱりお土産を作ってきてしまった久間先生。今年はなんと組み立て式のもーん父さん貯金箱。毎年楽しみです、とフォーラム参加者の方にはすっかりおなじみのプチイベントのような…。でも先生無理しないでください。一人で70セット作られたそうで…。他にも、ギニア鉱山の話や坑道巡りの話など、それぞれの体験と経験に即した興味深いお話をいただきました。いずれにしましてもみなさんのおかげでまた一つ事業が無事に終わりました。フォーラムの詳細は後日お伝えするとして、来月のお知らせは3月4日の記念講演会。こちらは年度最後のイベントとなります。多くの皆様のご参加をお待ちしております。


2月1日(木)

 昨夜の皆既月食、この辺りの空はその様子がはっきりと見えましたが、皆さんご覧になれたでしょうか。月が怪しく赤く見えていたときは仄暗い程度でしたが、全部すっかり隠れたときは本当に真っ暗になりました。夜ですから当たり前といえば当たり前ですが、今まで月明かりがあったその明るさを目が覚えているから、本当に暗く感じるものですね。なんの研究もなされていなかった時代の人たちがこの空の様子を見たら、天変地異だとかこの世の終わりだとか、見えない恐怖におびえる気持ちもわかりますよね。

 さてさて、皆既月食が終わって次なる自然現象として気になるのは「気象」。そうです、寒波。各地で断水被害にあわれている方、想像を超える量の雪下ろしなどで大変なご苦労をなさっている皆様には心よりお見舞い申し上げるところです。大雪のの影響がいつまでも長引いています。そこへきて、また今日の夕刻位から雪かもと言っていますから、とにかく積もらないでと願うばかり。

 当館では土曜日にはフォーラムも開催されますし、各地では節分という日柄、関連イベントもあることでしょう。週末というタイミングでもありますから道路は多少の混雑もあることでしょう。とにかくそれぞれにお気をつけてお出かけなさってくださいね。博物館においでくださる皆様も十分にお気をつけてご来館ください。駐車場も凍結防止対応はしておりますが、ブラックアイスバーンのように、パッと見、凍っているようにはとても見えない箇所が実は凍ってた、なんてことがあるやもしれません。お車の場合も十分に安全運転でお越しください。

 そして、多目的ホールでは「企画展 こなしのしくみ」を開催中です。展示数120点の鉱山臼。収蔵点数はもっとあるわけですが、それでもこれだけの数の臼を体系的に一度に見ることができる機会はそうそうありません。105kgの下臼なんかは実に10年ぶりくらいに収蔵庫から移動させたくらいです。ホール内の説明解説などはしばらくの間、覗くたびに増えていくような感じですが、3月4日まで開催いたしますので、おいでの際は是非ご覧になっていってください。


1月28日(日)

 天気予報通り、寒いとはいえ朝の寒さが和らいで来たような気がしますが、そんな中、最近はインフルエンザが猛威を振るっている状況のようです。とにかく体調を崩さないように気を付けなければ、です。さて、かねてからお知らせしていました企画展。間に合ったの?ということですが、ええ、なんとか並べましたよ。臼。それはそれはたくさん。本日の午後からご覧いただけます。ちなみに、ちょっと足りなくても、とりあえず基本ができていればスタートしてから足していけばいいやーと思っている節がありますので、数日間、会場でちょこちょこ作業をしている姿を見ると思いますが、気にしないでください。ある程度骨子は出来ていても、現物を並べてから見ると、バランスとか空間の作り方とか、説明パネルもこれがあった方がいいな、あれも追加するか、となっていくのでそういうことになります。とにもかくにも、作りながら、個人的には臼っていろいろおもしろいなーと思っている内容なので、とにかくはやく”完成”させないと。ということで、ご来館の際にはお気軽に見ていってください。


1月26日(金)

  都内での気温が氷点下を下回ったと、連日大きく取り上げられていますが、確かにこの辺りもいつになく低い温度を記録しています。本日の朝の気温はマイナス8度。予報ではマイナス10度だったので2度暖かかった!と考えると心も軽い!?ポジティブ思考でいけば寒さもふっとびそうな…いやいや、寒いものはさむいので、扉にも書いたように、皆さん!防寒対策をしっかりとしてお仕事・お勉強に臨みましょう。

 さて、そんな中で告知にもありますように、当館では28日の日曜日から3月4日(日)まで企画展がスタートします。実に久しぶりの企画展ですが、開館20周年記念として「こなしのしくみ~鉱山臼の形態分類~」と題して、1階多目的ホールにて公開いたします。重い挽き臼を収蔵庫から出してきては並べてみて、そしてまた転がして…。「頭の中ではだいたいきまってるんだけどねー、あとはならべてみないとイメージがねー…」と一人ぶつぶつ言いながら、じっと臼を見つめ続けること数十分…。レイアウトを考えているのですが、直感的な思考回路なので、ひらめくものがあると動き出す、という、そんなことを数日続けています。監視カメラがあったら、その様子はきっとそれはそれは奇妙な生き物のように見えることでしょう。

