梁の時代(502-557)、『華林遍略』六百二十巻をはじめとし、皇帝・皇族たちが多くの大型編纂物を群臣たちに… 続きを読む: みずから子夏になぞらえること
作品のはなし
私は海の近くに住んでおり、朝起きると砂浜に出かけます。漂着物を使った作品を作るための材料を集めに行くのです。そ… 続きを読む: 作品のはなし
坂本龍一氏と『老子』
宗教思想史をご専攻の、佐賀大学の後藤正英先生が、連絡を下さいました。メッセージを引用させてもらいます。 坂本龍… 続きを読む: 坂本龍一氏と『老子』
羅振玉「扶桑両月記」を読む
昨年、刊行された『羅振玉自伝』(深澤一幸氏訳注、平凡社、東洋文庫、2022年)を読みました。昨年、深澤先生から… 続きを読む: 羅振玉「扶桑両月記」を読む
「楹聯の趣味」
「楹聯(えいれん)」というのは、中国の建物の、楹柱(入り口の両側の二本の柱)に貼ったり掛けたり、もしくは刻んだ… 続きを読む: 「楹聯の趣味」
中国古代の生物観
『列子』説符篇に、次のような話があります。 斉のくにの田氏が朝廷で先祖の供養をしたところ、食客千人が参列した。… 続きを読む: 中国古代の生物観
『律令国家と隋唐文明』
大津透『律令国家と隋唐文明』(岩波書店、2020年、岩波新書、新赤版1827)を読みました。少しずつ、日本の歴… 続きを読む: 『律令国家と隋唐文明』
人焉んぞ能く鬼神に事えんや
法蔵館文庫に入っている、佐藤弘夫『アマテラスの変貌―中世神仏交渉史の視座』(法藏館、2020年)を読みました。… 続きを読む: 人焉んぞ能く鬼神に事えんや
『南海寄帰内法伝』古徳不為
『南海寄帰内法伝』は、唐の義浄が東南アジアを経由してインドに留学した際、それらの地で仏教の戒律の実践を目の当た… 続きを読む: 『南海寄帰内法伝』古徳不為
嬉しかったこと
思い返すと、2022年は、私にとってつらいこと、苦しいことの多い一年でしたが、そのなかで嬉しいこともありました… 続きを読む: 嬉しかったこと