ZUU onlineでは昨年10月に「株式投資家がフォローすべき「 Twitterアカウント」10選 」としてオフィシャルアカウントを中心に、「資産運用・株式投資で注目の「 Twitterアカウント10選 」」として個人アカウントを中心に紹介した。紹介したアカウントのフォローを始めた人も多いだろう。今回は、投資のことを知りたいなら必須な追加アカウント10選を紹介したい。

ブルームバーグニュース日本語版「プロが最も使う情報ベンダー」

@BloombergJapan
@Bloomberg_co_jp

ブルームバーグは個人にはまだまだなじみが薄いかもしれないが、機関投資家や証券会社などのプロのファンドマネージャーやトレーダーの間で一番利用されている情報ベンダーだ。ブルームバーグメールはトレーダーの必携インフラでもある。ブルームバーグニュースはほとんどのプロがウォッチしており、レベルも高く、相場を動かすことが多い。その一部はTwitterでもフォローすることができる。

「@BloombergJapan」は、ブルームバーグの日本の公式アカウント。世界の重要なイベントがまんべんなくポストされているが、このような世界のマネーフローのようなニュースに強みがある。
https://twitter.com/BloombergJapan/status/764625713727143936

「@Bloomberg_co_jp」は、公式アカウントではないが、ブルームバーグが世界のファンダメンタルズを中心に情報発信している。

ロイター 「LINEのIPO報道もロイターが初」

@ReutersJpBiz

ブルームバーグとともに金融界で普及した情報ベンダーがロイターだ。ロイターの提供する様々なツールは、機関投資家の情報提供面でなくてはならない存在だ。

このアカウントはロイターの公式アカウント。ブルームバーグと同じように、グローバルなネットワークを利用した世界の重要イベントがポストされているため、世界の金融界の注目材料をウォッチしやすい。今年のLINEのIPOの噂などもロイターが最初に報道した。独自の情報はフォローする価値がある。

日銀などの当局のニュースも多く発信され、同社のヘッドラインでアルゴの売買が動くことも多い。
https://twitter.com/ReutersJpBiz/status/764034195094052864

モーニングスター「個人投資家も機関投資家も。投信ならここ」

@morningstarjp
@morningstare

投信格付け機関として個人投資家が投信を選ぶために使うことが多い会社。投信の運用サイドからも投信マーケティングの窓口として必須の存在だ。Twitterでは二つのアカウントで情報発信しており、「@morningstarjp」では、株式速報ニュースなど国内外の投信・株式ニュース等、資産運用情報を発信、「@morningstare」では、モーニングスターがyahooファイナンスで発信している株やFXの情報を流している。

QUICK Money World「かつては市場を動かす影響力を保持」

@QUICK_QMW

日本経済新聞社グループの金融情報サービス会社であるQUICKが提供する、投資・金融情報サイトだ。ベテランの証券マン、投資経験の長い個人投資家なら誰もがQUICKのお世話になったことがあるはずだ。証券コードは、昔はクイックコードとも言い、インターネットなど無い時代に株価のリアルタイムフィードをしている端末はクイックくらいしかなかった。

日本株においては、日経グループのクイックの情報は、市場を動かす大きなインパクトを持っていた。今でこそ、情報提供の役目をインターネットやブルームバーグやロイターに奪われつつあるが、日経電子版や日経産業のニュースをピックアップして配信するほか、ネットで注目されているBUZZワードやアノマリーなどを配信している。業績については、クイックコンセンサスというデータを持っているので決算などでは使い勝手のいい自社サイトへリンクしている。

TDnet適時開示情報「公式ではないが便利なbot」

株式投資を始めた個人投資家なら、上場企業の株価が開示情報で動くことが多い事は、すぐに判るだろう。決算や重要情報などはすべてTDNETというシステムで開示される。TDNETとは、東京証券取引所の運営する適時開示情報伝達システム(Timely Disclosure network=タイムリー・ディスクロージャー・ネットワーク)のこと。このアカウントはTDNETの公式アカウントではないが、TDNETの適時開示情報をつぶやくbotだ。正確な情報は、TDnetの公式HPで確認しよう。決算期はポストが多くなりすぎるが、決算は重要情報なので仕方ない。