 とりあえず、普段なら扉のところに、「企画展28日からスタート!」とか書いているところですが、書いてないところを見ると…と状況を推し測っていただけたら幸いです。ただ、安心してください!もちろん間に合わせるつもりでやってます。

 まあ企画展が無事にスタートしたらいろいろ裏話をするとして、この短時間でここまできてるんだから、えらいぞと自分をほめつつ、まずは頑張ってます。ということで、目標は、この展示をみたら臼が好きになる!そして臼の謎がより深まる!(え?深まる?)退屈しないで見ることができるような展示にしたいと思っておりますので、完成をお楽しみに。ただ、臼っておもしろいなーって思いますよ。やっぱ臼保管数日本一を自負している当館ですが、改めて臼の前に座って、磨り面とかをじーっとみていると何かこう伝わってくるものというか、想像力をかきたてるものがあるというか…。あ、やっぱり行動パターンが”奇妙な生き物”に見えちゃいますね。


1月21日(日)

 山梨県含め関東全域で22日は大雪になる恐れがあるとか。博物館でも大雪に備えた準備を粛々と進めているところです。

 さて、「準備」ということに関連して(?)現在準備しているイベント2点のお知らせ。まず、先週結果を発表しました『もーん父さんイラストコンテスト』。入賞した皆様にお送りした賞品は、無事お手元に届きましたでしょうか。応募いただいた作品は22日(月)から2月2日(金)まで、なかとみ和紙の里にて展示させていただきます。以降の展示日程につきましては、イラストコンテスト結果発表のページからご確認ください。お近くの方はぜひ、見てみてくださいね。

 そしてもう一点。今週末から博物館1階多目的ホールにて開催する『20周年企画展 こなしのしくみ』。様々な鉱山臼が一堂に会する、この博物館ならではの展示です。こちらも観覧無料ですので、博物館や足湯に寄ったついでにでものぞいてみてください。Aでした。


1月16日(火)

 皆さまお待たせいたしました!先ほど、『もーん父さんイラストコンテスト』の結果をホームページでアップロードしました。ホームページでは入賞作品15点のみの紹介となりますが、応募いただいたすべての作品は身延町内各施設・店舗のご協力のもと、巡回展示いたします。いろんな表情のもーん父さんをどうぞお楽しみくださいね。

 入賞作品の作者の方には、後日ステキなもーん父さんグッズをお送りしますのでどうぞお楽しみに!最後になりますが、たくさんのご応募本当にありがとうございました。以上、Aでした。


1月12日(金)

 連日寒い日が続いていますが、身延町では本日、今季最大の冷えこみとなりました。博物館周辺でも朝から「蛇口が凍って水が出ない!」「南京錠が凍って鍵が回らない!」などなど寒さによる一時的な被害がありましたが、館内は何事もなく平常運転です。ご安心ください。

 さてさて、来月初めの「第6回金山遺跡・砂金研究フォーラム」や「夏の4大イベント」など、各イベントの日程・内容を更新しました。興味を持たれた方や「ぜひ参加したい!」という方は、博物館までお気軽にお問い合わせくださいね。以上、Aでした。


1月9日(火)

 先日の日曜日、もーん父さんが新成人にエールを送っている頃、博物館では有料入館者38万人目のお客様をお迎えすることができました。ラッキーな瞬間に巡り合えたのは、山梨県内にお住いの松井さん。よくご夫婦で砂金採り体験に来てくださっている方で、「新年早々ラッキーだね」ととても喜んでくださいました。松井さんには記念品や花束が館長から贈呈されたほか、後日金色に輝く記念章が送られます。館長ブログにて写真このリンクは別ウィンドウで開きますが掲載されていますのでそちらも併せてご覧ください。

 さあ、次の『有料入館者39万人目』はあなたかも?ということで、「まだ行ったことないよー」という方も、「行ったことあるよー」という方も、1度といわず何度でも博物館にお越しくださいね。現在は小正月のお山飾りや、ツルやカメ、タコ(多幸とかけてみました)などを模した色とりどりの団子花が博物館内をにぎわせています。どちらも1週間~10日程度で片づけてしまいますので、お越しの際にはぜひ注目してみてください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 話は変わりますが「もーん父さんイラストコンテスト」、本日で作品受付終了となりました。この3連休の間に遊びに来てくれたお友達も、思い思いのもーん父さんを描いていってくれました。たくさんの力作、本当にありがとうございました!後日、博物館スタッフの厳正なる審査(?)を経て、ホームページなどで入賞作品を発表します。また、身延町内の各施設にて全応募作品を掲示いたしますのでどうぞお楽しみに。以上、Aでした。


1月7日(日) 

 今日もいい天気に恵まれました。そんな中、身延町成人式も執り行われ、成人式でいただいたもんちゃんへの大役!それは新成人に記念品を贈呈するというもの。無事にもーん父さん記念品もんちちトートバッグをプレゼントしてきました。さらに新成人の方に再び特典の耳寄り情報です。博物館でチケットご購入で砂金採りを楽しんでくれた身延町在住新成人の方!青トートバッグと同じデザインですが、青トートを受付で見せてくれればもんちちキャンバストート(白バージョン)をプレゼント!限定20人ですから、ほしい方は急いでください!!

 式典の後の風船もきれいに飛びましたよ。博物館でバイトしてくれている男の子も今年成人ということで、羽織袴姿で博物館に立ち寄ってくれたり、よく知っている子が節目節目に立ち寄ってくれるというのは本当にありがたいことで。いろいろ感慨深いものがあります。

 

 さて、そんなめでたい日に博物館では38万人目の有料入館者をお迎えすることができました。新春早々にいいことずくめになるように、精進してまいりたいと思います。いずれのおはなしも詳細はまた明日ということで、まずはご報告させていただきました。


1月5日(金)

 心配していた雪予報も何とか回避できた模様。お正月休みは終わりましたがまもなく3連休、日曜日には各地で成人式が執り行われると思いますが身延町でも成人式がありますが、もーん父さんもお呼ばれ。いつも成人式にはお祝いに勝手に駆けつけているのですが、今年は任務を拝命いたしましたので、ますます張り切っちゃうもーん、だそうです。依頼のお仕事ですからある意味、もーん父さんにとっては今年の初仕事。何をするのかって?それは当日のお楽しみということで。

 そんな週末、新成人のいらっしゃるご家庭では、お祝いがあるから逆にお出かけを控えるかもしれませんが、どこか行こうかなー、どこ行こうかなーと悩んでいる方おられましたら、是非当館へ遊びに来てください。

 そうそう、実は今日の午前中に日記がUPされていたんですが諸事情で消失してしまいましたので、書き直しの2回目日記なのですが、もし「ちょっと内容違うよ?」って思った方いらっしゃったら、その辺はご容赦くださいませ。


1月3日(水)

 新年開館の2日間、多くのお客さまにおいでいただき本当にありがとうございました。お正月特典のハンドタオルとおみくじ、さらに梅茶、皆様に喜んでいただければ幸いです。また、増産した福缶も両日で完売となりました。重ね重ねありがとうございました。

 

 そんなお正月の二日間、もーん父さんもおでかけに大忙し。昨日は下部温泉駅と身延駅とご近所歩き。今日も下部温泉駅で電車のお出迎えとお見送り。今日はもんちゃん号(台車)で移動していましたが、出かけた先々で、すれ違った方々顔をほころばせてくださり、これまたもんちゃん、嬉しいところでした。

 年賀状も本日博物館に到着いたしまして、皆様からのもーん父さんへの激励と応援の年賀状、しかと受け取らせていただきました。ありがとうございます。もーん父さんからのお返事は少しずつ確実にもーん父さん本人がいっしょうけんめい書いてお返しして参りますので、数日お待ちくださいね。

 さて、明日の木曜日は扉にも書きましたように振替休館です。お間違えのないように。そして、5日金曜日から通常開館となり、すぐに今年最初の3連休に入ります。サービス業でない方も、明日から、あさってから仕事始め、という方が多いことでしょう。年末年始の体のなまりをときほぐすようなつもりで、お仕事にいったら「お仕事いやーん」と思っている方も気が楽になるかも!?とにもかくにも、気を引き締めて頑張っていきましょうね。

 心配なのは天気予報だと5日あたりが冷え込んで雪?みたいなことを言っていること…。天気ばかりはどうにもなりませんが、対策はしておかねば、と心に誓う当館スタッフなのでした。なんの対策かって?もちろん”恐怖の雪溶かし”ですよ。


1月2日(火)

 新年あけましておめでとうございます。

 博物館は今日と明日の2日間、新年開館ということでお正月だけの特典満載。多くのお客様のご来館をお待ちしております。そしてもーん父さんも新年のご挨拶にご近所をうろうろしているかもしれません。見かけたら優しくお声掛けください。博物館ともーん父さん、今年も変わらずどうぞよろしくお願い申し上げます。


 

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